ここでは「中国の醜聞」を集め、必要に応じて出典やリンクも用意しましたが、そんなに頻繁にリンクを確認できませんので、もしも「既にリンク切れ」となっていたらご容赦ください。
「簡体字はキモい」 香港で渦巻く批判 (1/4ページ)
日本語にも旧字体というのがあるそうで
旧字体(日本) ≒ 繁体字(台湾など)
とも言えますが、異なる点も多いようです。
私も新字体で育ちましたが、世の中には時折旧字体が見られます。
日本では新字体が主流でしょうが、旧字体を禁じておらず、その「多様性」が長所とも、その「あいまいさ」が短所とも、指摘されています。
旧字体→新字体の一例
- 三遊亭圓生→ 三遊亭円生
- 廣島 → 広島
- 上條恒彦 → 上条恒彦
- 瀧川鯉昇 → 滝川鯉昇
中国語の場合、発音は別として
- 繁体字の場合、なんとかその意味を類推できた
- 簡体字の場合、新しく学ばないと理解できない
上記でみられるように、台湾や香港での「簡体字の揶揄」はとてもおもしろいですね。
ということで類推できる繁体字をもとめて、多くの日本人が「台湾」へ出かけるのでしょうか。
尤も香港は、すでに安全な場所ではないらしい・・・・・・。
簡体字の一例ですが
开(開)
改革开放(改革開放)というのですが、開くべき「門」がなく、閉じたままの中国は、あいもかわりませず「鎖国」を続けております。
中国の繁栄が「开放(開放)」にあったはずなのをコロリと忘れたようで、「升」々うぬぼれが先鋭化して閉鎖的になり、同時に世界制覇を目指すのですから、もう末期的症状ぢゃ!
なお「开」は神社の地図記号にも似ていますね。
爱(愛)
「心」を取り去り、今どきの「心がない愛」になったらしい。
「友愛」が「友爱」なら「心」のない「友」ばっかりのような気がしますし、「愛媛」は「爱媛」ですか。
泷(瀧)
日本語の新字体では「滝」ですが、落語家の瀧川鯉昇など、人名では旧字体の「瀧」も使われていて、日本ではどちらでもいいようです。
涌(湧)
日本語では、両方とも存在する「涌」「湧」〔涌井・湧水〕
广(広)
この「まだれ」のような篇だけの略字が「広い」という意味で、地名(广州)などで使われているのでしょうが、知らないとさっぱり読めませんね。
簡体字が普及した中国やハングル一点張りの朝鮮半島で
古代文書が読めない人が急増しているようです。
事実、完全に漢字を廃止したかに見える北朝鮮に対して、韓国では少しだけでしょうが初等教育で漢字教育を復活させているようです。
私の勝手な意見ですが、「かな漢字まじり」の日本語のように、朝鮮半島では「ハングル漢字混じり」がすべての面で優っているように思います。
日本ではほんの少しの注釈があれば古代文書も読めます。
しかし、漢字を廃止した朝鮮半島や、類推を拒絶したかのように思われる略字(簡体字)の中国では、文化の断絶など先が思いやられますが、朝鮮半島の為政者や中国共産党は頑として譲りません。
尤も「断絶」こそ、ある人たちにとっては狙いとするところでしょうか。
日本語の場合、ひらがな・カタカナがあります。
- 中国語の場合、「簡体字」でもって学習の負担を減らしたつもりですが、そのおかげで古代文献を読めない人が増えたという短所もあるようです。そうでなくても古代文字とはかなり違ってきて読めなくなったのを、簡体字の普及でますます読めなくしていますが、「古代文書をねつ造」できるという長所もありますね。中国共産党が「孔子はこう言った」とねつ造したとして、報道弾圧のおかげで多くの中国人が信用するでしょうが、海外の人は誰も信用していません(笑)。
- 朝鮮半島の南北では、ハングルの扱いが少し異なるようですが、漢字を全面的に禁止しハングルだけにすると、「新聞や教科書を誰もが読めるようになるという長所」がありますが、代償としてまるで日本の小学校低学年の教科書「さいた、さいた、さくらがさいた」のような表音文字(ハングル)の多用のため、なれてくるとかえって不便となり、「抽象的な思考ができなくなるという短所」もあるようです。あの混乱した朝鮮半島の現状はその辺に原因があるのではないか、という声もありそうです。使う文字がいささか民族病に関係しているのでしょうか。
その意味では、東アジアの中では
かな・カナ・漢字(新字体とたまに旧字体)が混在する日本語は、習得するのに時間がかかるでしょうが、「よくできている」言語体系だと思うのです。
欧米語では
アルファベット30程度の文字ほどですべてを言い表せると言いますが、実体はそうでもなさそうです。
小文字を入れるともっと増えるでしょうし、長くなりがちな細分化された長い単語が誰にでも分るとまでは言えないようですし、言い間違えや勘違いの文字列もたくさん見られ、基本的に名詞の性別が言語によって異なるというのも奇妙ですね。
複雑そうにみえる日本語の漢字にしても、篇や旁で分けるならば、それほど多くを覚えなければならないというほどでもなさそうです。
ただし日本語にも
- まだ書き言葉と話し言葉との間に大きな乖離がみられ(当ブログではできるだけ話し言葉に近い文章を心がけています)
- 細かいところですが、送り仮名の揺れ、外来語過剰利用、使用状況によって「読み」が異なる語(「へ」「は」)
など解決すべきことがあるでしょう。
今回の記事に限ってですが
皆様がつかっておられるOSによっては部分的に「?」などとなり正しく表示されないかもしれないので、画像ファイルでも提供し、同時にお詫びしておきます。
さてさて、皆様はどう思われますか。