今年の原水爆禁止世界大会に参加した若い2人の看護師の報告会がありました。
「一日でも早く戦争のない平和な世界に、核兵器のない世界になるよう願っていきたい」と病棟のAさん、「戦争の恐ろしさ、平和の大切さを五感で感じたこの体験を多くの人に伝え、平和活動にも積極的に参加したい」とクリニックのKさん。
報告後は「原爆と核兵器について」の15分学習。私から「核兵器と人間の生存は相容れない」と題し、原子力の危険性の本質、核兵器爆発による爆風・熱・放射線による体外被爆と体内被曝、こうした体験を世界の人びとが二度としない誓いを込めた憲法九条を活かす大切さを簡潔に話しました。
夕刻からは、高橋あき子市議の「選挙ごくろうさん会」。高橋市議の選挙を支えてくださったみなさんが集まり、当選を祝い、ご苦労をねぎらい、総選挙へ向けた決意を充分に固めたつどいとなりました。
それにしても麻生首相の所信表明、「かしこくも、御名御璽をいただき」と始まり、「118年となんなんとする、憲政の大河」のなかで総理大臣となりました、と語りました。
天皇主権時代と国民主権の区別もつかない人物を首相にしてしまいました。
外交では「日米同盟の強化。これが常に、第一」。
国民の暮らしなど眼中にないかのようで、「おぼっちゃま」といわれても致し方ないとは思いますが、しかしここまでとは…
「一日でも早く戦争のない平和な世界に、核兵器のない世界になるよう願っていきたい」と病棟のAさん、「戦争の恐ろしさ、平和の大切さを五感で感じたこの体験を多くの人に伝え、平和活動にも積極的に参加したい」とクリニックのKさん。
報告後は「原爆と核兵器について」の15分学習。私から「核兵器と人間の生存は相容れない」と題し、原子力の危険性の本質、核兵器爆発による爆風・熱・放射線による体外被爆と体内被曝、こうした体験を世界の人びとが二度としない誓いを込めた憲法九条を活かす大切さを簡潔に話しました。
夕刻からは、高橋あき子市議の「選挙ごくろうさん会」。高橋市議の選挙を支えてくださったみなさんが集まり、当選を祝い、ご苦労をねぎらい、総選挙へ向けた決意を充分に固めたつどいとなりました。
それにしても麻生首相の所信表明、「かしこくも、御名御璽をいただき」と始まり、「118年となんなんとする、憲政の大河」のなかで総理大臣となりました、と語りました。
天皇主権時代と国民主権の区別もつかない人物を首相にしてしまいました。
外交では「日米同盟の強化。これが常に、第一」。
国民の暮らしなど眼中にないかのようで、「おぼっちゃま」といわれても致し方ないとは思いますが、しかしここまでとは…
半日新聞の切抜き。
見過ごしていたり、忘却のかなたにある事実がたくさん見つかります。
新テロ特措法に基づいて、戦闘を続ける米軍へタダで給油し始めたのは今年1月。3月末までの経費約12億円は07年度予備費から。4~6月の経費約22億円は08年度予算計上。7月から特措法期限の09年1月までの経費約56億円は08年度予備費から。年間で約90億円にのぼります。
旧テロ特措法に基づく01年11月から07年11月には約587億円が費やされました(「赤旗」7月3日)。
かたや、空前の利益を上げるトヨタ自動車は、07年度の減税が大企業優遇税制で1900億円の恩恵。実効税率は約40%で、本来約6300億円の税負担があるはずなのに、実際の負担は約4400億円、負担率28%。
研究開発減税822億円、外国税額控除759億円、受取配当益金不算入制度316億円、合計1900億円と推計されます(「赤旗」7月7日)。それなのに財界は、消費税増税を財源にもっと減税しろ、と政府や民主党に迫る始末。民主党は企業献金を斡旋してもらう都合上、これに応える姿勢を明確にしています。
きょうは娘がめずらしく休み。
2人で遅めの昼食を「ラーメン大喜」でとり、「サッカーシューズを見たい」とねだる娘と2軒のスポーツ店まわり。2軒目で購入するはめとなりました。
途中、稲刈りの様子を見かけ、すでに稲刈りが済んでいる田んぼもありました。
きのう、「改憲」へ向けた自民党の抜かりない姿について書きました。
