あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

責任者会議2日目/鎧/「進化から見た病気」

2009年01月31日 | 日々の活動
日生協医療部会の組合員活動責任者会議二日目。



朝食後、宿泊ホテル内を散策。48万円で鎧(よろい)を売ります、と展示がありました。米粒職人ともしばしの懇談。

きのうのグループ討論を受け、きょうの冒頭は予定にはなかった事務局長の特別報告が入りました。

昨年秋に提起された今年度中の「300万人対話運動」を受け、来年度方針の核心点を強調する提起でした。

その後は時間の関係もあって、5つのグループからの報告後、きのうに続き、15のグループごとに来年度重点課題について。

医療生協もほんとうに千差万別であることをつくづくと感じます。それでも、「生協をいのちに活かす大運動」を来年度は展開しよう、と一致です。



いわきから静岡の熱海までの行き帰りに『進化から見た病気』(栃内新著、講談社ブルーバックス)を読みました。

今年はダーウィン生誕200年の年ですが、「ダーウィン医学」というのが1991年に提唱され、病気をこれまでとは違う視点で捉え直すことで、多くの発見をもたらしているようです。

組織活動責任者/「転機の年に」

2009年01月30日 | 日々の活動



きょう、あすと日本生活協同組合医療部会の08年度組合員活動責任者会議が静岡県熱海市であり、浜通り医療生協からは組織づくり委員長と、組織部長の私が参加しました。

都合で参加できない生協もあったらしく、北は岩手県から南は沖縄県まで、120人強の参加でした。

医療部会組織委員長の基調報告、2つの生協からの「指定報告」後、15のグループに分かれて、今年度活動の交流と、活動から見えてきた課題とその克服の手立てをかんかんがくがくと議論しました。

夕食交流会では、私が東北ブロックを代表し、活動交流集会を間近に控えた様子を報告しました。ついでに、「今年を世の中を変える転機の年にするため、ともにがんばりましょう!」とエールを送りました。

民間移譲案はいったん止めて/市民の合意/課長さんたち

2009年01月29日 | 日々の活動



職員の社保(「社会保障の充実を求める」の略)委員会があり、この間の「地域まるごと、健康で安全で安心な暮らしをしたい!」ニュース(略して「まるごとニュース」)No.43~45を材料に勉強会をしました。

それぞれ、「常磐病院がなくなる」、「安心な医療に市は責任をもって」、「民間移譲案はいったん止めて話し合いを」がタイトル。執筆者は私。

21日、27日、そしてきょうの29日付けで書いたものです。職場責任者会議や医療生協班会や開業医との話などを素材にしています。

市立病院の民間移譲を来年4月に実施したい、とする市の提案は、あまりに唐突ですし、検討の時間もなく、まして「医療崩壊」が現実化している、と市内の医師や市民が感じているときに、市自身が責任放棄するような計画は、地域医療再生の議論を進めるうえではマイナスでしかないように思えます。

なにより今は、いわきの地域医療をどう守るのか、市民の合意を得るための議論こそが必要です。

夕刻前には市役所へ行き、高校同期の課長さんたちにそのニュースを渡して懇談したり、医療生協への出資をお願いしたり。

あしたから1泊2日で静岡の熱海で医療生協の会議に出席します。


民間移譲に危機感/模索する時間こそ必要

2009年01月28日 | 日々の活動
きょうもまた、市立病院の民間移譲プラン案に危機感を持つ開業医から電話がありました。

ともかく、移譲対象の市立常磐病院長がその話を市から聞いたのが昨年10月下旬。院長は「急展開で驚きました」と語っていました(「日々の新聞」08年12月15日号)。

常磐病院もメンバーのいわき市病院協議会に市から伝えられたのは12月1日で、このことを討議する会長名の臨時総会通知では「唐突」の表現もあります。



市議会議員には11月26~27日にその骨子案を説明して12月議会で質疑を受け、今年に入って1月9日からあしたまでの21日間、市民意見(パブリックコメント)を募り、来月26日に開会する市議会2月定例会にはプラン最終案を示し、3月下旬には「案」を取ったプランにする、というスケジュールです。



今年度中に策定すれば受けられる地方交付税措置や赤字債の発行が認められる「財政支援策」は、市当局にとっては「アメ」であっても、市民にとっては命を削るだけの「ムチ」のようにしか私には思えません。

市民、医療従事者、行政が知恵を出しあっていわき市の地域医療再生策を模索する時間をとらなければならないときに、性急で乱暴な進め方はやめるべきです。




不安広げるプラン案/箸置き

2009年01月27日 | 日々の活動
市立常磐病院の民間移譲プラン案が、市民に不安を広げています。

だいたい、「パブリックコメント」の締め切りがあさってまでどころか、プラン案じたいがほとんど知られていないことは、きのうの生協班会でも歴然としました。

そうこうしていたら、「パブリックコメントは来年から3年間の市立病院経営計画へのものと受け止めていたが、民間移譲計画は報道で初めて知った。市立共立病院が共倒れする危険がある」と、開業医から切羽詰った電話。

