あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

「日々の新聞」/広告との響きあい/言いたいことを伝えるすべ

2009年02月28日 | 日々の活動


きょう付けの「日々の新聞」(月2回発行)に「安心できる地域医療のための議論をいまこそ」と題した拙文が掲載されました。

最後の部分は「医療従事者と住民と行政が、原点に立ち返って充分に議論するとき」と書きました。



同じ紙面の広告を見ると、「行政・議会・医師会・医療機関・住民が一緒になって、『いわきの医療』を守る道筋を考える必要がある」との開業医の意見が掲載されていました。

いたく共鳴し、感動したしだいです。

それはそれとして、私と宮川県議の通信「かけはし」にも同じテーマで文章を書きました。新聞社依頼原稿に書けなかったことを書き込みましたが、限られた字数で言いたいことを伝える大変さを改めて痛感したしだいです。

つくづく思うのですが、自分が伝えたいことを他人に簡潔に伝えるすべはものすごく大事なことです。意識的に伝えないと、伝えたつもりが実は伝わっていないことがしばしばです。

人はたいてい一人よがり、ということを自分自身が自覚しないとならないと私は思っています。

交流集会最後の仕事/雨まじりの雪/民間移譲条件なし

2009年02月27日 | 日々の活動


19・20日とスパリゾートハワイアンズで行なわれた医療生協東北ブロック組合員活動交流集会の事務局会議をしました。

「集会記録集」作成の打ち合わせです。事務局にとっては、この最後の仕事を仕上げて交流集会が終わります。

会議中から雨まじりの雪が降り始めました。

午後は休暇をとりましたが、たまたま現市長(1期目で自民党前県議)を支えるかたと懇談する機会がありました。1時間超に渡りましたが、「地域医療を真剣に考える姿勢を示していた市長が、市立病院民間移譲プランをそのまま進めようとしてはならない」とのこと。

「市民の命と健康を守る点では党派を超えて一致するはず」とエールを送られました。

その足で、医療関係では自他とも認める自民党応援者をたずねると、やはり市立病院の民間移譲にはかなり慎重な意見。

ともかく、民間移譲案があまりに唐突で、医療者の声も住民の声も聞かず、総務省の声だけ聞いたプラン案を受け入れる条件はまずない、という感触です。



わが家にもどるころは雪景色でしたが、積もることなくまもなくやんでしまいました。



散髪したペロ/梅/市民に広がる異議

2009年02月26日 | 日々の活動


散髪したペロ。

朝8時に散髪してくれる「ペットホテル」にあずけ、帰宅する夕刻6時ぐらいに迎えに行きます。

10時間もわが家でない場所にいると、犬も心身とも疲労するのか、ずいぶんとおとなしい様子。家にもどってからは「声」を出す機会も少なく、はしゃぎもしません。



職場へ行くと、「梅の花と職場の建物」ショットの意外な盲点。きょうのきょうまで気づきませんでした。

きょうは職員の「社保委員会」で市立病院民間移譲計画が出てきた背景を、1980年代初頭の「臨調・行革」による医療費抑制政策にさかのぼって話をしました。

その帰結が小泉構造改革であり、06年の「医療構造改革」です。

02年から06年まで国だけでも社会保障予算を1兆1,800億円縮減したし、07年から11年度でも国と地方で1兆6,000億円削るために、公立病院の「経営形態の見直し」を含めて「改革プラン」をつくらせてその担保にしよう、というわけです。

いわき市はそれに乗ったわけですが、現場無視・住民無視のその進め方に市民の異議が急速に広まっていることを感じています。

「笑顔で働きたい」/「くらしの学校」/感想/顔写真

2009年02月25日 | 日々の活動



看護部長といっしょに、近所の5病院の看護部長をたずね、「看護師をふやして」のポスター掲示と署名のお願いをしてまわりました。

医師不足だけでなく、看護師がいないために新生児集中治療室が閉鎖されていたり、病棟運用ができなかったりしている実態があります。

全日本民医連がつくった「笑顔で働きたい。」ポスターには、長島一茂さんのコメント、大谷昭宏さん、清水国明さん、林家木久扇さんなども「応援します」と登場してくれています。

市立病院民間移譲案についても、医療生協のニュースを渡して懇談。現場に不安を広げていることがうかがわれます。



午後は「くらしの学校」がありました。昨年度までの「社会保障学校」を衣替えしました。

きょうから毎週4回の予定で、きょうは市議会議員の渡辺ひろゆきさんを講師に「壊れゆく社会保障 いわきは住みやすいまちといえるでしょうか?」。

寄せられる相談が昨年までの倍に増え、生き続けること、暮らし続けること自体に悩む働き盛りの年代のかたからも多い、とのこと。



終了予定時間前にちょっと時間をいただいて、私から市立病院民間移譲計画が市の医療に対する姿勢が問われる問題で、「ちょっと待て!」の声をあげようと話をしました。

交流集会で記念講演をしていただいた福島高専の斎藤充弘准教授をたずね、参加者から寄せられた感想を伝え、原稿を書かせていただいた新聞社によって、顔写真の撮影。 

2か所で学習会/「知らない間に」/「市立病院存続を」

2009年02月24日 | 日々の活動



市立病院民間移譲案をめぐって、2か所で学習会をしました。

午前中は医療生協の健康チェック班会。
血圧・体脂肪測定と尿チェック後に行ないました。

「知らない間にこんな話になっていたんだ」「医療が大変、とは聞いていたが、国の政策の流れを聞いてよくわかった」「赤字だから市立病院はいらない、というのはおかしい」と、市や国の姿勢を変えようという意見が相次ぎました。



