ナイスちょっとな健康維持

健康維持がテーマ。健康維持は日々の積み重ね。気楽にちょっとずつ続けてナイスでいよう。薬剤師が発信します。

若年パーキンソン、仕組み解明

2010-04-21 04:54:55 | メディカルサイエンス
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若年パーキンソン、仕組み解明」というニュースタイトルをみつけ惹かれた。

精神科の治療薬とセットで処方される「アキネトン」という薬がある。確かこの「アキネトン」はパーキンソン病治療薬だったと思う。

相当過去の話だが、精神科・神経科の調剤薬局にいた頃、この「アキネトン」が毎日大量に消費されていくのを見ていた。なので名前も直ぐに出てくる。シンプルなごくごく普通の白い錠剤だが、裸錠でみせられても「あっ、これアキネトンじゃない?」と分かるくらい相当量投薬した。

このアキネトン、ここのクリニックでは、抗うつ剤、安定剤、抗精神病薬を服用した時におこる手の震えなどの症状を抑える目的で処方されていたようだ。

10年くらい前、同級生の知人が若年性パーキンソン病にかかったと風の便りできいて心が傷んだ。仕組み解明は朗報だが是非次のステップ治療法を確立してほしい。

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薬を飲み疲れてしまったわ

2009-09-24 01:46:55 | メディカルサイエンス
・クラリシッド錠200mg
・カロナール錠200
・ムコダイン錠250mg
・コデインリン酸塩1%
・シングレア錠10mg

あ~、こんな沢山の薬、飲めないっつーの、、、

分2のクラリシッドだけは処方された金曜日から今朝まで忠実に12時間毎に飲みました、ハイッ。カロナール、ムコダイン、コデインリン酸塩については、3日くらいは頑張って分3したけど、最後2日は分2、そして、今日は朝しか飲んでない。

就寝前服用指示のあった「シングレア錠」は、寝る前に飲もうと思っても、起きれないで寝ちゃう事が常だったので、結局1回しか飲んでいない。

リンコデパワーはさすがだ。結局、連休中の5日間、咳は強引に?抑えられた。やはり、ブロン液とは格が違う。咳はよかったが、熱が下がらない。カロナール飲んでたにも関わらず、結局平熱に戻った日はなかった。とはいえ、おかげさまで、体力が勝っていて、いつもより元気なくらい快調だった。睡眠時間もたっぷりとれて、薬を飲んでいる行為以外は健康的に秋の連休を過ごす事ができたのでよかったが。

そして今、改めて熱を測ったら、やはりまだちょっと高いなぁ。咳もほんのちょっとだけ残っている。これまでサボって飲めなかったシングレア錠、今日からでも飲むべきか、どうしよう。。。

リンコデは即効期待、シングレアは鈍効期待という使い分けのようだが、どうもそのあたりが腑に落ちていない。それぞれの薬の投薬目的って違うよね?そもそも、私の咳の原因ってなんだったっけ?という感じだ。

処方してくれた医者は、わりとOKと思っているので、お医者さんをかばって言い換えるとしたら、

1.リンコデを処方した理由は、患者が「ブロン液より効く薬」とオーダーした事と、患者が、連休でかけるので強引にでも咳を止めたいと言った事に応えた

2.シングレアを処方した理由は、患者が2年前に、2ヶ月ほど咳がとまらい「大人の百日咳」まがいの症状があったと言っていたので

という感じだと思うが、、、


私としては、この咳が何なのか原因を知りたい。んじゃぁ、クラリシッドは、何を意図して処方したの?

百日咳はグラム陰性桿菌、そして、クラリシッドの抗菌範囲は、、と、色々調べたら、小児用クラリシッドは「百日咳」に使われている、との事、なるほど。医療用バファリンは別として、小児用といっても、有効成分が違うのではなく、剤形や含量が違うだけで、対象となる菌は大人用クラリシッドもかわらないだろう。

という事で、

3.クラリシッドを処方した理由は、発熱しているという事実と、「百日咳」という患者の口から出た言葉を掛け合わせた結果、この抗菌剤が選ばれた

という感じだろう。

そう考えたら、痰は出てないといっているのに、ムコダインが処方された理由がわからない。このクリニックでは、あるいは、一般的に、ムコダインはリンコデとセットで出すものと決まっているのかもしれない。


