カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

広島空港へ着陸失敗

2015年04月17日 05時41分56秒 | 飛行機

2015/04/14 20:05頃、韓国アシアナ機が広島空港へ着陸失敗しました。

この手の事故の場合、必ず死者が出ますが、さいわいなことに死者は出ず、ケガですんだとのこと。

韓国には、「電車の運転士や船長は、事故発生時に客よりもいち早く逃げ出さねばならないという習慣」があるようですが、今回の飛行機事故の場合、機長や副操縦士はどうか。

自らの国が産経ソウル支局長の国外脱出禁止をしたように、日本もまた機長などの出国を禁止するだろうから、その前に韓国機関が先導して機長を国外逃亡させる、そういうところでしょうか(笑)。

なにしろ日本に滞在していた韓国野党の金大中〔後の韓国大統領〕を、日本の主権を無視して拉致し韓国へ連れ去ったという前科〔1973年〕がある国ですから、もう何をするか分りません。

まず「アシアナ航空(Asiana)」について

どうも「アシアナ」という名前に引っかかる人が多いかと思いますが、「Asiana」とはいっても「全日空(All Nippon Airway)」のANAとは関係がないようです(笑)。

韓国語については全く分りませんが Asian+a=Asiana となったらしく、「アシアン」+「ナ」→「アシアナ」のようです。

Asia+a ではまずいでしょうから、Asian+a に。また韓国では「アア」ではなく「アア」だとも聞いております。

さて次の絵を作成しました。縦と横の比率はほぼ1:1にしました。

世間では、「異常降下」という言葉が散見されます。

滑走路直前で、高度30mはあるべきところを、高さ6mの計器構造物をひっかけているのですから、たしかに異常降下でしょう。

ただし実際上は、上図で見る限り、それが事故を引き起こしたことは事実ですが、「ちょっとした」高度の間違いであり、視界が極めて悪いところを、計器着陸ではなく目視着陸しようとし、ちょうど発生した霧のために視界がなくなり、着陸に失敗したのでしょうか。

これほど航空機の着陸には微妙な操作が必要であることが、あらためてよく分りました。

韓国の全体で、緻密な基礎点検を怠り、儲け追求・効率改善に明け暮れていると、そうでなくても起こりうる同じような事故が、何回も繰り返されます。

日本でも30~40年前には事故が頻発したことがありましたが、アシアナ航空はまだその時代のあたりを浮遊しているのでしょうか。

きっと韓国為政者は、次のように主張するでしょう。

  • 今回の事故と慰安婦問題は関係がない、と。確かにその通りですが、やるべきこともせずに、ハイお疲れさん、というところ。
  • セウォル号沈没事件当時に、日本の国会議員が靖国神社へ集団で行った時に、「こんな時に靖国へ行きやがって」と言っていましたが、何の関係もないことは明らかです。自分が言いそうな下品なことを、相手も必ずそう思っているに違いない、と断定する愚は、もうそろそろやめた方がよろしい。こういうのを日本では、下衆の勘繰り〔げすのかんぐり〕と申します(笑)。韓国には、もうこの手の言動が多すぎる。

事故が多い、大韓航空やアシアナ航空ですから、

もうすぐに忘れてしまうことでしょうが、社内の体質を徹底的に洗い直し、再び事故が起こらないようにしましょう。

まぁ鏡で自分自身をうつすという習慣がない韓国人でしょうから、すぐに忘れてしまい、また同じ事故が起こることでしょう。いくらサービスをよくしても、事故が頻発すればなんにもならないことをお忘れなく。

地道に努力し、汗を流して創意工夫を重ねて、何とか現状維持というもの。

それをわすれて、パクッたほうが安上がりだとばかり、特許を盗んだり企業秘密を盗む方法に全力を傾けているようでは、いけません。

日本にも多発しますが、韓国では相当ひどいらしいので、この1年に発生した事故のうち気になるものを羅列してみます。

  • セウォル号沈没・295人死亡〔2014年04月〕
  • 高陽総合ターミナル火災事故〔2014年05月〕
  • 野外イベント換気口崩落事故〔2014年10月〕
  • 仁川で100台追突事故発生・2人死亡〔2015年02月〕
  • 江華島キャンプ場火災・5人死亡〔2015年03月〕
  • 広島空港でアシアナ機着陸失敗〔2015年04月〕

沈没したセウォル号を1年も放置し

ようやく今になって引き上げようかと考えているとは、情けないですね。セウォル号沈没や広島着陸失敗が、「韓国社会の真の反省」につながればいい、と希望的観測で終わりたいと思います。まずは無理だろうと疑いながら・・・・・・。

また思いたくはないのですが、こんなことを言いそうな気がしてなりません。

  • 広島の着陸失敗があっても、慰安婦問題は消えない。
  • 広島の着陸失敗は、右翼の安倍政権が仕組んだ罠であり、これで韓国のイメージを悪くさせようとしている。
  • 広島の着陸失敗事故を理由に、不当に韓国国内問題に介入しようとしている。
  • 広島の着陸失敗事故をきっかけにして、日本政府が韓国を攻撃しようとしている。
まあこれは、過去の韓国の言動から連想されることであり、根拠がないわけではありません(笑)。

まるで旧社会党や現共産党の言い方のような気がするのは、私だけでしょうか(笑)。未熟なもので、せめて完熟トマトなみになって欲しい!

その後の事故調査でもはっきりしません・・・・

韓国側は、何らかの条約を巡って、裁判権が韓国にあると主張?しているのかも知れませんが、それは飛行中に発生した事件の場合でしょうか。
今回、あきらかに着陸時の器物損壊が含まれており、日本に裁判権があると主張する日本側と、対立しているのではないかと愚考しております。
事実、機長からの事情聴取さえできていないようで、例によって韓国側が、日本の取り調べ機関が機長と接触できないように隔離している?ようにも受け取られます。不都合な証言があってはならないからですね。隠蔽体質が輪をかけています。

ごじゃごじゃとイチャモンをつけて
結局沈没した船体を引き揚げられないまま1年間放置したセウォル号事件同様に、広く事故原因を究明するのではなく、どこに調査の法的主導権があるかなどに埋没したがる視野狭窄〔しやきょうさく〕あるいは視野欠損〔しやけっそん〕。
これが韓国人特有の体質であることは世界の常識のようですから、決してこれをお忘れなく!

石垣島のカンムリワシ

2015年04月16日 03時53分32秒 | 野鳥(カンムリワシ)

撮影月日:2015/04/14 08:52ごろ
撮影場所:林道屋良部線〔石垣島の北西にある崎枝半島〕

久しぶりに

快晴となったので、崎枝方面へカンムリワシ撮影に行ってまいりました。

しかし寒かったですね。気象庁によると、06時に石垣島の最低気温が16.9℃を記録しております。また07時過ぎ、林道嵩田線の地面で私の非接触型レーザー温度計で調べると16℃でした。

実は07時過ぎから林道嵩田線をまわったのですが、撮影どころか姿さえ見ることができず、しかたがないので、名蔵湾岸沿いを北上したのですが、(かつて)いつもいたカンムリワシがいません。

そこで崎枝半島へ入り(南側入り口から西進、つまり反時計回り)、すぐに2つの今年初を記録しました。

  1. アカショウビンを見て、鳴き声を記録しました。残念ながら「まとも」な姿は撮影できgていません。
  2. ツバメを発見。もう北上していたのですね。内地では5~6月頃かと思われますが、ここ石垣島では4月にしてツバメがいました。撮影できたのですが、お見せするほどの価値がないため今回は省略します。(越冬ツバメもいたか?)

