
米と一緒に保存するらしい
過日、友人より黒トリュフをいただいたのだ。
見るのも初めてだし、恐らく食べたことはないはずであります。
(細君はミラノで白トリュフを食べたことがあるそうだ!)
さて、読者諸賢。これよりこのトリュフを、うやうやしく、かつにぎにぎしく調理してみようではないか。

トリュフといえばオムレツ(だと思う)
混ぜ込んでからしばらく置いて、香りを卵に移そう

いいぶーちゃんを入手したので、ポークソテーも作る
これも、充分に香りを移しておきますです
(味付けは塩・胡椒のみ、焼く寸前に振る)

どばあーっ...とピンボケ画像でお届けします
こちらの味付けは塩とバターのみ、なのだ

オムレツが余熱で蒸れるあいだに...
初めは強火で焦げ目をつけ、表面をコーティング
裏返してからフタをして、蒸し焼きにする

さあ、出来ましたぞ。冷めないうちに食らいつくことにしよう。
肝心のトリュフのお味はと言うと...
しゃりしゃりという歯触りがあるだけで、味は特に感じない。ともかくも香りがすごいのであります。
何しろ、ジップに保存してあるのに匂い、それを入れた冷蔵庫が匂い、さらにはキッチン全体が匂うくらいなのだ。
新鮮なマイタケに似た鮮烈な香りがベースにあって、そこに動物的な発酵臭(わずかに腐敗臭)がある。これは加熱しても充分に残っております。
しかしあれですな。
こういう料理を作っても、結局は味噌汁やら漬け物を食べたくなるんですなぁ。
友人のTならびにHさん、大変ごちそうさまでした。