症状もよくなってきたし、このまま治れば、上述あれこれ思いをめぐらせた処方理由は、すべて闇につつまれてしまうだろう。だが、もし、症状が小康状態だったり、あるいは悪化する事があれば、また、同じドクターを訪ねる。そしたらきっとそこでは、めちゃ面白い会話ができそう。

ちなみに、このドクター、まだ2回しか会っていないし、普通の事だが、まだ私が薬剤師である事は伝えていない。もし、薬剤師と伝えたら、面白がって、好きな薬を指定させてくれるかしら?あるいはその逆?

もし、前者だったら、ミオナールとかテルネリンとかクラビットとか、欲しい時に処方してもらえるかも。モーラスも(笑)、と思えば、話してみる価値はありそうな医者だ。でも後者だったらつまらない。きっとその場合、2度とその医者には行かないだろうなぁ

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麻黄湯(まおうとう)に注目 -新型インフルエンザ対策-

2009-05-12 07:49:33 | メディカルサイエンス
麻黄湯エキス顆粒 8包 【ケンコーコム】

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タミフル、リレンザ、といえば、いわずと知れた時の薬、インフルエンザ治療薬。以前は、少なくとも、私が大学で薬理学を学んでいた頃は、「インフルエンザ治療薬」というのはこの世に存在しなかった。

先週、漢方製剤のひとつ「麻黄湯」がインフルエンザにタミフル並みの効果があるという福岡大学の研究結果が報道された。

報道を見る限り、タミフル並み、というよりは、タミフル以上の効果と言ったほうが正しいようだが(汗)あえて刺激ある発言を避けたのだろう。避けなくてもいいのに。。。

さて、わたしは医療業界にいなかったので知らなかったが、インフルエンザ罹患者に「麻黄湯」を投薬するという行為は、今始まった事ではなく、医療業界では比較的普通にされてきた事のようだ。

2005年1月に「インフルエンザの症状に効く麻黄湯」という話題を見つけた。


どれどれ、と、ツムラ麻黄湯エキス顆粒(医療用)添付文書を確認した。

【効能又は効果】を確認したところ、次の記載がある。

悪寒、発熱、頭痛、腰痛、自然に汗の出ないものの次の諸症 :感冒、インフルエンザ(初期のもの)、関節リウマチ、喘息、乳児の鼻閉塞、哺乳困難

あったあった、インフルエンザの文字が。


他のメーカーの医療用麻黄湯の効能効果に「インフルエンザ」の単語があるかないかは実際に能書を見てみないとわからない。思うに、記載があるのはツムラだけ、記載はなくても、他のメーカーの「麻黄湯」も概ね同様の効果を期待できる、という感じだろう。

この「麻黄湯」、医療用だけではなくOTC薬としても販売されている。同じツムラからは「ツムラ漢方麻黄湯エキス顆粒 」という名称。(医療用の文字以外同じだ)。こちらの効能は「 かぜのひきはじめで,さむけがして発熱,頭痛があり,身体のふしぶしが痛い場合の次の諸症:感冒,鼻かぜ 」という事でインフルエンザの記載はない。

なるほどね。こうなったら、ツムラ「麻黄湯」の成分について、正確な情報を調べてみたくなった。OTC薬と医療用薬で違いがあるかなぁ?どうだろう?
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セカンドオピニオン

2008-07-19 07:16:19 | メディカルサイエンス
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先週木曜日、蕁麻疹がかゆくて困っている社友が私のところに来て薬を差し出した。「これ、薬剤師の○○さんに買ってきてもらって飲んでるんだけど、あまり効かない。医者からもらったセレスタミン飲むと効くんだけど、ねむくって仕事耐えられなくて。花粉症で飲んでいるアレグラ持ってるけどそれ飲んだらいいかしら?」これと言って差し出したのは、OTCのザジテン。


