あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

青年雇用の請願/「予算は少ない」次世代育成支援

2007年02月28日 | 07年2月議会


労働組合や民青同盟の青年が中心の「青年雇用シンポ実行委員会」のみなさんが、青年雇用対策のさらなる充実を求めて請願にみえ、各会派に紹介議員のお願いにまわりました。

ハローワークをおとずれる青年などのアンケート結果や、「雇用破壊」を特集した雑誌などから、青年の雇用をめぐる実情とその対策を熱心に訴えられました。

午後は「与党」の「県民連合」(民主、社民、無所属の寄り合い)の代表質問。
質問のなかで、次世代育成支援の新規施策を「高く評価する」というと、自民党席からは、「思ったより予算は少ない」と野次が入ったあたりが予算案の特徴を示していると思います。

どこが「是々非々」?/強権的医療給付費抑制

2007年02月27日 | 07年2月議会


「活気がないですね」、「どういう記事にしたらいいのやら」。
自民党の代表質問を終え、私たちの控室に出入りするマスコミ記者たちの声。

質問の冒頭、「是々非々でいく」というものの、現知事が初めて提案する予算案に対して、突っ込むことはなにもない、という印象の質問でした。
知事答弁も、これまでの繰り返しか一般的・抽象的な話でした。

ところで、昨年6月に国会で設立した「医療改革法」によって、来年の4月(再来年度)から県内の医療をどうするのか、担当部署に聞きました。
「医療計画」・「健康増進計画」・「医療費適正化計画」をそれまでに作り、それに先立つ今年秋までには「地域ケア整備構想」を作ることだけは決まっていて、その基礎となる実情やデータ、計画作りの体制、スケジュールはすべてこれから、ということのようです。
「医療給付費」を強権的に国がおさえるための施策であることが、ここでも見て取れます。


福祉用具貸与/夕食

2007年02月26日 | 07年2月議会
保健福祉部総務企画グループと介護保険グループ、土木部港湾漁港グループ、総務部財政グループ、生活環境部原子力安全グループに説明を求めたり資料を求めたりしました。

改定介護保険が始まった直後の昨年6月議会で、福祉用具貸与・通院等乗降介助サービスを受けていた利用者のうち、新予防給付へ移行したのは何人かを聞きました。新予防給付では、これらのサービスが受けられなくなるからです。
そのときの答弁は「属人的な情報について、統計的に把握できるシステムは構築されていないが、傾向の把握に努める」というものでした。
軽度者の福祉用具貸与の利用実績を見ると、昨年4月が5147件だったのが、経過措置を終えた10月には1861件に64%近く激減しています。

厚生労働省は、2月19日に、軽度者であっても、給付の対象とすべき事例があることを認め、その取扱いについての方針を示しました。
「サービスが必要な人に必要なサービスを」は大原則です。
私はその観点から質問したわけですが、予想される悪しき事態に早期に対応しようとする姿勢が県にないことが大問題です。



さて、福島に宿泊するときの夕食は、宿所1階でいつもこんな感じ。
きょうはこれにお茶漬け。




3か所で集まり/「ブログで見てる」

2007年02月25日 | 日々の活動
3か所で集まりがありました。



最初は草野地域の集会所で後援会主催の小集会。ご近所などから19人のかたにご参加いただきました。
県議の海外視察は税金のムダ使いなのが実態なのではないか、とのご意見。私もそう思います。



次は小川地域の後援会による毎年恒例の「新春のつどい」。30人を超える後援会員が参加されました。ここではごあいさつさせていただきました。

3つめは神谷(かべや)地域の後援会が開いた小集会。17人のかたが参加されました。
子育て支援、医師不足、生活バス路線、県議会への請願を共産党以外が不採択にすること、などなどの質疑応答がありました。
参加者から、「仕事で出席できないが、インターネットのブログ日誌で活動状況を知らせている姿を見させてもらっている」というかたのお話が紹介されました。
この日誌を始めてしばらくたちますが、初めて聞かせていただくお話でした。
飛び上がりたいぐらいでしたが、冷静を装いました。
この日誌を見ていただいているみなさん、まことにありがとうございます。


30年ぶり/春まつり/しあわせになろうよ

2007年02月24日 | 日々の活動
午前中は宣伝カーでテープを流しながら、同級生やお知り合いに議会のことをお知らせして回りました。
あるおみやげ店からは、「もう3年もすればここにはお客が来なくなる、とみんなが感じとっている。この地域の振興策をなんとか考えてほしい」と切実に訴えられました。
ある医院では院長から、「同級生が来てるんだ」と、待合室で紹介されたら、高校3年生の私の同級生でもありました。30年ぶりに再会しました。



午後は浜通り医療生協の「春まつり」。
会場の関係で、200人の予定でしたが、221人の組合員さんが参加されました。
私が病院事務長をしていたころからお世話になっているかたがたばかりです。