さてその後、林道屋良部線へ南から入りました。

いました、いました。林道嵩田線が今カラスに占領されてカンムリワシが見られなくなりましたので、石垣島ではここが一番カンムリワシの鳥影が濃いところでしょうか。

gps地図です。

林道の出口(崎枝小中学校の近く)になって撮影した「地上に降り立ったカンムリワシ」。

カンムリワシが木の枝からエサを偵察中、側溝にトカゲか何かエサを見つけたのか、または地上にいたのが側溝へ降りたのを見たのでしょうか。私の目の前で、カンムリワシは木の枝から一旦地上に降り、注意深く周辺を警戒してから側溝へ飛び込み、やがて地上へ飛び上がり、最後に木の枝へと舞い上がりました。

地上にいるカンムリワシは、自分で言うのも何ですが(笑)、それはそれは貴重な姿ですよ。

飛び立つ瞬間の撮影は、少しピントがボケて残念でした。

羽を広げて飛び立つところが、羽根の模様がよく見えて一番美しいのですから。

八重山地方では、この美しい羽根をもった鳥のことを

民謡「鷲ぬ鳥節ばしぬとりぶし)」の中で、あやぱに〔「綾(あや)なる羽根(はね)」の意味〕

という歌詞の中で残し、長く後世へ伝えようとしています。「美しい羽根」だけで「カンムリワシ」を意味しているのですね。

その「綾なる羽根」が別の真っ黒の「綾なる?羽根」をもったカラスの異常繁殖のため、窮地に陥っています!

最後のお願い:

ここを通るかたは、どうぞ、ゆるりと通ってください。

せいぜい時速10~20kmくらいで!

まちがっても時速40kmはいけません! 


日米ガイドライン

2015年04月15日 07時19分01秒 | アジア

日米ガイドライン問題で、韓国の聯合ニュースが伝えているのは次のようなことです。  


日米ガイドライン改定で、韓国政府が意向反映に働きかけ強める・・韓国ネットは「日本がきて指揮を取るのか?」「結局は日本がやりたかったように...」

韓国・聯合ニュースは10日、現在、日本と米国が詰めの協議を行っている日米防衛協力指針(ガイドライン)の改定で、日本が朝鮮半島周辺で集団的自衛権を行使する際は韓国政府の事前同意を必要とするとの内容が盛り込まれる可能性があると伝えた。

記事によると、韓国政府は現在、米国政府に対してガイドラインに韓国側の意向が反映されるよう働きかけを強めているという。米韓両国は14日から2日間、ワシントンで次官補級の第7回米韓統合国防協議(KIDD)を開催し、その後16日から日米韓防衛実務者協議(DTT)に臨む予定だ。

ガイドライン改定では、日米両国が「日本の平和と安全に重要な影響を与える事態」が発生した場合に、自衛隊が地理的な制約なしに戦闘中の米軍の後方支援を可能とする方向で協議している。しかし、韓国内では、日本が米軍を支援するという名目で一方的に朝鮮半島に自衛隊を送り込むこともあり得ると懸念する声が強い。(編集 MJ):FOCUS-ASIA.COM 2015〔平成27〕年4月11日(土)7時16分配信


韓国為政者が「日本が、有事に米軍を支援するという口実で自衛隊を朝鮮半島へ送り込むことがあり得る」と懸念している事についての私の意見は、次のようなものです。

いつも被害者意識をいだき続けながらパクリ続ける今の韓国為政者の「反日」姿勢は、「実にありがたい」ことだと思っています(笑)。

どういうことかと言えば、

  • 民主主義を装った(ミリン風味と同じ意味で、民主主義風味の)全体主義国家「韓国」のままである限り、世界各国と対等で自由な発想を大切にする「韓国」になり得ないからでした。物事の基本において、「弾圧」であらゆる芽を自ら摘んでくれるのが、北朝鮮問題がくすぶっている当面のアジア情勢から見て、喜ばしいことではないか、と思うからです。
  • しかし長期の視点では、これは芳しくなく、やがて韓国がこれに気づき、「反日国是」程度に低迷していたのではいけないと理解し始めるはずですが、それがいつの頃なのか、と考えているのです。

そもそも「守られているようにはみえない」韓国の憲法から始まる反日思想の原点は、

日本併合時代に日本政府が「特権階級優遇の身分制度(奴隷制度)」を廃止したため、支配階級であった両班の側に「低い身分の人たちと一緒にされた」恨みが残り、今でも韓国の上層部を牛耳っている旧両班〔りょうはん〕たちが、その恨みを末代までいだき続ける決意を示している

事にあるとみています。

これが、いつも「そうする恐れがある」として自分が考える最悪の言動を日本に投影する潜在心理」になっていて、今でも思考の原点になっています。

ですから、韓国為政者が「日本の残虐性を強調している」時には、「図らずも自分たちの残虐性を強調している」、とみておくのが適切かと思います。慰安婦問題でもこれを知っておけば、適切に判断できるはずで、一般的に中国にも言えることですね。

両班Wikipediaによると、

朝鮮半島の支配者層(公務員)であり、韓国ではヤンバン、北朝鮮ではリャンバン、と発音するらしい。

の発音も、

韓国で多くは「イ」、北朝鮮では「リ」らしい。

北朝鮮のニュースでしばしば出てきた女性アナウンサー李春姫は「リ・チュニ/リ・チュンヒ」のようですし、前の韓国大統領李明博は「イ・ミョンバク」でした。

そういえば日本でも

西日本で「たに・たん(沖縄)」が多く、東日本では「や」が多いようです。中国での例をみるまでもなく、同じ字の読みが、それぞれの地域で読みやすいように変っていったのでしょうか。

日本でも江戸時代に身分制度がありましたが

国内の薩長土肥などが中心になって旧徳川家と旧大名を排除して明治政府をつくったため、旧勢力の影響力は現在でも限定的です。

しかし、朝鮮半島では、自分たちではなく外国である日本によって「腐敗した身分制度」が廃止されたため、上層階級の人たちの「恨み」は相当強いと思われます。自分たちが吸ってきた甘い汁が吸えなくなった恨みは、深いからです。

これは今でも続く「日本国憲法」が、アメリカの押しつけによるものか、独自のものか、という論争にも関係します。

日韓では、共に

憲法設定や身分制度の廃止が、自ら獲得したものとは言えないとする意見が、相当根強い。

これが日韓交流の面で、

  • 特に韓国の政府レベル〔旧両班が握っている〕では険悪な雰囲気ですが
  • これが両班とは異なる韓国の民間レベルでは、庶民たちが日本に対してそれほど険悪ではないことの裏付けになろうかと思います。かつて下層の身分で理不尽な扱いを受けていた人たちが、堂々と特権階級に伍していける制度にしてくれた日本に好感をもつのは当然なのでした。逆に特権を奪われた人たちの恨みは、相当強いといえます。

最後に重複する部分がありますが、上述の「実にありがたい」について私はこうも考えています。

韓国の為政者たちが特権意識をかなぐり捨て、また一般の庶民がそんな為政者の視線を意識することなく、最大限の智恵を絞れる健康的な競争社会作りに転じるならば、30年もすれば韓国は、アジアいや世界でも有数の国になる、そう信じています。

一方で、朝鮮半島では、北朝鮮よりも先に韓国が崩壊するのではないか、という意見もあり、この崩壊、或いは崩壊の危険に気付いて、韓国がいちはやく「まとも」な国になるなら、それはそれで立派なことだと思います。

