カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

スポーツ生中継2つ

2014年10月15日 07時17分41秒 | スポーツ

 

昨日の2つの生中継とは

  1. 北海道(パ・リーグ3位)2-1オリックス(パ・リーグ2位)で、1勝1敗でしたが日本ハムが勝ちました。日本シリーズへ進出できる最終的なパ・リーグ代表が、今日から始まる福岡(パ・リーグ1位)と北海道(パ・リーグ3位)の試合で決まります。こちらは7回戦ですが事前に1位の福岡に1勝が与えられていて、実質6試合であり、福岡は3勝をあげれば4勝となり日本シリーズ進出、北海道の場合は6試合のうち4勝が必要です。日本の場合、すでにリーグ優勝は決まっており、今やっているのは日本シリーズへの進出権を争っている「クライマックス・シリーズ」というヤツです。
  2. シンガポールで行われたサッカー強化試合(親善試合)であり、ネイマールが4ゴールを決めブラジル4-0日本で終わりました。

同じ時間帯でしたが、試合時間が長い野球のほうが1時間早く始まったので、19時からは両方のチャンネルを切り替えて視聴できました。あ~いそがしい(笑)。

 

敢えて言えば、

好きな人にとっては重要かも知れないもののサッカーの勝敗はどうでもいい「強化試合」ですが、野球のほうは勝った方が「最終パ・リーグ代表決定戦」へ進出できるとあって、より重要かと思いました。

いい試合展開が続いて延長に入ったとたん、北海道4番の中田翔のセンター越えの本塁打が出て、ぎりぎり2-1で北海道が勝っております。なお5番打者として大谷が登場していましたが、さっぱりでした。

考えると

北海道の監督栗山は、素質があった中田翔を、だめでもだめでも、使い続けましたね。

また大谷が入団前から米国野球を希望していたので一生懸命に語りかけてなんとか入団させて今年が2年目。投手として11勝(2年通算で14勝)防御率2.61(2年通算で3.07)、打者として本塁打10(2年通算で13)打率0.274(2年通算で0.257)という成績をあげるまでに成長しました。投手で2年目11勝だけでも立派と言えるのに、本塁打10とはみごとなものです。

結果論かもしれませんが、栗山の執念が実ったと言えましょうか。昨年の最下位から奮起して、今年は3位。そしてCSシリーズを勝ち抜いて今日から福岡との決戦です。

ちなみに大谷の2年目と、イチロー・落合の2年目を比較すると

イチロー

2年目では打率0.188、本塁打1(2年通算で1)、打点3(2年通算で8)

そして3年目に開眼し、打率0.385、本塁打13

9年間のオリックスを経てMLB(マリナーズ~現在ヤンキース在籍)の今2014年終了時点では、打率(NPB通算9年で.354、MLB通算14年で.371)、本塁打23年通算で230)、打点124623年通算で1246)、安打23年通算で4122)です。

落合博満

2年目では、打率.282、本塁打15(2年通算で17)、打点32(2年通算で39)

そして3年目に開眼し、打率.326、本塁打33、打点90

生涯の20年通算では、打率.311、本塁打510(歴代6位)、打点1564(歴代5位)三冠王3回は歴代1位

〔通算記録:こちらも〕

 

つまり大谷翔平(おおたに しょうへい)が

今年2年目に残した、投手として11勝、打者として10本塁打、という数値は、実に立派な記録なのであり、大谷の来年3年目に極めて大きい関心がある根拠を示すために、イチローや落合が3年目で開眼したことを紹介したのでした。


今日から始まるパ・リーグ代表決定戦で

北海道が勝っても負けても、私にはどうでもいいことです(笑)。

大谷が来年3年目の開眼を目指す前提で、今日からの闘いを活かせるかどうか、それだけに関心があるのでした(大笑)。