カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

2大臣が辞任

2014年10月22日 08時02分46秒 | 社会

2次改造内閣で辞任したのは、心配された麻生(あそう)ではなく、

新任の女性大臣だったようで、よかったですね(笑)。

わたしは、なみいる大臣の中で、麻生がいちばん危ない、と考えていたのですが、今のところ例の失言癖を必死で抑えているようです(笑)。

かつて、とにかく脇が甘かった麻生。「講演」や「選挙応援」でしゃべったことが足を引っ張るものだということが、あの歳で初めてわかったのはお粗末の一言ですが、朝日新聞とおなじで遅すぎたけれども、ようやく理解できたようですから、それはそれはご立派なものです(笑)。

女性2大臣は

それこそ、脇があまい。「後援会」なるものが慈善団体であると思っているのは、無名のころの話であり、大臣ともなれば有象無象(うぞうむぞう)の輩(やから)が後援会に名を連ねることに留意したいものです。小渕の言うように「知らなかったでは済まされない」のでしょう。

松島みどりの「うちわ」にも親しみと笑いを禁じ得ず、辞任は当然かも知れません。とにかくこの人には、参議院予算委員会への出入り禁止通達、赤いマフラー?、うちわなど、問題が多すぎましたね。

3人目に辞任する大臣は誰か

興味ある話題ですが、これについては、機会があれば後日また・・・・(大笑)。

 


世界の人口〔年増加率と2倍になる年数〕

2014年10月22日 07時24分09秒 | その他

気になる世界の人口推移。

中国では1979年から政府が強制する形(全ての面でそうですが)で始まった「一人っ子政策」があり、その後生まれた人たちも、すでに30歳台後半に達そうとしています。

しかし強制的な人口抑制政策だったため袖の下によって戸籍外の人が増え実際は13億ではなく14億以上だろうという問題は別としても)中国では人口の年齢分布(構成)がいびつになり、いまから30年後あたりまでは、少ない人たちが膨大な高齢者を養うことになり、同様の問題をかかえて深刻な日本と比較しても、もっともっと厳しい状況に陥っています。これを乗り越えるには、別の国ではないかと思わせる今の中国国内格差をこのまま維持するしかないのでしょうか。


そんなとき、古代遺跡から、こんなのを見つけました。

人口爆発論の欠点

世界の人口は、現在のところ毎年2パーセントずつふえている。環境問題に関心のある人は、人口統計のことをよく知っている。つまりこのまま人口増加が続けば、35年ごとに、人口は倍増し、1972年に37億だった世界の人口が、21世紀にはいると65億になる見込みである。

:P.47 アドリアン・ベリー「1万年後(上)」小林司訳 光文社 昭和50年6月25日初版発行 昭和50年8月10日35版発行


このあと「人口爆発」の欠点について触れていますが、それはそれとして、ここではエクセルで計算してみましょうか。

たしかに年2%で増えると、35年で2倍になり、複利計算でおなじみの7%では10年後に2倍になりますね。

年度ごとの人口の一部を示すならば・・・・

2014年現在の世界人口は

世界の人口 によれば 72億人

世界人口(Wikipedia) によれば 72億人(2013年)

と共に72億で一致。上記べりーの予想85億人と比べると、13億人も少なく、予想の85%〔72/85=0.85〕に過ぎませんが、39年前のことだとすれば、実に立派な予言だと言えます。


物知りそうに見え「戦争によって自動的に世界人口が抑制されてきた」とのんきなことを言っているのは

  • 国家の運営に失敗し、あとは暴走するのみ〔有力候補は北朝鮮〕
  • 政権交代できない仕組みの国家が、経済破綻し、にっちもさっちもいかなくなり、あとは暴走するのみ〔有力候補は中国〕

という国家にちがいなく、この時代にあっては、絶対に許されません。

一番の問題は、もちろん 食糧 でしょう。

妙な神の教えを持ち出して

好き勝手に子孫を増やして餓えさせることになれば、無責任そのもの。

自分たちの子どもに十分な食糧と教育を与え、かつ子供たちが長じて親から自立できる」、これは簡単そうで、大変なことです。こういう判断をする能力がない場合、一刻もはやく教育を充実させる必要があります。

教育とは言っても、中国のようにいびつなイデオロギー洗脳など、もってのほか。


ほんの少しの気候変動が原因でいつ食糧難の時代が来るかわかりません。

事実、現代でも人口の爆発と食糧難をかかえ、感染症〔ウイルス・細菌など〕で苦しんでいながら、部族間対立のほうがもっと重要だと考えている地域があります。利にさとい先進国にも責任があるとはいえ、何が本質的に大切なのかの判断を下す能力がまだ十分に育っていない、からだと言えます。

しかしそんな食糧難は起こらない、と気楽なことを言っている人が、そういう窮地を生き延びるものだという過去の例を知ると、不公平を感じてしまいます。


でも、一体何をすればいいか、となると難しい。

  • ゴミをへらすこと
  • 食べ物を作りすぎないこと
  • 食べ過ぎないこと
  • 緊急時に品薄になって価格が暴騰するのをふせぎ、あまねく食糧を分配する方法をどのようにして作りあげるか


わたしたちは、自分や家族の人生を大切にしながらも、世界全体のことも少しは視野に入れたいものです。たとえ今週から、北米シリーズや日本シリーズが始まるとしても・・・・(大笑)。