朝鮮半島で同族が戦争状態にあるというのは、実に困ったことですが、にもかかわらず「反日」では南北共通しているのが「実にありがたい」のであり、あり得ないことですが韓国だけが、あるいは北朝鮮だけが親日になるなら、それこそ大混乱が生じ、好ましくないと思うのです。ただしもしも朝鮮半島の南北が統一される日が来るならば、そのときには反日は「ありがたい」とは言えなくなり、対等な関係に至らねばならないでしょう。

こう思うのですが、皆様は、どうお考えですか。

別にこのブログにコメントすることはありません。ご自分で考える材料にしていただければ、それで充分役割を果していると思います。


中国人の「生まれ変わり」観

2015年04月14日 13時06分58秒 | アジア

さまざまな中国人観が巷に溢れていますが、

中国人が自分自身をどう見るかにも興味があります。

ただし韓国人が自分自身をどう見るかは、あり得ないでしょうか。なにしろ鏡で自分自身をうつす習慣を知らないのですから(笑)。


■なぜ「来世には中国人として生まれたくない」のか

あるショッキングな調査結果が公表された。2006年9月4日、中国大学サイトの「網易」傘下の「網易文化」が「もしも来世があるとしたら、あなたはまた中国人になりたいか?」というアンケート調査をした、その結果70%の人が「来世には中国人になりたくない」と答えた。

そして20%の人が「現世でも中国人になりたくない」と答え、「来世も中国人になりたい」と答えた人は、わずか10%にすぎなかった。

「中国人になりたくない」理由は簡単だった。「尊厳なし、希望なし、公正なし」の「3なし」である。

その後がまた面白い。もともとこのネット上の調査は、ある期限を切って締め切る予定だったのが、この結果を見て、1カ月も前倒しして強制的に終了させてしまった。そして政府が内容をすべて削除し、強制終了した翌日に「網易」のニュース主筆と評論主筆が解雇されるという事態に至った。

香港の評論家鍾祖康は、このタイトル『来生不倣中国人(来生には中国人になりたくない)』で、その翌年に中国を批判する書を出版し、ベストセラーになった。
当然この本は中国大陸では禁書であるが、私は台湾の留学生から買ってもらったものを読んだ。中国の現実を批判した快著であった。

:P.202-203 金文学「進化できない中国人」祥伝社平成26年3月20日初版第1刷発行 


ここには、現代中国の深刻な矛盾が潜んでいます。中国共産党が中華人民共和国を建国したことを思い出せば・・・・

  • 中国共産党が中国国民の幸せを考えるはずがなく、あくまでも中国共産党の存続が前提となっている。中国共産党の意向に反すれば容赦なく弾圧・拘束・逮捕・粛正に至ります。こんな中国にうまれたくないというのも、うなづけます。
  • 中国共産党が中国国民の幸せを考えたならば、即座に中国共産党は不要となってしまい、暴力好きな中国人がのびのびとケンカをすることになり、必ず中国は内戦状態になり、いくつかの小国に分裂することは必定でしょう。自由が得られる代わりに、耐えられないほどの混乱が生じるような中国に生まれたくないというのにも一理あります。

どっちが中国人にとって幸せなのでしょうね。

自由を得た中国人は世界に羽ばたき始めるでしょうが、一つにまとめたままの飛躍はありえず、かならず、いくつかに分裂する覚悟が必要です。分割されたいくつかの国の状態が望ましいありようなのか。

それとも、今のままで、分裂を暴力的に押さえつけ、年間10万件もの暴動を繰り返しながら、人権など眼中にないまま、共産党員と非共産党員、都市部と農村部、金持ちと貧乏人、という身分差別をしっかりと温存し、まとまった大国のもとで「二度とこの国に生まれたくない」とボヤキ続けるのが幸せな状態なのか。

(来世があったとして)中国人に生まれたくない理由が 

  • 尊厳なし
  • 希望なし
  • 公正なし 

とされますが、

これは私たち日本人にも重要な視点を与えます。日本人がこの3つのどれにも該当するとも思えますが、日中ではそのレベルの違いが大きすぎる、と私は思います。 

この種の分析結果を掲載したサイトが、

すぐさま中国共産党によって閉鎖され責任者が解雇されたのは、中国としては当然ですが、おもしろいのはこれを書籍にして発売したところ、中国共産党によって発禁処分となり、台湾でベストセラーとなったことです。とにかく中国共産党政府の顔色を見ながら仕事をしなければ処罰・解雇・粛正がまっている中国のマスメディア・出版関係者は、きっとノイローゼに至ることでしょう。いかに言論の自由が大切かを教えています。


やっかいな国

2015年04月13日 08時38分52秒 | 海外

ある国が

「やっかいな国」だと思っている国があっても、その国を別の国がみると「友好国」となることがあります。なんとまた「やっかい」なことか(笑)。

「友好国」にも2種類あり

  1. 理解し合っているはずの長期的「友好国」
  2. 今の政権には利益となる短期的「友好国」 

多くの場合、注目すべきなのは 2.の場合でしょうか。

こんなニュースがあります。 


北「高麗航空」にサイバー攻撃 「イスラム国」名乗るハッカー「敵と連携の代償」

北朝鮮唯一の航空会社、高麗航空のフェイスブックが14日、中東の過激派「イスラム国」を称するハッカーに乗っ取られるサイバー攻撃を受けた。

ハッカーは預言者ムハンマドの後継者を指す「カリフ」にちなみ「サイバー・カリフ」とも名乗っている。同じ名のハッカーが12日、米中央軍のツイッターやユーチューブの公式アカウントも乗っ取っている。同一のハッカーかどうかは不明。

ハッカーは高麗航空のフェイスブックに、車に乗った男たちが銃を突き上げている写真を掲載し、「共産主義悪党国家の北朝鮮と中国はイスラム戦士の敵と連携したことへの代価を支払うことになる」と書き込んだ。(共同) :産経デジタル 2015.1.14 


イスラム過激派が北朝鮮と中国は「イスラム戦士の敵と連携した」というのですが、どこのことでしょうか。まぁ論外のイスラム過激派の言動にいちいち反応するのもどうかとは思いながら・・・・・・。

また私の見解ですが、共産主義も立派な宗教ですから、イスラム教と共産主義の対立は、宗教対立といえます。

北朝鮮は

中国から離れ、ロシアに接近していますが、そのロシア連邦はチェチェンをかかえており、そのチェチェンの独立派であるイスラム過激派がロシアに対して強硬に反発していていますから、北朝鮮がそんなロシアと連携した、からでしょうか。

中国は

西部でイスラム教のウイグル族地域を「自治のない自治区」として暴力支配しているため、イスラム過激派にとっては「立派な敵」でしょうか。

また中国が、自らが主導するAIIB(アジアインフラ投資銀行)へ、イスラム教の敵であるキリスト教系の欧州各国を参加させていることから、中国が欧州各国と連携した、からでしょうか。

イスラム過激派も北朝鮮も中国も許しがたい狂暴さ・凶暴さをもっていますね。

次のような例が考えられます。

やっかいな国同士が仲良くなる例

  • 友好国の段階
イランとロシアとベネズエラと中国
中国とパキスタンとサウジアラビア
中国と韓国
不思議なことに、どれにも中国が入っています。独裁者は独裁者を好む、という言葉通り、中国はそれだけ不可解の極致にある危うい国家ということでしょうか(笑)。
  • 同盟国の結びつき
アメリカとイスラエルは同盟国とも言える関係ですが、最近アメリカが、イスラエルの天敵であるイランに接近しつつあり、これに伴いアメリカとイスラエルの関係が珍しく険悪になりつつあります。

