あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

生協ニュース/常磐つどい/内郷・好間・平つどい/突然指名

2010年01月31日 | 日々の活動


午前中、ご近所の医療生協組合員宅に生協ニュースを配布し、11時からは常磐(じょうばん)地域の党後援会新春のつどい。

きのうの小名浜に続き、高橋ちづ子衆院議員、岩渕とも参院福島選挙区予定候補、宮川県議と参加しました。

第二部は「大交流会」の名にふさわしく、「いわきめでた」唄、腹話術、どじょうすくい、三味線と唄、バンド演奏と歌、日本舞踊と、ほとんど「プロ?」と思えるような出し物に感心しきりです。プログラムに全部書かれていました。



午後1時からは内郷(うちごう)・好間(よしま)地域と平(たいら)地域合同の新春のつどい。

こちらのプログラムの交流会には「余興(歌・踊り)」と書かれているのみ。

次つぎと登場するみなさんの踊りと歌に見入って感心していたら、「長谷部さんの歌を聞きたいというリクエストがあります。それではお願いします」と有無を言わせぬ以前の突然のご指名。

こういうこともあろうかと、心構えはしていました。「我が窮状」です。



記念写真も忘れずに。



いわき市労連20周年/小名浜「新春のつどい」

2010年01月30日 | 日々の活動


正午から、いわき市労連20周年祝賀会がありました。

ほぼ重なる時間に浜通り医療生協理事会があり、私は「命を守る」医療生協の理事長代理として参加し、ひとことごあいさつしました。

理事会へとってかえし、昨年10~11月にとりくんだ生協強化月間のまとめや、3月の「春まつり」について私から報告。



これを終えるや、小名浜地域の党後援会の「新春のつどい」。
高橋ちづ子衆院議員、岩渕とも参院福島選挙区予定候補も駆けつけてくれました。



会場のみなさんといっしょに「健康体操」をする姿はなかなかお目にかかれないと思いますよ。




私もごあいさつさせていただいたうえ、党医療生協後援会の寸劇で「C委員長」役、さらに「我が窮状」をばっちり歌わせていただきました。



ビンゴの私の景品はこのダイコン。







「保育園『改革』のゆくえ」/規制緩和/給食の外部搬入

2010年01月29日 | 日々の活動



『保育園「改革」のゆくえ』(近藤幹生著、岩波ブックレット)を読みました。

問題は、政権交代があったにもかかわらず、前政権下で進められていた「新たな保育の仕組み」を導入する作業が、なにごともなかったかのように新政権が誕生してからも進められていることです。

小泉構造改革下、財界は「公的保育から市場原理へ」と政府に働きかけ、保育分野でも規制緩和を進めさせようとしていました。

著者は「今回の保育園『改革』の問題は、保育園の規制改革路線によって、待機児童問題を解決しようとしていることにある」と指摘。

憲法・児童福祉法・児童憲章を土台につくられている現在の保育制度の基本は、国・自治体による保育の実施責任を明確にしていることですが、これをあいまいにし、保育所への営利事業者の参入に道を開くことが「新たな保育の仕組み」の最大の問題です。

こんな改革を保育園関係者が要望するはずもなく、当事者の声はほとんど反映されないまま検討が進められている経過そのものも問題です。



そしたらきょうの「しんぶん赤旗」によれば、政府の構造改革特別区域推進本部は、保育所の3歳以上の給食は外部搬入でよいと規制緩和する方針を2月4日にも決定しようとしている、とのこと。

給食を外部から持ち込めば、「保育所運営の効率化が図られ、節減した経費」でお金が他に使える、というわけです。

子どもより経費節減を優先する姿勢は、「子どもの権利条約の『子どもの最善の利益』追求の道とは、逆行」(54㌻)です。

いったい、「子ども手当て」はこうしたことを進めるための目くらましか、と思われても致し方ないのではないでしょうか。


「いわきの伝説ノート」/磐城七祭/Halau Laulanani

2010年01月28日 | 日々の活動


『いわきの伝説ノート』(夏井芳徳著、歴史春秋社、歴春ふくしま文庫93)を読みました。

ヘビ、キツネ、タヌキ・イタチ、イノシシ、オオカミなど動物にまつわる話、沼や井戸、石、木、胡麻など自然にまつわる話、寺社、地蔵、霊、巨人、天狗、河童、祭りなど神仏にまつわる話の三つに整理されています。

