あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

勤務医のきびしい現実/平和委員会/四つ葉のクローバー

2007年05月31日 | 日々の活動
小名浜生協病院勤務医との連携などのことで、高校の同級の医師をたずねて相談にまわりました。
病院勤務医は、どの病院でもいまやきびしい勤務条件におかれてるのが現実です。
外来に来られる患者さんはもちろん、入院されている患者さんに責任をもつ病院勤務医は、24時間365日「拘束」されている、と言っても過言ではない状況です。

勤務医が、意欲と生きがいをもって働ける環境づくりは、私たち「民間」の努力だけではとうてい無理ですが、やらざるをえません。
行政にとっては、「公立病院勤務医」の勤務環境改善はもちろんですが、住民の立場で地域医療を守るための仕事もまた大事なことだと思います。



病院へもどると、職員の「平和委員会」のみなさんが、6月3日の「こどもまつり」へむけた準備作業。



かたや訪問看護師は、職員駐車場近くで見つけた四つ葉のクローバーを、ボランティアさんに、と言ってしおりをつくっていました。

カラオケ班/葬儀/巣作り10日

2007年05月30日 | 日々の活動




好間(よしま)地域には、カラオケサークル練習日にあわせて健康チェックをしている班があります。
ちょっとの時間を借りて、後期高齢者医療制度の話。
班会をわたり歩いて話していますが「初めて聞いた」とみなさんから。

制度運営をより良いものとするには、まずは知らないとなりません。

隣組の葬儀があり、みなさんとそろって参列しました。
県内病院の現役勤務医師でした。
年に一度の隣組懇親会には必ずご本人が出席され、気さくに話されるかたでした。
ご冥福をお祈りします。




せいきょうクリニックにツバメが巣作りをはじめてきょうは十日目ぐらいです。
送迎バスの運転手さんや、タクシーの運転手さんたちのなかにはよく観察されているかたがいて、「持ってきた巣の材料が濡れている間は4~5時間も来ないことがある」とのこと。
そろそろ完成でしょうか。

国保年金課懇談/日本総研リポート/高齢者世帯の「赤字」

2007年05月29日 | 日々の活動
いわき市役所の国保年金課をたずね、福島県後期高齢者医療広域連合のことについて懇談しました。
小名浜生協病院の松澤秀一事務次長、高橋明子市議会議員も同席しました。
その概要は、私のホームページの「かけはし」に掲載します。
広域連合が、県民である各市町村民の立場で本気で運営する気があるかがこれから問われると思います。
私たちの声を本気で届けることももちろん大事です。



ところで、日刊の「しんぶん赤旗」27日付け1面でも報じられていましたが、日本総合研究所が24日に「高齢者世帯における日常生活費不足が恒常化」と題するリポートをホームページに掲載しています。
それによれば、医療制度「改革」などによって保健医療費支出がふえる一方、年金支給額の減少と低金利による利子収入の低迷などにより、家計の赤字は拡大し、「自己金融資産のみで生活費を賄うことができる高齢者世帯は半数未満」と分析しています。
「高齢者世帯」は、いうまでもなく現役世代の将来の現実であり、深刻な問題です。

バラにかこまれた班会/「みんなに知らせたい」

2007年05月28日 | 日々の活動


きょうは赤井地域の山間地にある生協病院職員宅を借り、地域の二つの医療生協班の合同班会に参加しました。



家をバラの花で囲み、庭にはいろんな花を咲かせ、近くには竹林があり、すばらしい環境です。
健康チェックをし、医療制度についてみなさんと勉強し、よりよい医療制度にするためにも政治を自らの問題としてかかわろう、と話に花が咲きました。

午後も小名浜地域での定例の健康チェック班会。ここでも後期高齢者医療制度など、医療「改革」の話をしました。
「知らないうちにどんどん負担はふやされるし、介護保険も使いづらくされている。どうしてこんなことになっているのか、みんなに知らせたい」とは、みなさんの共通の意見です。


戦争絶滅受合法案/村上勝美展/サッカー優勝

2007年05月27日 | 日々の活動
「〈戦争絶滅受合法案〉

  戦争行為の開始後又は宣戦布告の効力の生じたる後、十時間以内に次の処置を とるべきこと。即ち下の各項に該当する者を最下級の兵卒として招集し、出来る だけ早くこれを最前線に送り、敵の砲火の下に実戦に従わしむべし。

 一、 国家の元首。但し君主たると大統領たるとを問わず、尤も男子たること。
 二、 国家の元首の男性の親族にして十六歳に達せる者。
 三、 総理大臣、及び各国務大臣、並びに次官。
 四、 国民によって選出されたる立法府の男性の代議士。但し戦争に反対の投票   を為したる者は之を除く。
 五、 キリスト教又は他の寺院の僧正、管長、その他の高僧にして公然戦争に反   対せざりし者。

  上記の有資格者は、戦争継続中、兵卒として招集さるべきものにして、本人の 年齢、健康状態等を斟酌すべからず。但し健康状態に就ては招集後軍医の検査  を受けしむべし。
  以上に加えて、上記の有資格者の妻、娘、姉妹等は、戦争継続中、看護婦又は 使役婦として招集し、最も砲火に接近したる野戦病院に勤務せしむべし。」