やっかいな国同士が仲違いする例

イスラエルとアラブ各国

アラブ各国は、多くの場合イスラム教に関係しており、いつどんな事情で厄介な国になるか分らないとしてここに入れました。

アメリカとイラン

かつては友好国だったのですが、その後、敵対関係が長く続き、最近ひさしぶりに話し合いを開始。これに伴いアメリカとイスラエルの関係があやしくなりました。イスラエルとイランは「犬猿の仲」あるいは「日韓の仲」でした(笑)。

アメリカとキューバ

キューバは、ソ連を背景にして反米に走っていましたが、現在アメリカとキューバの間で国交正常化の話し合いが進んでいるようです。

アメリカには

勢力を伸ばそうとする国があれば、なにかの屁理屈をあみだして押さえつけたがる習性がありますね。一言でいえば「混ぜかえす」習性とでもいいますか。

最初は利用しようとするのですが、力を伸ばして自分と対等な地位を目指すようになれば、これを押さえつけようとする「いけないクセ」でした(笑)。自分の地位を脅かすところがあれば、恥も外聞もなく行動する危険を、常に秘めています。

短期的に分裂する可能性が高いロシアや中国ほどではありませんが、やはり長期的に見ればアメリカもまた分裂する可能性を秘めています。

中国と北朝鮮

中国からみて北朝鮮は同盟国でしたが、北朝鮮が中国に寄り過ぎていた張成沢(チャン・ソンテク)を処刑した頃から、あの尊大な中国が、あの独善的な北朝鮮をあきらめ始め、韓国に近づいていきました。これはソ連の崩壊で、継承したロシアが(旧ソ連時代に)が韓国と国交樹立(1990)し、中国が韓国と国交樹立(1992)したことに、関係しています。そのころから北朝鮮は、ソ連(ロシア)とも中国とも離れて孤高(孤低)の道を歩み始め、文字通りの瀬戸際外交を繰り返して世界中から小馬鹿にされてしまいました。今では不可解な韓国さえ瀬戸際外交の道を立派に歩んでおります(笑)。

中国とイスラム過激派

中国は今、イスラム教地域の一部〔ウイグル地区〕を武力支配してイスラム教徒を弾圧支配していることから、イスラム過激派は中国を「敵」とみています。

また上述の通りイスラム過激派にとって「敵」であるキリスト教国家を中国がAIIBで取り込もうとしているため、公然と攻撃し始めていますが、ありがたいことに「テロリスト」という便利な言葉が流行していて、中国はこのイスラム過激派を「テロリスト」としています。人権派や弾圧反対派からすれば中国そのものが「テロリスト」であるにもかかわらず(大笑)。

「敵国」か「友好国」とは、かくもはかない運命をもっていて、いつどう変るかも知れないのですね。

私たちは

  • 日本の政府やマスメディアに一方的に洗脳されることなく
  • アメリカのマスメディアの繕いにも批判力をもって対応し
  • 独善的な中国・韓国などの主張にも健康的な懐疑心を忘れることなく
  • 最後に大切なのは、決して「死守」しようとすることなく

注意を払いながら

複雑な国際関係を理解してゆかねばならないのでしょう。それが知的な人の宿命なのでした。

まぁ、洗脳する側から言えば、そんな「洗脳しにくい」人が「やっかい」な人物なのでしょうが(大笑)。

何も悩むことなく、おいしそうなニンジンに飛びついて、自説と信じていることを大声でさけぶことができる人は、きっと幸せなのかも知れませんね。


賠償を要求する2つの国

2015年04月12日 06時13分41秒 | 社会

戦後の賠償を要求する国が2つになりました。

  • 自らの人権無視・差別制度を改善しないまま、いつまでもダラダラと日本に賠償を要求する韓国
  • EUの主要国ドイツが、国家財政危機に陥っているギリシャを救済するために体質改善を要求していますが、これを拒否するだけでなくてドイツに戦後賠償を要求しはじめたギリシャ

韓国とギリシャは、次の点で、似ていると言えます

  • お門違いの戦後賠償を要求をする点。〔♪ギリ韓や ゆすり・たかりの 極致かな♪〕
  • 不透明で隠蔽体質に起因する失政を省みないまま、他国に責任を転嫁する点。♪ギリ韓は 義理(ギリ)強(し)いたがる 患者(カンじゃ)かな♪
  • 自分自身が特別だと思い込む自己陶酔型♪陶酔(とうすい)に 出納(すいとう)面での 難があり♪ 現金出納帳を付けていないので財政難に陥っているらしい〕
  • 援助してもらう時に「援助させてあげる」と思いたがる尊大さ♪援助され させてあげるは つっぱりか♪ 韓国が北朝鮮を援助した時、北朝鮮は「援助させてあげる」という姿勢を崩しませんでした〕
  • 両国とも左翼政権に縁があり強権の弾圧共産主義を好む。韓国では少し前の金大中〔キムデジュン1998-2003〕・盧武鉉〔ノムヒョン2003-2008〕両大統領時代に左翼政権が誕生し、朝鮮半島に国民を人質にしてたてこもっている北朝鮮に接近しましたが、金品を巻き上げられただけで意味がなく、案の定その後一転し、今では最悪の南北関係になっています。そしていま韓国は、中国共産党に限りなく接近中。一方ギリシャでは、ギリシャ共産党に所属していたことがあり今では急進左派連合を率いるツィプラス首相がEU離脱をほのめかしながら共産主義臭プンプンのロシアへ接近中。

いやぁ、韓国とギリシャはその「尊大さ」で似てますねぇ。

両国には、「極端な自己陶酔」という共通の本質的な問題があるからこそ、大声でわめき散らし弾圧を求めて共産主義国へ近づくのでしょう。自己陶酔を押さえることができるのは、ただ一つ「弾圧」だけで、これを求めて、共産圏へすりよります。

どうぞ、おしあわせに!(大笑)。

まぁ幸せになれるかどうかは分りません。わめき散らせる現在こそ一番幸せなのかも知れませんから。

両国とも、わめけなくなって初めて「わめけた時代が栄光の時代だった」と回顧することでしょう(笑)。

♪♬ どん底に 落ちて初めて わかる幸(さち) ♬♪

♪♬ ピーク過ぎ あれがピークと 知るピーク   ♬♪

将棋電王戦〔団体戦⑤〕

2015年04月11日 15時39分43秒 | 将棋

電王戦〔対コンピュータソフト〕

全5局の団体戦が本日最終戦第5局を迎えました。今までの結果は、別々の人間が2勝、別々のソフトが2勝、と全くの互角。

いままで負け越していたので、今回は人間のプロ棋士に期待がかかっています。

いままでどうしてソフトが強くなったかというと

  • 過去の無数の棋譜をデータとして読み込んで、これを解析してきた
  • 何百台ものコンピュータを接続して並列データ処理をしていた

のに、人間は1人で相手を研究することすらできななったのでした。

そこで

いつからか知りませんが、対戦するコンピュータソフトの貸し出し制度を始めたようです。事前に相手を研究できるようになったのです。

この結果、今回の最終団体戦で

「相手の欠点を見つける能力」が人間にあったことを証明しました。

今回の(先手)阿久津主税は

昨年はA級順位戦で9戦全敗の成績におわり、2015年4月から降級してB級1組で1年間を戦うことになっていますから、バリバリのA級棋士というわけでもなくなりました。

今回の経過

  1. 2015/03/17 斎藤慎太郎○-●Apery
  2. 2015/03/21 Selen●-○永瀬拓矢
  3. 2015/03/28 稲葉陽●-○やねうら王
  4. 2015/04/04 Ponanza○-●村山慈明
  5. 2015/04/11 阿久津主税○-●AWAKE

