カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

中国に関する醜聞 265 THAADで中韓対立

2017年09月24日 14時31分55秒 | アジア

中国共産党にとって不都合なら、報道を規制して証拠を隠しましょう。

  • 死者数1000万人以上ともされる文化大革命(1966-1967)や、天安門事件(1989)はなかったこと、あるいは済んだことにし、中国国民がこれに触れることを厳しく禁じました。
  • 列車事故(2011/07/23)では、捜査を開始する前に列車を埋め立てて、事故原因を隠ぺいし2日後に運行を再開しております。
  • 四川地震(2017/08/08発生 M7)では事故解明に着手したはずの14日(1週間足らずでした)には、もう捜索を打ち切っています。原因が究明されたのです!

あらゆることに関して

中国共産党政府の許認可の件やら運行上で中国共産党幹部がからみ、絶対に表には出せないことがあったのです。

ただ隠ぺいしようとしただけのことであり、積極的に原因を解明しようとする姿勢を見せてはいけません。

済んだことなのであり、もう触れてはいけないのです。これをくつがえして、真実をあばきだそうとする試みは「国家転覆罪・国家侮辱罪」に相当する犯罪です。

こうして

中国共産党の恥部は永遠に解明されないまま、時だけが進み、腐敗が更に広がるのでした。この腐敗をあばくことは、決して許されません。ワイロが横行しどんなに効率の悪いシステムであっても、中華人民共和国は中国共産党が建国したのですから(大笑)。

中国や韓国で、同じ事故が繰り返し発生する仕組みが、これでよく分ったと思います。とにかくとってつけたような理由で報道されない「報道規制」により、真実が隠ぺいされ続けることにご注目を!


