春を告げる”仏の座”

写真は地元の河川の土手に一面に咲く”仏の挫”です。

シソ科の一種で春の七草のひとつとか。土手の斜面に一面に紫の花をつけ遠くからみると
紫の絨毯を敷いたような感じです。

花言葉が「調和」とかで、緑の草の中にうまく調和した色合いで気持ちを和ませてくれます。

ネットで調べて驚いた特徴は、出来るだけ広範囲に花を咲かせるために蟻が好物にする密のような独自の栄養成分をだし、
それを蟻がせっせと自分の巣に持ち運ぶことで広い範囲に種が分布される工夫を凝らしているとか。

野に咲く花とはいえ生きるたくましさを感じました。

あなたも一度郊外の野や川岸を歩いて可憐な”仏の挫”を確かめてください。