会場の集会所には、地域のみなさんが作ったひな祭り用の手作り飾り。



午後は、民間移譲の対象となっている病院の足元。
「知らない市民がまだ多いはず、もっと知らせよう」「学習会をどんどん企画したい」「市立病院を存続させるべきだ」「一刻も早く議員に働きかけよう」と、それはもう熱気を帯びた学習会となりました。

原稿OK/「循環健康法」/丸大根

2009年02月23日 | 日々の活動
「格闘」した原稿はきょう中に新聞社へメールで送り、担当者にOKをもらってほっとしています。

市立病院改革プランというひとつのテーマではありますが、07年の参院選で国民から「ノー」の審判を下されたはずの「小泉構造改革」の具体化そのもので、ましてや市民に不安を広げている「医療崩壊」進行中に、市が医療から手を引きたい、という話ですから、そんな話はないでしょう、と書き出すと、800字程度におさめることは難儀でした。



『70歳物理学者の「循環健康法」』(広瀬立成著、講談社+α新書)を読みました。

中身は本書にゆずり、「快食、快眠、快便、快動」の実行と、「体重・血圧・体脂肪率」の測定を市販の体重計で自ら日常的にチェックすること、これが「つながり」と「循環」を大切にする物理精神を活かし、古希からの「最幸」を手にするカギであることを語ってくれています。

そんな語りでは「高レベル放射能の後始末のめどさえ立っていない原子力発電」「地震国日本では、発電所そのものが、危険きわまりない巨大なごみになる可能性」にもふれています。



妻の実家からもらった「丸大根」。ペロの頭の体積の2倍は超えていそうです。


本格的格闘/散歩/「いい歩き方」

2009年02月22日 | 日々の活動
きのうは何気に「800字と格闘」と言いました。

市立病院改革プランについてですが、記者から言われたのは、「プラン案に切り込んでもらうか、公立病院の役割を前面に押し出すものを」とのこと。

プラン案の発端が07年6月の安倍内閣「骨太方針2007」にあり、これを受けた総務省による07年12月の「公立病院改革ガイドライン」と自治体へのプラン案策定を求める通知があります。

このガイドラインは、20日の衆院予算委で高橋ちづ子議員の質問に総務相が答えたように、自治体が従わなければならない義務ではありません。

その一方、1980年代前半からの政府による医師養成抑制や窓口負担増による「医療費抑制政策」によって、いわき市の医療も「崩壊状態」です。

そしていわき市の仕事は、地方自治法に明記されているように、市民の「福祉の増進を図ること」を基本に、医療提供体制を整備することです。

てなことを考えていたら、本格的な格闘の様相です。



いわき公園へペロと散歩に行きました。



ペロも季節を感じたことでしょう。



すれ違うかたから「いい歩き方ね~」と評価されるぐらい、元気に歩いていました。



原稿/結婚式

2009年02月21日 | 日々の活動
交流集会を終え、頭はいわき市の地域医療再生へ。

いわき市市立病院改革プランの特集を組む予定の新聞社から依頼された原稿の執筆と推敲をしました。

締切までまだ2日あるので、もう少し800字と格闘します。



きょうはわが病院医師の結婚式に出席。医師もお相手の看護師も私が病院事務長のころからのおつきあい。



大いなる期待をこめて門出を祝いました。




集会2日目/「集会ニュース」/交流集会の真髄/盛岡

2009年02月20日 | 日々の活動
交流集会は2日目。

きのうの午後に引き続き、8時半から分科会で活動や意見の交流。

初めてスパリゾートハワイアンズに来た人も多く、きのうと同じ分科会の部屋へ向かうのに、「迷子」を道案内する機会も少なからず。



この交流集会の楽しみの一つは、集会中に発行される「ニュース」。きのうの到着時から閉会まで5号にわたって6枚発行されました。集会準備段階から通算16号の発行でした。

11時からは、分科会報告が中心の全体会。「これが交流集会の真髄」と受け取る参加者も多く、報告者も集会参加の「仕上げの仕事」でもあり、分科会での交流と議論の内容を伝えるのに心をくだいた様子がうかがわれます。



閉会宣言は、次回開催の岩手県の盛岡医療生協から。
手品が始まったかと思ったら、「おでんせ盛岡へ」。


交流集会/座長団/乾杯/ポリネシアンショー

2009年02月19日 | 日々の活動



医療生協の東北ブロック組合員活動交流集会が開幕。

きょう、あすと、約370人の史上最高の参加者で交流します。



開会前には分科会の座長・書記を務めるみなさんと初顔合わせの「座長団会議」。

午後1時のオープニングの前は、「大乗講」のみなさんによる「じゃんがら」。

あいさつや基調報告後、福島高専の斎藤充弘准教授による「くらしと環境にやさしいまちづくり」の記念講演が1時間。

その後は13会場の分科会へ。



夕食交流会では「乾杯」後、スパリゾートハワイアンズのダンサーによるフラダンスを15分ほどしてもらい、各県からの出し物でたいへん盛り上がったところで、「ウォーターパーク」へ移動し、「グランドポリネシアンショー」。





私もいわきに生まれて50年目にして初めて観ました。感動ものです。