あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

写真/「かけはし」/理事会

2006年09月30日 | 日々の活動


党の市後援会ニュース用に宮川えみ子さん、そして前県議の伊東さんとそろって地区事務所内で写真とり。

すぐに家にもどって、私の通信「かけはし」をご近所に配付。

その後は浜通り医療生協の理事会。
4月から8月までの医業と介護の事業収益合計をみると、前年比ではなんと2000万円近い減、今年度予算比ではなんとか1000万円弱のプラス。
今年度の診療報酬マイナス改定や制度改定を見込んでかなりきびしい予算を組んだわけですが、同じようにどころか、昨年以上に医師をはじめとした職員が働いても5か月間で2000万円減収ですから、いかに理不尽な事態が現場で起きているかがわかります。



庭にはホトトギスが咲き始めました。

「与党」2人の代表質問/知事職務代理者

2006年09月29日 | 06年9月議会
きょうは午後から県民連合・自民党の代表質問。
知事辞職前はきのうが県民連合、きょうが自民党の予定でしたが、きのうは知事辞職採決で、任期はきのういっぱい、代理者はきょうからが任期なので、きょうが2人の代表質問となりました。
それぞれ、「県政与党として知事を支援してきた」(県民連合)、「与党を自認してきた」(自民党)とわざわざことわっていました。
自治体の執行部(首長)との関係で議会は、本質的に「野党」で、具体的には是々非々を貫くことが「議会の役割」だと私は思います。それが「チェック・アンド・バランス」の姿なのではないでしょうか。



午前中は、きょうから「知事職務代理者」となった副知事が控室にあいさつに見えました。
いつになく、緊張感みなぎる対面でした。


ドキュメント25日~28日

2006年09月28日 | 06年9月議会
25日
・夕刻、浜通り医療生協労組大会あいさつ中に「知事実弟逮捕」のニュース

26日、9月議会開会日
・10時には党県委員会・県議団名で知事あてに「政治責任を明確にすることを求める申し入れ」
・「知事説明」への与党会派の対応が定まらず本会議開会が3時間半遅れて午後4時半開会
・「知事説明」で知事は自らの責任にはまったくふれず
・午後6時ごろに党県議団として県民連合・自民党をたずね、自らの責任にふれない「知事説明」には納得できないこと、あさってからの県民連合・自民党の代表質問に対して同じ姿勢をとるなら議会全体として辞任を求める方向を確認

27日、議案調査で議会休会
・午後2時ごろ、副知事に「議会に知事の味方はいない、知事辞任の進言を」と強く求める
・午後3時半過ぎには「知事辞任へ」のニュースが流れ始める
・午後3時45分、党も構成メンバーの「みんなで新しい県政をつくる会」が知事あてに「辞任すべき」と申入れ
・午後4時、知事が記者会見で辞任表明
・ただちに党県委員会・県議団名で辞任は「当然」と「コメント」発表
・午後6時、福島駅前で党県委員長・県議団として街頭から報告



28日
・驚くほどの秋晴れ
・13時からの本会議は議長提出の「知事の退職申し出に対し同意することについて」の議案のみ。全議員が賛成し、散会

知事辞任/県政転換訴え

2006年09月27日 | 日々の活動
議会は議案調査のための休会日ですが、控室には一日マスコミ記者の出入りがありました。

16時にはついに知事が記者会見で辞任を表明。これ以降もまた、テレビカメラやビデオムービー、新聞記者が神山団長のコメントをとりに次つぎと入ってきました。

党もメンバーになっている「みんなで新しい県政をつくる会」が、知事の辞任を求めて15時45分に予定通り申し入れ、秘書グループが文書を受け取りましたが、このときにはすでに辞任を決めていました。



18時には、福島駅前で、党県委員長、神山議員とともに、知事辞任を受けて、談合体質の一掃とムダ使い大型事業温存県政の転換を訴えました。

知事は進退明らかに/本会議/納得できない知事説明

2006年09月26日 | 日々の活動



「福島疑惑」をめぐり、きのうの知事実弟逮捕を受け、本会議前に、党県委員長と県議団長連名で知事あてに、「自らの進退についても明らかにする」ことを含め、「政治責任を明確にすることを求める申し入れ」をしました。
写真はその後の記者会見の様子。

13時開会予定の本会議は、議会の大会派の対応がまとまらないことで大幅に遅れ、16時半開会。
知事は、自らの政治的・道義的責任にはいっさいふれず、「遺憾」「断腸の思い」「心苦しい」「申し訳ない」という言葉を多用し、自分をこういう思いにさせたまわりの者がすべて悪い、と言うにとどまりました。

これでは県民は納得しません。議会としての一致した対応が求められると思います。



あす議会開会/あいさつ/知事の弟逮捕

2006年09月25日 | 日々の活動
「福島疑惑」に関する東京地検特捜部の捜査が続けられるなか、あしたから9月県議会です。
県庁へ行くと、マスコミのみなさんがかなり疲労困憊した様子で県庁前を「張って」いました。