【コラム】韓中THAAD摩擦、国民が一枚上手であれば負けるはずがない朝鮮日報日本語版 2017/03/17 


韓国人としては
中国共産党が「中国一部でロッテ不買運動を指示したり、韓国への渡航を禁止したり、韓国色を排除しようとする韓国経済への制裁を1年以上も続けている」のをみて、「文化大革命(1966年)時に見られた紅衛兵による内戦にも等しい造反有理大混乱」もこうだったのかな
と考えているようです。
経済交流が進み、安い中国製品が相手国に蔓延した頃が、中国の横暴さを発揮するタイミングであり、「経済制裁」をちらつかせて言いなりにさせるのが中国の手口ですね。
このため
中国とだけ交流を盛んにすることは、絶対に避けなければなりません。食べ物で「偏食していると、常食の食べ物が何かの気候変動で取れなくなった時や、病害虫の影響で不作だった時に」困るのとよく似ています。
中国がレアアース輸出をほぼ禁止(2010年)して「中国の言い分を強引に通そうとした」ことを思いだした人も多いことでしょう。中国の横暴に対しては、譲ってはいけないのです。これは中国人のためでもあります。厳しいかも知れませんが、中国からの輸入物に対しては、いつも代替物を考えておかねばなりません。
この原則を忘れた可哀想な国の1つが『韓国』でした。
中国人のこの駆け引きは、もういい悪いの判断ではなく、中国人の骨髄にまで染みこんだ手法なのであり、非法治国家とされるゆえんです。中国・韓国がTPPなどと縁がないという明確な証拠で、この地域が法治国家となるためには、あと50~100年ほどかかりそうです。
韓米FTAで韓国の零細企業がどれだけ崩壊したか、など旧両班の政治屋などに分るはずがありません。
これは一部の大企業だけを富ませ、鉄鋼業や零細企業を数多く崩壊させたアメリカのグローバル化と何ら変わるところがなく、これに目をつけたトランプが大統領の座へのし上がったことはご承知の通りです。どんなに素人っぽくめちゃくちゃなことをしようとも、どんなに弾劾の危機にあろうとも、今のところ大統領の座を保っている理由が、見えてきませんか。
韓国のバス停で撮影された防犯カメラの映像で
ネクタイの結び方を教える姿に韓国人として胸がジーンとしたらしいのですが、中国人の場合、中国語の字幕で誉めながらも最後にお決まりの「私もロッテとTHAADミサイル配備に反対だが」と中国共産党にヨイショするのを忘れなかったとします。
この中国の世相から自国韓国の「中国そっくり」世相が見えてきましたか
日本人からすると、韓国人がなんやかんや言っても最後にお決まりの「私も反日だが」と韓国世論にヨイショするのを忘れないのが常識なので「中国の世相 ≒ 韓国世相」ですが、そんな「そっくり」を感じ取ることなど韓国人としてはあり得ないですか(笑)。
韓国人の目としては
あれほど「抗日ドラマ」「対日経済報復」を繰り返しているのに中国人が、日本人に対して「すごい」という言葉をよく使うことが驚きらしいですね。
そういった中国人の冷静な目など、韓国人にはあり得ないことで、国是として「反日」なので、日本のことを少しでも肯定すると社会的に抹殺されることなど、もう外国でも広く知られていることです。
ちょうどアメリカ駐留軍が「あれほどチャンバラ映画を繰り返しているのに日本で犯罪が少ない」と驚いていたのを思い出させます。
そういったアメリカでは今、銃が蔓延し、毎週のようにどこかで銃乱射事件が勃発し、自分を守らねばという勧誘でますます銃を携帯する人が増え、そして更に銃犯罪が増えるという悪循環を繰り返しております。
また中国の著名な国際政治学者が
「韓国に行くと質の良いノリと電気炊飯器が買えるが、日本に行くとレベルの高い社会の雰囲気を味わえるのがいい」と言うのにも驚いています。
結びとして
韓国が(日本を見習って)いくら中国人にひどい仕打ちを受けても、叩かれても叩かれても冷静でなければならない。冷静であれば負けるはずがない
としています。
こんな「日本を肯定するようなことを言う朝鮮日報は大丈夫かな」と人ごとながら心配しますが、それよりも「中国のほうがもっと恐怖である」ことが浸透した韓国社会を如実に示しているのか、それとも「ようやく中国人の本質がわかってきた」だけなのでしょうか。
それさえ例の見せかけに過ぎないのかもしれませんね。とにかく窮地にある時の韓国だからこそ、上辺だけの民族性が発揮されるので、だまされないように注意して下さい。
一言でいえば、昔のことはいざ知らず、韓国人が最近の中国人の手法に不慣れなのに対して、日本人はそれについて十分に慣れているからでしょうか。
私が感じたことは
  • 韓国人が中国人の粗暴さを感じている時期の記事(半年前、中国による経済制裁開始から半年が経過した頃)でしたが、これによって「自分たち韓国人の日本に対する粗暴さを見て取った」かどうかは不明です。もしもそこから何かを発見したら、韓国の明日は明るいかも知れません。
  • しかし中国に頭が上がらないままの韓国である限り、そんなことは、あり得ないことでしょうね。 

中国は韓国をベトナムのような手強い隣国にしたいのか:朝鮮日報日本語版 2017/03/17 09:35 ←リンク切れ

THAADミサイルに対する半年(当時)にわたる中国の韓国への制裁から
ベトナム(親ソ・親露)とカンボジア(親中)の争いから中越戦争に至るまでの経過を説明しています。
韓国としては、中国から韓国への経済報復が「小を得ようとして、大を失う」ように見え、中国にとっての一筋縄ではいかないベトナムのように、都合の悪い相手を増やす(韓国を見放す)はずがないと、みているようですが、さてどうなんでしょうか。とにかく中国がどこかで朝鮮半島を高く評価しているはずだと信じているようで、かわいそ~!
とにかく
貧しいために軍事力を誇示していたのであり、経済的に豊かになればそんなことはないだろう、という読みは残念ながらはずれてしまい、経済的に豊かになると中国の軍事費は爆発的に増えて、ますます凶暴・唯我独尊になってきたのですね。
遅すぎるとはいえ、ぼちぼち(墓地墓地、青山泉岳寺)、韓国も気がつくべき時でしょう(笑)。

