あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

「オール与党」のまま/知事/広報委

2007年03月16日 | 07年2月議会
予算議会も最終日。
けっきょく、ムダ使い大型事業を前県政から引き継いだ予算は私たち以外は全員賛成。
日本共産党を除く「オール与党」のまま、県議選に突入です。



最大会派の自民党が、予算と直接関わらない「総合的な文化行政推進体制の整備を図るための関係条例の整備に関する条例」と、関連の「福島県部等設置条例の一部を改正する条例」の2つに反対したため、知事提案議案として否決されたのは戦後初だそうです。

私は左下に背中だけ見えています。

本会議終了後、党県委員長が控室へ激励に来てくれると、ちょうど知事が、「大変きびしいご指導ありがとうございました」と言ってみえ、あいさつしました。



その後は、選挙後の臨時議会広報番組を放映するテレビ局を決める広報委員会。
県内民放4社によるプレゼンテーションがあり、審査の結果、1社に決定しました。

エネルギー政策を「了」とする知事/委員会採択/広報委

2007年03月15日 | 07年2月議会


2日目の総括審査会。
自民党議員が、「知事の原発行政への考えが不明確」と言って、原子力を「過渡的」と見ているのか「恒久的」と見ているのか、と問い詰めました。
知事は直接は答えず、国策であり、公益性があるので「安全・安心が最優先」と言いつつ、国のエネルギー政策について「了とする」としました。

別の議員が「なんら成果のない首都機能移転対策は県民の理解を得られないのでは」と聞くと、副知事は「火をともし続けることが重要」ととんでもない答弁。

その後、常任委員会が開かれ、議案の採択。
私は「消してよい火をともし続けることを承認できないし、一昨年、自らの役割を投げ出した県人事委員会勧告を受けた初年度だ」として、所管の予算案には反対しました。
本体に反対した「県民等保護条例」改定案にも反対です。

その後は広報委員会。今議会報告になる新聞広報の紙面掲載記事を確認しました。


総括審査会/「官製談合」認めず/政治資金

2007年03月14日 | 07年2月議会


 きょう、あすと総括審査会。この会議は本会議場ではなく、特別委員会室で行ないます。
私はきょうの最後に登壇。
談合の全容解明、知事の参議院議員時代の政治資金、原発行政、医療行政について、16分間の質疑をしました。

「官製談合」を認定した福島談合事件判決を受け、県は「官製談合」と認めるかをただしたところ、総務部長は「定義による」とか言って、「官製談合」と認めることもなく、県自ら全容の解明にあたる姿勢も示しませんでした。

談合による裏金を手にして有罪判決を受けた者たちの「カネの源泉」の認識をただしたところ、土木部長は「承知しておりません」とのこと。
公共事業の談合によるわけですから、県民の血税が源泉であることは火を見るより明らかだと思うのですが、驚きました。

知事の議員時代の政治資金については、水谷建設・佐藤工業関係者からの献金について、昨年10月に報じられた分は返還したようですが、それ以前に同じ名義で献金されているかは確認のうえで対応する、とのこと。
「政治とカネ」は、談合に関わらず国民が注視していることであり、まして談合事件が原因で新知事になったにしては、あまりに対応が遅い。

官製談合を認めようとしない県執行部、「政治とカネ」の関係をすっきりさせない知事では、どうなのでしょうか。



首都機能移転対策は中止を/知事答弁ではまずい?

2007年03月13日 | 07年2月議会
企画調整部の来年度予算案を審査する企画環境常任委員会。
首都機能移転対策事業の中止を求めました。
「部長説明」では、「東京一極集中が更に深刻化」と言い、国会の「両院協議会の議論の動向等を注視」すると言うので、移転すると一極集中が解消される根拠と、「議論の動向」を聞きましたが、議論はしばらくされておらず、一極集中解消もとくに根拠が示されるわけではありませんでした。

あすの総括審査会の「質問とり」も終息。
談合事件の全容解明へ向けた知事の姿勢を問う質問は、総務部長が、東電データ改ざんの原因を知事がどう認識しているかを問う質問は生活環境部長が答えることになりそうです。
「ほかの議員への知事答弁回数とのバランス」が、知事答弁を限定する理由ですが、話になりません。
知事が答えるとまずい、と執行部が判断しているとしか思えません。



おととい、わが家のコタツで丸くなるペロ。

九面(ここづら)/常任委/質問とり

2007年03月12日 | 07年2月議会
勿来の九面(ここづら)漁港の砂の堆積で船の出入りが不自由になっていて、漁業者が困っている、と宮川えみ子さんから連絡がありました。