あしたからの必要な準備をしつつ、夕刻にはいわきへもどり、浜通り医療生協労働組合の大会であいさつ。

その時間に知事の弟が逮捕された、とのニュースが届きました。
私たち県議団が、今月6日の知事申し入れで、その弟が社長の「三東スーツの筆頭株主という立場」と、「県の公共事業の発注者」としての立場から、「知事の政治的・道義的責任は免れません」と指摘していた矢先です。

国旗・国歌強制違憲判決/訪問/文化財

2006年09月24日 | 日々の活動
21日の東京地裁による「国旗・国歌強制違憲判決」について、高橋哲哉東大大学院教授の意見に、なるほど、と思わされました。
「判決の核心は、現場の裁量をいっさい許さない通達や命令によって起立・斉唱を迫ることが、憲法19条に保障された思想・良心の自由の侵害であり、教育基本法第10条で禁止された『不当な支配』に当たるという判断にある」。
「私たちは、現憲法や基本法の趣旨からすれば『常識的』とも言うべきこのような判決が…『異例』で『画期的』で『歴史的』な判決などと評される社会に生きている」。
安倍自民党新総裁が進めようとする改憲案や教育基本法改定案が通ってしまえば、「現憲法と基本法のもとでなら、強制を『不当な支配』として『違法』と断ずる審判」も「可能性そのものがなくなってしまう」。(24日付「福島民友」社会面)

きょうは医療生協の党支部のかたと、以前にもごあいさつにまわったお宅を訪問しました。「談合をなくして税金を暮らしに回すべきだ。大規模事業予算になんでも賛成の与党にも責任がある」、「自民党では医療が次つぎと悪くされるばかり」と、共産党への期待がみなさんから寄せられました。



訪問した近所には、市指定有形文化財の禅長寺仏殿。この地方唯一の禅宗様式仏殿建築。いまはトタン葺きの屋根も、以前は茅(かや)葺きの寄棟造りです。



彼岸の中日/夏と秋/誕生日

2006年09月23日 | 日々の活動
墓参りはきのう行ってきたので、秋の彼岸の中日のきょうは、一日家の仕事。
といっても、ペロのための買物がおも。

「彼岸」というのは、現世に対する他界のことで、仏の世界。
太陽が真西に沈むので、西方極楽の仏教の考えと結びついて先祖霊供養に縁深い日とされたそうな。
そんなわけで太陽崇拝がもとになっているので、「日の伴(とも)」あるいは「日迎え、日送り」をする地方もあるようで、「朝日堂」とか「夕日堂」とかいう名のお堂があるのは、彼岸のこの「日の伴」の名残だそうです。(『正月はなぜめでたいか』岩井宏實著、大月書店、1985年刊、より)



庭には夏のツユクサと秋のキンモクセイが同居。



夜は娘の誕生日のお祝い。



秋/新たな課題/走り出すペロ

2006年09月22日 | 日々の活動


このところ、季節を感じて生きる、みたいな暮らしから遠ざかっていた気がするのですが、自分が建設にたずさわった小名浜生協病院のまわりを歩くと、ハギとススキ。
なんだかすっかり秋を感じます。
ちなみにむこうには主要地方道の小名浜・小野線が見えます。

『児童虐待』(川崎二三彦著、岩波新書)を読んでいます。「不安や困難を抱えながら日々真剣に業務を続けている児童相談所のありのままの姿、ありのままの児童虐待対応の実情を知ってほしい」という思いを、「休日や夜間、早朝、疲れ気味の身体にむち打ちながら書き綴った」(あとがき)そうですが、私が知らなかったり気づきもしないことばかりで、また新たな課題を突きつけられた思いです。



ウチのペットのペロとときどき庭で遊ぶのですが、すごい勢いで走り出すようになりました。

副知事懇談/教基法

2006年09月21日 | 日々の活動


川手晃県副知事が浜通り医療生協にたずねて来られ、地域医療を支える医療のあり方などについて懇談しました。
医療生協副理事長の伊東達也さん(前県議)、矢吹道徳専務理事、川崎美和子病院事務長、それに私も同席させていただきました。
懇談後は小名浜生協病院と付属クリニックをひとまわり。
写真は景色と空気が自慢と私が思っている3階病棟屋外テラスです。
4年前にこの病院を建設した際に事務長職で、建設責任者をしていたので、こうした機会に出会うと感慨もひとしおです。

夕刻からは県教組いわき支部・県立高教組いわき支部が呼びかけ団体の「教育基本法を守り生かすいわき市連絡会」の総決起集会がありました。
私は6月議会で知事が教育基本法を「すばらしい法律」と評価したことにも触れ、改定案が教育の自由・自主性を土台から消滅させる構造をもっており、なおかつ、小泉首相よりも危険な歴史認識をもつ安倍自民党総裁がこの改定案を押し通そうとする問題について発言しました。