5局目は先手が21手目▲16香としたところ、午前の11時頃という時間帯で、後手ソフトが開発者の権限として潔く投了し、阿久津が勝ちました。

この結果、団体最終戦では、人間が3勝、ソフトが2勝、と人間が勝ったのでした。


批判されている「△28角」について

人間のプロ棋士が、事前にプログラムの欠点を見破っていて、「わざと後手のソフトに△28角を指させた」のではないか、とされています。

言い替えると、プロ棋士側が、ソフトの欠点を把握していて、罠を仕掛けたのではないか、というものです。

しかし、この非難は、当たらないと思います。

何も人間側は、不正なことをしたわけではありません。

ソフト側が大昔から徹底的にプロ棋士の過去のデータを集めてソフトの実力を向上させられたのに、プロ棋士側は最近やっと相手のソフトを事前に研究できるようになったのですね。

どんな世界でもプロは相手を研究することで成り立っているのであり、それを非難するものではないでしょう。

団体戦ゆえ

事前に共同研究をした結果とは言え、阿久津主税は、堂々と勝ったのであり、ひっかけたという非難は当たらず、事前研究が功を奏したと言うべきです。

ソフト開発者に、そこそこ以上の実力がないと、プロを打ち負かすソフトを開発できないという段階にあると言えます。

いずれはプロ棋士が太刀打ちできなくなるかも知れませんが、まだ対等な段階にあると言えましょうか。


勝敗を表わす記号は「○と●」ですが・・・・

2015年04月11日 05時06分35秒 | その他

「見てすぐわかる」るようにするため、「勝」「負」という文字を使わずに

  • 勝ちのことを○
  • 負けのことを●

と表現することがあります。白が勝ちで黒が負け、という前提でしょうか。

2015年から広島へ復帰した田は、日米通算星182勝(2014年現在)を挙げていますが、井権八(しらいごんぱち:平井権八 1655-1679)は刑死しけてしまいました。必ずしも「白」が勝ちで「黒」が負けとは限りませんね(笑)。

このほかには

  • 「白旗をあげる」で負けを意味したり
  • 勝敗に関係なく「源平」の戦いで、源氏が「白旗」、平氏が「赤旗」・・・・余談ですが、せっかく勝った源氏がその暴力性ゆえに実に短期間で内部崩壊しましたね。
  • 年末の紅白歌合戦では、男性が「白」組、女性が「紅」組、この2チームで「優勝」を争う落語のような面白さ。普通「優勝」というとたくさんで競い合って最終勝者が得られる称号(金メダル)ですが、たった2チームで勝った方を優勝とは・・・・世も末ですね(笑)。
  • 労働組合や共産党系〔(旧)ソ連中国〕が好んで使う旗の色は「赤」・・・・余談ですが、赤旗から連想するのは「談合癒着・腐敗汚職」の「平氏」「ソ連」「中国」。

などがあります。

通常は、ノートや本などでは背景が白のところへ白以外(多くは黒など)で文字を書きますが、場合によって、背景が黒のところへ黒以外で文字などを書くことがあります。

私は、後者の場合にやや違和感をもちます、皆様はいかがでしょうか。

こういうことです。

日本相撲協会の具体例でみると・・・・

上図では

  • 上の「個人別」では、黒の背景になっています
  • 下の「日毎」では、白の背景になっています〔このままだどと白星を表現しにくいので、部分的に赤茶色の背景にして、白丸で勝星を表わしています

勝星を表わすために

  • 「白」背景の場合、枠だけが黒で中は白の「」文字を使い
  • 「黒」背景の場合、中が黒の「●」文字を、文字色を「白」つまり」にして「白星」表現をしています

負星を表わすために 

  • 「白」背景の場合、中が黒の「」文字を使い
  • 「黒」背景の場合、枠だけが白で中が黒の「○」文字を、文字色を「白」つまり「」にして黒星表現をしています。

どちらも

見た目で「勝ちを白丸」「負けを黒丸」にしているのですが、実は背景が異なるために、文字の色を背景の色と逆にしていたのでした。

念のため

スポーツ紙〔2つだけ抜粋で、大相撲の星取りをどう表現しているか、その実例を御覧下さい。


ロボットと社会

2015年04月10日 05時46分22秒 | 社会

「ロボット」が社会に進出しつつあります。何かを判断するロボットのことで、そこには2種類があり

  • プログラムを作った人の感性に依存するロボット
  • 相手となる人間や環境の反応を学習するロボット
 
現在の将棋のコンピュータソフトの欠点は、

「どういうデータで学習しているか」に依存しているのが特徴で、ある意味では長い間の経験で積み上げるタイプの人間がもっている欠点とも共通点があります。 
将棋やチェスで、人間とコンピュータが対決し、人間が負けると話題になりますが、もしこれが人間対ロボットのサッカーの試合だったら、これほど話題にはならないのではないか、と思います。

そして、小型の人工知能をもった機械をロボットと称して
  • これを兵器に利用しようとする研究が進んでいます。自分の側の被害を少なくして相手を殺りくする意図があり、実に残酷な軍事転用ですが、これが現実なのでした。
  • 気楽に「戦争はんた~い」と叫んでいたら、戦争をなくせると信じている純朴な人がいます。その純朴さに敬意を表するものですが、自分たちが「騙されることについての何らかのコメント」がないと、狡猾に自分を利用する人たちを利することになるかも知れません。
  • いやそういう人たちも「話せばわかる」と信じているのでしょうが、それは、やや疑問。昔から「性善説と性悪説」が議論されていますが、どちらか一方だけにとらわれていると、大いに危険であると思うのです。

もしも「戦争はんた~い」と叫ぶことが
  • 他人から立派な人だと思われる
  • 自分も立派なことをしていると思う
なら、それは危ない。つまり
平和を達成するために、何をすればいいか
が大切なのであり、

「戦争はんた~い・基地はんた~い、と唱えさえすれば、平和が達成される」と勘違いしているように思われてはまずいでしょう。
事実、昨年2014年の沖縄県知事選挙では、中国の横暴についての、公約はもちろんのこと、議論さえほとんどみられませんでした。「中国の言動に触れることなく基地反対だけで当選」したのが翁長でしたね。

決して暴力を肯定する意図は私にはありませんが
  • 中立を続けていてEUにさえ加入していないスイスが強力な軍隊を保持していることが参考になるかも知れません。永世中立国が外部から侵略されることを決して許さないと強い意志を示しているのです。
  • 残念なことですが、軍隊がなければどこも攻めてこない、というのは、あの悪質で独善的な中国共産党を利するだけになってしまいそう。
  • 軍事力を欠いたチベットが1950年代に中国共産党によって狡猾にまた暴力的に併合されましたし、2014年にはロシア人が多いからというだけでロシアが他国ウクライナのクリミア半島を武力併合したのを見ていると、しっかり自分のことは自分で守らねばならないのだろう、と思ってしまいます。

ロボット研究をなぜ進めるかと言えば
テロリストたちが先にロボットを研究して暴動を起こすのを許さないとし、ドイツが核分裂反応を利用した兵器を開発する恐れがあるからというアメリカの論理に似ています。恐ろしいことに軍事力はこうして、限りなく拡大してゆきます。

本当に平和を願う人たちは
こうしたことについての叡智を発揮しなければならないようです。ただ「戦争はんた~い」「基地はんた~い」を唱えるだけでなく、もう一つレベルの高い理念があれば、多くの人が賛同する強力な運動に発展するのではないか、と思うのです。
少なくとも、ここ沖縄の人たちは、特に沖縄県知事の翁長は、これについて触れておらず、また触れる能力を欠いており、並以下の政治家になってしまいそうで、現在の沖縄県民にとって不幸なことと言わざるを得ません。