THAAD:米国防長官「中国は周辺諸国を朝貢国扱い」2017/03/24 朝鮮日報日本語版←リンク切れ

朝鮮日報がずっと
  • 反中
  • 反左翼(反北朝鮮)
  • 反日
の保守新聞であることが分りますが、いま流行の言葉で表現するなら
朝鮮日報 ≒ 韓国ファースト
で、これ以外の理由もあり韓国が中国そっくりなため、
韓国がTPPに参加するはずはない
と言えます。
中国が南シナ海で周辺国が
①だまって中国に従うか
②貢ぎ物を出すか
という朝貢方式を採用しているという米国防長官マティスの指摘は、当たっていると思います。

中国が北朝鮮沖で軍事演習、米朝を威嚇:2017/8/8 ニューズウィーク日本版


ニューズウィーク紙は

中国が、北朝鮮政権とトランプ政権の両方にいらだっている、としますが、私はこれに加え、中国は韓国政府にもいらだっている、とみています。
そう中国共産党は、誰彼となく、思い通りにならないといらだつのでした。国内を弾圧で統一してきた経緯があり、弾圧が聞かないと「いらだつ」のでしょう。
中国は四面楚歌そのものですね。
当ブログ「中国に関する醜聞 254 四面楚歌」でも触れましたが
  1. 南ではインドと一触即発
  2. 南東ではベトナムやフィリピンなどとの領有権争い
  3. 東では尖閣諸島で日本と対立し
  4. 北東では、韓国への経済制裁やら北朝鮮との関係も冷えており
  5. 北では不倶戴天のロシアと表面的には良好関係を演出しなければならず
  6. 西ではISの進出に対して新疆ウイグル自治区あたりで警戒
本当にろくでもないことばかりで面楚歌どころか面楚歌に増えているでしょう。南西でのチベット紛争や、国内での深刻な暴動などを加えるともっともっと多いかも知れません。

THAAD追加配備に中国メディア猛反発「韓国、キムチ食べて混迷」:2017/09/07 朝鮮日報日本語版←リンク切れ 

中国による韓国経済制裁も1年を過ぎており
まだおさまる気配を見せていません。例によって中国は「韓国がキムチ」を食べ過ぎて暴走しているなどと口汚くののしっております。これに対抗すると、さらに暴言でかえすところなど、中国は北朝鮮そっくりですね。いや失礼、北朝鮮が中国のミニチュア版であり、暴走の本家は中国でした(大笑)。 
きっと
  • 韓国にとって、北朝鮮のミサイル発射・核実験
  • 中国にとって、韓国配備の米製THAADミサイル   
これが同じなんでしょう。
特に中国にとって、事情が許せばTHAADミサイルを撤去させようとしている現政権はまだマシとしても、THAADミサイル配備に賛成している反中国の韓国保守勢力が気に入らないようです。
そう、北朝鮮のミサイルが中国へ向かわないという読みですが・・・・・・。
中国共産党としては
韓国保守党が、キムチを食べ過ぎて迷走しているとし、中国・ロシアが反対しているTHAADミサイル配備に賛成していると、大国のはざまにたちながら、北朝鮮の核危機にも右往左往するだろうと考えているようです。
いかに中国らしく、自分たちに反対するとは許せない、とばかり侮辱に満ち満ちた言葉を発します。
そんな中国であることはもう前から分っているのに
「限りなく中国に接近していた2年前の韓国は一体何だったんだ」、となっていまい、もう自業自得だとしか言えません。
そして
北朝鮮が止めようとしない「ミサイル発射・核実験」ですが、韓国もまたTHAADミサイルの配備を止めようとしません。中国にとって、どちらも「不都合なこと」なんですが、それを韓国の責任にするところが、特徴ですね。
どちらもアメリカに関係していますが、実は中国そのものの弾圧政策に関連しているとは、お釈迦様でも気がつくめぇ!
中国にとっては、東に位置する朝鮮半島は、やっかいな地域なんでしょう。
それもこれも
実は中国に大きな責任があったのですが、そんなことを自分で認めるはずがありませんね。
そうです、みんな、相手に責任があるのですから・・・・・・。
都合がいいところでは
中国は、ロシアの力を利用して、韓国を攻撃していますが、その中国・ロシア関係が必ずしも良好ではないことなど、誰でもが知っています。
都合のいいことだけを報じて、都合の悪いことは報じない
そういった中国に、明日はないと言えます。
北朝鮮の核実験は伝えないのに、THAADミサイルの追加配備を大きく伝えるその姿勢に、幸あれと祈らずにはいられません。墓穴を掘らないように頑張りましょう。

