カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

民進党が消滅か

2017年09月30日 16時55分06秒 | 社会

当ブログ「民進党の危機か(2017年06月14日)」では 

  • トランプ
  • 蓮舫
  • 翁長雄志

のうち誰が最初にやめる(辞任・弾劾)か

としましたが、3ヶ月後になって「蓮舫」という結論が出たようです。

残るは 

  • トランプ
  • 翁長雄志

に絞られました。どちらが先なんでしょうか。


2017年09月01日に蓮舫に代って前原誠司が新代表になったばかりでした。

民進党は、代表選挙から1ヶ月も経過しない2017年09月28日の両院議員総会で、その3日前(2017年09月25日)に結成されたばかりの「希望の党」へ合流することになりました。

こういうことから、前原代表を選ぶ選挙段階で、すでに解党・合流の根回しがあったのではないかと邪推できます。少なくとも共産党や社民党の影響から脱するためには、もう一度最初からやりなおそうとし、そのためには数が減っても仕方がない、と考えていたようです。

その意味で「選挙のための数合わせに過ぎない」という批判から、減った分を希望の党で補おうとしているとする視点が見え隠れします。

ですから小池の「民進党全員を公認するつもりはさらさらない」という声明は、これを意識してのことで、「数合わせ」ではないと言いたかったのでしょう。

それにしても驚きました。

よっぽど前原は、離党が相次ぐ状況を「党の危機」だととらえていたのでしょう。民進党で共産党などとの共闘を訴えていた人たちは、前原誠司とおなじ無所属で出馬することになり、当選すれば新党結成へと走るのでしょう。

また希望の党で公認が得られなかった人でも、入党する人があらわれたり、当選の暁に入党する人も出ることでしょう。

なお前原誠司は衆議院議員に当選してから、そのあと希望の党へ入党する事になるのでしょう。

そしてその後、「希望の党」の名称が変わるのかどうか、私には分かりません。 


国会に議席があったかどうかは知りませんが、おもしろい政党名を挙げておきます。(Wikipedia

減税日本 日本を元気にする会 緑の党 「開星論」のUFO党

財政再建党 新党フリーウェイクラブ スマイル党 安楽死党

地球平和党 当たり前党 みらい党 支持政党なし 国民怒りの声

チャレンジド日本 みどりの風 太陽の党 日本人民党

サラリーマン新党 スポーツ平和党 雑民党 日本世直し党

教育党 真理党 地球維新党 発明政治 日本愛酢党 市民の党

インターネッ党 共生新党  9条ネット 日本第一党  女性党

それぞれの活動期間や党首などについては、ご自分でお調べ下さい。


「希望の党」公認ではなく「無所属」あるいは「民進党」で出馬するであろう人たちによる新党結成(すでに離党している人がいるかも知れません)。

  • 三権の長経験者は「希望の党」で公認されないようですから、総理経験者の野田佳彦・菅直人、衆議院議長を務めていた川端達夫・赤松広隆・横路孝弘、およびその周辺20~30名あたりが新党を結成するのかも知れません。
  • どうなるか分らないのが、岡田・蓮舫・枝野あたりでしょうか。「旧民主党」や「現民進党」も寄せ集めでしょうから、いろいろな人たちがいたはずで、選挙の数合わせて囲っていた人たちもいたことでしょう。そういう路線を取らないとする小池の手法が成功するかどうか、これだけはやってみないと分かりません。

それにしても

3年だけでしたが、政権与党になった民主党が消滅して民進党になり、その民進党も消滅するとは、だれも想像できなかったことでしょう。

中国や朝鮮半島に何も言えない「左翼」かぶれの人に限って中国や朝鮮半島に同調しない人たちのことを「右翼としているので

これが1つの目印となりそうです。

意見が異なる人のことを「右翼」とけなしているつもりの人が、「左翼」としてけなされている、なんてもう笑いがとまりません(笑)。

私は

日本人の多くは「非右翼」「非左翼」であり、この票の取り合いがいつも選挙では話題になる、と考えています。

左翼かぶれの人がまだいることは、初等教育から国是にしたがって洗脳している中国・朝鮮半島ほどではないにしても、教職員組合の一部の影響がまだ根強く残っているからでしょうか。

さてさて、皆様はどう思われますか。


分離独立

2017年09月30日 13時48分01秒 | 海外

以下では、こちらを参考にしました。

かつての分離独立

  • イギリスからの分離独立で、1945年にインドとパキスタンが誕生。パキスタンはインドの東西に分かれた飛び地国家でしたが、東パキスタンが1971年に分離独立して「バングラデシュ」となりました。
  • 「東ティモール」は2002年にインドネシアから分離独立しました

