あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

健康チェック/平和レストラン/社会保障学習

2008年02月29日 | 日々の活動
午前中は健康チェック班会へいき、尿チェックを職員にしてもらっている間に、新たに始めようとしているショートステイ事業、年度末の仲間ふやしのとりくみ、後期高齢者医療制度廃止法案を野党4党が衆議院に提出したこと、小名浜生協病院が「差額ベッド料」を一日一人3,000円もらえば年間1億円の増収が見込まれるけれども、それは絶対にしない「医療哲学」をもっていることなどなど、みなさんといろいろお話ができました。



きょうのお昼は「平和レストラン」。職員の「平和委員会」が毎月一回、職場持ち回りで実施しているもので、収益を毎年の原水爆禁止世界大会への派遣費用などにあてています。



昼食後は『明日をひらく社会保障』テキストの第二回目の学習会。職責者対象でしたが、もともとこれから全職員を対象に実施する予定であることが職責者から職員にも伝えられ、職員の参加もありました。

野党4党が衆議院に後期高齢者医療制度廃止法案を提出し、そのニュースをけさ書いたばかりなので、ついそのことに力が集中した話になってしまいました。

通所リハビリの職員は、「利用者さんたちはほとんど後期高齢者で、家族のかたたちからも、後期高齢者医療ってなに? とよく聞かれ、しっかりと伝えたい」と話していました。

普遍と身の丈/「年金」「新自由主義」

2008年02月28日 | 日々の活動


夕刻、山形県の庄内医療生協の保健・医療・介護、とくに介護と高齢者事業の具体的展開の様子を、松本専務から理事・職員を対象にお話しいただきました。

民医連・医療生協ならではのロマンやチャレンジといった普遍的な側面とともに、それぞれの地域特性や組合員の具体的要望にこたえ、事業体として身の丈に見合う事業展開が必要な側面と、両面で学ぶことができました。



新日本出版社の『年金ハンドブック』(長谷川陽子著)、『新自由主義の犯罪』(大門実紀史著)を読みました。

参議院議員の大門さんの「新自由主義」は、03年6月発行の『「属国ニッポン」経済版』の続編として昨年10月に発刊され、即座に買ったのですが、今ごろになりました。

大門さんとは、数年前に福島市内で若者のみなさんといっしょに親しくお話しをしたり、さかずきを交わしたりした仲でもありました。
「新自由主義」が、偽装請負など労働現場であらわす非人間性、サラ金とその背後の大銀行が貧困を食い物にする姿、医療分野や国有地に群がる大企業の姿、もうけのためにはなんでもする金融資本の姿として現れるさまを具体的に示しています。



社保学校/「何も変わらない」?/原発の住民監視

2008年02月27日 | 日々の活動



浜通り医療生協の「社保・平和学校」があり、「世界最悪の保険制度が4月からはじまる=後期高齢者医療制度」と題して、私からお話しをさせていただきました。

「市の説明会では、75歳以上の医療は何も変わらないらしいし、よくわからなかったので、きょうの話を聞いてみたい」というかたもいらっしゃいました。

入院、外来、在宅、終末期それぞれに後期高齢者だけに適用するしくみをつくるのに、「何も変わりません」という説明ははなはだ不親切だと思います。

しかも、そのしくみの根底に、75歳以上の人たちだけに「心身の特性に応じた医療を」という考え方を持ち込むわけですから、制度が始まってしまうと、高齢者を公然と差別する医療がじわじわと広がり、浸透するところが恐ろしいところです。医療というのは、そもそも、年齢にかかわらず一人ひとりの「心身の特性に応じて」行なわれる営みなのに、75歳以上の人たちだけに強調するところがおかしいのです。

「何も変わらない」という言葉は、「始まる当初は何も変わらないように見えます」ということです。

このロジックは、「戦争放棄・戦力不保持の憲法9条を変えたからといって、あしたから戦争するわけではないので、しばらくは生活が変わるわけではありません」というのと似ているように私には思えます。