 「エリコーナ」での彫刻家の「村上勝美展」はきょうが最終日。
 ご本人がいらっしゃって、この「法案」を広げたい、と熱く語られました。
この法案は、20世紀初め、デンマークの陸軍大将・フリッツ・フォルムという人が作りました。日本でも、長谷川如是閑(にょぜかん)が1929年に『我等』という雑誌の巻頭言で紹介していたそうです。




 富岡町で県高体女子サッカーの決勝があり、娘もメンバーの富岡高校が優勝。
 私には、福島県の女子サッカーはこれから、という印象の試合でした。
 二列目の向かって左端が娘。

 

意気高い総代会/きれいな毛虫

2007年05月26日 | 日々の活動


浜通り医療生協の第28回通常総代会がありました。
30人強の書面議決総代を含め、134人の総代さんが参加されました。

楽しく企画した支部活動、共通の趣味仲間で健康チェックをしながらの班活動も紹介され、意気高い総代会でした。

私も、班会などで話している後期高齢者医療制度など、来年4月からの「医療改革」が、患者さんや医療機関経営へ与える影響について発言しました。
発言要旨をホームページに掲載しますので、ご覧いただけると幸いです。



朝起きて、例によって庭を観察していると、梅の葉の上にやたらにきれいな毛虫。
こんな目立つ姿では鳥にすぐ見つかるんではないかと、余計な心配をしてしまいます。

筋トレ教室/ビデオ上映/ツバメ

2007年05月25日 | 日々の活動


あすにせまった総代会の準備をしつつ、玉川地域では「筋トレ」教室。
からだを動かしたあとは、私から後期高齢者医療制度や住民税増税のことを話しました。

その後は、4月に行なった花見バスツアーを兼ねた支部総会の様子をとったビデオ上映会。
撮影したのは、投稿ビデオがテレビでもしばしば採用されるNさん。
Nさんは「みなさんに喜んでもらえてよかった」とおっしゃっていましたが、編集もすばらしいものでした。



せいきょうクリニックには、ツバメが巣を作りつつあります。


『医療も命も削られる』/「社保委員会」/田んぼ

2007年05月24日 | 日々の活動


兵庫県保険医協会が企画編集し、全国保険医団体連合会発行の『医療も命も削られる』(A5版・30ページ)はたいへん読みやすい冊子です。
医師不足、療養病床削減、リハビリ日数制限などが、医療にお金をかけない日本の医療政策がもたらした結果であることを明快に説明しています。

「卒後研修義務化は、医師不足が表面化する引き金にはなりましたが、根本的な原因ではありません。不安定な身分のまま、研修先も自由に選べなかった研修医が、不十分とはいえ一定の身分保障と研修病院の選択権を得たことは評価すべきです」という指摘も大事なことだと私は思います。

きょうは浜通り医療生協職員の「社保委員会」があり、「医療改革でどうなる?」のテーマで私からお話しをさせていただきました。「社保」とは、「社会保障」を縮めた言いかたで、内実は、「社会保障の充実を求める」といった意味です。





病院3階のウッドデッキからながめる田んぼの様子はすばらしい、と訪問看護師から聞き、さっそくながめてみました。

入院患者さんたちからなんだか私が励ましの声をかけられ、ホントにがんばらないとなりません。





「医療と福祉をよくする会」/楽寿会

2007年05月23日 | 日々の活動
市内のいくつかの団体による「いわき市医療と福祉をよくする会」の事務局会議がありました。
6月の「国保」市議会へ向けたいわき市の国民健康保険制度改善署名の提出や、納入通知書が送られてからの「国保相談会」、「国保119番」のとりくみ、さらに後期高齢者医療制度の学習などのとりくみについて話しあいました。



午後は私が病院事務長をしていたころから続けている、社会福祉法人・楽寿会の評議員会と理事会。昨年度の事業報告と決算を審議、承認しました。
ここへ来ると寄りたくなる海。きょうも穏やかでした。



朝日を浴びたわが家の庭のねむの木のアブ?

ボランティアさんたちと/「あの時と似ている」/花壇

2007年05月22日 | 日々の活動


きょうもまた、病院の通所リハビリでのボランティアさんや、医療生協ニュースの「折り込み」ボランティアさんたちの昼休みに押しかけ、後期高齢者医療制度や住民税増税、改憲の動きを話しました。

「75歳以上は生きるな、と言われているようだ」「長生きはしたくない、という人がまわりにふえている」「こうしたことを決める政治家を出さない選挙にしないとならない」と、いろんな話が交わされます。

そういえば先日の「朝日新聞」には、児童文学作家の高木敏子さんが、国民投票法があれよあれよと国会を通った様子にふれながら、「戦争は昭和16(1941)年にいきなり始まったのではありません。何年も前からだんだん、あおられ、戦争につながっていきました。あの時と似てきているのではないでしょうか」と書いていました。



小名浜生協病院付属せいきょうクリニックの職員駐車場側の花壇もまたボランティアさんの作品です。