現在の分離独立運動

  • 中東地域の複数の国にまたがって住んでいるクルド人たちが分離独立を求めています。イラクのクルド人自治政府が2017年9月25日に住民投票を行ない93%が賛成したようですが、イラク政府は認めておらず制裁を加えています。
  • あす2017年10月1日に、カタルーニャ州自治政府がスペインからの分離独立を求めて住民投票を行なう予定とのことですが、スペイン政府は憲法違反だとして事前に阻止しようとしています。
  • イギリスでは、2014年にスコットランドで分離独立を問う住民投票があり55%-45%でイギリス残留が決まったのですが、2年後の2016年にイギリス全土国民投票(EU離脱かどうか)があり51.9%-48.1で離脱が決まりました。
  • スコットランドの言い分では、「住民投票では、イギリスがEUにとどまるという前提でスコットランドがイギリスに残留することを決めたのであり、その2年後にイギリスがEUから離脱したとなれば、もう一度イギリスから独立すべきかどうかの住民投票をすべきだ」としています。スコットランドはイギリスから独立し、スコットランドとしてEUに加入することを願っているようで、理解できないことはありませんが、2~3年で住民投票をやり直すというのも過激すぎで、ここは「うまくイギリスの企み」に引っかかったというところでしょうか。そのイギリスが「EU離脱」という思わぬ結果に驚く始末ですから、奇妙な「企み」が正しいかったかどうか、なんとも言えません。
  • 中国西部のウイグル地区やチベット地区が暴動を重ねて数十年。チベットでも海外亡命政権の肝心のダライラマが中国からの分離独立を求めないと言わされていますが、私はよその人間ではあっても、これらは分離独立すべき地域であるとみています。こんなことを中国で言うと、国家反逆罪・国家転覆罪で逮捕されそうですが、ここは日本でした。

その他の「独立分離

マレーシア連邦は、1962年に結成された。シンガポールが分離独立したのは1965年である。中国は、もともとは多民族国家であり、近代中国の統一形成は、満州族が支配する清朝に対する漢民族主義から行なわれた。孫文の三民主義のひとつは、民族主義であり・・・・。だがこの漢民族中心による国家形成は、多民族国家として、チベット問題など少数民族問題をかかえこむことになる。:P.126 西島建男「民族問題とは何か」朝日新書  


マレーシア連邦(マラヤ連邦)は戦後イギリスから分離独立しましたが
そこからまたシンガポールが分離独立したようです。
尤も、シンガポールに中華系が多すぎるとして連邦から追い出されたのかどうか、何とも言えません。
東アジアでは、隣同士(中国・韓国)で全く異なった民族構成です。
  • 中国・・・・・・ただ寄せ集めただけの「野合集団」「多民族国家」であり、あまりにも広すぎる国土を武力支配しており、間違いなく「反対するものを容赦しない全体主義国家」です。分りにくい離合集散の政局は、日本でもしばしば見られます。
  • 朝鮮半島・・・・・・南北のみならず統一されているとは決して言えないけれども、今どき珍しい「単一民族国家」です。だれも寄りつこうとしないだけですか(笑)。
その「単一民族国家」の1つ韓国が
「多民族国家」の中国からいくら経済制裁されてもウンともスンともいえない「みごとな属国」として存在しているようです。
  • ですから、安心して「日本を見下し軽蔑することができる」と私はにらんでいます。
  • 隣国日本に対する尊重の念を、かけらも持ち合わせないまま「日本蔑視」を続けるその姿勢からも、韓国が中国の1省になりそうなことは、ほぼ間違いのないところだと思います。そこは得意の演技力で、「そうではないと見せかけ」ておりますが、くれぐれもだまされないやうおねげーしますだ(笑)。
こういった韓国を、たとえ擬似ではあっても民主国家の一員として後押ししなければならないアメリカも、これまた大変だろうと思われます。

祇園東:京都市東山区、四条花見小路上る東側に位置する花街。明治に入り祇園甲部から分離独立し、甲部に対し『祇園乙部』と称された。乙部は主に娼妓数が多かった。:Wikipedia

