ますます反米色を鮮明にしている北朝鮮。その裏には、ロシアのロケット技術を導入するのと引き替えに、有事に金正恩一家を亡命させる企みがあるようで、その資金を、北朝鮮から中国への鉱物資源輸出(密輸も含む)から得ている、と私はにらんでおります。
名古屋で北朝鮮ミサイル発射に抗議デモ
北朝鮮による核実験と度重なる弾道ミサイル発射を受け、在日韓国人らが16日、名古屋市内で抗議のデモ行進を行いました。:2017/9/16(土) 17:57配信 CBCテレビ
在日韓国人「ら」とあるので
その他の人のデモかも知れず、その比率など知るよしもありません。
在日韓国人にもいろいろあるようで、いくら南北対立の代理戦争が日本で繰り広げられているとは言っても、それはあくまでも表面的な争いであり、日本で生まれ育った朝鮮半島人のすべてが「決して変わらない一色」だとも言えないようです。たとえ日本人よりも一色を好む傾向が強いとはいえども・・・・・・。
日本には神話があり
「日本ほど他民族に寛容な国はない」とされ公党でさえ北朝鮮の代弁者に過ぎなかった時代がありましたが、それに影響されはじめたか「日本人の常識に合わないような過激な主張をする外国人」が出てきて、その神話もあぶなくなってきたようです。ものごとは行き過ぎるとだめなようですね。
そのせいで一部の政治屋たちは、生滅するそれらの政党を渡り歩いて人生を謳歌できましたが、その反動で現在の反韓や反北の風潮に至ったと言えます。
中国・韓国による国家ぐるみのヘイト・スピーチは取りあげられないのに、それに疑問をいだくことが日本のヘイト・スピーチだ、とする風潮に悪のりするだけではなく、ちゃんとした歴史的背景をとらえると、こうなるのだと思います。
よって
社会の風潮にそのまま飲まれるのではなく、自分だけの都合のいい歴史解釈ではなく、相互の見方を踏まえた上で何かを主張するのが、説得力ある方法かと思います。
さらにこれら在日韓国人らのデモは
いつ反日デモになるか分らないので、注意しておく必要があります。反日のまま参政権(国政や地方政などいろいろあり)だけを欲しがるのにどういう意味があるのか、もっと世界を広く見たほうがいいでしょう。
もっとも中国の場合
中国共産党政府としては、「中国の反日デモがいつ反中国政府デモに変わるかも知れない」ので注意しなければならないところで、これは朝鮮半島でも同じことが言えます。
なにしろ中国も朝鮮半島も形こそ違え言論弾圧国家なんですから、日本と同じように考えてはいけませんね。
そして日本の親中・親北の人たちが、この弾圧に決して触れようとしないのが、いかにも薄汚いように私は思うのです。
何に賛成しようとも構いませんが、欠点や問題点を指摘できない程度の賛成なのか、と納得してしまうのです。
独裁政権の場合
自分たちに利益があり泳がせておけばいいように見えるデモであっても、いつなんどき必要に応じて暴力的に弾圧しなければならないかも知れない、ので決して安心しておれないようです。これは独裁政権の弱点でしょう。
「勘弁して」「もうええわ」=在日コリアンうんざり―北朝鮮ミサイル
北朝鮮が再び弾道ミサイル発射に踏み切ったことを受け、在日コリアンからは「勘弁してほしい」「もうええわ」とうんざりした声が聞かれた。:2017/9/16
記事では
- うんざり
- 勘弁して
- もうええわ
- ため息
- あきれ顔
- ほえている犬は怖くない
- 孤立
とうんざり感をあらわす言葉が続きます。
大切なのは、北朝鮮の横暴に対して、在日韓国人・在日朝鮮人が声を上げ始めたことですね。多分に問題があるとは言え・・・・・・。
このうんざり感を生んでいるのが北朝鮮の「大国を後ろに控えている」という奇妙な自信であり、これが強硬発言の元になっている、と私は見ています。
ISの暴走に対しても
部分的にイスラム教徒たちが声を上げ始めていることは大切な事ですが、在日朝鮮人・在日韓国人よりもっと組織が大きいはずなのに、そういう組織の人たちが明確に意見を述べていないようで、イスラム教徒として自分に災禍が及ばない範囲内でイスラム過激派(IS)を泳がせているのではないかとさえ、疑われてしまう始末です。
イスラム過激派にそそのかされた人たちがテロを起こしたり、それに呼応するような反発事件も増えてきました。尤も「そそのかされた原因を作ったのが、キリスト教徒側なのかイスラム教徒側なのか」というそれぞれの人たちの言い分が対立する問題もあります。
私は
「北朝鮮の威嚇」は、「ISの威嚇」とは大いに意味が違うとは思いますが、ほんの一部の為政者による武力的な支配という意味では似ている
と考えています。
あれほど志願者が多かったのに実際のIS組織を知った人がどんどん脱落しているようです。
一方さまざまな理由により「北朝鮮から中国への脱北者を中国が拘束して、北朝鮮へ強制送還」しているため脱北者が減っているようです。
事情が違うとは言え、IS志願者も脱北者も減っているのです。
さてさて、皆様はどう思われますか。