「THAAD報復撤回を」韓国外相が要求、中国外相は拒否:朝鮮日報日本語版  2017/09/21 23:08 ←これも近々リンク切れになりそうです

THAADミサイル関連で
韓国外相が中国に対して「報復をやめよ」としたことに対して中国は「THAADミサイルが韓国の自国防衛の範囲を超えている」とします。
私の考えでは、「THAADミサイルが韓国の自国防衛の範囲を超えている」のではなく「THAADミサイルにかこつけて韓国を経済制裁する中国が自国防衛の範囲を超えている」と思うのです。
中国がこんなことを言えば言うほど、中国が北朝鮮を利用しようとしていることがはっきりしてくるし、レーダーで朝鮮半島を監視するなどTHAADミサイル配備前から既に韓国を狙って何らかの準備をしていたことさえ、暗示しています。
やめた方がいい、ボロが出てきていますよ。
さてさて、皆様はどう思われますか。

韓国の醜聞267 政界の混乱

2017年09月24日 01時52分38秒 | アジア

たとえそれが、事実であろうとも、なかろうとも、誰にも醜聞があります。ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも提示しています。


この危機にあって

朝鮮半島の未来を論じる気配などまったくなく、ひたすら自党の利益を優先して「汚い言葉で相手の党を批判」するだけの韓国政界を見ていると、「もののあはれをもよほす」次第でございます。

朝鮮半島をみていると

  • こんな程度の政治家が、こんな程度の民意を生んだのか
  • こんな程度の民意が、こんな程度の政治家を生んだのか

のどちらが正しいのか分らなくなってきます。

もちろん私が他国のことを言う場合、自国である「日本ではどうなのか」に思いを寄せていることは言う迄もありません。いちいち言うことはないので、今後は付け加えないことにします。 


ちょうど文大統領が国連総会へ出かける頃のニュースです。

なお、今回の国連総会には、たしか中国・ロシア・インド・ミャンマーなどの首脳が出席しないとのこと。

北朝鮮とアメリカの徹底的な対立が見られる今だというのに、それより優先する国内事情があるらしい・・・・・・。

中国では共産党大会が2017/10/18から始まるらしいのでその準備などで忙しいのでしょう。ロシアの場合、北朝鮮との裏取引を詮索されるのを嫌ったのかも知れません。

トランプ(アメリカ大統領)が国連演説をしたようで

2017/09/20 03:00現在、日本の各紙(毎日・読売・朝日・産経)などが取りあげていましたが、韓国紙の日本語版や沖縄2紙では取りあげていません。ただしその後、変わっているかも知れません。