花見小路も様変わりしたようで、観光客が多いようです。
ご存じ京都の五花街(島原を入れて六花街とも)の1つです。
大通りの店では、観光客用にメニューと値段も表示され現金商売ですが、少し大通りからはずれると、ひっそりとしたお茶屋が並び、誰かの紹介がなければ一見客は入れず、また現金商売ではありません。しかも無数の階層を経ているため、なんでもない食品がものすごく高くつくらしい(笑)。 
またまた衆議院議員総選挙があるようで
3週間のちに総選挙があるでしょうが、既成政党の消滅(どこかへ合流)やら分離独立、新党結成などもみられ、韓国なみの離合集散になってきましたか(笑)。 
さてさて、皆様はどう思われますか。

ロシアの醜聞35

2017年09月30日 05時12分30秒 | 海外

ロシアに関する妙な報道が多いので

ここでは「黒いうわさ」を集めてみました。

  • 2014年03月:ロシアがウクライナ領クリミア半島を武力併合
  • 2015年11月:ロシアの国家ぐるみの薬物隠ぺい工作が暴かれた 

などが関係していることはあきらかです。

旧ソ連の「弾圧主義」が色濃く残っているロシアに、ご注目を。


金正恩暴走の影にロシアの支援あり、プーチンはなぜ北を守るのか:Diamond 2017.9.4 北野幸伯


これについて、私は

  • 有事に金一家をロシアへ亡命させる代わりに、ロシアからロケット技術を導入しているのではないか。つまり「ロケットマンの影の仕掛け人はプーチン」ではないか
  • 影では、ロシアと中国の北朝鮮取り込み合戦が繰り広げられているため、あれだけ「強硬な発言を繰り返している」
  • つまり北朝鮮の後ろには、ロシアや中国がついている、という大きな自信がある 

と述べてきました。


モスクワに、北朝鮮政府公認の旅行代理店がオープンした。名前は、「NKOREAN」。北朝鮮大使館の関係者は、「わが国は、世界で最も安全な国の1つだ」と主張しているとか。北朝鮮が世界を騒がしている時期の「公認旅行代理店」開設は、極めて意味深だ。記事にもあるように、「ロシアと北朝鮮が接近している証拠」といえるだろう。:2017/9/4 配信 ダイヤモンド  ←上記と同じ引用


これは

ロシアから北朝鮮への旅行者を呼び込む為とみられるものの、たぶん偽装でしょう。ロシアが安保理の決議に違反しないよう配慮した決済機関だと私は見ています。もちろん普通の銀行を通さない手段ですね。

また、露極東連邦大のルキン准教授は産経新聞のインタビューに、こう答えています。 

中国向けとして石油製品(ガソリン・ディーゼル燃料)を輸出し、最終的には、北朝鮮へ渡っているのが年間20万~30万トンくらいだろうが、統計には北朝鮮向けとはされていない。

つまりロシアは中国と結託して、北朝鮮を支援していることになります。

ただしこれは2017年8月段階なので、安保理決議違反ではないのです。 


北朝鮮、元KGBを軍事顧問に 暗殺作戦への対抗策:朝日新聞 2017年8月25日05時05分


旧ソ時代のKGBは解体されましたが

元職員たちが北朝鮮で軍事顧問として迎えられているとの報道です。これはアメリカが検討している金正恩斬首計画に備えるたらしいのですが、こんなことがプーチンの承諾なしに行なわれているはずがありませんね。

イエメンやアフガニスタンなどでアメリカが使ってきた無人機による金正恩暗殺を恐れているのでしょう。

このように北朝鮮は、ある時は中国を利用し、別の時にはロシアを利用していますが、結局ロシア・中国に利用されているだけだったと分るのではないかと思われます。

北朝鮮は、「アメリカにだまされてボロボロにされたロシアの恨みを利用しているつもり」なのかも知れません。 


どちらが悪いのか知りませんが

  • ロシアは、ずっとアメリカにだまされてきたと考えています。
  • アメリカの言い分は別で、ロシアはウソばかりつく、と見ています。
  • ロシアでは独裁国らしく、言論を弾圧し報道を規制していますから、中国や朝鮮半島と同じで、一色の意見しか出てきません。結束するためには報道規制しかないのでしょうが、これがその国を弱くしているかも知れません。
  • 北朝鮮と体質的に似ているのが、きっとロシアなんでしょう。いわばロシアが大師匠であり、その薫陶を受けたのが、中国と北朝鮮でした。よって中国と仲違いした北朝鮮がなぜロシアに依存するかが、よく分りますね。 

結局アメリカとしては、有事の際に、

ロシア中国米朝戦争に北朝鮮の側で参戦すると「孤立してしまう」と思わせることが大切

なんでしょう。   

さてさて、皆様はどう思われますか。