あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

市労連大会あいさつ/憲法の国家像/カラオケ喫茶/2曲

2009年09月30日 | 日々の活動



夕刻にいわき市労働組合総連合第21回定期大会があり、県労連事務局長、自由法曹団のお2人の弁護士とともに、党の代表として来賓のごあいさつしました。

民主党が中心の政権が生まれ、矢継ぎ早に見える施策が打ち出されていますが、そのこと自体、「選挙で政治は変えられる」ことの証明だと思います。

一方で、医療崩壊・介護崩壊の最大の原因が憲法25条無視の社会保障費削減政策であることに目が向かないのは、25条と一体の9条を持った日本国憲法がめざす平和・福祉国家像が民主党にはないからだと私は思います。

民主党がマニフェストで言っている社会保障にかかわる施策実現の最大の保障は、私たち主権者の運動にあることを訴えました。




平地域の党後援会の慰労会もありました。

こちらが時間的には先で、会場はカラオケ喫茶。最初から最後までおつき合いしたかったつどいでした。

やむなく、たった2曲だけ歌ってお別れしました。

なによりうれしかったのは、後援会長さんが、「県議補選の結果に落ち込んでいたが、長谷部さんの話を聞いて元気が出ました」と乾杯の音頭をとってくれたこと。





クリニック入口で/憲法/松川事件発生60 周年

2009年09月29日 | 日々の活動


今週は、せいきょうクリニック入口(正確には風除室)で、医療生協理事と職員が生協への加入・増資、署名をお願いする行動をしています。

10~11月の「生協強化月間」へ向け、10月1日をはさんだ毎年恒例の行事です。

核兵器廃絶、市立病院の存続、それに後期高齢者医療制度廃止や生活保護母子加算復活など民主党がマニフェストに書き入れ、私たちがずっと運動をしてきた項目の署名には積極的に応じていただけます。

選挙直後の時期でもあり、「知り合いには全部声をかけたのに、思ったより少ない票数なのはしっかり分析してほしい」という元高校校長先生、「生協病院ができたときからずっと共産党を応援している。今回は残念」、「保守的な地域に住んでいて、共産党から声をかけられることはないが、いつも入れている」と声をかけていただくかたも少なからず。

安倍政権時に書き、医療生協組織部名でクリニックや病院をおとずれるみなさんに読んでいただいていた「日本国憲法ってなんだったっけ?」の改訂版を書き上げました。とりあえず、部内で検討してもらいます。




夕刻には、10月17・18日に福島大学を会場に開催される「松川事件発生60周年記念全国集会」の成功へ向け、いわき市内でのつどいに参加。

市内でも、11月には学習会を企画することも確認しました。


労組大会あいさつ/ボランティア

2009年09月28日 | 日々の活動


夕刻には浜通り医療生協労組の定期大会があり、党を代表してごあいさつしました。

なにより、選挙でのご支援に感謝するとともに、国政の場で自民党政治を退場させた画期的な前進があったこと、民主党中心の政権が生まれたものの、たとえば医療崩壊の原因が長年の自民党による「医療費抑制政策」・憲法25条軽視政策にあることの認識が見られず、社会保障再生のために私たちの引き続く運動がカギになることを話しました。

昼休みには、医療生協ニュース折込ボランティアのみなさんへもごあいさつ。

子どもの医療費無料化年齢は県内どこでもいわき市同様、小学校入学前までと思われていたかたが、福島市が小学校6年生まで、お隣りの広野町や大熊町、楢葉町などが中学校3年生まで無料で、県内どこに住んでいても安心して子育てできるようにするには、県の責任は大きいのにねぇと。


「益川敏英と科学の仲間」/基礎科学のレベル/訪問

2009年09月27日 | 日々の活動



『益川敏英と科学の仲間』([日本の科学者」編集委員会編、本の泉社)を読みました。

益川さんも会員の科学者会議が、機関誌で特集したノーベル物理学賞受賞を記念した企画(今年5月号・6月号)に、「しんぶん赤旗」の今年1月25日・2月1日付に掲載された不破哲三さんとの対談「素粒子のふしぎから平和・憲法9条まで」などを追加して編集した本です。

