あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

年度末/楽寿会/葬儀

2010年03月31日 | 日々の活動



きょうは年度末。

定年を迎える職場の職員をささやかに送り出しました。
ついでに私も、あしたから党の活動に専念するので、送り出されました。
といっても、医療生協の役員としての職務は続けますし、この職場を通じてつながるみなさんにはおおいにお世話になろうと思います。

午後は社会福祉法人・楽寿会の役員会。
今年度最終の補正予算と来年度事業計画・予算などを審議・確認しました。

特別養護老人ホームの楽寿荘が中心ですが、通所介護・短期入所・訪問介護・訪問看護などの介護事業全般を手がけており、各事業の連携はもちろんのこと、四倉(よつくら)地域を中心とした介護事業所・保健・福祉・医療機関との連携で、地域住民の期待に応えることが大きな課題です。

きょう・あすと伯母(おば)の葬儀です。
私の父の兄のお連れ合いで、3人とも亡くなってしまいました。
今年が明けて1月11日には「毎年、旅に出かけることを楽しみにしている」と元気に話す姿を見ていただけに、やっぱり寂しいです。







市立病院/地域医療の充実を/つどい/政権交代半年

2010年03月30日 | 日々の活動
午前中、市立常磐病院を存続・充実させる会の役員会がありました。

19日の市病院局との懇談を受け、その日は時間が取れなかった感想や意見を出し合いました。
市が行政として、地域医療に責任を持つ姿勢が見えなかった点は共通の認識です。

今後、会としては「市立病院といわきの医療の充実を求める会」と改称し、後継民間医療機関に対する市の責任を「監視」することを含め、地域医療の充実のために行政への働きかけを継続することを確認しました。




午後は平地域の後援会が主催した「政権交代で私たちの暮らしはどうなる?」のつどいで渡辺市議とお話しました。

私は、後期高齢者医療制度廃止の先送りや医療費を先進国並み引き上げの反故、大穴があいた労働者派遣法改定案、逆送する普天間基地問題、文書の存在を認めながら密約を認めない核密約問題、「政治とカネ」オンパレードの民主党の姿を、この半年から検証しました。

現実政治を前に動かす共産党が参院選で前進することが、政治を前へ進める最大の保障です。

会場を移動する合間に、中学同級生が所長を務める事業所に寄って懇談したり、朝の街宣をまん前でさせていただく事業所に寄ってあいさつしたり。

「応援しますからがんばって」のお言葉にはほんとうに感謝です。

反省会/ささやか宴会

2010年03月29日 | 日々の活動


3月6日に行なわれた「春まつり」の反省会がありました。

地域の支部を主体にした出し物を中心にした企画は、それぞれの地域の「元気な姿」を交流することができ、好評でした。

食事の量や「質」にも話が及び、料金ともあわせてほかの会場と比較した評価をする意見も出たりします。

さらには、医療情勢についてワンポイント的に学ぶ時間の設定の評価、うたげに徹してよいのでは、という意見、などなど、両立させがたい話を含め、有意義な反省会でした。

夕刻からは支援者宅をうかがい、来年へ向けた活動などについて懇談。
その後はご夫妻に私の妻も加わり、4人のささやかな宴会でした。

「核密約」/核兵器政策/しいたけコマ打ち/散髪

2010年03月28日 | 日々の活動
「核密約」の続きです。

岡田外相は、「水上艦艇及び空母艦載機から戦術核兵器の搭載能力を撤去する」と1994年にアメリカは政策決定しているから「持ち込みということが起こりえない」、だから核搭載艦船の寄港は許されないと通告する必要はない、というわけです。

しかし、彼が言う、94年9月にアメリカ国防総省が発表した「核態勢の見直し」には、「潜水艦に核巡航ミサイルを配備する能力を維持する」と明記され、そのうえ、08年9月にアメリカの国防長官とエネルギー長官が署名した報告書「21世紀における国家安全保障と核兵器」には「海洋発射核巡航ミサイルからなる非戦略核戦力は維持される」と明記され、09年5月、アメリカ議会から委託された「米国の戦略態勢に関する議会委員会」の最終報告は、「アジアにおいては、拡大抑止は若干のロサンゼルス級攻撃型原潜の陸地攻撃核巡航ミサイルの配備に大きく依存している」と明記されています。