こういう場では、私は歌う場があり、みなさんが向こうのスクリーンを見ていっしょに歌ってくれ、ありがたいばかりです。
いろいろありますが、「しあわせになろうよ」。

県政をめぐる二つの懇談会

2007年02月23日 | 日々の活動

 
 平(たいら)北部の日本共産党後援会が主催した「くらしと政治を語る懇談会」がありました。会場の公民館のご近所15人のかたがたにご参加いただきました。
市議会報告を渡辺ひろゆき市議から、県議会報告を私からしました。

県議会での予算論戦はこれからですが、一般紙が「弱者への配慮に疑問」「自民党的な色合いが強い」と解説したり、「県民の生活よりも業者重視ではないか」と評価する声を紹介している事実、人工島造りや車が通らない県営高速道路造りなどムダ使いの大型事業予算を温存しようとしている事実、すでに8億円以上をつぎ込みながら、ありえない話になっている「首都機能移転対策」に700万円近い予算をつけようとしている事実などを報告しました。

夕刻には、「いわき市みんなで新しい県政をつくる会」の「県政懇談会」。
「つくる会」構成団体の代表のかたがたが参加し、30人学級のこと、正規教諭採用が必要なこと、障がい者の自立支援、准看護師の看護師への移行支援、公務労働の「非正規化」問題、産廃問題、国保への県の支援などなど、県への要望はほんとうに強いものがあります。

再び土砂崩れ/現地視察

2007年02月22日 | 日々の活動


7日に金山(かなやま)町小栗で土砂崩れがあり、県議予定候補の原田俊広さんや青柳精一金山町議の視察を受けて15日に緊急対策と徹底した災害防止対策を県知事に申し入れたばかりの同じ場所で、21日未明に再び土砂崩れがありました。
県が21日までに土砂を撤去し、土のうを積んで二次災害防止の緊急対策をし終えた矢先でした。



一部の土のうは土砂で壊され、水を抜くパイプの一部も埋まってしまいました。

住民への避難指示が継続していたこともあって、けが人はありませんでしたが、自主避難した1世帯を含め、13世帯の避難生活が長期化することを考えると、仮設住宅といった緊急避難的対応では不十分だと思います。
また、2004年の新潟県中越地震の際に、この地域でも亀裂の入った場所がある、と聞いています。調査をしっかりしたうえでの抜本的な対策が必要です。

「議案説明書」/相談と要請/農政勉強会

2007年02月21日 | 日々の活動


議会日程は、きのうの開会後、土・日の休会をはさんで月曜まで「議案調査のための休会」。

補正予算に関する「説明書」と「説明資料」はまだ届いていませんが、来年度予算案に関する議案説明書に基づきつつ、新聞記事を参考にしたり、関係部署に説明を受けたりして調査します。



党の会津地区委員会の原田俊広さん(県議予定候補)が、酪農家や人工透析患者さんから受けていた相談を受けて、いっしょに県の説明を控室で受けたり、病院局へ行って透析治療施設充実の要請をしました。

その後は党県委員会に県議予定候補が集まり、県農政の現況について勉強会をしました。国の政策が、農家のあたりまえの要望とあまりにかけ離れ、要望に正面から応える政策で持続的発展を図るにはかなりの知恵がいる、という印象がまた強まりました。

空港の「赤字」予算/議会開会/水道料金

2007年02月20日 | 日々の活動
福島空港の予算を、500ページに及ぶ「予算に関する説明書」をめくりながら見てみると、今年度に続き4億円を超える「赤字予算」。
これで1993年開港以来、累積「赤字」は40億円を超えそうです。

この空港の利活用を促進しようと支出するお金は1億6000万円超。この「利活用促進事業関係費」も10億円を超えます。

この空港へ行くために、総事業費1300億円超をかけて「あぶくま高原道路」を2010年まで完成させようとする県。

とうてい納得できるお金の使い方ではありません。

午後1時に議会が開会。
佐藤知事の所信と予算説明があり、40分ほどで閉会。



午前中は「福島地方広域水道用水供給企業団に対する県の助成制度継続及び新設を求める要望」を、関係する7市町の党議員のみなさんとしました。
利水計画に対して最大供給水量が65%なのに、使わない水の分まで料金に事実上上乗せされ、住民は耐えがたい負担にあえいでいる、とそれぞれに訴えがありました。
色よい返事はありません。

あすから議会/議会改革/演説会

2007年02月19日 | 日々の活動
あしたから議会が始まります。会期は3月16日までの25日間。
審議の中心は来年度予算案で、今年度最後の補正予算も審議します。
昼には財政部から補正予算案の概要の説明を受けました。

予算案や今後の施策などにかかわって、障がい者支援グループ、国保グループ、原子力安全グループ、学校施設グループなどに説明や資料を求めたりしました。

また、前議会で私たちは議長に「政務調査費並びに旅費額等の申入れ」をしましたが、これも受け、議長が各会派に議会改革に必要な事項を議会開会までまとめるようにふってきたため、「議会活性化、議会経費等見直しに関する要望」を文書で議長に提出しました。


この議会が終わると県議選に突入しますが、閉会前の日曜日・3月11日には演説会があります。
わが家の掲示板にもポスター。