
最近、腹回りがたるんでいる。
夏を前にして、危機的状況と言わねばならぬ。
もはやナウなヤングではないが、オジサンも夏に向かって身体を引き締めたくなるのだ。
そこで、ここ1ヶ月ほど続いているのが、剣道の素振りであります。
「昔取った杵柄」、一度習ったことは、身体が覚えているんであります。
1日に300回。出来ればそれを2セット。これが素振りのメニュー。
最初の振りは、まっすぐいかない。
振り下ろしたときに、左右に乱れる。
これが50回を過ぎると、ぴたりと決まるようになる。
「艱難辛苦を乗り越えて」、100回を過ぎると、ランナーズ・ハイのような状態になって、反復運動が快楽にすら思えてくる。
しかし200回を過ぎると、またしても太刀筋が乱れてくる。
呼吸も整わず、あごも上がり、何が何だか分からなくなってくる。
ともかくは300回を終えると、軽く腕が上がらなくなるのだ。これがまた、快感。
とはいえ、現在のワタクシの太刀は、クイックルワイパーの柄なんであります。
太刀筋もクソも(失敬)あったもんじゃない、へなへなアルミポールであります。
でもさ、「弘法筆を選ばず」って言うじゃない。げひひ。