さっそく港湾漁港グループに聞いてみると、先週にはその連絡があり、抜本策の検討を含め、調査をはじめている、とのことでした。

きょうは企画調整部の整理予算審査と、来年度予算案の説明を受ける企画環境常任委員会。



その後は控室で総括審査会の準備。きょうの理事会で私は14日の最後の質問者となりました。
さっそく、原子力安全グループ、保健福祉部、知事直轄秘書グループがいれかわりたちかわりの「質問とり」。
保健福祉部は質問に関わる部署が多く、簡単な質問なのに、大勢に取り囲まれました。

いろいろ準備/小名浜港視察

2007年03月10日 | 07年2月議会
あす11日は平(たいら)の労働福祉会館で演説会があります。

県議会は来週が最終盤。私は一問一答式の総括審査会で今期最後の質問予定。

残る2日間の常任委員会も頭に入れつつ、両方の準備をしないとなりません。



その合間をぬって小名浜港へ行き、港湾労働者から港の実情を聞きながら視察しました。
いまある港の十分な活用と、そのための設備の改善・整備をすれば、石炭船の対応も、コンテナ船の対応も、十分可能なことがよくわかります。
人工島にあと500億円も使い、そのために県民に負担や借金の押し付けをすることなどもってのほかだと思いました。

資格にかかわるデータ改ざん/処分場/意見書案

2007年03月09日 | 07年2月議会
生活環境部の議案審査をする常任委員会がありました。
東京電力によるデータ改ざん問題では、事業者としての資格にかかわる問題として、格納容器漏えい率不正を働いたうえに今回もまた不正の対象となった第一原発1号機、原子炉緊急停止を隠ぺいしていたことが発覚した第二原発1号機については、原子炉設置許可返上・取り消しを県として働きかけることを求めました。

また、小野町一般廃棄物最終処分場の埋立容量変更について、事前協議もされることなく県が受理してしまった件についてただしました。



委員会に先立ち、国への意見書提出を求める請願を紹介議員が説明する政務調査審議会がありました。
青年雇用対策の充実と、食料主権に基づく自給率向上政策を求める意見書請願の説明を私が簡潔にしました。


常任委/リハビリ意見書案/質問準備開始

2007年03月08日 | 07年2月議会


きょうから土日を除いて火曜日まで、4日間の常任委員会です。

私が所属する企画環境委員会は、生活環境部の補正(整理)予算案の審議と来年度予算案の執行部による説明。
整理予算案は、年間所要見込み確定による減額がほとんどで、5億円近い減額補正。今年度予算総額は71億円あまりとなります。

審議も、主要な項目の減額した根拠などをただす内容した。

前議会で「継続」とされた意見書案のうち、リハビリ日数制限撤廃を求める意見書案にかかわって、自民党から提案がありました。よりよい意見書として、全会一致で採決したいものです。

2月議会(もう3月ですが、開会する日が何月かによって議会名を決めています)は、採決前に一問一答で行なう総括審査会があり、12日が通告締め切り。
具体的になにを聞くか、考えはじめました。


ペレットストーブ/「是」/沖待ち

2007年03月07日 | 07年2月議会


県庁西庁舎の「県民ホール」にペレットストーブが設置されたニュースを新聞で見て、写真で見る限り、わが家のストーブとそっくりと思っていました。
きょう確認したら、同じものでした。

一般質問最終日は、自民・県民連合・自民・公明。
最初の自民党女性議員は、「是々非々の態度でいく」とわざわざことわったものの、答弁に対して再質問することなく、「是」ということなのでしょう。

本会議の前後で、来年4月からの「医療計画」などのこと、小名浜港の「沖待ち」のこと、新生児聴覚検査などについて担当のかたがたなどから話を聞きました。
港の「沖待ち」(「滞船」、「船混み」とも言うようです)は、簡単に言うと、無秩序・無計画に船が入ることに原因がある、との指摘があります。その背景には、商社による石炭などの投機的まとめ買いなどもあるようです。


プルサーマルは「議論以前」は逃げ?

2007年03月06日 | 07年2月議会
きょうの一般質問は、自民、県民連合、自民、共産の順。

最後の神山議員の質問は党県議団のホームページにまもなく掲載しますので、ぜひご覧ください。

知事に対しては原発行政・プルサーマルについて再・再々質問しましたが、プルサーマルについては「議論以前の問題」との答弁。
自民党席からは、「将来はやるんだ」と野次。なにせ知事は、昨年の知事選告示前日の候補者討論会で唯一、プルサーマルに「○」をあげた人なので、そう見られるのです。

神山議員は「受け入れないときっぱりとした意思を宣言すべし」と迫ったことに対し、「議論以前」というのでは、議論から逃げている、とも取れます。



傍聴に郡山から来られたみなさんなどに、私からもごあいさつさせていただきました。