
2日目の夜のこと。
旅のコーディネーター、にしかはさんと分かれたあと、我々は烏丸御池駅から地下鉄に乗った。
これから待望の夕食であります。

北山駅で降りて、北山通りを東に向かうと

下鴨北野々神町に、とあるピッツェリアがある
その名もピッツァ・フォールム

ここは友人夫妻が昨年末に始めたところ
ダーリンはイタリア人であります

職人に組んでもらった本物の石窯
薪を燃やして焼き上げるのは...

ですなー!ふっくらモチモチのナポリピッツァ
好みでクリスピーなローマ風も選べるのだ

ピザ職人をピッツァイオーロというらしい
何事にもこだわり抜くラファエロ氏なのであります

内装も可愛らしく、実に暖かい雰囲気
地域のお得意さんが集まっていた
ワインを1本、ピッツァを1枚ずつ、それにおつまみ(サルシッチャというイタリア風ソーセージ、生ハム、モッツァレラチーズなど)をいただいて、最後に自家製のリモンチェッロ(レモンのお酒・40度近くあってかなり強い)を飲んで手作りのビスケットまで平らげた。
本当に美味しい料理でありました。オススメですぞ。

翌朝は晴天 三条通りには歴史的建造物が多い
最終日の朝。
朝食をイノダコーヒー本店で摂ろうと「堺町通三条下ル」を目指す。
京都の住所は番地よりも“通り”で言い表すことがほとんどらしい。
境町通三条下ルというのは、縦(南北)の境町通りと、横(東南)の三条通りが交差したところから南下したところ、ということ。
この方法だと、通り名さえ頭に入れば、番地を憶える必要がないのだ。

その方法で探すことが出来たイノダコーヒー本店
日曜の朝でもあり、10時には行列だった

これがイノダ名物の「京の朝食」1,200円。
ハム、スクランブルエッグ、アスパラガス、キャベツ、トマト、ニンジン、サニーレタスとオレンジのプレートにクロワッサンとオレンジジュース、コーヒー(最初から砂糖・ミルク入り)が付くというもの。
これを広々とした2階席でいただいた。
どっしりとした白いテーブルに、溌剌と働くウエイトレスたち。テーブルの間が充分に離れていて、東京の狭苦しい喫茶店とはまるで違う。
(ここで土産の缶詰を買った。その記事は缶詰blogでドーゾ)
ここでかなーり満腹になった我々は、腹ごなしのためゆっくりと歩いてホテルへ帰ったのであります。

三条通り沿いの蕎麦屋『大鶴』
にしかはさんオススメのお店だ

これは旅館だろうか 格子戸にうっとりであります

これはホテル近くのコンビニだが、実は京都観光にコンビニがすごく便利なんですぞ。
というのも、市内をバスで移動するためのお得なチケットを売っているからなのだ。
お金を払うと「おおきに~」と言ってくれる。
さすが京都、am/pmでもちゃんと「おおきに~」なのだ。
さあ、今日が旅行の最終日。
錦市場を冷やかして、清水寺まで足を伸ばそうかな。