あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

この角度のこの花は?/「ルポ 高齢者医療」

2009年05月14日 | 日々の活動


病院をバックにしたこの角度とこの花に気づく人は、たぶんいないんではないか、と思います。

背丈が10cmほどの雑草のようで、踏みつけてしまっても気づかないような場所です。デジカメで撮ってみて、画面で見て自分で「え!?」と気づくぐらいです。



『ルポ 高齢者医療』(佐藤幹夫著、岩波新書)を読みました。
浜松、多摩、京都の大原と嵯峨野、秋田横手市、青森市浅虫、北海道砂川市、国立市で高齢者医療を実践する医師をはじめとした現場取材の報告です。

高齢者医療の「危機的事態を決定的にしたのは『小泉改革』(医療制度改革)である。なぜこのような事態に立ち至ったのか、本書では何度となく問うこととなる」のですが、「『危機』や『絶望』が深いからこそ一日を明るく過ごす、どんな未来であっても希望を見出」そうとする著者の、意志と意欲と熱意が伝わります。