あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

「小林多喜二」/時代への挑戦/風邪

2008年08月31日 | 日々の活動



『小林多喜二 時代への挑戦』(不破哲三著、新日本出版社)を読みました。

いまや「カニコー」(蟹工船)ブームで時の人となっている小林多喜二。「蟹工船」を書いたのは1929年、25歳の時。

その4年後、1933年2月、築地署で拷問により29歳で虐殺されます。31年10月には、創立して9年目に入っていた日本共産党に入党しています。

たった5年間でしかなかった作家活動でしたが、侵略戦争反対と生活防衛の労働者・農民の闘争、それを全国的に結びつける役割を担う日本共産党の姿、しかもたび重なる弾圧で組織をずたずたにされても屈することなく、党組織の再建の努力を長編小説で描こうとした多喜二の構想も示されます。

日本共産党は今年、創立86年を迎えました。その一員であることを心の底から誇りに思うし、現代という時代への挑戦にいどむ気持ちも高まります。

と言いつつ、この2日間、風邪で倒れ、グロッキー状態でした。

過去最高/会場いっぱい「こんばんは!」/会場へエール

2008年08月30日 | 日々の活動



きのうのアリオスでの演説会は、1、2階席はほぼ満員で、3階席も開放、いわき市での党演説会では過去最高の約1,200人の参加者でした。



きょうの「読者」ニュースでは、穀田さんの話中に舞台側から客席を撮った写真が掲載されています。

進行役として私が開会の言葉を述べる際、「みなさん、こんばんは!」と会場に声をかけ、みなさんから「こんばんは!」の声が会場いっぱいに響いたとき、「これはすごい!」と感じ、少し長引く「間」がありましたが、あれは感極まって、次の言葉が出なかったのです。

最後に舞台で穀田さん、市議のみなさんと会場のみなさんにエールを送る場面は、穀田さんのホームページからの借用です。

症例検討会/患者さんの最善の療養/演説会

2008年08月29日 | 日々の活動



職員の全職種参加症例検討会がありました。

今回は在宅医療や病棟医療、外来医療にわたる看護部からの8症例の発表でした。医師、薬剤師、検査技師、医療相談員、看護補助者、事務など多職種の40人ほどの参加。

何よりも、現場にかかわる人たちがつどい、質疑・応答しながら、患者さんの最善の療養のために、情報を共有し、意見交換することは、きわめて重要です。私たちはこうした機会を必ずつくって、努力したいと思います。



夕刻には、党の国会対策委員長・穀田恵二さんを迎えての日本共産党演説会がありました。新装成った「アリオス」で、政党が演説会を開催するのは初めてだと思います。1,100人を超えるみなさんにご参加いただきました。

楽屋前で、穀田さんを真ん中に、来月投票の市議選にいどむ現職4人、宮川県議と記念写真。

演説会では私が進行役をつとめ、4人の市議会議員、「京都弁を話の中に時どき入れる岩手県生まれの東北人」穀田さんを紹介しました。



閉会後には、市議のみなさんと出口で参加者のみなさんを握手で送り出したのですが、「今度はあんたが壇上にのぼる番だよ」「必ず期待に応えてよ」「司会はよかったぞ」と、励ましの言葉がたくさん。

穀田さんも話のなかで2回は私のことを触れてくれ、気持ちがものすごく引き締まります。


組合員活動交流集会現地実行委員会/事務局長/本番

2008年08月28日 | 日々の活動



来年2月、東北6県の14医療生協組合員がつどう「組合員活動交流集会」があります。

受け入れる福島県としての最初の現地実行委員会がありました。

県内には5つの医療生協があり、それぞれから理事・職員が参加し、これまで事務局でまとめてきた集会の目的・テーマ・スローガンなどで意見を交わしました。



午後は、会場となる「スパリゾートハワイアンズ」を現地実行委員会として、こちらも初視察。分科会会場は分散することになり、広い会場で迷う人も出るのでは、と心配の声。

この集会の事務局長も、ウチの「健康まつり」の事務局長も、職務上、私が担うのですが、こうしてここ数日集中すると、なかなかなもんです。
市議選も、あすの穀田恵二国対委員長を向かえての演説会からがいよいよ本番です。

区長さん/健康まつり/サンマ刺身

2008年08月27日 | 日々の活動
小名浜地域の区長さん宅を、今週金曜日の演説会の案内をかね、渡辺ひろゆき市議とたずねました。

医療生協組合員、通院されているかた、親御さんが通所介護サービスに通われているお宅も多く、歓迎されるだけでなく、激励を受ける訪問でした。



午後は健康まつりの第二回実行委員会。これまでの4つの小委員会報告を受け、おもに「企画」の充実に議論が集中しました。



ゆうべ、約束があって友人と食事をとったのですが、口先が黄色いサンマの刺身は、北海道産ですが、美味でした。

内部被曝

2008年08月26日 | 日々の活動



3年前に私のホームページの「あつしのOFF」⇒「ブックトーク」に書いた『内部被曝の脅威』(肥田舜太郎/鎌仲ひとみ著、ちくま新書)をあらためて読んでいます。

いまから10年前に、「核兵器のない21世紀へ」と題した勉強会が病院内であり、そのときに私が用意したレジュメを見ています。

核兵器が人体に与えるとんでもない影響として、「放射線」、「爆風」(先端は秒速約370m)、「熱」(爆発1秒後、半径約140mにふくれあがった大火球の表面温度は約5,000度)で、「死傷者総数の二十数%が爆風に起因」、「直接の熱線と、火災によるやけどが、死者の約六十%の死亡原因」と、なにかの本を見て書いています。

