
シャープの液晶テレビのCMで使われた重森三玲邸の庭園
銀閣寺の次に訪れたのは、京都大学にほど近いところにある重森三玲庭園美術館であります。
美術館といっても絵画や彫像があるわけではなく、邸宅に上がらせてもらい、書院や茶室、庭園を鑑賞するところなのだ。
重森三玲という人は作庭家(庭園を設計・施工する人)で、有名なところでは京都・東福寺の市松模様の庭を手掛けた人。
イサム・ノグチとも親交があったらしいです。

書院に吊り下がるのはイサム・ノグチ作の照明

茶室の襖がモダーンであります!

重森三玲(しげもりみれい)の三玲とは、フランスの画家ジャン=フランソワ・ミレーを敬愛していた本人が自ら改名したそうだ。そんな興味深い解説を、お孫さんである重森三明氏がしてくれる。
苔の美しい庭園を眺め、室内の細かな装飾に潜む美を見つける。ユニークな美術館でありました。

次に向かったのが、左京区黒谷にある金戒光明寺。
ここは幕末の時代、会津藩が京都守護職を命じられて宿舎として使用したところ。
福島生まれの僕としては、どうしても見たかった。

宗旨は浄土宗、本尊は阿弥陀如来
ここで会津藩主・松平容保が孤軍奮闘したのだ
あの新撰組も会津藩が命名し、管理下に置いた

その1でご紹介したアフローな仏像は、この寺の墓地にあったもの。
どうしてここまでアフロ、じゃなかった髪が伸びたのかというと、長い間座禅を組んで思惟に集中したからなのだ。
その長さは五刧(ごこう)。刧は未来永劫の刧だから、とてつもない時間ということになる。
なので、このお方のお名前は五刧思惟阿弥陀如来。
にしかはさんの記事にも詳しく書かれてますぞ。

最後ににしかはさんが案内してくれたのは、京都市役所そばにある御池中学校。
ここで早咲きの桜を見せてくれたんであります。
こうして、2日にわたってお付き合いいただいたにしかはさんとお別れ。
このあとは友人が開店したというピッツェリアに行く予定なのだ!
つづく
その1へ
この記事は『にしかはのつれずれなるままに』の“サクラ咲いてます”、“五刧思惟阿弥陀如来”にダブルトラックバーック!
と云って奈良に誘ってみたリする(笑)
五刧院とは、そのものズバリの名前ですね。それに、東大寺にもいらしたんですか。
ああ、やっぱり奈良もいいなァ。一緒にせんと君をいじめに行きましょうか。
大人の修学旅行、行きたいな~。
大人の修学旅行、ぜひ行きたいですね。メジャーなところを旗を立てて、ぞろぞろと歩きたいですね。
(それならはとバスでもいいのかな)
はとバスツアーもいいですね。
東京タワーとか皇居とか浅草とか回りたいです。(笑)
確か中学の修学旅行で行ったなあ。
中学では、日光にも行きましたよ。
こちらでも河津桜が5分咲きくらいであります。
僕も中学校の修学旅行ではとバスに乗った記憶あり。でも、細かいとこは憶えてないんだなぁ。品川プリンスホテルに泊まってはしゃいだことだけは、よく憶えてる。
日光もいいとこですな! 大人になると、いちいち感心するんですなぁ。