韓国政界の混乱を示す記事を見つけました。


北朝鮮危機:「まるで旧韓末」 米国にすがる韓国与野党:韓国朝鮮日報日本語版 2017/09/18 09:43  


極めてまれなことですが

韓国でも、こういった自国の恥部に踏み込むことができるようで、これを活かすことができればひょっとしたら韓国にも明るい未来があるかも知れません。

しかし残念ながら「言うだけ」に終わりそうで、「改善が禁止された社会」でこういったことが実現するとは思われません(笑)。

記事で、「まるで旧韓末」としていますが

(1)「旧韓末」とは、「韓国」「北朝鮮」のいずれのことか。

(2)「旧韓末」とは、「楽園」「最悪」どちらの意味なのか。

後者の(2)ではつぎの2つを想定できます。

  • 韓国の現在を牛耳っているとされる旧両班がいつも言う通り

楽園だった李氏朝鮮時代を日本に踏みつぶされた」と。

身分制度を廃止されたため、自分たちが軽蔑していた庶民と同じレベルに落とされたことを100年経過しても恨みに思っているようですね。

そりゃそうでしょう、搾取する立場の人間ならきっと身分制度があった時代のほうが「楽園」だったと言いたくなります。

しかし韓国の今のほうが、100年前よりもずっとずっとよくなっているはずで、それは自分でできなかった「身分制度の廃止」による健全化でした

  • 国は荒れ放題で売官のし放題と、末期的症状だった

これが「最悪の国」状態の意味です。

ということで、この記事の「まるで旧韓末」の場合

  • 韓国が「楽園の状態」・・・・・・それはあり得ない
  • 韓国が「最悪の状態」・・・・・・そうかも知れません!
  • 北朝鮮が「楽園の状態」・・・・・・それもあり得ない
  • 北朝鮮が「最悪の状態」・・・・・・そうかも知れません!

体どれを意味しているのでしょうね。 


ご存じの通り今、韓国では2017/05/10(4ヶ月前)から

文在寅(ムン・ジェイン)大統領が就任し、弾劾・逮捕された保守派の前大統領朴槿恵(パク・クネ)に代わって、親北左翼政権が誕生したのですが・・・・・・

元気のいい大統領選挙時に比べてかなりトーンダウンし、大統領になれば最初に北朝鮮へいく、などの公約を果たせず、北朝鮮に呼びかけても「なしのつぶて」、それどころか前大統領朴槿恵(パク・クネ)ほどではないにしても北朝鮮から汚い言葉を投げかけられ、なおかつ「対話を拒否する北朝鮮に対して対話を呼びかけるあまやかしぶりで、実に危うい政権維持が続いています。

韓国の現在、「共に民主党」は与党ではあるものの、国会で過半数を得ていない不安定な運営を迫られているようで、野党の協力なくしては前へ進めません。

きっと反対勢力がない一党独裁の中国・北朝鮮がうらやましいことでしょう(笑)。

しかし 

(与党の)共に民主党の秋美愛(チュ・ミエ)代表が、(野党)自由韓国党(ハンナラ党→セヌリ党→自由韓国党と改称されたらしい)米国に対する戦術核要求について「事大外交」と非難しているようです。

つまり

現在の与党左翼政権「共に民主党」が、アメリカに追随する野党のことを「事大外交」

と非難するのですが

自分が目指している「北朝鮮・中国」追随もまた「事大外交」

ではないかと思われます。つまり韓国政界では与野党とも

自分のことを棚に上げ「相手が事大外交(事大主義)」だと非難しあっている

言い替えると、

韓国では与野党ともに、自分だけは「事大外交(事大主義)」ではないと思っているようですが、外部から見るとまちがいなく、韓国の与野党が共に昔から事大外交(事大主義)でした。

これに気づいていない韓国与野党の姿勢が視野狭窄症(しやきょうさくしょう)ですね。

朝鮮半島諸国が事大主義なのは、宿命のようなもので

  • かつてもずっとそうだったし
  • 現在もそうだし
  • 今後も永遠に変わることがない

きっと何か

ほんのちょっとした違いがあり、それを根拠にして言っているのでしょうが、茶道・三味線(三線)・華道などの諸流派などと同じで「ちょっとした違い」を、自分たちの利益を確保するために、針小棒大に取りあげているだけなのでしょう。

