読書の一日。
『保育改革の焦点と争点』(二宮厚美著、新日本出版社)は、これまでの保育制度がどのように変えられようとしているかの焦点と、そのねらいと背後にある理屈の争点、そして保育労働のありかたから保育制度の将来方向を見定めた本です。
私の印象としては、保育・医療・介護・教育など、大昔は私事だった事柄が、社会が成熟するにしたがって「公共」の営みになったはずのものを、再び乱暴に「私事」にもどして「市場化」の荒波にさらし、お金のある人たちにとってはとても満足できるしくみにしようとすることが、「構造改革」の名で強行されようとしている、と思います。
『地球温暖化 ほぼすべての質問に答えます!』(明日香壽川[あすか・じゅせん]著、岩波ブックレット)は、第1部では温暖化をめぐって、意図的に否定しようとする議論を含め、さまざま疑問に対して何がわかっていて何がまだわかっていないのか、どれくらいの確かさなのかを自然科学の到達にたって説明、第2部では政治的・経済的、哲学的・倫理的な側面からさまざまな疑問に答えています。
『差別とたたかった三十年』は「いわき革新懇ブックレット」の第二弾。いわき市在住の右田純矩(みぎた・すみのり)さんが、定年まで勤め上げた石川島播磨重工で、日本共産党員だからという理由だけの差別とたたかい、思想差別と人権侵害について大企業に初めて反省の意を表明させた画期的勝利の記録です。頒価500円。
ちなみにブックレット第一弾は昨年発行で、蟻の兵隊・太田弘さんの『ある中国残留兵士の半生』でした。
革新懇ブックレットの問い合わせは伊東さん(0246-23-0488)。
『保育改革の焦点と争点』(二宮厚美著、新日本出版社)は、これまでの保育制度がどのように変えられようとしているかの焦点と、そのねらいと背後にある理屈の争点、そして保育労働のありかたから保育制度の将来方向を見定めた本です。
私の印象としては、保育・医療・介護・教育など、大昔は私事だった事柄が、社会が成熟するにしたがって「公共」の営みになったはずのものを、再び乱暴に「私事」にもどして「市場化」の荒波にさらし、お金のある人たちにとってはとても満足できるしくみにしようとすることが、「構造改革」の名で強行されようとしている、と思います。
『地球温暖化 ほぼすべての質問に答えます!』(明日香壽川[あすか・じゅせん]著、岩波ブックレット)は、第1部では温暖化をめぐって、意図的に否定しようとする議論を含め、さまざま疑問に対して何がわかっていて何がまだわかっていないのか、どれくらいの確かさなのかを自然科学の到達にたって説明、第2部では政治的・経済的、哲学的・倫理的な側面からさまざまな疑問に答えています。
『差別とたたかった三十年』は「いわき革新懇ブックレット」の第二弾。いわき市在住の右田純矩(みぎた・すみのり)さんが、定年まで勤め上げた石川島播磨重工で、日本共産党員だからという理由だけの差別とたたかい、思想差別と人権侵害について大企業に初めて反省の意を表明させた画期的勝利の記録です。頒価500円。
ちなみにブックレット第一弾は昨年発行で、蟻の兵隊・太田弘さんの『ある中国残留兵士の半生』でした。
革新懇ブックレットの問い合わせは伊東さん(0246-23-0488)。