民進党からの離党が続いています。
もともとの旧民主党が寄せ集め集団であり、政権を取っていた3年間のうちに、その膿が湧き出たようです。
その後、名称を民主党→民進党にかえ、蓮舫代表から前原代表に代わりましたが、細野・山尾らが離党し、そのほかにも数名が離党すると伝えられていて、年内にも新党を立ち上げるらしい。
尤も
自民党もまた寄せ集め集団なんですが、どう違うのでしょうか。自民党と言えば「金」と思い出すのですが、「金」だけで結束を誇っているとも思えず、また民進党(旧民主党)の場合、「金」のしがらみが自民党ほど強くないので離党者が続出する、とも思いたくないのですが・・・・・・。
やはり最後は
「党がとるべき路線」の問題が出て来るのでしょう。
今回の民進党の問題で言えば、「共産党を仲間に入れるかどうか」ですね。
蓮舫代表時代から、前原・枝野による代表選挙を経て前原代表が決まってからどうなるか、民進党の動きは、迷走そのものですね。
私は、こう見ています。
- 自動車会社が毎年のように新車を発表しますが、毎年のようにリコール対象車も発表しています。つまり「新車を発表し、それがやがてリコール対象車になる」のでしょうね。
- 同じように、韓国ほどではないとしても、日本でも新党結成が盛んですが、「その新党から、やがて離党者が続出する」のでしょう。言い替えると「新党が、離党者を生み出す予備軍」なのでしょう。
こうしてみると
新車がリコールを生み
新党が離党者を生む
という運命は、避けられないのでしょうか。
いずれも最初は「そうは思わなかった」のであり、いつも「責任は相手にある」のでした。
どうなるか民進党
- 当面:野党共闘(共産党などとの連携)が大切なのか
- 中期:とるべき路線のほうが、よりもっと大切なのか
一体、どちらなんでしょう。
さてさて、皆様はどう思われますか。