市によると、26日までに20人から約100項目の意見があったといいますが、ことは35万市民の命と健康と地域医療にかかわる重大問題です。

いったん白紙に戻し、安心して暮らせるいわき市のために、徹底した話し合いの場をもうけることが必要です。



昨年5月22日にトトロの手作り土鈴をいただいたかたから、きのうの班会の場で、手作り箸置きをいただきました。

ハコモノと医療/記者会見

2009年01月26日 | 日々の活動
健康チェックの医療生協班会にでかけました。

5人の班会ですが、チェック前に、「常磐病院がなくなる」と題した生協のニュースを紹介すると、みなさんが「初めて聞くことだ」と驚きの声。

「市立共立病院が市民の命を最終的に守れなくなっている、という声が市民の間で広がっているときに、どういうこと?」、「地域が広いのに、市には1病院でいいなんてだれがきめたの?」、「医療を充実させるから安心してください、という姿勢が必要なんじゃないの?」、「アリオスやラトブはいらないとはいわないが、ハコモノを造るのと医療後退が同時に進むんではおかしい」と、たいへんな議論になりました。



午後は市役所へ行き、「原発の安全性を求めるいわき市民の会」の代表として、県連絡会代表の早川篤雄さん、原発問題住民運動全国連絡センター筆頭代表委員の伊東達也さん、宮川県議とともに記者会見。

「プルサーマル計画の受け入れは町民、県民の意見をよく聞くことが大原則です」とする声明発表を報告し、質疑応答しました。

県内原発立地4町が28日にも受け入れを決める、とされることを受けて意見表明したのですが、きょうは富岡町議会が全員協議会を開き、多数決で受け入れを決めた、とのこと。

もちろんこの問題は、立地町だけで決められるような問題ではありませんが、議会が受け入れたいとする目的を明確にしてもらいたいと思います。



勿来・小川・常磐でつどい/歌の押し売り/1日97.9km

2009年01月25日 | 日々の活動
ペロの散歩をかねて「浜通り医療生協ニュース」をご近所の組合員宅に30分ほどで配達したきょうは、午後から、勿来地域、小川町、常磐地域のそれぞれの党後援会「新春のつどい」がありました。


先週の内郷ときのうの小名浜での「我が窮状」に気をよくし、あいさつ後の余興では、調子に乗ってきょうはほとんど「押し売り」。


勿来では伊藤市議がギターを持ち込んでいたので、即興伴奏を無理にお願い。



小川町と常磐では「アカペラ」。



常磐では宮川さんの手拍子と、一升瓶の伴奏がありました。

ちなみに、勿来が午後1時、小川町が2時、常磐が6時半。自宅から勿来、小川町、自宅へもどるまでは自分の車で77.7km、常磐の行き帰りは妻に送り迎えをお願いして往復20.2km。1日97.9kmの旅でした。


雪模様/小名浜つどい/我が窮状/圧倒

2009年01月24日 | 日々の活動


午前中、このいわきではめずらしく、しばらくの時間の雪模様。

夕刻から小名浜の党後援会新春のつどいが予定されているので、ちょっと心配しましたが、昼前には青空も見え、いい天候になり、よかったです。



新春のつどいには、宮本しづえさん、宮川県議、渡辺ひろゆき市議、伊藤ひろゆき市議がそろってごあいさつ。




私も余興が始まる直前にごあいさつ。



そして余興ではピアノとギターの伴奏で、沢田研二の「我が窮状」。

ばっちり歌え、声援と拍手もいただけました。ありがとうございました。

つどい後は60~70代の6人のみなさんと二次会にくりだしました。もちろん私が最年少。あり余るエネルギーに圧倒されるばかりです。

益川・不破対談/「自然の秘密をさぐる」/パブコメ

2009年01月23日 | 日々の活動


きのうちょこっと紹介した「しんぶん赤旗」日曜版25日付のメインは、08年ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英さんと不破哲三さん(日本共産党社会科学研究所長)の対談です。次号にも続くビッグ対談です。



不破さんは1990年に、16人の科学者と対談した『自然の秘密をさぐる』(新日本出版社)という本を出版していました。そのうちの一人が、87年に対談した京大理学部名誉教授の町田茂さんだったのですが、そのなかで、「小林・益川理論」も話題にのぼり、不破さんが「物質の究極を探る素粒子物理学は、人類の自然に対する認識を深め、統一的な自然観をつくりあげるうえで、画期的な貢献をしてきました」と語っていました。

近いうちに益川さんが「赤旗」に登場して、学問や平和やご自分の生き様を語ってくれることを期待していたので、記事を見てなんだかうれしくなりました。

こういうことに思いをはせつつ、市立病院改革プラン案への意見(パブリックコメント)を書いてメールで送ったり、電話をいただいた生協組合員のお宅をたずねて生協組織づくりや医療や介護や政治の話で盛り上がった日でした。

最後の県実行委/「懺悔の書」

2009年01月22日 | 日々の活動
来月の医療生協東北ブロック組合員活動交流集会前の最後の福島県実行委員会がありました。

あとはいよいよ私たち事務局が諸準備を整えるだけとなりました。



今度の「しんぶん赤旗」日曜版(1月25日付)に、新自由主義的「構造改革」の急先鋒としてこれを推進した中谷巌(なかたに・いわお)氏が登場しています。

「『75歳までよく頑張ってくれました。もう心配しないで。医療費もただにします』っていうのが政治でしょう」と後期高齢者医療制度を批判、また「資本主義でもちゃんと節度やルールが必要だと(志位委員長が)発言されている。私が言おうとしていることもそれなんです」と語っています。

自身の誤りを認めた『資本主義はなぜ自壊したのか』(集英社)という「懺悔(ざんげ)の書」を書いたことへのインタビュー記事です。