カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

中国に関する醜聞 261

2017年09月10日 10時57分24秒 | アジア

支那には家ありて国なく、支那人には孝ありて忠なし(徳富蘇峰)


「支那」が差別用語だと頑張るかたもいらっしゃいますが

古代中国の「秦(しん)」が元になってChina(英語「チャイナ」・仏語「シーヌ」)となったのであり、1000年以上も前に日本に存在した中国地方のことを知らずに、まるで中華人民共和国を略した『中国』がもっと古いと勘違いしている人がいることなどから、私は、「支那は差別用語ではない」と考えています。

もしそれを差別用語と言うのなら、中国語や朝鮮語にみられる膨大な差別用語を問題にすべきでしょう。日本語の差別用語・悪口の語彙は、中国・朝鮮半島のそれに比べてみすぼらしいほどらしい(笑)。

これに関しては、こちら1こちら2もご参考までに。

たしかに

「東シナ海」とか「インドシナ半島」は堂々と使われているのに、「支那」を使わないように、というのもおかしなものです。

自民党の米国追従を「朝貢外交」とののしる人が、「支那」という言葉を禁じることが中国への朝貢外交」とは思わないようで、不思議ですね。

私は、中国共産党にヨイショする日本人にも幸あれと祈らずにはいられません。

尤も私は 

かつての「シナチク」「支那そば」が「メンマ」「ラーメン」と言われるようになっており、ほとんどラーメン店に入ることもないこともあり、あえて「支那(シナ)」を使いませんが・・・・・・。

なんとなく懐かしいようで「支那そば」というほうがおいしそうに思えるのですが、どうでしょうか。

渡辺はま子「支那の夜」などは変えようがありませんね。 

むしろ

差別主義者達が使う言葉なら、すべてが「差別用語」のように聞こえてきます。アメリカの白人至上主義者たちの発言も、視野が狭すぎるため聞いていられないのです。

ただし

状況をよく知らないまま、もっともそうな理屈を並べて「差別用語だ」とさけぶ人がいるので、注意したいものです。

こういう人たちは、非難されると魔女狩りだと反論するのですが、自分が「魔女狩り」をしていることに気づかないまま、相手を「魔女狩り」と非難するところなど、トランプそっくりですね。

そういった人に限って、国ぐるみで他国を差別する中国・朝鮮半島およびそこで使われている「ひどい差別用語」について何も知らないようです。

これらに関しては、次を御覧ください。:その1 その2 その3 

さらに日本国内で

ながく「中国」という言葉が使われてきましたが、四国地域の人たちと中国地域の人たちの対抗意識があるようで、これに巻き込まれたくないという人もいて、そういう人たちが中華人民共和国のことを、日本では紛らわしい「中国」ではなく「支那」と呼ぶのでしょうか。

また

一部の中国人が「支那」が差別用語だから使わないようにと言っているようですが、こういう人たちは日本へ留学したことがあって、日本社会の豹変を目の当たりにしたのかも知れません。

不思議な二重基準ですが・・・・・・

  • 中華人民共和国がなぜか、日本に対してだけ「支那」を使わないよう要望している。
  • 韓国が、自国も含めてその他国際大会においても「旭日旗」に異様に反応し徹底的に攻撃するのに、旭日旗にそっくりなマケドニア国旗朝日新聞のロゴについては、全く何も言わない。

似てますね。

都合がよければ徹底的に批判するけれども、都合がわるければ黙っている、という二重基準が信用できないのでした。

ただそれだけのことです。 


その他、次も参考にして下さい。

シナ(支那)を「中国」と呼んではいけない三つの理由

「『支那』の語源についての考察」についての考察

なぜ江戸時代の書を読むべきなのか

さてさて、皆様はどう思われますか。


北朝鮮の醜聞37 核実験

2017年09月10日 07時01分44秒 | アジア

触れにくい「障害となる事態」とは・・・・・・

そう、自分たちの攻撃相手を利する(自分たちに不利な)事件が起った時に、それを非難すると攻撃の切っ先が鈍るとするもので、どこでも普遍的にみられます。

  • 日本の多くの野党にとって、たび重なる「北朝鮮の挑発言動」は保守政権打倒のために障害となっている
  • 保守政権の与党にとって、たび重なる「オスプレイの事故」は政権維持のためには障害となっている

というもので、これが原因で

  • 日本の野党の多くは、朝鮮半島や中国がどんなに不祥事を繰り返しても、非難できない(触れたくない)
  • 日本の政権与党は、オスプレイがどんなに事故を繰り返しても、非難できない(触れたくない)

何を言ったかも大切ですが、何を言わないかもまた大切ですね。


北朝鮮の核実験 

1回目 北朝鮮の核実験 (2006年10月)
2回目 北朝鮮の核実験 (2009年5月)
3回目 北朝鮮の核実験 (2013年2月)
4回目 北朝鮮の核実験 (2016年1月)
5回目 北朝鮮の核実験 (2016年9月)
6回目 北朝鮮の核実験 (2017年9月3日12時31分頃)

私の直感であり、何も根拠となることがありませんが

  • 北朝鮮の石炭輸出は「中国」へ
  • その金で「ロシア」からロケット技術を導入
  • 核開発技術を、様々な国から得た 

とみています。

北朝鮮を陰で操り、これを利用しようと「競争」しているのはもちろん、ロシアと中国ですね。

しかし、この両国(ロシアと中国)が共同歩調をとっているように見えて、実はもう一つ「いい関係」ではないようにも見えます。

独裁国同士は、互いに利用価値があるとみて接近するふりをしますが、「譲る」ということを知らないためか、しばしば強烈に対立します。

場合によって、「接近」を強調したり、「反発」を強調したりするので、どんな用語を使っているかを十分に見きわめたいものです。

中国・ロシア(独裁国家)は「敵を分断する」のが常ですが

しかし、そもそも中国とロシアの関係は「分断」努力をしなくても自然に対立するものですから、当面「どんな協力をしそうか」を見きわめておくことが大切かと思います

この直感を情報で裏付けようとしますが

  • その直感が正しかったこともありますし
  • 裏付け情報が不足していたり
  • まれには間違っていたこともありました。  

中国が北朝鮮大使を呼び出し、核実験に“異例”直接抗議か2017/9/4(月) 17:18配信 TBS News 


この中国の抗議が

  1. 本気なのか
  2. 本気を装った脅しなのか
  3. 体裁をととのえるための演技に過ぎないのか

見方が分かれるところです。

ほとんどの場合、日頃の中国共産党の言動が「目くらまし」「子供だましなのは、皆様よくご存じのとおりです。

ただし、陰でこそこそ悪巧みをするのは生涯抜けない民族性で、それが中国人の信頼性をなくす根源であることなんか意に介していないようですね(笑)。

さてさて、皆様はどう思われますか。