あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

濃霧/県九条の会/トークと文化行事/憲法を選び直す

2010年04月29日 | 日々の活動
けさの「しんぶん赤旗」日刊紙の配達は、濃霧の中でした。

家を出てから1時間後に通過するのがいわき明星大学正門前。
時計台の形は見えますが、校舎がほとんど見えません。



福島県九条の会の講演会がありました。
講演は朝日新聞編集委員で、福島市出身の星浩さん。



その前に、3人のリレートーク、文化行事がありました。
10代の敗戦直後、「アメリカから民主主義っていう人が来て日本を助けてくれるらしい」と床屋さんで大人たちの会話を聞いたエピソードを語ってくれた新地(しんち)町の九条の会代表は今年80歳、「剣をとる者は剣で滅びる」のイエスの教えは九条に通じると語ってくれた郡山市の牧師、アウシュビッツ見学の体験を通し、九条が人類のうめきと悲しみと涙から生み出されたと語る会津美里町のエッセイスト。

いずれも心にずしりと響きます。

3曲の合唱曲も、与謝野晶子の「山の動く日来る」「君死にたまふことなかれ」の群読も、村木洋子さんのピアノ独奏も、それぞれたっぷりの時間がほしいぐらい。



星さんの話は「戦後政治と憲法」がテーマですが、「国民がこの国の将来に迷い、考え、議論を重ねることができれば、現行憲法を選び直す日が必ず来る」と私は受け取りました。

『憲法はどう生きてきたか』(渡辺治著、岩波ブックレット、1987年刊)を私は思わず思い浮かべました。


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