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金曜日の夜7時過ぎ頃、デスクワークをしていたら急に腰が痛くなってきた。こりゃダメだと、思い、直ぐに帰宅を宣言。腰が痛くなかったら、きっと、終電までは粘って会社にいただろうという勢いで仕事が終わってなかったが、座ってるだけでずきずき痛んではもう仕事どころではない。
![リフォーム 骨盤ベルト M](https://a1978.g.akamai.net/f/1978/9072/1h/www.kenko.com/images/product/A199970H_M2.jpg)
こんな日が来る事を予測していたかのように、持ち合わせていた骨盤ベルトを締めいそいそと帰宅した。接骨院の時間に間に合ったが、何の治療効果も感じる事ができなかった。
さて、これからどうしよう。連休前、しかも、公私ともに、連日の行事がつまっているこの大事な日に、歩く事すらままならない。あぁ、このままでは、今月中もしかして身動きできないって事あり?あぁ、どうなってしまうのだろう。いろいろ不安がのしかかた。土曜日であれば、きっと病院もやっているだろうから病院へ行くべきかどうか。だが、病院に行ったら何が起こるか予測がつく。
「では、まず、レントゲンをとりましょう。」
と、意味の無いレントゲンから始まる。そして、
「レントゲンには異常がないですね。では、湿布と痛み止めを出しておきますので2~3日安静にしていてください」
と。
そう思うと、病院に行く気になれない。久光製薬の医療用湿布薬モーラスはストックがある。第一三共のロキソニンとエーザイのミオナールのセット処方もストックがある。なので、無駄な病院へは行かないで、湿布貼って安静にしているしかないかなぁ、とあきらめかけた時閃いた。
そうだ、カイロプラクティックが解決してくれるかもしれない
ただ、そうはいっても、信頼できる行きつけのカイロプラクティックの院長先生の予約は、土曜日に、しかも当日に電話したところで、普通は予約は無理だ。でも、私にとっては緊急事態だし、今日を逃したらあとは、痛いの我慢してごろごろ2日間過ごすしかないわけで、それを考えたら、強引にねじ込んででもお願いしてみよう、という勢いで電話した。そしたら超ラッキー、予約がとれた。
すがる思いで来院して、そして治療を受けた。すると、
「ぎっくり腰になっちゃいましたね」
と言われた。そして、たった15分の施術だが、その間ずっと、腰椎の調整をしていた。ぎっくり腰は、傷病名は「腰部捻挫」だ。特に強く捻った覚えはないが、結果的に腰部捻挫の症状という事で、その捻りを直してくれた。
治療が終わって、いつも最初に治療するときに言われるように、
「3日後に1度来てください」
と言われると思ったが、違った。
「処置が早かったので、今日で治ると思いますょ。様子見て、まだ痛みが残るようだったら、来週もう一度きてもいいです」
と言われた。要するに、今日の施術で、治しました、という宣言をされた。すごい。快挙だ。これが、もし、整形外科だったらどうだろう、と思うと、改めてカイロプラクティックの存在意義を再認識した。アメリカでは有効な治療としてカイロプラクティックはステイタスを獲得しているが、日本ではまったく受け入れられていない。わたしの今回の場合、たった、15分の施術で治癒できるギックリ腰なわけだが、もし整形外科に行っていたら、少なくとも3回は病院へ行って、合計10日分の投薬がされているわけだ。さらに、それでも思うように治ると言う保証は無い。なおらなければ、数ヶ月にわたって、延々と牽引治療や干渉波治療が行われるわけだ。
私のカイロプラクティックの先生は、整形外科医でもある。もちあわせていた、骨盤ベルトと湿布薬を使うのは有効だろう、と言われたが、薬は飲む必要ないといわれた。
理不尽ではあるが、本質的な良し悪し以前に、政治的発言力の強さが制度に反映されるうちは、きっと、カイロプラクティックのステイタスの確立は難しいのだろうが、すくなくとも、そのような治療方法を知っていて、そのような確実な治療をしてくれるカイロプラクティックの先生を知っていて、そして、そこに治療に行ける自分はラッキーだと思う事にしている