調べてみたら、登場した薬は、抗ヒスタミン剤のオンパレードのようす。それぞれの特徴は、

・ザジテン 普通の抗ヒスタミン。スイッチOTC
・セレスタミン 抗ヒスタミン+ステロイド、処方薬
・アレグラ 眠くならない抗ヒスタミン、処方薬


アレグラと言われた時、抗ヒスタミンではないような気がして、しかも、花粉症対策としては予防的な服用をする事などから、即効性がないようなイメージがしたので、アレグラは直ぐにきかなそうな気がしますが、と嘘をついてしまった。


「アレグラはどうかしら?確か、アレルギー症状が出る前から飲んでおかなきゃならない薬じゃなかったでしたっけ?直ぐに効かなそうだから、、、そうだ、外用薬は試されました?」


ムヒαでも何でもいいから、外用薬であれば、かゆみを止める期待はできそうだし。会社の救急棚に「ラナケイン」があったと、ラナケインを塗ったが結局おさまらなかったもよう。気の毒に。


そんなやりとりを聞いていた人が、「それって、セカンドオピニオン?」と笑いながらつぶやいた。本来なら、普通の薬剤師○○さんの指導に従うのだが、その指導に不満(もらったザジテンが効かなかった)があったから、セカンドオピニオンとして、なんちゃって薬剤師の私のところに来たって事ね、と。

なるほど。そうかも。まぁ、私のセカンドオピニオンが役に立たないのは想定内だと思われるが、私自身が、それを機にアレグラがどうして眠くならないかを知る事ができたからラッキーだ。そのキーワードは、「カルボキシル基」と「脳血液脳関門」。アレグラは、化学構造上、カルボキシル基「-COOH」の側鎖を持っている。カルボキシル基があり水溶性が高い化合状態だから、脳血液脳関門を通過しない。一般的な抗ヒスタミン剤が眠気に作用するのは脳内に入った時の副作用だが、アレグラは脳内に到達しない事が眠気が起こりにくい理由らいし。

その後、週があけたら、その社友はすっかり蕁麻疹は治ったらしい。よかった。週末であれば、眠さだるさを気にせずセレスタミンを飲めたのだろう。迷ったら、初心に戻って医者の指示を守るといい
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この薬のんでるけど酒飲んで大丈夫?

2008-06-16 03:48:46 | メディカルサイエンス
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普段連絡し合っているでもない、でも、わりと、いつでも気軽に連絡しあえる友人、しかも、わたしより相当若目の男性から突然電話がかかる。2ヶ月ほど前は、チャリティマラソン大会でマラソンはせずウォーキングに参加している最中だったり、また、この週末は、別の人から、これから晩御飯というタイミングだったり。電話で話してみると、主旨は共通している。


「風邪ひいてこの薬のんでるけど酒飲んで大丈夫?」


土曜日の場合こんな感じだった。


「久しぶりっ、あのさぁ、今日は薬剤師としての○○さんに、相談したい事があるんだけど」

から始まる。そして、

「風邪ひいちゃって、薬飲んでるんだけど、酒飲みに行って大丈夫かなぁ。飲んでるのは、えーっとぉ、咳止めのアストミンと去痰剤のムコダインと、あと、抗菌剤のジェニナック」

困った事に、アストミンやムコダインが何の薬かとか、それはわかるのだが、それらがアルコール禁忌なのかどうかは知らない。それを知る以前に、咳止め薬や去痰剤飲みながら、ビール飲む事が、致命的とは常識からして思えない。薬との関係がどうか、というより、そもそも、体が異変をきたしているから薬を飲んでいるわけで、それでも、酒を飲もうという元気があるなら問題ないのでは。

ただ、今回のお薬相談では、実は、「ジェニナック」という薬は聞いた事がなかったので、これは知らないと素直に答えた。後で調べたら、このジェニナック、昨年の秋から使われている大正製薬から出たキノロン系の最新の抗菌剤のようだから、知らなくて当然とほっとした。

そのジェニナックは、抗菌剤で、一日一回でいい薬だと聞いた。そして、話のついでに、実は数日前、39度の熱が3日ほど出て、白血球値も高くて、気管支炎になりかけてた、というから、酒飲みに行って大丈夫かちょっと心配になった。白血球が多いという状態は、炎症がすすんでいる状態だから、薬がどうのというより、体の状態が、アルコールを飲んでは悪化する状態だからだ。話していると、体調そのものはもうほぼ復帰していて、念のため飲むくらいの感じという。