放射線については、「体に放射線があたると」という書きかたなので、「内部被曝」の認識が私にはなかったと思います。

本書では、「体内に取り込まれた放射性物質から放射線が放射され続ける場合」、「被ばくした細胞の微小な傷の修復が追いつかないまま、細胞が複製され、細胞分裂のたびに自然拡大する可能性」を、内部被曝の「核心」として提起しています。


長寿会/「年をとる人を減らせ」?/健康まつり小委員会

2008年08月25日 | 日々の活動



常磐(じょうばん)地域の長寿会で「後期高齢者医療制度は廃止しかない」の学習会がありました。

この長寿会の勉強会に呼ばれたのは、昨年11月、今年3月に続き、3度目です。今年度からの区長さんもおみえになりました。

「各地の医師会が異議申し立てをしていると聞いている」「高齢者の医療費がかかると言うが、一人一日当たり医療費は変わらないんだから、年をとれば医療が必要な人が多くなることを問題にするということは、年をとる人を減らせ、ということか」「建設業界では当たり前だった談合はいまやできない。世の中はずいぶん変わったし、国の借金もぼう大。そのなかでどうするか、が国民に突きつけられている」と、なかなか深い意見交換ができました。

午後は、10月19日に予定している浜通り医療生協の「健康まつり」の第1回会場小委員会。

当日の会場づくりやそれまでの会場準備をする委員会です。まつり全体を成功させるために、25回目の「まつり」を迎える組織らしく、しっかり準備に取りかかることにしました。

海沿い街宣/ラーメン大喜/枕で寝るペロ

2008年08月24日 | 日々の活動



きょうは平市街地の東部のはるか東部、海沿いをまわって7個所の街頭から訴えました。

海岸に近い農村部なのですが、話し始めるとあちこちで家から出て聞いてくれるかたがあり、ありがたいばかりです。

神社のお祭りの日でもありました。

昼食は、高校野球夏の大会の優勝校を当てて「食事券」をいただいた「ラーメン大喜」へ家族3人で行きました。

昨年は、ある高校に30人もが優勝校に予想したようで、これが当たってしまったら、お店としてはたいへんな「負担」ですね。



家に帰ってから、昼寝する娘と枕をともにするペロ。枕をして寝る犬を初めて見た。

平市街地街宣/ラトブ前署名行動/郷ヶ丘街宣

2008年08月23日 | 日々の活動
仕事はきょうは休暇。




午前中、高橋あき子市議と平(たいら)東部の市街地6か所の街頭から訴えました。
古い建物や高い煙突があったりして、じっくり散策したい気分です。

いまだ臨時国会召集日を福田首相は決められないようですが、9月中旬になりそうです。

臨時国会と同時並行で行なわれる市議会議員選挙では、戦闘を続けるアメリカ軍にインド洋でタダで給油し続けさせるのか、来年度も社会保障予算の2200億円政策を続けさせるのか、露骨に高齢者を差別する後期高齢者医療制度を続けさせるのか、いわき市民の意志を示す選挙にもなります。




11時前にはいわき駅前(ラトブ前)へ行き、「子どもの医療費を小学校卒業まで無料に」の署名行動をしました。

午後は私の地元、郷ヶ丘の7か所の街頭から、来週の29日金曜日、穀田恵二衆院議員・党国対委員長が来て話す演説会の案内もして歩きました。

張本さん/語る勇気/死者への冒涜/「日本の未来」

2008年08月22日 | 日々の活動
先日、「平和新聞」の張本勲インタビューを紹介しました。

ちょっと気になって、「張本勲 被爆」でネット検索してみたら、張本さんが被爆体験を語った最初は2005年12月、NHK広島放送局「強がるしかなかった~被爆と闘ったプロ野球人・張本勲」だったことを知りました。

その後も06年夏、NHK総合の戦争と平和を考える特集番組、その年の終戦記念日には「徹子の部屋」でも被爆体験を語っていました。

原爆や戦争によって、目の前で、自分が助けることもできず、肉親や身近な人が亡くなる体験ほどつらく悲しいことはありません。そのことを「語る」ことは、想像を絶する勇気のいることだと私は思います。

きのうの「しんぶん赤旗」の「いま憲法九条を宗教者は語る」では日蓮宗常泉寺(静岡県富士宮市)の貫名英舜(ぬきな・えいしゅう)さんが語っていました。

ご自分のお父さんが戦争について繰り返し語る話を聞き、「戦争に反対し、告発するのは誰かというと、まず第一義的には歴史の当事者でしかない―。私は、この原点に突き当たり、九条は死者の叫びだという結論に立ち至りました」「それを現在の日本人の都合だけで変えてしまうということは…死者に対する冒涜にほかなりません」



午後、「日本の未来を考える」といったどでかいテーマの小さな勉強会があり、市政を語る高橋あき子市議と参加しました。
政治・経済・文化・社会の全体にわたって民主主義の理念を社会的な現実にすることを目標に、現実を見据え、その現実から出発し、いま必要な民主主義的改革について私が考えることを語りました。