日本の基礎科学の高いレベルは、2008年度ノーベル賞受賞でも実証されました。
とはいえ、南部陽一郎氏の「対称性の破れ」も、小林・益川両氏の「CP対称性の破れ」も、下村脩氏の「オワンクラゲの緑色蛍光タンパク質の発見」も、35年以上も前の成果。

「今や大学は、国威発揚と儲けにつながる応用研究の場と化し」、小学校では「『科学の理論や法則は科学者という人間が創造したもの』とする…非科学的な科学教育が進行中です」。

本書には、「現代と未来に生きる子どもたちのために希望に満ちた平和な日本と世界を築くための一石となる」願いが込められています。

きょうは午前中、私が住む地域の党後援会員とこの地域を訪問。選挙後のごあいさつに回りました。


軽トラで一軒一軒/暖かい声援/理事会

2009年09月26日 | 日々の活動


午前中は小川地域の党後援会員と行動。

いつもチラシを配布するコースの家いえをたずね、選挙後のごあいさつにまわりました。

農村地域でもあり、住宅地とは勝手が違い、軽トラックで一軒一軒。

「いつも読ませてもらってます」、「一家で入れたのに、補選の結果は残念」、「今度はお願いします」と暖かい声援をいただきました。




午後は、浜通り医療生協の理事会に選挙後初めて参加。

会議の最後に、多くの組合員から寄せられたお言葉を紹介しつつ、選挙でのご支援に感謝しました。

ミニデイサービス/悔しさと決意/地域の顔/支え

2009年09月25日 | 日々の活動
医療生協泉支部が定期に開催している「ミニデイサービス」におじゃまし、ごあいさつしました。

支部運営委員のみなさんはじめ、党後援会員としてご支援していただいたかたがたで、「ほんとうに残念。なんとしても次は」と、握った手を離さずに悔しさと次への決意を語ってくださるかた。



午後は生協強化月間の「スタートデイ」の集まりをせいきょうクリニック待合室で。

職員はじめ、理事長、病院の近くの3つの支部の組合員さんたちも参加され、元気で明るいまちづくりを担う医療生協づくりへ意気高いつどいとなりました。

私は「閉会のあいさつ」で、選挙でのご支援に感謝しつつ、自公政治退場を実現したいま、政治を前向きに変えていくため、医療生協や民医連事業所の存在意義をいよいよ輝かせる時代であり、それぞれの地域で顔が見える組織づくりをいっしょに進めたい、と訴えました。

参加された支部のある役員さんは、「市内の親類全員に選挙のお願いを初めてした。ぜったい通したいと思ったが、悔しい。これで終わりじゃないから」と。

多くのみなさんに支えられての悔しい選挙結果であることを、毎日痛感します。

職場へもどりました/元気回復の休暇/社保委員会

2009年09月24日 | 日々の活動


退職するつもりで休職していた医療生協の職場にもどりました。

届け出の休職は15日まででしたが、落選は想定していなかったので、ご支援していただいたかたがたへのごあいさつや、疲れをとるための時間も必要で、休暇日をやりくりさせてもらってきょうになりました。

休暇日が必要だったとはいえ、けっきょく、各地域の党後援会員と支援していただいたかたがたにごあいさつしたり、読めずにいた本を読んでエネルギーを補充したり、ペロとの散歩で時間を共有して元気回復を図ったりするための「休暇」でした。

午後は院内社保委員会もあり、各職場の委員のみなさんにも私の主観からの「選挙総括」みたいな話を短くさせてもらいました。



「できちゃった内閣」/「錯覚を持った外交」/日本政治二大悪

2009年09月23日 | 日々の活動



きょうの「朝日新聞」福島・浜通り版に功刀(くぬぎ)俊洋福島大教授のインタビュー記事が載っています。

「地方で民主の組織は弱く、議会でも民主の色は薄い。地方政治から見ると、民主党政権は『できちゃった内閣』」、「福島を始め、全国の民主系知事は、自民系と名乗っても違和感がない」と。

そう言いながら、自民党の今後に対して、「再び政権を担えるようになり、二大政党制を定着させてほしい」。

記事をまとめた側の問題なのかどうかはわかりませんが、財界がどっちに転んでもいいようにと仕かけ、有権者が「国民に対する洗脳だ」と感じる「二大政党制」を持ち上げる日本政治史・地方政治論研究者の感覚が私には理解できません。