「そんなに重症だったなら深酒だけはやめときなょ」

というアドバイスに落ち着いた。そして、先週、実際にあったわかりやすい例があったので、その話をした。招待された結婚披露宴の最中に、隣に座っていた男性の飲み物がウーロン茶だった。

「車ですか?」

と聞いてみたら、

「いやっ、実は、おととい親知らずを抜歯したんだけど、さっき、ビール一口飲んだら、痛くなってきて、、、」

と言いながら、いそいそと薬を出しロキソニンとメイアクトを飲んでいたのだ。

要するに、ポイントは、まずは体がどんな状態なのか、という事から考える。外傷や炎症がある時は、アルコールは顕著にリスクがあるので、それらがおさまるまではアルコールはNGだ。風邪などの一過性の症状に対して処方されるたいていの薬は、注意事項に「アルコール禁忌」とは書いていないような気がする。実際に、アストミンもムコダインも、最新の抗菌剤ジェニックスにさえ、調べてみたらアルコール禁忌の注意事項はなかった。

今後も、きっと、

「風邪ひいてこの薬のんでるけど酒飲んで大丈夫?」

と聞かれると思うので、アルコール禁忌の薬は、お薬相談を受ける身として別途調べておかなきゃ。
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インフルエンザ薬

2008-04-24 06:13:51 | メディカルサイエンス
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日経トップに「インフルエンザ薬国産化」という見出しと「富士フイルム」「第一三共」というキーワードを見て違和感を感じた。

インフルエンザ、ウィルス、菌?
H5N1、新型?
薬、ワクチン?
第一三共?富士フイルム??
タミフル?
ロッシュ、中外?
リレンザ、グラクソ?

連想ゲームのようにキーワードが駆け巡ったわけだ。

そもそも、わたしが受けた薬理学の授業では、テキストのウィルスの項目は20行くらいしかなかった。インフルエンザウィルスに感染したら「治療する」という概念が最初からない。だから、「インフルエンザ薬」という言葉だけでまずは混乱する。治療薬がないのだから。ワクチン接種による予防か、感染後に自然治癒力を高めるか二次感染を防ぐ抗菌剤の投与で静かに回復を待つのみ、という感じだ。

そういえば、アメリカでは、OTC薬でTherafluという風邪薬が売れていた。

Thera=治療
flu=インフルエンザ

というネーミングから、当時(1992年)アメリカにはインフルエンザ治療薬があるんだ、やっぱアメリカはすごいなぁ、と妙に感動した記憶がある。(残念ながらこれは普通の風邪薬。白湯にといて飲むのだが、ほろ苦いほっとレモン風で風邪にはよく効いた)

昨日の報道を見る限り、この記事の主旨は、4月25日に新型インフルエンザ対策を目的とした感染予防法と検疫法改正を成立させる方針との事で、各社がインフルエンザ薬生産に力をいれている、という事のようだが、よくよく読むと、新型インフルエンザに効く新薬登場!というセンセーショナルな話ではなく、従来型インフルエンザの新薬に該当するものを、国内でやっと生産する事になったょ、という話。その新薬、一応、H5N1にも高い効果が確認されているものではあるらしいが。

新型インフルエンザという単語をH5N1に限定せず一般語として解釈すると、現時点でこの世に存在しない真の新型インフルエンザウィルスが、明日いきなり蔓延してもおかしくないわけなのだが、思い起こせば、そもそも、20年くらい前には、今あるインフルエンザ治療薬さえも存在しなかったが、そんな時代を生きてきたのだから、まぁ、「治療薬」が存在するだけでも、ある今はまた一つ贅沢な時代になったとも言えるわけだ。

治療薬がある事も重要だが、今はきっと、プレパンデミックワクチンをどうやったら優先的にゲットできるのか、という事への関心の方が高いとみた。知らなかったが、プレパンデミックワクチンについては、北里研究所と大阪大学微生物病研究会が製造・承認を取得済みらしい。
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しみ対策、トラネキサム酸とエラグ酸