沖縄の米軍基地問題

2015年04月09日 07時07分56秒 | 社会

とにかく今必要なのは

沖縄の人が、できるだけ多くの日本人を味方にするような言動をとること

だと思います。もう一つは、

賛成か反対か、という二者択一を迫らないこと

です。そんな低レベルのことは、朝鮮半島人に任せたほうがよろしい(笑)。

今回新しく沖縄県知事になった翁長雄志と安倍晋三には、妙に似たところがあります。

  • 選挙で大勝した安倍晋三は、沖縄の基地問題で、普天間基地を近く閉鎖する代わりに新しく空港をつくろうとしています。日本全体で言えば、沖縄の反対は少数派であることから、自民党に少ししか投票しなかった少数派を無視して、強引に「新しい基地を作る」方向で押し切ろうとしているように思われます。
  • 選挙で新しく沖縄県知事になった翁長雄志は、前の仲井真が悩んでいたのと正反対で、反対票があったけれども過半数を得票して知事に当選したためか、翁長雄志に投票しなかった少数派を無視して、強引に「新しい基地を作らせない」方向で押し切ろうとしているように思われます。
何のことはない、翁長は、自分が一番反対している安倍と同じ行動をとっている、ということです。これは冷静に見ているとよくあるパターンでして、それほど賢明そうには見えない翁長が、これに気付いているかどうかが心配です(笑)。

対立の原点として
  • 安倍日本政権が「新しい基地を」という信仰のもとに進めている、と反論する人がいる
  • 翁長沖縄政権が「新しい基地には反対」という信仰のもとに進めている、と反論する人がいる
つまり、

「普天間返還の代替施設としての辺野古埋立て」を安倍が強調するのに対して、翁長は「普天間は返還」「新辺野古基地は認めない」の両方を主張し、一切交渉しないという姿勢です。

公平に見るところ、

翁長が、普天間の基地を返還、新しい基地は認めないと一方的に過ぎ、どうやら、すれ違っているようです。

かつて米大統領ブッシュが

「敵か味方か」論調で批判されたように、今もまた、新しい基地に「賛成するか反対するか」の論調が批判されていいと思います。

一番の問題は、翁長が
  • 公約を「死守する」ように行動していること
  • 「中国の暴力性について、いっさい触れない」まま知事に就任したということ
この2つだと思います。

公約を「守りたい」気持ちはよく分りますが

しかし「死守」はいけません。成田の暴力的な反対を連想するからです。成田の場合、当初は明らかに佐藤内閣側に問題があったようですが、革マル派などの連中が介入したため内分裂し、しかも暴力に走る連中が出て、国民の支持を得られにくくしました。

翁長が、選挙民が自分のすべての公約に賛同したから選ばれた、と思うのは、あまりにも尊大に過ぎますが、過激派が介入してきて成田同様に内部分裂してしまうのでしょうか。

衆議院の場合

いくら自公が大勝したとは言え、厳然とした反対勢力があり、かろうじて健全性を保っています。

が、一方沖縄では、反対する勢力が見られず、これはどうも不自然。言論の自由が沖縄には欠けていると思われてもやむを得ないでしょう。沖縄の人がみな自分と同じことを考えている、とする翁長は、不遜に過ぎ、まるで人の話を一切聞かない朝鮮半島や中国そっくりですね。

私が沖縄を見ていると

ちょうど韓国を見ているような気がするのです。趨勢に反対するようだとこの社会では生きていけない、言い替えると、言論の自由を許さないという点で、どうしても似ているように思われるのです。

たしかに

全会一致というのは、どうもあやうく、少数の反対があってこその多数派採用の意味が生きてくるのでしょう。
全員がみな賛成するとか、全員が皆反対するという事態はやや危険で、もういちど冷静に判断する必要があるようです。

ただし、この「沖縄の総反対、というのが言論の自由がないからではないか」と反省することは、沖縄にはあり得ないでしょうか。

マスメディアからして一致団結してキャンペーンをはっており、そこに言論の活発さ、いわば言論の自由があるとは思えません。

例えば
10人いたとして、8人が賛成し2人が反対する、くらいが健康的
かと思います。そころが沖縄では、表面的には10人全員が反対だというのです。

ただし実際には「あやしげな」党議拘束なるものがあり、重要なものほど議員が個人で判断できず、所属している党の決定に強制的に従わせるという仕組みの下では、この「全会一致があやうい」という考えは,少し調整が必要でしょうか。沖縄でも同じことが言えます。沖縄拘束ですね(笑)。

沖縄ではしょせん、「言論の自由」より、「食扶持〔くいぶち〕」が大事なのでしょう。つまり「党に属するサラリーマン政治家」という意味で。

くい‐ぶち【食扶持】

①食料に当てる扶持米。食料にする分。
②食料を買うための金。食費。生活費。「―を家に入れる」

広辞苑第六版

もしも健全な民主主義が、

たとえ選挙で勝利しても、少数派を無視するのではなく、むしろ積極的に少数派の意見を取り入れること

である、と翁長が気付いたならば、自ずと道は開けるでしょう。

しかし少なくとも今の段階では
  • 悩み続けた前の仲井真とは異なり、翁長には知的な悩みがないように見え、だからこそ当面利益になると信じて所属していた自民党から、気楽な「何でも反対側」に乗り換えられたのでしょう。
  • 沖縄を私有物していると見られるのを嫌って翁長沖縄県知事は「自分の考えが沖縄の民意」としておりますが、本当に沖縄の民意かどうか、これが「怪しい」(笑)。
翁長が少数派の意見を無視する姿勢が際立っているようです。

沖縄の「石敢當」とは

沖縄には現代でも、「石敢當(いしがんとう)」と呼ばれる魔物よけが、あっちこっちの(T字型)三叉路の正面にある建物の前に設置されています。



  • 賢い人は三叉路にぶつかったとき左右に曲がることができますが、魔物だけは真っ直ぐに進む性質があり、これが建物の中に入ってくると危ないので「石敢當で魔物を吸収する」という信仰ですね。私も最初は「なぜ魔物が真っ直ぐしか進めないのだろう」と疑問をもっておりました。
  • 琉球時代から、「社会とはこうあるべきだ」とか「国とはこうあるべきだ」という決して曲がらない意見があっても、それは危ない思想であった、と喝破(かっぱ)していた証拠でしょう。中国や日本や南国やヨーロッパ列強との等距離外交を貫いていた琉球人の叡智でしょうか。
そうすると翁長の、決して曲がらない、一途な姿勢が、「魔物」そのものとなってしまい、石敢當に吸収されてしまう運命が待ち受けていることになります。いや翁長に限らず、今の沖縄が、決して意志を曲げないという魔物症候群に陥っているのかもしれません。こういうのは「革新」ではなく「保守」ですね。沖縄が革新だと誤解していらっしゃる方のために申し上げておきたいと思います(大笑)。

政治とは「交渉」そのもの。一つずつ利益を積み重ねていく地味な努力が求められます。すべて自分の利益だけを追い求めるという沖縄の姿勢が、まるで言論の自由を封じている中国・韓国のように見えてきます。

ただし沖縄の庶民は、これまた別の見方をしているのですが、これさえ中国・韓国と似ていますね(大笑)。

春の寒波

2015年04月08日 13時54分11秒 | 科学(気象)

