NHKの大相撲解説で若松親方(元朝乃若 現役は1992-2005)が登場していました。
2017/09/21 の十両の部の解説でしたが、現役時代に胸に砂がつきそうな「地面すれすれの仕切り」を見せており、いま横綱日馬富士がそれを見せるたびに朝乃若を思い出すのでした。
しかし今回の大相撲秋場所では、休場者が多かったですね。
- 全休宣言者・・・・・・白鵬・鶴竜・稀勢の里
- 最初だけ休んで、あとから出場・・・・・・碧山・佐田の海
- 最初だけ出場し、あとから休場・・・・・・高安・照ノ富士・宇良
- 全部出場・・・・・・その他
上位者が休むということは
優勝をさらっていた上位者がいないので、下位力士に優勝のチャンスがあり、おもしろいとも言えます。
大関豪栄道も、序の口あたりからずっと優勝を約束された力士でした。
しかしその後、同じ1986年生まれの稀勢の里が2年先に大関になり、豪栄道もやがて大関になりますが幕内優勝を含め2桁勝星はたったの2回で、豪栄道は一番弱い大関(その1 その2)という不名誉な時代がありました。
今場所、豪栄道は見違えるほどの強さを発揮しており、横綱が1人だけの2017年秋場所(9月場所)が優勝のチャンスでしょうか。
一人横綱というと
元横綱の朝青龍と、その直後の白鵬を思い出します。
しかし4人もの横綱が誕生(白鵬・日馬富士・鶴竜・稀勢の里)したのは結構なことですが、世代交代が進まずに3人もが2017年9月場所休場(白鵬・鶴竜・稀勢の里)となると、多ければいいというものでもなさそうです。
たった2ヶ月前には
強い横綱白鵬がいて、4横綱から、3横綱が引退し、再び白鵬の1人横綱に戻るのではないかとされましたが
2ヶ月後には
その白鵬も含め3横綱が休場し、まるで日馬富士の1人横綱時代到来かと思わせる昨今です。
12日目終了段階での状況ですが
2敗:1人(豪栄道)
3敗:なし
4敗:10人(日馬富士・嘉風・琴奨菊・阿武咲・千代大龍・貴ノ岩・荒鷲・大栄翔・遠藤・朝乃山)←灰色背景が豪栄道と対戦済み
という前例のない低レベル大混戦となりました。
豪栄道の対戦相手ですが(勝敗は昨日12日目までの結果)
13 貴景勝(7勝5敗:決まっている)
14 未定
15 日馬富士(8勝4敗:多分こうなるでしょう)
豪栄道は、4敗者としては大栄翔と日馬富士を残しています。
今日も含め、あと3日の勝負でして、どうやら3日後の千秋楽まで、優勝争いは持ち越されるような気がします。
さてさて、皆様はどう思われますか。