2007-12-01 15:43:46 | メディカルサイエンス
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しみ対策、というと、最近話題の中心は第一三共ヘルスケアからでている「トランシーノ」があまりにも有名。どこにいっても話題になる。トランシーノ(一般名トラネキサム酸)は、女性ホルモンが影響してできる「しみ」(肝斑かんぱん)への効能が認められたはじめての薬という事でセンセーショナルだった。

たしかに、医師の処方箋をうけていた頃、「トランサミン(医療用のトラネキサム酸)」の処方をみる事がしばしばあった。薬剤師は処方箋は見るが、患者さんの症状をヒヤリングするわけではないので、なぜ、いきなりこの人に止血剤のトランサミンが処方されているのかまったくわからなかった。なので、投薬の際に「止血剤です」と、教科書どおりに答えていたら、患者さん、心でわらっていただろうなぁ。その後聞いてみたら、「しみのお薬ですね」と言えば大丈夫、と知った。ただ、止血剤のトランサミンがなぜしみ治療で処方されるのかしら?とさらに疑問が深まった。医者って、意外と適当に処方するんじゃん、くらいな感じで。このトランサミン、処方される時は、いつも「トランサミン(医療用のトラネキサム酸)とシナール」の組み合わせだったと記憶している。


「しみ」(肝斑かんぱん)の話はここではおいておいて、「しみ」というと、やはり、紫外線にやられてしまう、あの「しみ」を何とかしたい。こちらの対策にもってこいなのが、ライオン株式会社の「薬用ペアメラノクリーム」。有効成分はエラグ酸。こちらの商品、そもそも女性がターゲットかと思うが、商品がコスメっぽくないので男性が気軽に手に取れそう。ノーガードで紫外線浴びまくってしまった男性サーファーか男性ゴルファーをターゲットにするといいと感じる。

出来てしまったしみを消すとは、さすがにどこにも「はっきりとは」書いてないが、これからできるしみをそのプロセスを阻害する事でしみができなくなる事はうたっている。なので、できてしまったものは、まぁ、あきらめて、これ以上「しみ」ができないように、せっせと毎日、洗顔後にこの薬用ペアメラノクリームを塗ってみるのがいい。運がよければ、できてしまった「しみ」も、そのうち、消えるかもしれない、という淡い期待を込めてね

男性サーファーやゴルファーにおすすめの薬用ぺメラノクリーム、今なら無料サンプルあります。
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葛根湯加川弓辛夷の効能

2007-11-04 23:03:01 | メディカルサイエンス
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ここ数日くしゃみがひどい。水曜日に、久しぶりに京浜急行を南下した際、線路際に多くのブタクサが茂っているのをみて、もしやこのくしゃみ、ブタクサアレルギー?かと不安がよぎった。
だだ、東京都福祉保険局の花粉デイリー情報をみるかぎり、ここ数日、都内でブタクサの花粉が観測された形跡はなかったので、ブタクサアレルギーの可能性は低そうだ。ちょっと安心。

で、安心した矢先の昨日、朝起きて、立ち上がってから2時間ほど鼻水がとまらなかった。手持ちの風邪薬のOTC薬でしのごうか様子を見たが、朝一番に出かけるでもなく、とりあえずティッシュを鼻に詰めて過ごす。

そういえば、漢方薬だが、鼻炎薬をもっていたのを思い出した。そもそも、鼻炎には、風邪以外では縁が無いので、もっていても自分で使うことはないだろう、と、コレクションでしかなかったが、今日出番がやってきたかもしれない。小太郎漢方の「漢方鼻炎薬」。

ただ、漢方薬なので、漢方薬としての名称がわからないとこの漢方薬が自分と自分の今の症状に合っているかの調べようが無いので困った。入れ物や能書には「漢方鼻炎薬」以外は名称の記載はない。

小太郎 漢方鼻炎薬 60錠実際に、小太郎漢方のホームページを見ても、「漢方鼻炎薬」というプロダクト名称にたどり着かない。鼻炎から出たフローがたどり着くのは、「小青竜湯」か「葛根湯加川弓辛夷」のいずれかだ。そう思いきや、「漢方鼻炎薬」の成分を改めてみたら、この鼻炎薬は、まちがいなく後者の「葛根湯加川弓辛夷」だった。最後の2つの成分が、「川弓辛夷(センキュウシンイ)」そのままだ。

