あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

クマガイソウ/シベリア松/父の親友/駒清水

2009年05月02日 | 日々の活動



福島県で絶滅の危惧に瀕している植物に選定されているクマガイソウが群生している場所があります。妻の実家からほど近いお宅の庭の一角といっていいでしょうか。

『ふくしまの滅びゆく植物たち』(いわき自然塾編集、歴史春秋社)によれば、「この変わった花の美しさから悪質野草家に乱獲され現在各地の産地で絶滅状態」(湯澤陽一氏)とのこと。



きょうは、第二次世界大戦後にシベリア抑留されたかたをたずねる機会がありました。1947年、いっしょに帰国した先輩が、シベリアの松の種を足の指の間にはさんで持ち帰り、その松が育ち、その子の松の種を分けてもらった、とのこと。



シベリア抑留当時、軍医から「壊血病の予防のため、飯ごう一杯の松の葉と実を食べてビタミンCをとるとよい」と言われたらしいです。

話を聞いていると、私の父と親友だったというかたと交友がある、とのこと。

午後にさっそくたずね、10代のころに「満州」へ行っていたころの話を聞かせていただきました。近くまたたずねたいと思います。



いわきの名水「駒清水」が湧き出ているまさにその場所でした。