ナイスちょっとな健康維持

健康維持がテーマ。健康維持は日々の積み重ね。気楽にちょっとずつ続けてナイスでいよう。薬剤師が発信します。

大人の百日咳

2007-09-08 08:45:07 | メディカルサイエンス
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あれはやっぱり百日咳だったのかなぁ。つい先日、大人の百日咳が流行っているという報道がされた。私の場合は5月7日から7月始めまでだった。100日には満たないでなんとか治まったが、風邪に似た症状から始まって約70日間コホコホと咳が続いた。発病から20日くらいと40日目くらいに”やばい”と思ってそれぞれ違う医者に行った。

40日目に行った医者は

「今、百日咳が流行っている。過去にはあまりなかったが、今年に限って確かに咳が止まらないと言う大人がいる。百日咳であれば直接的な心配はないが、誤診を避けたい(結核や癌?)ので検査をさせてくれ」

と言われて、検査をした。炎症反応をみるから血液をとるというので、ついでに、成人病に関連する項目も調べてくれとだだをこねた。炎症反応なし、アレルギー反応なしだったので、百日咳の心配は無いと言われた。レントゲンも問題なし。

だが、咳が止まらないと言う事実は残っている。

医者が見る検査結果は病気の人の検査結果をみているせいか、私の検査結果をみて、にこにこしながら、特に、成人病系の検査結果をみて、

「こんなにきれいな検査結果はみたことない。咳の原因はわからないが、私の勘ではあなたは大丈夫」

とほほえんでくれた。医者がいいたかったのは、何か大きな病気を抱えていたら、そもそもこんなにきれいな検査結果がでるわけがない、という事のようだ。

が、今思うと、きっとあれが、百日咳だったと思う。というのは、20日目に行った医者から抗菌剤を処方されたので、40日目くらいに検査をした際は、抗菌剤が効いて菌の活性が一時的におさまっていたから炎症反応が出なかったのではないかと。


イソジンうがい薬 180ml昨日、誰でも知っているブランド「イソジン」を見直す議論が、酒の席でなされた。イソジンの有効成分ポビドンヨードは明治製菓が1961年に殺菌消毒剤及びうがい薬として承認を取得した。一般家庭への普及は1983年1月からというから意外と歴史は浅いので驚いた。

イソジンうがい薬を傷の消毒にもつかっているが、いいか?という話題。消毒用のイソジン液はポピドンヨードが10%でイソジンガーグルと言われるうがい液は7%だから、若干薄いが、手術の際に医師が手を洗う手洗い用のイソジンはポピドンヨードが7%なので、緊急で使うにはいいだろう、と。ただし、清涼感目的でアルコールが入っているから、傷にうがい用をかけてはいたいのでは?という忠告もあった。

うがいで百日咳が予防できるのかわからないが、新種の菌による健康被害のリスクは常に負っているから、うがい習慣も健康維持には必要かなぁと思う今日この頃

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1 コメント

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こんばんは (ラール)
2008-06-26 23:41:28
5月終わりから6月初め頃から咳が止まりません。5月20日の定期健診では問題なかったのですが、6月11日に町医者に行き、薬もらったけど直らなかったので、6月25日に総合病院に生き、血液検査とレントゲンをとりました。ほぼ異常なしで、炎症反応だけ出ましたが、100日咳という言葉は言ってもらえませんでした。処方された薬は利く様子はなく、コホッコホッです。このまま改善がされないならまた通院します。
もし100日咳だとしたら、後70日くらい頑張らないといけないのかな~と思うと悩まされますね。
勝手に長々と書き込み、失礼しました。
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