ナイスちょっとな健康維持

健康維持がテーマ。健康維持は日々の積み重ね。気楽にちょっとずつ続けてナイスでいよう。薬剤師が発信します。

投薬されすぎ注意報 その後

2009-10-20 14:24:12 | WEBマスター雑感
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咳がとまらないで7種類も投薬を受けた。まずは、薬の種類の多さに閉口した。最近では珍しいクリニックでの「院内処方」も驚きだが、その上で、種類が多いとなると不信感がつのる。

「この病院大丈夫かしら?病気でもない人を病気扱いして、必要ない薬をどんどん飲ませて、儲けようとしているのではないかしら?」

さらに、驚いたのが、たった4日分の投薬で、投薬点数が1000点を超えていたこと。単純に薬価と薬の量(数)を全部足しても400点ほどにしかならない。オプションでつく点数加えたとしても、4日分の薬で1000点だなんてありえない。

投薬され過ぎ注意報

絶対に間違いだと確信をもって翌日電話で問い合わせた。すると、10分後くらいに折り返し電話がかかった。

「申し訳ござません。計算が間違ってました。返金いたします。」

との連絡だ。やはり・・・


【誤】 投薬点数 1079点
【正】 投薬点数  494点

「・・・・・・・でしょ。素人の私が見ても瞬時に気付くのに、あんたたち何ぼやっとしてるのっ!!」


という感じだ。

「申し訳ございません。43日分で計算してしまってました。」


「よっ、43日分?なんだ、それ?」

7種類のうち、どの薬を間違えたかは曖昧にされてしまったがどれか1つが「43日分」で計算されていたそうだ。


であれば、さらに疑問が。保険医療機関でのレセプトなのに、投薬日数がおかしかった時点でアラートが飛ばないというのが解せない。


わたしから治療費を取り過ぎたのだから、わたしに対して「ごめんなさい」はもっとな話なのだが、それより「健康保険組合」が不憫でならない。健康保険組合にしてみたら、たまたま患者がおかしい事に気づいてチェックしてくれたから水際で防げてラッキーともいえるが、水際で防げてしまった為に、ここの医療機関がそのような「ミス」をおかしている「要注意クリニック」という事実は知らないのだから。


わたしは「要注意クリニック」と悟り、転院を検討している。あの投薬量の多さは患者への対処の根本が間違っていると感じる。患者は薬が欲しいのではない。患者は健康になりたいのだ。薬を沢山のんだら健康になるのではない。薬を沢山もらうのがうれしい私が閉口するくらいだから、きっと何かがおかしい。

わたしはどうかというと相変わらず咳が続いている。

病院を変えるなら呼吸器科にしようかと改めて調べてみた。こんなに空気の悪い東京なのに「呼吸器科」というのが極端に少ない事に驚いて、転院先も見つからずデスクにあるブロン液と緑のマスクがお友達な今日この頃。




※注意1 ブロン液は薬局で買えますが1度に1本しか買えません。
※注意2 緑のマスクはこちらで買えますが、緑かブルーかは選べません。わたしは顔がちょっとかゆくなるみたいですが(汗




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