今日〔2015年4月8日〕は全国的に寒いようです。

日本列島の気温が下がるのは、北西や北の風が吹く時ですから、西や北に高気圧が、東や南に低気圧がある時が、目安です。これが西高東低の気圧配置。

そうすると、時計回りに吹き出す高気圧と、反時計回りに中心へ向う低気圧の両方の力が合成されて、日本列島が北の風で冷やされるのでした。

日本気象協会から得た本日の天気図です。

たしかにこの図を見ると

日本列島に、北の風か北東の風が吹いていると思われます。案の定、本日東京の都心でも雪が降っているようです。

昼前11時に観測された原則都道府県庁のある地点での最低気温を気象庁のデータを得て、簡易地図に書いてみました。

真冬のような低温ではありませんが

4月としては異常なほど気温が低く、散る桜も「散るのを遅らせるか」と悩んでいるかも(笑)。

まぁ、このように三寒四温とまでは言えないにしても、あがったり下がったりを繰り返して、今年もまた夏に近づくのでした。 

さんかん‐しおん【三寒四温】

三日ほど寒い日が続いた後に四日ほどあたたかい日が続き、これを交互にくりかえす現象。中国北部・朝鮮などで冬季に見られる。〔広辞苑第六版〕 


中国社会とは

2015年04月08日 09時16分57秒 | アジア

中国は

その攻撃的で独善的な姿勢から、敵を多く作りますが、その独善性を利用して金儲けができると考える人もまた多く、警戒されながらも、小馬鹿にされながらも、世界中が注目しています。

ただし、中国が今どういう状態にあるかの判断は、その見方によって、結果が異なっているようです。 これを詳しくみていきましょう。

明〔みん〕の時代に生きたものの詳細は不明な洪自誠〔こうじせい〕がその著「菜根譚(さいこんたん)」でこう述べているようです。 


逆境の中にいる時は、身の回りの全てが針や薬になり、信念や行動を磨いているのだが、本人はそれに気付いていない。

これに対して順境にある時は、目の前のすべてのことが実は刃や矛となって、肉を解かし骨を削っているのだが、本人はそれを知らずにいる。:NHKEテレ 2014年11月12日 


  • 悪いときにこそ、人は自分自身を磨き、人としてどうあるべきかを考えるものだが、本人は気が付いていない。〔不満ばかりしか思いつかない?〕
  • いいときにこそ人は、自分自身を傷つけ破壊しているが、本人は気が付いていないので、自然に崩壊する。〔今が絶頂期とは思わず貪欲に上を追い求め、下りきってから初めて「あのときが頂点だった」と気付くもの?〕

ということでしょうか。

まるで500年前の洪自誠が、現代の中国を予言しているかのようで、なんとも痛快ですね。


中国がどん底にあるとみるなら

  • 政府が弾圧政策で緊張状態を作りだし、それで全土を統治できていると錯覚しており、やがて独裁者が排除されるのは自明の理。
  • 国民の中に為政者〔現在の場合は中国共産党幹部〕より優れた人物が存在すると、危険が自分の身に及ぶため、これらをことごとく検挙し粛正・投獄、または不審な死に追いやる。これが弾圧・独裁国家。
  • ただし、中国国民にとって最悪の状態だからこそ、叡智が育まれている時代である。中国各地で年間10万件発生すると言われる暴動は、「あるべき正しい権利」を求める闘いなのかも知れない。香港の学生による民主主義を求める占拠行動は、ひょっとしたら正しい権利を求める闘いか。
  • 最悪の状態にある今こそ、中国人にとっては最善の時代なのかも知れないが、本人は気づいていない。

中国がいい状況にあるとみるならば

  • 中国史上最大の繁栄状態をほこっている、と錯覚しているが、同じ国とは思えないほどひどい国内経済格差を解消する気がなければ,この国は崩壊する運命からは逃れられないだろう。
  • あり得ないかも知れないけれども、もしも中国が民主化されるとしたら、せっかくの選挙権を行使しない人が増えるだろう。いま選挙権がないからこそ香港で「選挙権を渇望する」デモが発生。
  • 調子がいい状態にあるからこそ、自分自身を傷つけていることに本人が気づいていない。それでなくても独善的な民族が格差最大の好景気下にあって舞い上がるのは、やむを得まいて!
 
「支那に家ありて支那に国なし」

という徳富蘇峰の言葉思い出します。中国では、為政者の中にまともな人が生まれず、常に下野した庶民の中から偉人がでたのですね。

言い替えると、中国4000年の歴史で、為政者が常に自分より立派な人間を粛正したため、中国の偉人はほとんど市井の人だった。つまり現在の中国共産党幹部はカスばかりか(笑)。←こんなことは日本だかららこそ言えるのであり、中国で言えば、すぐに「国家機密漏洩罪」でWebは閉鎖され著者は拘束・逮捕されるに違いありません(大笑)。

長い間中国人は独裁者によって弾圧され常に逆境〔どん底〕にあったからこそ、多くの偉人を輩出したのです。
現代の中国をどう見るかに関係なく、これは言えるのでした。よって今の中国は、最良の時代でもあり最悪の時代でもあるのでした。

これは現代の中国を理解する上で、新しい貴重な視点です! お忘れなく。

セウォル号引き揚げ

2015年04月07日 06時42分55秒 | アジア

発生から1年になるという「セウォル号沈没」事件

セウォル号引き揚げ積極的に検討~朴大統領

 去年4月、韓国で沈没した旅客船セウォル号について朴槿恵大統領は6日、「技術的に可能であれば引き揚げを積極的に検討する」と述べた。朴大統領が、船体の引き揚げに前向きな姿勢を示したのは初めて。

 遺族の多くは真相究明には引き揚げが必要だとしていて、韓国政府は今月中にも引き揚げが可能かどうか報告をまとめる方針。:日テレ2015年4月6日

そもそも

事故が発生し、沈没しかかっていたとき、クレーン船が出航する準備ができていたのに、その費用をどこが負担するかで紛糾して遅れ、現場に到着したのは事故後3日後らしく、何もできないまま天候不順で帰ってきたらしい。

その後1年ほどが経過

あの浅い海で沈んだままで、1年後の今になっても、まだ引き上げるかどうかをやり合っているというのは、もう、どん底ですね。一体何をしているのか。まあ500年後に沈没船を引き上げて「歴史的快挙」としたいのかも知れませんが・・・・

そんな程度の国が

またまた日本の教科書検定で吠え始めました(笑)。もちろん何を発言しても構わないのですが、自らの歴史捏造を棚に上げて、反日だけは、おさかんなことですな!

韓国や中国の教科書など、実にひどいもので、一方的な洗脳教育のようなものですが、どこの国も、ばからしくて、もう何も言いません(笑)。

言いたくはありませんが、セウォル号事件ではひどい不手際を重ねていて国民が大きく失望し大統領の立場が危うくなっていました。

韓国と中国共産党が得意なのは

「かしこそう」で「美しい言葉を並べる」こと。

韓国と中国共産党が似ているのは

自らの恥部に触れないまま、外に向って大声をあげること。

もしも自国の恥部に触れる人がいたら、たちまち国家機密漏洩罪などで社会的に抹殺するか逮捕拘束します。弾圧独裁国家ですね。

これゆえに、両国が何を言っても、まったく説得力がないのです。

そういえば、先の沖縄知事選挙戦でも、注意深く中国共産党の横暴にはふれないまま、米軍基地反対だけで戦って知事に選ばれたのが翁長でした。何か、似ていますね(笑)。

韓国政府は、客観性を身につけ、やるべきことをやってから、言いなさい! 