同じ「朝日」の社説が載っている面に、自民党元幹事長の野中広務さんのインタビュー。

「中国の各地を歩けば、戦争の傷跡が残っている。しかし、そういうことを考えず、金を出せば常任理事国になれるという錯覚を持った外交が行われている。こうしたことへの謙虚な反省や、分配政党として役所とぐるにになってやってきたことへの反省が野党としてのスタートにあっていい」。

野中さんのほうがはるかに庶民的・現実的に受け取れます。

野中さんは民主党のマニフェストに関し、「取り返しのつかない、恥ずかしい買収選挙のようなことをやってしまった」ときびしいお言葉。

というか、多くの国民のみなさんが感じておられることで、これからまさに政権能力が問われます。

「財界中心」「軍事同盟中心」が続けられてきた自民党による日本政治二大悪に切り込むことが大きな課題であることは間違いないと思います。



近くのお寺にペロと散歩に行ってきました。

「インフルエンザパンデミック」/訪問

2009年09月22日 | 日々の活動



『インフルエンザパンデミック』(河岡義裕・堀本研子著、講談社ブルーバックス)を読みました。

国内において、新型インフルエンザに感染したか感染の疑いのある人の死亡は、22日までに18人となりました。

1997年に香港で、高病原性鳥インフルエンザがヒトに感染し、これがパンデミック(世界的大流行)を起こせば、深刻な事態になるとして、各国がその対策を進めていたさなか、専門家も想定外のインフルエンザが今回の豚由来の新型インフルエンザでした。

通常の季節性インフルエンザウイルスと同程度の病原性しか示さないという誤解が広がっているようですが、本書では、日本国内でも今年の冬に間違いなく大流行するであろうこの新型インフルエンザに備え、正しい知識を一般のヒトに知ってもらう目的で書かれています。

午後は小名浜地域の党後援会員と職場OBや医療生協組合員のお知り合いや「赤旗」読者を訪問し、選挙後のごあいさつをして回りました。




わが家の玄関先で、クモの死骸を運ぶ蜂らしき昆虫。先日も目にしたような…

吹奏楽コンサート/全国大会3校/「労働法はぼくらの味方」

2009年09月21日 | 日々の活動



いわき市吹奏楽連合会コンサートがありました。

第一部ウェルカム・コンサートが2小学校、10中学校、1高校の演奏。

第二部が東北大会出場のセレブレーション・コンサート。1小学校・3中学校・2高校・2社会人。うち全国大会出場が江名(えな)中・湯本高・磐城高。とくに高校は東北3校枠の2校がいわき市の高校です。

さすがに最後のこの2校にはアンコール演奏もありました。

いただけなかったのは、この2校の演奏前の「ごあいさつ」。会場となったいわき芸術文化交流館「アリオス」の大ホール席数がいかにも現市長(13日投票の市長選で落選)と1保守議員の尽力で決まったかのように2人が来賓として壇上で並んだこと。

現席数は実際は前市長(落選した現市長の前の市長)のもとで決まっていました。来賓が「みなさんの声を聞いて尽力しました。ありがとうございました」とあいさつするのは当たり前のこと。

尽力したことを私はぜんぜん否定しませんが、事実でないことが事実であるかのように市民に伝わってしまうことがありうるので、政治家をおおやけの場で呼ぶときは、事実に基づく配慮が必要なように思います。



『労働法はぼくらの味方!』(笹山尚人著、岩波ジュニア新書)を読みました。

もともとこのジュニア新書は30年前に、「これから人生を歩むきみたちが、生きることのほんとうの意味を問い、大きく明日をひらくことを期待して」創刊されたもので、本書の著者は、甥や息子の「二人の存在を意識するようになってから」、「労働者の人格や働く権利を平気で蹂躙する実態を見るにつけ」、「これから働く子どもたちにとって、『労働法の教育』は、今なんとしても必要」と考えた30代の弁護士です。

パート・アルバイトの働きかた、正社員の働きかた、派遣社員の働きかた、労働法の活用方法など、「私たちの働く環境や生活そのものを守る」立場で書かれています。




妻の実家からの唐辛子。