アメリカの核兵器政策は明白です。

核兵器持ち込みにかかわる「密約」を調査すると国民に約束した一国の外務大臣が、こうしたことも知らないとなると、政権交代の意味はまったくなかった、というほかないのではないでしょうか。



志位和夫委員長がこのことに関して質問趣意書を提出しており(3月19日「赤旗」報道)、政府答弁を注目したいと思います。



きょうは医療生協労組と年金者組合のサークルが共催した「しいたけコマ打ち体験」があり、私も体験しました。



クヌギやナラの原木にしいたけ菌をコマ打ちし、来年にはしいたけを収穫しようという企画です。

そのあとは新年度を目前に散髪。




民主党マニフェスト/「核の傘」が危うい/より悪質では?

2010年03月27日 | 日々の活動



岡田外相はきょう、総選挙で国民に約束したことについて、「あきらめるものもあるとはっきり参院選のマニフェストで示したほうがいい」と語ったそうです(「時事通信」16時2分配信)。

総選挙前から政権を担ってもしばらく、民主党は「無駄を削れば財源はつくれる」と、少なくとも私の耳にたこができるぐらい繰り返していました。

その岡田さん、24日には、「アメリカの基本的な核政策を変えるということは『核の傘』を危うくする」、核兵器の存在を否定も肯定もしないアメリカの政策を「理解すべきだ」と言いました。井上さとし参院議員への答弁です。

アメリカの核搭載艦船の寄港は許されないと通告すべきと井上さんは提起したのですが、「現実に問題になりえないからする必要はない」と、アメリカ側の立場を放置する姿勢をあからさまにしたのです。

なんのための「密約」調査だったのか、自公政権とどこが違うのか、むしろ、より悪質な「アメリカには物言わず」政権ではないかと私は思わざるを得ません。






娘の引っ越し/年度末金曜渋滞/スカイツリー/桜

2010年03月26日 | 日々の活動
娘の引っ越しを夫婦二人で手伝いました。

わが家にある娘の持ち物を自家用車で運び、現地で必要な買い物をし、きょう届けられる家具などを確認し、住める部屋にとりあえずすることが目的。



行き帰りとも、交通情報では「年度末最後の金曜日でどこも渋滞です」とのことで、首都高と国道1号線はなかなか進まず、大変でした。



東京スカイツリーは来週月曜日には高さが東京タワー(333m)を抜くんだそうです。



娘の住みかの近くの桜は満開のようでした。

私は家にもどりましたが、妻は一晩娘につきあいます。

患者会の総会/10年前の事務長/「私に仕事を」/新年度

2010年03月25日 | 日々の活動


先月18日に市役所出前講座「糖尿病」を主催した小名浜生協病院の患者会「みのりの会」の総会がありました。

総会前に製薬メーカー職員を講師に勉強会もありました。

私はその前に突然のご指名を受けて、法人代表としてのごあいさつ。
実はこの患者会は、生まれてから11年目に入っているのですが、発足時の病院事務長は私でした。

そんなことにも触れつつ、患者のみなさんが必要な知識を身につけ、励ましあいながら病気とのつき合いをうまくコントロールしていく患者会活動を続けている会の大切な役割をお話しました。

午前中に受診されたかたが「亡くなった夫の出資金を私の名義に変える手続きをしたい」と。
午後、ご自宅をたずねて息子さんが対応してくれたのですが、「人間の歴史は金持ちが貧乏人を踏み台にしてつくられてきたし、今回の政権交代だって、同じ歴史の一こまに過ぎない」とかなりシニカルな話。

亡くなられたお父さんの療養生活ではご本人が退職して支えたらしく、「政治に期待はできない。しょせんは自分たちが自分たちを守るしかない」の言葉には、政治が暮らしを支える仕事をしえていない実態を感じさせられました。