国民を餓えさせている北朝鮮もまた、何か偉そうなことばかり言っていますが、やるべきことをやってから、言いなさい、と言いたくなります。

これら3国〔中国・韓国・北朝鮮〕は本質的にまったく同じですね。


過激派

2015年04月06日 09時23分02秒 | 社会

危険な過激派にもいろいろな種類があり、共通しているのは、「政治闘争・権力争い」。腕力で権力を奪い取ろうとすることでしょうか。

  • 宗教関係
仏教過激集団、イスラム過激派、カトリック過激派アイルランド共和軍(IRA)、プロテスタント過激派
  • その他

江戸幕府末期の過激派尊皇攘夷派・新撰組〕、共産党過激派〔日本赤軍・革マル派IRA〔アイルランド〕、イスラエルやイランの強硬派などなど

現在その暴力性で話題になっているのがイスラム過激派。イスラム教との関連に程度差があるものの、次のようなのを挙げることができます。

  • タリバン〔アフガニスタン・パキスタン〕
  • アルカイダ〔広域暴力団か〕
  • IS〔ISIL:シリア~イラク〕
  • ボコ・ハラム〔ナイジェリア〕 
  • ヒズボラ 〔レバノン・トルコ〕 
  • アル・シャバブ〔アッシャバーブ〕
その他、無数。

最後の組織は、先日〔2015/04/02〕ケニアの大学で銃乱射したと犯行を認めているとのこと。

これらの多くは
おそらく「イスラム教の堕落」に反発して強硬に至っているのでしょうが、その「イスラム教の堕落」が問題で、何が「堕落」なのか。
  • イスラム教が世俗化するのが堕落なのか
  • イスラム教が西洋化するのが堕落なのか
  • イスラム教が共産化するのが堕落なのか
イスラム教を時代に合わせて変質させようとする試みが多様化して混乱しているため、これらは全て「堕落」であり、これを暴力・テロで打倒するするという姿勢です。
ここで大切なのは、
イスラム教の指導者が声を上げること
でしょう。
「イスラム過激派はイスラム教とは関係がない」、だけでは不信感はぬぐえない。
イスラム過激派がこれほど暗躍する時代に、イスラム教関係者が何もしないのは、いただけません。
ただしイスラム教には、大きく分けてスンニ派とシーア派とがあるようで、どちらかが何かを言えば、それに呼応して反対声明が出されるだけなので、接点が必要かも知れません。
もしも
「組織が何かを発言すれば、組織内部で反発する派閥が出てきて組織が混乱する」などという理由で沈黙を守っているとすれば、「イスラム教の組織そのものが腐敗しているのではないか」と判断される恐れがあります。
イスラム教の組織が腐敗しているということは、
組織が大きくなりすぎて身動きができなくなっている、ことを意味します。広域化を目指すあまり方針の違いを乗り越えてきたことの歪みが、今になって表面化したのでしょうか。
銀行の合併後にも、合併以前の集団同士の対立が消えず、深刻な弊害が残る場合もあるとのこと。
私は、多彩な過激派勃興の発端が、米ソの冷戦崩壊にある、とみています。それ以前にもありましたが、冷戦で抑圧されていて表面化しませんでした。
  • とはいえ、米ソの軍事競争時代がよかった、と主張しているのではありません。
  • ソ連が崩壊し、ロシアにとって代わられ、そのロシアが体質的にソ連共産党時代を引きずっており、事実プーチンがソ連KBG〔秘密警察〕出身であることは知られています。冷戦構造はけっして崩壊してはいなかったのです。
  • しかし米ソの暴力的な枠組みが崩れたため、各国の独裁者による締め付けの「たが」がはずれます。特にイスラム諸国で独裁者が民衆によって排除され始めましたが、「民主化に向うならば、いいではないか」と受け取る人が多いようでした。
  • しかし、それまで弾圧されていた人たちが自由を得たときの多くの問題点が浮き上がってきました。今までなかった自由が急に得られたため、それぞれの国の社会で大きな混乱があり、その混乱を鎮めるためにはイスラム教の「弾圧」しかないのではないか、という声も出はじめ、その混乱に乗じてイスラム過激派が台頭してきた、と思われます。
  • シリアの場合は別で、まだ独裁者が健在。よってシリア国内では、政府系反政府系イスラム過激派(シリアとイラクにまたがる)が三つ巴の争いを繰り返しています。反政府系もまたいくつもの派閥に分断されているようで、もう三つ巴どころではなくなっています。そこに強引に引かれた国境線への疑問が沸騰しています。
  • 一言でいえば、各部族が自分たちの立場をよくすることにしか興味がなく、それを狡猾に利用する組織との果てしない争いが続いております。
とにかく私が感じる解決策は、これはきわめて困難で現実的ではないように見えますが
一神教をやめましょう
の一言に尽きます。

難しくても宗教色を弱めるしかないのです。

キリスト教やユダヤ教やイスラム教が国家を運営しないことです。こう言うと、ほとんどの国家が含まれるため、大変困難なことは承知していますが、これしかないと信じています。
人間が、必要に迫られてあみだした一神教でしたが、この「対立を宿命とする一神教」が国家運営の基礎にある限り、この地球上に安寧はなさそうです。

神教だからこそ、他を認めず攻撃し、暴力の連鎖が続きます。このままだと地球上が、キリスト教系とイスラム教系の2つに分断されてしまい、地球上の人間があみだした宗教によって地球上が崩壊してしまいます。

信教の自由の解釈でも
  • 大統領の宣誓式でキリスト教の聖書に宣誓する人が出て来るアメリカ←何をしようと自由なのか? そこには宗教の自由はない。「自由(じゆう)の国」ではなく「銃(じゅう)の国」に成り下がってしまう
  • 宗教の自由を尊重するがゆえに公の場所でのイスラム教徒のブルカ着用を禁止するフランス←反論が多いかも知れませんが無知な宗教人が多い場所では必要かも
という決定的な違いがあります。

どちらも日本人である私には、違和感のあることでした。
その違和感は、「対立し、互いを敵とみなす宗教が国家運営に携わっていること」に起因すると思われます。宗教は存在してもいいと思うのですが、個人の心の中にあるべきで、それが表明面に出てはいけません。

なぜ2000年もこういった宗教が盛んになったのか
  • 私などには把握しきれないほど複雑な理由があるでしょうが、しょせんは金儲け・権力争い・派閥闘争、に過ぎないか。
  • 情報の伝達が決定的にゆがめられていた時代に作られた宗教に対して、今の時代の人が自由に意見を述べ改善することができず、これに束縛されていること自体に、問題の根源があると思うのです。
  • もちろんあみだされて100年程度の共産主義も宗教の一種であり、例外ではありません。

こういった一神教は、自分が一番正しい、他は間違っている、これが基本なので、対立は避けられず、一神教が国家運営をする限り、永遠に続くでしょう

「民主国家」を標榜する国家の多くが
キリスト教(プロテスタント・カトリックを問わない)を前提にしてなり立っている
というのは、現代のブラックジョークですね。そんな国に宗教の自由はない、と言えます。

カンムリワシ

2015年04月05日 08時00分38秒 | 野鳥(カンムリワシ)

撮影月日:2015/04/02 13:17
撮影場所:石垣島の林道嵩田(たけだ)線
 

晴れたのでカンムリワシ撮影に出かけました。

  • 個人的なことですが、今年2015年に入って、6打席5安打〔打率0.800〕という高打率でした〔2015/04/04 現在の成績〕
  • ここで、打席とは取材に出かけた回数であり、安打とは撮影できた数です。通過中にカンムリワシに逃げられたの数に入っておりません。

ではYouTubeのカンムリワシ動画をどうぞ。

静止画も入れておきます。向こうから車が来たので、カンムリワシは飛び去っております。

やはり車が通らない朝に来なければいけないようでした。