与党左翼政権「共に民主党」も

親北朝鮮路線をあきらめかけているようで、少なくとも6月の訪米ごろには反北路線に走りかけていました。北朝鮮が韓国の左翼政権を軽んじ過ぎていることへの「不満」があるからでした。

しかし文大統領が、そう簡単に北朝鮮をあきらめることにはならないでしょう。

アメリカが反北ですし、中国は反米でなおかつ朝鮮半島諸国を自分の属国とみなしているため、韓国は、アメリカの北朝鮮制裁に同調しているように見せかけながら、中国の動向をうかがっているようです。

というのは、韓国がこの中国に対して「もう制裁はやめてほしい」と懇願したものの中国はこれを「一蹴して拒否」したからです。米製THAADミサイルを韓国内配備したものの、中国の顔色も見る必要がありそうで、たいへんどすなぁ!

韓国の与野党はすでに、アメリカの「共に共和党」にすがるしかなくなったかに見えます。

こう見てくると、まるで旧韓末」とは

韓国が最悪の状態に陥っている

という意味なんでしょうね。 


こういった時に、どうしても、「そうだ、そうだ」が必要になります。

そこで定期的に登場するのが

反日」であり、ようやくこれで挙国一致が実現するという次第です。

いや、そういう大混乱時のために残しておいたのが「反日」なのでしょう(笑)。

奇妙なたとえ話ですが

今どん底にある韓国では、そういう時だからこそ、身分制度に裏打ちされた「反日」が思い出されるようです。

  • 北朝鮮は、どんなに国民を犠牲にしようとも核実験・ミサイル実験を止められない
  • 韓国はどんなに最悪な環境にあろうとも反日を止められない

これは朝鮮半島を見ていると、分ってきますね。  


ただしこういった韓国政界の大混乱も

アメリカの「かいらい政権」だからこそ可能なのであり、感謝しなければならないようです(笑)。

仮定の話ですが

中国・ロシア・北朝鮮などの主導で朝鮮半島が統一されることになるとすれば、韓国の国名も当然変わるでしょうし「こんな大混乱もなくなる」のでしょう。徹底的な締め付け・弾圧があるので、混乱などしていられないからですね(大笑)。

つまり混乱」は民主主義の「なごり」であり、どんな手段を使ってでもいいから、これを乗り越えなければならないのです。

民主主義を追究し始めると、混乱はゴールではなく、経験しなければならない「通過点」に過ぎません。

混乱は民主主義を志向し始めると、必ず起ることなんです。

表面的に平穏に見えるだけの独裁国家とは大きな違いですね。

しかし韓国に民主主義が定着しそうにないのは

韓族の多様性を欠いた二元論

ですね。

反対者の言論をつぶそうとし一色に染まるのを良しとする姿勢がある限りこの地域に民主主義が育つ可能性はまったくないでしょう。

それでも世界の多くの国は、実体を知らないまま芽生え始めた韓国の民主主義風味の政権に期待しているのです。

ただ中国だけが

「国民の力で首脳を罷免できる」ことを見せては中国共産党が危なくなると恐れ、なんやかんやの屁理屈をこねて「韓国への渡航を禁止している」ようです。 


韓国が取るべき道は2つです。(もし、ほかにあればどうぞ)

  1. 混乱ありがたい「かいらい政権」のまま民主主義国家を目指し、やがて(50年後あたりには)本物の「自立」に至るか。
  2. 弾圧こんな大混乱はいや」なので中国の属国化を目指そうとするか。ただし左翼政権が反北政策をとりはじめると、「せっかくの好機」を失うことになるでしょう。

韓国人が「混乱」「弾圧」のどちらを選ぶのか、注視しています。

いや、それとも、例によってどっちつかずの瀬戸際外交・バランサーを目指し続けますか(笑)。

さてさて、皆様はどう思われますか。