カッコン・・・2.00g
シャクヤク・・・1.00g
カンゾウ・・・1.00g
マオウ・・・2.00g
タイソウ・・・1.50g
ケイヒ・・・1.00g
ショウキョウ・・・0.50g

センキュウ・・・1.50g
シンイ・・・1.50g


話は飛ぶが、であれば、前半の、

カッコン・・・2.00g
シャクヤク・・・1.00g
カンゾウ・・・1.00g
マオウ・・・2.00g
タイソウ・・・1.50g
ケイヒ・・・1.00g
ショウキョウ・・・0.50g


小太郎 葛根湯エキス錠 60錠が葛根湯という事だろうか。そうであれば、「葛根湯加川弓辛夷」は、文字通り、葛根湯にセンキュウとシンイを加えた製剤という事になる。そこで、小太郎漢方の葛根湯を調べたら、ピッタシカンカンその通りの成分構成だった。葛根湯の方が、カッコンとシャクヤク、ケイヒの含量が若干多いが、成分構成はそのまんま。

カッコン・・・4.00g
シャクヤク・・・1.50g
カンゾウ・・・1.00g
マオウ・・・2.00g
タイソウ・・・2.00g
ケイヒ・・・1.50g
ショウキョウ・・・0.50g

成分構成は、概ね同じ、くらいは確かに期待したが、ぴったり同じだったのが、妙につぼにはまった。実は、調べたところ、今の鼻水症状には、「葛根湯加川弓辛夷」ではなく「小青竜湯」が必要だったのでお役ご免かと思っていた。ところが、もし、この「漢方鼻炎薬」が、葛根湯に該当する成分を含んでいるので葛根湯の効果も兼ね備えているのであれば、もしかしたら、風邪の引き始めや肩こり解消の効果も期待できるのかしら?と、葛根湯シンパとしては、ちょっとOKモード。だが、そんな効能どこにも書いていないので、もしかしたら、葛根湯にセンキュウとシンイが加わった事で、そもそもの葛根湯の効果はまったくなくなってしまうのだろうか?この「葛根湯加川弓辛夷」である「漢方鼻炎薬」の効能のどこにも、風邪の引き始めや肩こりへの効能は書かれていない。

メーカーの相談窓口に電話して聞いてみようかな
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レーザー治療

2007-09-17 15:17:21 | メディカルサイエンス
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5年前の夏だった。ゴルフのラウンド前半2ホール目くらいから急に右ひじ関節付近の筋肉に激痛が走った。その日はスルーラウンドではなかったので、9ホール終わってから食事休憩が入った。夏のゴルフのランチといえば、冷えたビールで体を涼めて、後半のスコアの乱れのエクスキューズをランチビールのせいにするのが常だ。その日も当然のごとく中ジョッキをオーダーした。乾杯をしようと思いきや、右手で中ジョッキが持てない。痛くてゴルフが出来ないっつ~のは、まぁ、ありかと思うが、痛みでビールジョッキが持てないなんて、なんともいえぬ情けなさを感じた。

その日は、そうはいっても、18ホールこなした。ドライバー振り切って「痛っ!」と小声で叫びながら周っている状態。痛いといえば、肘への負荷は、ティーアップするファーストショットより、グランドを叩くセカンドショットの方が大きい。ファーストショットでは、「痛っ!」と小声、セカンドショットでは、「痛いっ!」と大声で叫んでいた、と言うほうが正しいかもしれない。ただ、セカンドショットは、一緒にプレイしている人が必ずしも近くにいるという事ではないので、その点リアクションに気兼ねはしない。

体が温まっている(というか熱い)ラウンド中は意外と痛みも強く感じないものだが、プレイが終わって、体の熱りも冷めた頃、じわじわと肘付近の筋肉の痛みが頂点に達してきた。なので、帰路はビールのジョッキどころではない。とにかく激痛を抑えたく、久光製薬のモーラステープを貼って三共製薬(今で言う第一三共製薬)の消炎鎮痛剤ロキソニンを服用して急場を凌ごうと試みたがだめだった。痛みをこらえて内房から都内へ辛い帰宅だったのを覚えている。


