くらぶアミーゴblog

エッセイを綴るぞっ!

歌謡曲vsクラッシック

2007-04-16 06:45:46 | 音楽

 さて、前回の続きともなるエントリーであります。
 歌謡曲というもの、聴いているときには確かに「いいなー」と思っているわけです。
 しかし、聴いているときの精神状況というと、一寸複雑なものがあります。
「いいなー」という感じは、あくまでも等身大の自分か、少し下の自分のような気がする。
 あくまでも気分のお話なんですが、どうもこの、前向きな気持ちにはなかなかならないんです。
 あるいは、後ろ向きの気持ちのときに、好んで歌謡曲を聴いているとも言えるかも。
 演歌なぞ、その典型であります。

 これがクラッシックを聴いていると、まったく逆の気分になる。たとえ陰気なピアノソナタであっても、気分はあくまでもフラット。もしくは上昇傾向にあります。
(音楽的なコーフンはちゃんとありますが)
 気分をフラットに保ちたいときに聴くと、いつでもその効果を発揮してくれるわけです。
 これは何故か知らん? まことに不思議なことではあります。

 他の音楽はどうかと思えば...。
 ジャズは、歌謡曲とクラッシックの両方を有している。落ち込みもすれば、上昇もします。
 民謡は、若干の懐かしさもあるけど、ほとんど無関心。すなわちフラット。
 ワールドミュージックは、その土地の想い出がないと、ピンとこないです。

 聴く(選ぶ)音楽によって、どのように気分が変わるのか、まったく不思議で興味深い問題であります。
 育った環境とかでも変わってくるのかな?