夕刻には、「いわき市原発の安全性を求める会」の原発学習会。会の代表として開会のごあいさつをしました。

世界を震撼させた昨年の中越沖地震で、柏崎刈羽原発の被害の全貌はこれからにもかかわらず、東京電力社長は今年の年初会見で「今年最大のテーマは原子力の復興」と言い、これを国の「原子力立国計画」(06年)が後押ししていることを指摘し、住民監視がいまほど重要なときはないことを訴えました。

梅の開花/医事課

2008年02月26日 | 日々の活動



小名浜の梅の開花は今月15日でした。

ウチの病院の梅の花が咲いていたことは気づいていましたが、その記録をし忘れていました。デジカメにおさめているときに医師が出勤し、「春が近づいてきてますねぇ」と。ホントです。



きょうは医事課の職場会議によばれ、後期高齢者医療制度とこれからの医療制度がどうされようとしているか、いっしょに勉強したい、とのこと。

この間の中医協の診療報酬改定案や医療生協の会議で報告された中身などを話しました。

ほんとうは、病院の医事課職員が患者さんや医療生協組合員に積極的に、そしてなにげに伝えるべき仕事だと私は思っています。


送迎運転手さん/認知症の理解

2008年02月25日 | 日々の活動



せいきょうクリニックの患者さんたちを送迎していただいている運転手さんたち4人と後期高齢者医療制度の勉強会をしました。

午前の「送り」を終え、午後の「迎え」に出る合間で、なおかつ4人がそろう時間に、送迎車の中でしました。

送迎車に乗る患者さんたちは80歳代も多く、大半は「後期高齢者」ではないか、とのこと。ご自身たちも「医療費抑制のターゲット」にされており、ひとごとではない、という感じでした。



きょうは私が所属する4人の職場で、「認知症」を理解するための勉強会をしました。居宅介護支援事業所で、「認知症サポーター」にもなっている職員から話をしてもらいました。

認知症患者さんやその家族の思いをそのままに受け入れることが大切ですし、認知症でもいっしょに暮らせる社会、地域づくり、これをサポートする行政、住民意識が大きな課題だと思います。

道路建設自動装置/本末転倒/路線バスこそ/ゆがんだ議会

2008年02月24日 | 日々の活動



毎日の新聞がなにを報じているか、日々、機敏に読めればなぁ、といつも思っていることはなかなか実現しません。

きょうもまた、ここ2か月ほどの新聞をひっくり返しました。

道路をつくる⇒自動車がふえる⇒燃料消費がふえる⇒特定財源税収がふえる⇒道路がもっとつくれる⇒…  道路建設促進自動装置のしくみです。



福祉・教育・暮らしに自由に使える一般財源が原則の税金に、道路のためだけの税金が導入されたのが1953年、その後オイルショックがあって「暫定的に」上乗せされた「暫定税率」導入が1974年。このしくみを前提に08年度から10年間に59兆円を道路だけに使おうとする「道路中期計画」。

その一方で、道路を走る路線バスは次つぎと廃止され、車椅子が安心して通れる歩道どころか、歩道すらない生活道路はそのまま、「病院に行くための道路はつくらねば」と、道路づくりの理由にされる病院には医師がおらず、そればかりか倒産させられる国策。まるっきり本末転倒のムチャクチャ。

政府はあたかも、通学路や防災やバリアフリーのための「道路特定財源」のようにいいますが、「道路中期計画」の中身を見れば、それらはそれぞれ4.3%、2.5%、2.3%で、一般財源化して充てればすみます。

「朝日新聞」2月21日づけ13版の2面では、福島県の「あぶくま高原道路」を「前知事 負の遺産 止まらぬ建設」と報じていますが、このムダ使いを指摘し続けるのが県議会では共産党だけで、その他多数は推進しているゆがんだ議会をマスコミはもっと伝えるべきでしょう。









