カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

2017台風18号 全「軌跡」

2017年09月18日 14時56分11秒 | アジア

2017台風18号が北海道へ再々度(4度目?)の上陸をしたようです。

ちなみに「上陸」とは「陸にあがる(上がる)」ことらしいので

    • 「泳いでいて、上陸」は正解でしょうし
    • 「船から、上陸」「台風が、上陸」も、ぎりぎり正解でしょうが
    • 語感からして「飛行機で、上陸」には違和感があります。「来島」「到着」「着陸」「渡る」などいろいろな表現の中から選ぶほうがいいかと思うのですが、世間での使用度合いを中心に考えるかたなら「そうは思わない」ことも十分考えられます。←一体どっちがいいのぢゃ! 

それはともかく

まだまだ北国では暴風雨が吹き荒れているでしょうし、台風が通過した後の地域でも、豪雨に流された悲惨な結果を見せつけられて、途方に暮れているかたもいるだろうと思うと、心が痛みます。

そんな中で、インターネットを検索できるかたは、とても恵まれたかたなんだと思います。

元気を取り戻し、何とか復興されますよう、遠く石垣島から、それしか言えないのがまことに残念です。

日本のどこにいても、地震・津波・台風などの自然災害からは、逃げられないのですね。そして自然環境の悪いところには、いい人がたくさんいるものです。

台風18号関係では最後になるかと思いますが

発生からもうすぐ温帯低気圧になろうとしている現在までをふり返ろうと思います。おおまかに言って、今回の2017台風18号は、

  • 発生から1週間で九州へ上陸。
  • そのあと速度を異様に速めて九州から北海道まで2日間で縦断。
  • その移動距離に大きな違いがあるとは思えません。すべてジェット気流(「桐生」のことで100m/9.98秒でした)がもたらした結果だと思われます。
  • 台風は各地で豪雨被害をもたらしました。
  • いい方向で解釈するならば、もしも台風がゆっくりした速度だったら、もっと被害は大きかっただろうから、今回足早に立ち去ってくれたのを、不幸中の幸いとしたいものです。
例によって気象庁のデータをGoogleEarthへ書き込んでみました。
 
 
国の内外を問わず私たちは
事件や災害があるたびに、地理や地名に詳しくなるようです。
国内の漢字地名では、意外な読み方があり、悲惨な災害現場と共に永久に頭の中に刻まれるのでした
さてさて、皆様はどう思われますか。 

北朝鮮の醜聞40 中国・ロシアの駆け引き

2017年09月18日 07時54分01秒 | アジア

ますます反米色を鮮明にして挑発を続けている北朝鮮。

  • 一体どちらが挑発しているのか、「だだっこ」のように何かを叫びながら、例外的に「中国・ロシアのかすかな助け」はあるものの、世界中を敵にまわして、ひたすら破滅への道をあゆむ北朝鮮。有事に必ずしも中国・ロシアが助けてくれるとは限らないのでしょうが、本人だけはおいしいニンジンをぶら下げているつもりです(笑)。
  • 民主主義」や「人民」など微塵も見られないのに、国名が「朝鮮民主主義人民共和国」なのは、ここで笑わないと、このあと笑うところがないほどのお笑いです。もしも国名に民主主義」や「人民」がついているのを、「単に目指しているだけ」と言うのなら、形式的に満たされるのにさえ100年ほど必要でしょうし、私が「その栄光の姿」を見届けることができないのは、まことに残念です(笑)。

 最近の動きだけでも

2017/08/31 イギリスが駐北朝鮮大使を召喚
2017/09/11 国連安保理が全会一致で北朝鮮制裁決議
2017/09/11 メキシコが北朝鮮大使を国外追放へ
2017/09/11 ペルーが北朝鮮大使を国外追放へ
2017/09/11 エジプトの国防相が「軍事協力断絶」と発言
2017/09/15 国連安保理の制裁に反発して弾道ミサイル発射

国連安保理の制裁決議があれば、北朝鮮がミサイル発射・核実験で反発するなど、相当長い間、イタチごっこが続いております。

これらよりずっと前の2017/02/13(半年以上前)には マレーシアで

北朝鮮の金正恩の異母兄である金正男(キム・ジョンナム )が北朝鮮の指示によって毒殺され、当初マレーシアは北朝鮮と国交を断絶するかと思われていました。

しかし駐北朝鮮のマレーシア大使館員の出国禁止(人質)作戦が効いたのかどうか分かりませんが、その後さっぱり進展せず、両国関係はむしろより事件前と変わらないような気さえする昨今です。マレーシアと北朝鮮の間で何があったのでしょうか。 


依然として北朝鮮は国連加盟を続けております。

国連に所属しながら、国連の制裁に反発してますます挑発を繰り返しているのです。

尤も北朝鮮が国連を脱退すれば、少々意味が異なってきて、ますます悪質になるかもしれません。

悪名高き独裁国家「中国・ロシア」の為政者たちが、追放されたとしても、その次に「もっとひどい政府ができるかも知れない」という心配があるのと同じで、北朝鮮を国連から追放しても解決には至らないのでしょう。

北朝鮮は

中学校で、退学処分にならないまま「悪さ」を繰り返す生徒になぞらえられるでしょうか。

退学処分にすると街中で何をするか分らないので、ずるずると時を過ごしているような気がします。ただし学校関係では、「やがて時がやってくる」のですが、国連に所属する北朝鮮の場合、期限がはっきりしておらず、かなり違った例えのようにも思われます。

30歳を過ぎただけの若い人には首脳の荷が重すぎるらしく、次々と身内の政敵を失脚・処刑して政権を構築するしかありません。こういった暴政は、中国・ロシア・北朝鮮という独裁政権ではごく日常的に、何でもないことのように行なわれますが、常識的に考えたら、とんでもない狂気の沙汰なんですね。

北朝鮮が国連を脱退し、引きずられるように不満な国が次々と国連を脱退する恐れがあるので、除名処分もできないでいるのです。

一方で

「北朝鮮をロシアに取られないよう頑張っている」中国にとって、北朝鮮を非難しながらも、アメリカを非難することは、とても大切です。

中国としては、対アメリカのためには、不倶戴天(ふぐたいてん)とはいえ、ロシアを敵にしてはならないようで、「両国が良好な関係にあると演じる」必要があるのです。そしてこれが原因で崩壊するかも知れません。ロシアが崩壊すると、ソ連の崩壊に続いて2回目であり、中国共産党の崩壊は周辺国の誰もが喜ぶ「慶事」となるでしょう。


北朝鮮と国交断絶した国の全リスト(50音順、時系列)とその原因:2017年03月07日 


これは力作です。

意外なことに、世界中の多くの国は北朝鮮と国交をもっており大使館さえ相互に置いていることもあるようですが、これらの国は、遠い東アジアのことにあまり興味がないためであり、実体を知らないからではないでしょうか。 

さてさて、皆様はどう思われますか。