全国各地に普遍的にありそうな話なのですが、「伝説を伝えてきた『いわき』という地域の深く、バリエーションに富む魅力についても、認識を新たにさせられ」、「このような風土、このような社会のなかで、身も、心も育てられてきた」と著者に言わしめる伝説です。

天の岩戸を模したものを造作し、いまや文献や資料などに形跡を残す豊年を祈る「磐城七祭」がかつていわきにはあったらしいです。

きょうは医療生協とのご縁で、フラ・タヒティアンダンススクール「Halau Laulanani」(ハーラウ・ラウラーナニ)の主宰・リノラニあゆみさんと懇談する機会を得ました。

スクール名はハワイ語で直訳すれば「広く美しい教室」なんだそうですが、いろいろお話していると、その名に込められた深い意味を知ることができました。

ウチのペロと仲間の「ボス」がこの教室の愛犬です。




事業所名/生き字引/春まつり/支部・班が主人公

2010年01月27日 | 日々の活動



介護保険で相談を受けていた医療生協組合員宅の住宅改修のことで相談した建築関係者をたずねました。

いわき市内では知らない人はあまりいないであろう会社の社長のいとこでした。

その会社の事業所の名称のいわれを聞いたので私は「なるほど」と思って職場にもどったのでした。

そしたらその事業所の近くの方たちがボランティアで作業に見えていて、昼食前にそのいわれを話し始めようとしたら、そのなかのお一人が、私が聞いたいわれの以前からその事業所創業者を知るかたで、びっくり。

別のかたから「せっかく自慢話をしようと思ったのに、生き字引の前では残念だったわね」と。ホントです。

今年度から、ちょっと趣向を変えようと前回に提案した「春まつり」の第2回実行委員会がありました。

誤解を怖れずものすごく簡単に言うと、いま私がいる職場が主催するのでなく、医療生協の各地域の支部や班が主人公として主催するまつりに変えていこう、ということです。

おおよそその方向が受け入れられ、私は安堵するのですが、そのためには、主人公が主人公としてたちあらわれる組織づくりが課題だと思っています。


「生命行政に学ぶ」/可能にした要因/改憲回答

2010年01月26日 | 日々の活動



『沢内・生命行政に学ぶ』(日野秀逸著、虹のブックレットNo.90)を読みました。
日本生活協同組合医療部会(「医療生協」)の発行です。

「沢内(さわうち)」というのは、05年11月合併前の沢内村のことで、現在は西和賀(にしわが)町になっています。秋田県境の岩手県の山村です。

著者が沢内に注目する最大の理由が、沢内の活動が「憲法と地方自治法を沢内で具体化するという壮大なとりくみ」だからです。

沢内村の生命行政については、第18代村長の故・深沢晟雄(ふかさわ・まさお)さんのリーダーシップが語られますが、本書では村長のその姿勢ばかりでなく、村長を支える議員や村職員、村民の参加と自治、医療で四苦八苦してきた山村での先人の血のにじむ努力が江戸時代から重ねられてきた歴史的背景がそうした行政を可能とした要因であることが、ブックレットという冊子ではありますが、語られています。

住民がその地域の医療を守るありかたを50年も前から実践していたのでした。

話変わって、いわき市を含む衆院福島五区選出の民主党・吉田泉さんのホームページを見たら、各種アンケートへの回答がアップされています。

昨年11月の早稲田大学・読売新聞共同アンケートでは、「現行憲法をそのまま維持」には「反対」、「自衛軍の保持」を加えると良い、集団的自衛権を「行使できるようにすべきだ」。

このテーマのアンケートに彼は一貫して改憲回答です。












福岡伸一さん/動的平衡/まちづくりと組織の運営

2010年01月25日 | 日々の活動



医療生協の情報誌『comcom(コムコム)』2月号のインタビュー記事に福岡伸一さんが登場しています。

この日誌でも4度紹介した青山学院大学教授の分子生物学者です。

生命を構成している細胞や分子は、互いに他を律しあい、関係しあいながら、全体としての生命の機能を持っていて、なおかつ生命は、血液の細胞が数か月で入れ替わるように、絶え間なく更新され、入れ替わることで常に同じ状態を保っています。

