王毅外相は30日の記者会見で
安保理決議には2つの内容が含まれる
1つは北朝鮮の核開発の進展を食い止めること
もう1つは6カ国協議を再開すること
関係各国は、安保理を履行すべきである。
緊張をエスカレートさせてはならない。
と述べました。・・・・・・
また安保理理事国の共通認識に基づき、今回の(北朝鮮の)ミサイル発射に対して必要な対応を取ります。:王毅(おうき)中国外務相(上海)NHK World News 2017/08/31
普通に「健康的な懐疑心のある人」ならば
中国が言ってきたほとんど全てのことを信用できないので、王毅(おうき)の発言も、「中国ができないことを羅列した」と喝破(かっぱ)するに違いありません。
中国語での常識は
~すべき・~に必要な対応 ≒ ~する予定はない
中国の要人が「すべきである」「必要な対応を取る」と言ったら
- 「まったくやる気がない」
- 「やると見せかけて実際には何もしない」とあざむく
というのは、ほぼ間違いがなさそうです。
朝鮮半島がこの影響を受けていることなど、どなたもご存じでしょうし、中国・朝鮮半島が発する言葉なんて誰も信用していません。
周辺国から見れば、中国人は根っからの偽装集団ですが
- 中華人民共和国を建国(1949)したのは中国共産党(1921結党)
- 選挙によって選ばれていない異様な中国共産党要人
中国では
国民をだますのが「党として正しい手法」であり、都合が悪ければ、これを報道規制・言論弾圧で隠ぺいします。つまり武力で自分の都合のいいようにもっていくのが、中国共産党のやりかたなんです。
「正直」なんて中国語の辞書にはありません。そうしなければ生きていけない社会を、長年にわたって構築してきたとも言えます。
さらに悪い事に「世界もそうであるはずだ」と思い込んでいるようです。
ただし、これらがわかれば、あの奇妙なうぬぼれさえ、少しは理解できるはずですが、あまり相手にしないことです。
日本人は勘違いしてはいけません。
いかにも日本人風を装いながら、中国人の視点でしかものごとをとらえられない中国人が多いということに、ご注意を。
中国人で、日本に入り込んでいる中国人たちがたくさんいて、ひそかに中国共産党に与(くみ)していることに注意しなければ、そのうちに足元をすくわれますよ。
中国要人がいつも実際と「正反対のことを言っている」という視点に立てば、次のようになるでしょう。
- 安保理決議では、北朝鮮の核開発の進展を食い止めることはできない
- もう6カ国協議には戻れない
みずから北朝鮮を牛耳っていた頃、中国は
- 「6カ国協議(六者協議)を主導」していましたが、いつの間にか「もう6カ国協議には戻れない」と言っています。
- かつて中国は安保理で、拒否権をちらつかせて北朝鮮制裁案を通さなかったのですが、最近は拒否権を使わなくなり、その代わり「安保理決議では、北朝鮮の核開発の進展を食い止めることはできない」と言っているようなものです。
- 失敗のそしりを免れませんが、実際にはアメリカに責任を転嫁し始めました。
別の分りやすい表現を使うなら、中国は
- 北朝鮮を牛耳っていたころには、拒否権を行使し制裁をさせなかった
- 北朝鮮を牛耳られなくなった昨今は、拒否権を行使せずに一部制裁に参加し始め、同時に「対話を拒否する北朝鮮と対話するよう」言い始めた
ということでしょうか(笑)。いったいど~ゆ~こと?
- 自分には一切の責任がない
- 責任はすべてアメリカにある
中国共産党は
- 都合がいいと見るや、100年前の話をもちだし日本を追究し、奇妙なことにそれに納得する日本人が多いのですが・・・・・・次のことを理解していますか?
- 都合が悪いとみるや、6年前の列車衝突事故(2011/07/23)では列車を埋め立てて証拠を隠そうとし事故の2日後には再運行させ、1ヶ月前の四川地震(2017/08/08)では死者25名という驚くほど少ない犠牲者の発表しかせずにたった1週間で捜索を終えます。50年前の文化大革命、30年前の天安門事件、などなど不都合なことは「既に済んだこと」としそれに触れることさえ国民に禁じ、違反すれば厳しい罰則が待っています。
いずれも、原因調査を続けると中国共産党の責任・不正があっちこっちで見つかり中国共産党崩壊につながると判断したからでしょうし、この中国共産党の崩壊だけは絶対に阻止しなければならないのでした。
これらの無責任さから
- 私は、まったく中国共産党を信頼していません。
- 顔を引きつらせて何かを言おうとすればするほど、ますます怪しく感じるのです。
さてさて、皆様はどう思われますか。