それは、創刊された『季論21』の夏号に触発されたからでした。
「特集 九条という思想」で渡辺治(わたなべ・おさむ)一橋大学院教授は、「ポスト安倍政権における改憲の新戦略」として、自民党の「民主党との協調体制の再構築」、「解釈改憲を改めて先行するという戦略」、「改憲の国民運動を起こす」ことを具体的に指摘しています。
愛敬浩二(あいきょう・こうじ)名古屋大学教授は、「改憲派が明文改憲を望むのは、憲法の条文を変えなければ『できないこと』を、『できるようにする』ためだ」として、自衛隊を正真正銘の軍隊として海外派兵することが改憲のねらいであって、「憲法問題というと、九条問題と考えるのは短絡的だ」と、物見遊山的に、ひとごとのように語る非現実的な政治的発言を批判しています。
きょうは医療生協の理事会。いつもながら、国の削減ターゲットの事業を住民の立場で支え、維持する責任を果たす機関なので、予定時間をはるかに超える討議です。
病院の存置林も萩の花とススキですっかり秋の気配です。
国連での演説後、麻生首相は記者団に、集団的自衛権の行使はできないとする憲法解釈は変えなくてはならない、という趣旨の話をした、とのことです。
要するに、自衛隊がアメリカといっしょに海外で武力行使できるようにしたい、ということです。かねてアメリカから強く要求されていました。
これとの関連で注目しておきたいのは、きょうの日刊「赤旗」が報じた麻生内閣の面々。かなめになる川村健夫官房長官は、民主党の野田佳彦広報委員長と「せんたく議員連合」の共同代表で、先の通常国会では、宇宙の軍事利用に道を開く宇宙基本法の成立へ共同した仲。
初入閣の浜田靖一防衛相は「新世紀の安全保障体制を確立する若手議員の会」幹事。この会は、集団的自衛権の行使や、自衛隊海外派兵恒久法の早期制定を方針にかかげ、民主党の前原誠司副代表、長島昭久副幹事長、浅尾慶一郎「次の内閣」防衛相が会員です。
中曽根弘文外相と鳩山邦夫総務相は、新憲法制定議員同盟の副幹事長と副会長兼常任幹事。民主党の鳩山由紀夫幹事長が顧問、前原副代表が副会長をつとめています。
安倍政権ですら強行に失敗した改憲ですが、解釈改憲を先行させつつ、民主党との協調の再構築を並行して進め、改憲へのレールを敷く自民党の抜かりない姿です。
職場のほうはきょうから10月3日まで、仲間ふやしの統一行動。10月・11月の「生協強化月間」の目標達成へ、はずみにする行動開始です。
2期目の当選を果たした渡辺ひろゆき市議が生協病院をおとずれ、各職場を私といっしょにお礼とあいさつにまわりました。
みなさんの拍手で迎えてくれる職場、手を差し出して握手を求める職員、顔を見るや「家族みんなで入れたんですよ~!」と喜ぶ職員、「ほんとによかった」とねぎらいの言葉をかけてくれる職員。
やっぱり選挙は勝たないと。
職員の社保委員会があり、全日本民医連作成の紙芝居『「医療・介護崩壊」から「医療・介護再生」へ』の勉強会をしました。
「後期高齢者医療制度」「ドクターウェーブ」「ナースウェーブ」「介護ウェーブ」「崩壊の元凶=骨太の方針」「消費税」「財源」「たたかい」などのテーマで10枚、15分もあれば大事なことが学べます。
みなさんの拍手で迎えてくれる職場、手を差し出して握手を求める職員、顔を見るや「家族みんなで入れたんですよ~!」と喜ぶ職員、「ほんとによかった」とねぎらいの言葉をかけてくれる職員。
やっぱり選挙は勝たないと。
職員の社保委員会があり、全日本民医連作成の紙芝居『「医療・介護崩壊」から「医療・介護再生」へ』の勉強会をしました。
「後期高齢者医療制度」「ドクターウェーブ」「ナースウェーブ」「介護ウェーブ」「崩壊の元凶=骨太の方針」「消費税」「財源」「たたかい」などのテーマで10枚、15分もあれば大事なことが学べます。
ちょっとうれしい話。
中学校の同級生から電話があり、「友人の父親のことで相談がある」と。
どういうわけで私に電話があったのかというと、ある晩、彼の友人宅で飲んでいる場に救急関係の人もいて、その友人の父親の話になったときに、「生協病院はよくしてくれる病院だ」、「困った人が最後に頼れるのは共産党だ」と話題になった、とのこと。