生命のこうしたあり方を「動的平衡」と福岡さんが提唱しました。

私はこの考え方はまさに人間社会のありようそのものと感じていたのですが、インタビューではそんなあたりまで及んでいます。

人間社会のなかでは、仕事をリタイアした人を含め、人間の関係性がその人の位置や役割を決めるので、人間は関係性の動物であり、独りぼっちにせず、心の通い合うまちづくりの活動はとても大切。

生物はわざと自らを壊し、作り変えることで、自分というものを保っているので、存続のために常に変わり続けなければならない組織の運営は、生命の動的平衡のあり方と同じ、と。

何か通底するものを感じたしだいです。



新春のつどい・勿来/存分に「我が窮状」/政治的行き詰まりのツケ

2010年01月24日 | 日々の活動


市内で最初の党後援会「新春のつどい」がまず勿来(なこそ)でありました。宮川えみ子県議の地元です。

党地区委員長から党大会の報告を10分ぐらい、私からも大会の様子に触れながら、過渡的情勢のもとで共産党が果たす役割を訴えました。



メインの余興では、「刀」を持った二人の演舞を今回初めて見させていただき、感激です。



勿来ではなくてはならないのが唐傘を持った「5人衆」。今年から傘は新調だそうです。



ちなみに余興のトップバッターは私でした。
昨年の「我が窮状」が好評で、準備段階で今年も歌ってもらおう、となったようでした。アカペラで存分に歌いました。

これとは別に、この歌をもっと広げるために今年も、と小名浜でも準備していて、午前中にピアノ伴奏で最初で最後のレッスンをしたばかりでした。

その前に、朝から準備していたのは県知事宛ての要請文案作り。
東京電力が20日に県に対し、プルサーマル受け入れを要請しました。
核燃料サイクル政策の政治的行き詰まりのツケを原発立地地域に押しつけるのがプルサーマルだと私は思っています。
いわき市原発の安全性を求める会として、その導入をしないことを求める要請をします。

SOSに応える/党大会報告/働きかけること

2010年01月23日 | 日々の活動



医療生協ニュースに折り込んだ「なんでも相談」チラシへの反響に少々驚いています。

きょうも2件の電話がありました。そももそもチラシには「医療・介護をはじめ…」といった趣旨が書かれていますが、この間寄せられたのは、家賃滞納、生活困窮、相続、健康器具、金融機関とのこじれの問題です。

関係した不動産屋さん、市や共産党の無料法律相談、病院の相談室職員を紹介して対応していますが、「困っているのにどこに相談したらいいのかわからない」「話だけでも聞いてほしい」というかたがたばかりです。

市民のSOSに応える役割が社会的に強く求められていることを痛感させられる4日間です。




午後には党内で党大会報告集会。

党地区委員長と私が報告しました。
私は、大会で再会した大学時代の友人と交わした会話、経済人と農協から寄せられた共同を推進するあいさつ、それに若者や高齢者に広がる党の活動の様子を発言から紹介し、党に入って人生を送ることに垣根がなくなっていること、働きかけることなしになにごとも始まらないことを話しました。

小名浜地区労/過渡期に政治を前へ/原発の安全性を求める会

2010年01月22日 | 日々の活動



小名浜地区労働組合協議会(地区労)の第53回定期大会があり、党を代表してあいさつしました。

地区労が「市立常磐病院を守れ!」の姿勢を明確にしていたことから、小泉構造改革の延長線上の常磐病院民間譲渡が決められてしまったことは、将来に禍根を残すだろうし、地域医療を守る市民の運動をこれからいっそう広めることが大事になることを最初にお話しました。

このことを含め、これからの政治のあり方を国民が真剣に探求する過渡期にあって、切実な要求に基づいて現実政治を動かすこと、旧来政治のアメリカ依存・財界中心の異常な政治をただすこと、憲法や選挙制度をめぐって民主党中心の政権による反動的な動きを許さないためにごいっしょに力を合わせ、今年の参院選、来年の地方選と、政治を前へ進めることを訴えました。

あいさつしたのはほかに、社民党代表、地区労推薦の無所属市議でした。

さてきょうも、医療生協ニュースが届いたかたから、「宛名の親が亡くなっているので手続きしたい」、「相談を聞いてほしい」と電話があり、それぞれうかがったりお話を聞いたり。

いわき市原発の安全性を求める会の役員・事務局会議で、当面の具体的とりくみや総会日程を決めました。私が代表なんです。