翌日、痛みをかかえて整形外科へ転がり込んだ。最初、低周波治療といわれたので、反論した。そんな軟弱な治療で治るとは思えなかった。そしたら、レーザー治療を提案してくれた。ペン先を患部にあてている他人の姿はよく見たが、自分で使うのは初めてだ。そもそも、そんなので治るものなの?と疑問をよそに、意外にも、日々改善をしていった。5秒間隔くらいで、設定されたレベルのレーザー照射がされる。ペン先部分とその深層部までにじわりとした温感を得る。皮膚の表面から傷んだ深層部の筋肉に向けて自然治癒を促す温感を与えているという不思議な感覚。医者に対して治療方針に文句を言うのは考え物だが、一方で、言ってみるというのも時には重要。対処療法を選択せざるを得ない医者はきっと医者なりに迷いがあるに違いない。

ところで、レーザーといえば、色々な場面で活用されているようだが、こうやって実際に使ってみたところでレーザーの実態が全く持ってわからない。最近は、手首の調子が悪いときに、たまにレーザーをうってみるが。「調子がよくなる」という結果だけは知っているが、よく考えてみたら、そもそもレーザーってなんなんだろうなぁと疑問はもつが調べたことは一度もない。物体ではなく光線だから、きっと実態をつかみにくいのだろう
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大人の百日咳

2007-09-08 08:45:07 | メディカルサイエンス
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あれはやっぱり百日咳だったのかなぁ。つい先日、大人の百日咳が流行っているという報道がされた。私の場合は5月7日から7月始めまでだった。100日には満たないでなんとか治まったが、風邪に似た症状から始まって約70日間コホコホと咳が続いた。発病から20日くらいと40日目くらいに”やばい”と思ってそれぞれ違う医者に行った。

40日目に行った医者は

「今、百日咳が流行っている。過去にはあまりなかったが、今年に限って確かに咳が止まらないと言う大人がいる。百日咳であれば直接的な心配はないが、誤診を避けたい(結核や癌?)ので検査をさせてくれ」

と言われて、検査をした。炎症反応をみるから血液をとるというので、ついでに、成人病に関連する項目も調べてくれとだだをこねた。炎症反応なし、アレルギー反応なしだったので、百日咳の心配は無いと言われた。レントゲンも問題なし。

だが、咳が止まらないと言う事実は残っている。

医者が見る検査結果は病気の人の検査結果をみているせいか、私の検査結果をみて、にこにこしながら、特に、成人病系の検査結果をみて、

「こんなにきれいな検査結果はみたことない。咳の原因はわからないが、私の勘ではあなたは大丈夫」

とほほえんでくれた。医者がいいたかったのは、何か大きな病気を抱えていたら、そもそもこんなにきれいな検査結果がでるわけがない、という事のようだ。

が、今思うと、きっとあれが、百日咳だったと思う。というのは、20日目に行った医者から抗菌剤を処方されたので、40日目くらいに検査をした際は、抗菌剤が効いて菌の活性が一時的におさまっていたから炎症反応が出なかったのではないかと。


イソジンうがい薬 180ml昨日、誰でも知っているブランド「イソジン」を見直す議論が、酒の席でなされた。イソジンの有効成分ポビドンヨードは明治製菓が1961年に殺菌消毒剤及びうがい薬として承認を取得した。一般家庭への普及は1983年1月からというから意外と歴史は浅いので驚いた。

イソジンうがい薬を傷の消毒にもつかっているが、いいか?という話題。消毒用のイソジン液はポピドンヨードが10%でイソジンガーグルと言われるうがい液は7%だから、若干薄いが、手術の際に医師が手を洗う手洗い用のイソジンはポピドンヨードが7%なので、緊急で使うにはいいだろう、と。ただし、清涼感目的でアルコールが入っているから、傷にうがい用をかけてはいたいのでは?という忠告もあった。

うがいで百日咳が予防できるのかわからないが、新種の菌による健康被害のリスクは常に負っているから、うがい習慣も健康維持には必要かなぁと思う今日この頃
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