市医師会長/「郵政民営化」議員/ペロ

2008年02月23日 | 日々の活動



いわき市医師会長の木田光一さんを、診察終了後の医院にたずね、懇談しました。

いわき市における医師不足、とりわけ勤務医不足の実状や原因、県立大野病院の産科医逮捕が県内医師に与えた甚大な否定的影響、医療や医療技術の進歩に伴って医師の仕事量がふえる現実、住民と医療従事者、行政が共通の認識をもって医療改善にとりくむ大切さ、開業医が当面の対策にどうとりくめるか、医師会内で検討しようとしていること、4月から始まろうとしている特定健診・特定保健指導や後期高齢者医療制度などの医療改革の問題など、短時間でしたが、いろいろと広範にお話をうかがうことができました。

話は政治にも及び、小泉首相のときに、「郵政民営化」の賛否だけを争点にしたかのような選挙そのものがおかしいし、その選挙で議席を得た議員たちが、医療改革をはじめ、郵政以外のあれこれを多数で決めてしまうこと自体が間違っている、とは、まったくそのとおりです。



いいかげん、「髪」がのびてきたペロ。


小川・わが家・平で語りました

2008年02月22日 | 日々の活動
きょうは仕事は休ませてもらい、市内3か所で党後援会の行事や「語る会」企画に参加しました。



午前10時からは小川町内の地域後援会での新春のつどい。渡辺ひろゆき市議と参加し、ごあいさつしました。



午前10時半からは、党県国政対策委員長で衆院比例代表東北ブロック予定候補の宮本しづえさんをわが家に迎えての「党と語る会」。
わが家から約17km離れた小川町の会場でごあいさつしてからなので、とうてい間に合わないので、地元の党支部・後援会のかたに始まりはお願いしました。



午後1時からは平(たいら)地域での「党と語る会」。ここでも渡辺ひろゆき市議といっしょに話をさせていただきました。

それぞれの場所で、すべての国民を対象にけっきょくは差別する後期高齢者医療制度を中止・撤回させる可能性が広がっていることを中心に、国政の熱い課題を語らせていただきました。


配達30km/医療講演会/活発質疑

2008年02月21日 | 日々の活動



ここ数年は、体調と健康管理のため、朝6時半のテレビ体操に間に合うように起きることを心がけていました。

昨年4月の落選以降、8か月間はそのリズムをもどせず苦しい思いでしたが、12月上旬から調子をもどしつつあります。

体力を消耗しないように、朝6時前に起き出すことはしませんでしたが、当面、週一回は「しんぶん赤旗」日刊紙を配達し、テレビ体操もコンスタントにするために、けさは4時起き。

配達走行距離をチェックしたら約30km。わが家を出て、わが家にもどるのに1時間40分でしたが、慣れれば短縮できそうです。

小名浜の玉川地域で医療講演会がありました。この地域では、長寿会と医療生協組合員の共催で毎年一回、この企画があります。きょうはご近所から40人の参加。



せいきょうクリニックの吉田結美薬剤師の「くすりの話」、私が後期高齢者医療制度。いずれもみなさんの関心が高く、質疑も活発でした。

川柳表彰/ラーメン博物館/改正生協法

2008年02月20日 | 日々の活動



単協代表者会議最終日は、医療生協の情報誌『comcom』が主催する「待合室川柳大会」の表彰と、生協強化月間全国名産品争奪戦表彰から始まりました。



その後、高橋運営委員長による学術講演「国際活動とWHO Age friendly Cities Project(高齢者に優しい都市づくり)」がありました。

全体討論後、事務局長による「まとめ」があって3日間の会議は終了。

お昼は、14年前のオープン時に来て以来の「新横浜ラーメン博物館」。オープン当時も「昭和33年の街並み」を再現したことにひかれてつい行ったことを思い出しました(私は昭和34年生まれ)。

その後は、3日間の会議があった同じ会場で「『改正生協法』組合管理事務説明会」。

きわめてハードな3日間でした。