「私に仕事をさせてください」とお伝えするほかありませんでした。

私の職場では、新年度へ向け、役割分担や地域での生協運動の展開の構想を話し合いました。


離れる日をおそれた男親/ペロ/期待裏切りの半年/宜野湾市

2010年03月24日 | 日々の活動



まさかきょうとは思っていませんでしたが、家に帰っても休み中の娘がいないので電話すると、「きょうからいないから、今週の荷物の引っ越しはよろしくね」とのこと。

離れる日をおそれて聞きもしない男親と、せいせいしたかのような娘とのギャップはやむをえないのかも。

最愛の息子も娘もわが家を離れてしまいました。
姿が見えないぺロに「どこだ?」と声をかけると、いつものコタツでした。

それはともかく、政権交代後に国民の期待を裏切るばかりのこの半年の実態を人前で話すため、そのあとづけの検証作業をしています。

後期高齢者医療制度廃止と医療費引き上げ公約の反故(ほご)、労働者派遣法改正といいながら派遣労働者の8割弱が規制の対象外になる「大穴」改定案、沖縄普天間基地の「県外・国外移設」公約をめぐる迷走どころではない逆走、核持ち込み密約の存在を認めないでアメリカには働きかけもせず非核三原則法制化にも背を向ける姿勢、「政治とカネ」オンパレードに説明なし政権。



普天間基地をインターネットで検索すると、宜野湾市がさまざまな情報を発信してくれています。

国民に約束したことを今の政権に実行させる最大の保障は、参院選で共産党を前進・躍進をさせていただくこと以外にないと思います。



今度の日曜日に、医療生協労組と年金者組合サークルが共催する行事の準備をする年金者組合のみなさん。




新年度間近/オリ準備/頭の片隅/娘が遠くへ

2010年03月23日 | 日々の活動


新年度も間近です。

新しい職員を対象にした4月1~3日のオリエンテーションでは、私も3年連続で「社会保障・平和と私たちの仕事」といったテーマで話をする予定です。

政権交代があったことは医療・介護の現場にとっては一大事ですが、それにはちょこっと触れて、むしろその「事件」を引き起こすことになった実態を示す資料などの準備をしました。

あわせて来週は、平地域の党後援会つどいで「政治を前に動かす共産党の出番の情勢」を話すつもりで、頭の片隅においています。

娘が遠いところへ引っ越してしまう予定もあり、新居の契約のために必要な書類を役所に行って手に入れたり、議員時代から会員になっている諸団体その他の郵便振込みをしたり。





「道州制で日本の未来はひらけるか」/「究極の構造改革」/住民自治・団体自治

2010年03月22日 | 日々の活動


『道州制で日本の未来はひらけるか[増補版]』(岡田知弘著、自治体研究社)を読みました。

自治体は広ければ広いほどいい、などと住民が望んでいるわけでもなく、「究極の構造改革」と位置づけている財界が推進しようとしているところがミソです。

「歩いて暮らせる住みよいまち」を意味するヨーロッパ生まれの都市計画思想の「コンパクト・シティ」も、財界のフィルターを通すと「広大な面積の都市のなかの中心市街地に都市機能を集約するような都市再開発思想」に変わってしまうのです。

だから、空港、港湾、道路の「インフラ三点セット」を整備して外資系企業を誘致して日本経済成長を語ってはいても、農山村地域や食料・エネルギー主権の発揮、格差と貧困に苦しむ国民の生活の視点と地方自治の視点がすっぽりと抜けています。

民主党が「地域主権」と言いつつ、「全国を最終的に300程度の基礎的自治体にすることを目標」としているのは、けっきょく、「主権」のありかは、憲法上の主権者である国民・住民ではなく、あくまでも300程度に集約化された「基礎的自治体」でしかありません。

自公政権時代に強行された「平成の大合併」によってもたらされた地方の疲弊をさらに進める道に未来はありません。

住民が暮らすもっとも身近な自治体が国家と対等に補完関係をもち、大都市と小規模自治体の重層的で多様な補完・連携がとれる地方自治こそ、日本国憲法が構想する住民自治・団体自治を活かす道だと思います。