「生協病院ではオレの友だちが勤めている病院だ」ということで、私に連絡があったしだい。
具体的にはそう簡単な話ではなく、いま入院中の病院の医療相談室にまず相談するよう伝えてもらいますが、小さな病院が「よくしてくれる病院」と話題になることは、うれしいことです。
きょうはそんな話が午前中にあり、午後は健康まつりの実行委員会、夕刻からは組織づくり委員会と会議が続きました。
中学校の同級生から電話があり、「友人の父親のことで相談がある」と。
どういうわけで私に電話があったのかというと、ある晩、彼の友人宅で飲んでいる場に救急関係の人もいて、その友人の父親の話になったときに、「生協病院はよくしてくれる病院だ」、「困った人が最後に頼れるのは共産党だ」と話題になった、とのこと。
「生協病院ではオレの友だちが勤めている病院だ」ということで、私に連絡があったしだい。
具体的にはそう簡単な話ではなく、いま入院中の病院の医療相談室にまず相談するよう伝えてもらいますが、小さな病院が「よくしてくれる病院」と話題になることは、うれしいことです。
きょうはそんな話が午前中にあり、午後は健康まつりの実行委員会、夕刻からは組織づくり委員会と会議が続きました。
福岡伸一『生命と食』、保母武彦『「平成の大合併」後の地域をどう立て直すか』(いずれも岩波ブックレット)を読みました。
福岡氏は、昨年の「新書大賞」を受賞した『生物と無生物のあいだ』でも言ってくれていましたが、「生命現象」は、「エントロピー増大の法則に対抗し、自ら分解して、それを作りかえる」ことで「動的平衡状態を維持」することです(本書13㌻)。
だから、「生命現象にとって部分は幻想」でしかなく、「部分を切り取るということは関係を切り取るということで、動的平衡状態にある生命現象を破壊すること」です。しかも「動的平衡状態を維持するためには、時間がそこに折り重なります」(19㌻)。
狂牛病は、「草食動物は草を食べるという食物連鎖網を、三八億年の歴史が作ってきた生命の動的平衡状態を、より効率がいいからということで部分的に組み換え、草食動物を肉食動物に変えた」(24㌻)ことに根本原因があり、これを防ぐには「草食動物である牛を正しく育てればよいのです」(57㌻)。
「食べ、生きるということは、体を地球の分子の大循環にさらして環境に参加すること」という見方から「食の安全」を考える、ユニークな本だと思います。
「大合併」で保母氏は、「もしも『リコール制度』と同様な制度を市町村合併に適用するとしたら、どけだけの市町村を『無料で修理する』ことになるであろうか。その前に、不具合を国民に『届け出る』ことも義務となる。その届出は『合併して良いことばかり』といった手前味噌ではすまされない。いずれにせよ、政府がつくった制度の不具合は隠しとおしてもよいと考える“お役所的発想”はおかしなことである」(19㌻)と指摘しています。
「平成の大合併」とはそういうものだったと思いますが、現実に地域は崩壊の危機にさらされており、これを立て直す提言が本書です。
ともかく、「食」も「地域」も、自民党・公明党によって政治的に切り捨てられた分野であり、総選挙での争点でもあります。
きのう、病院駐車場敷地で見かけた花。
18日・19日と同じく朝7時半から、高橋あき子市議の当選の報告とお礼を、支援者のみなさんといっしょに、車で通勤されるみなさんにしました。
笑顔で手を振って行ってくれるドライバーも目立ち、投票日前後の違いを少し感じました。
きょうは私は出勤でしたが、昼休みにはいわき中央郵便局前で、当選した4人の市議と宮川県議とそろって当選御礼と総選挙での支援の訴え。
郵便局に来る人、歩道を歩く人、ドライバーのみなさんから暖かいご声援をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
職場の病院・クリニックでは、健診や通院される顔なじみのみなさんから「よかったねぇ」「おめでとう」「次はあんただねぇ」といろいろな声のかけかたをされ、私も「近い総選挙でもがんばります」とこたえて歩きました。