はるかのひとりごち。

のんびりと旅レポお届け中~。

さよなら「なは」と「あかつき」と…その11:唐津で魚(ギョ)っ!!

2008年06月09日 21時58分39秒 | たびろぐ九州。

さてさて、それでは九州レポの続きに戻りま~す♪

佐賀駅からJR唐津線を完乗し、西唐津駅から唐津駅まで戻ってきました。
ここで、駅からちょっと入ったところの「京町通り」を散策してみることに。
この左手の「写真館」って響きがいいなぁ、なーんて見惚れながら歩いてると、


角のお店の前で、とっても美人さんなネコ発見~♪
いや、男の子だったかもしれないな。だとしたら「ネコ王子」??(笑)
写真撮らせてね、と近付いていっても、全然動じないとこがかわいい。もうメロメロ。
毛並みも目鼻立ちもほんときれいで、一目惚れしちまいました(笑)。


一目惚れといえば、こんな超素敵な薬局にも一目惚れ!!(笑)
この看板の字体といい、年季の入り具合といい、木製の引き戸といい、
どれをとってみても、申し分ないくらいに好きなタイプ(笑)。
こういう味のある佇まいのお店って、薬局に多い気がしますね。ホレボレ♪


あてもなくフラフラと通りを抜け出ると、
またまたなんだかものすごく古そうな、木造の建物に遭遇。
いったいなんなんだ??なんかのお店??
ワクワクしながら近付いてみると、けっこうお客さんが群がってる。
なにが売られてんの??とよーく見てみると、


「魚ロッケ」???

「さかなろっけ」じゃないですよ(笑)。
ちゃんと「魚」のところに「ギョ」って吹き出しがあるとおり、
「ぎょろっけ」なるシロモノ。

 素材はおさかな
 見ためはコロッケ
 だから魚ロッケ

なんて書かれてました(笑)。
からつ名物、なんて言われちゃったら買うしかないでしょう~♪と2つ購入。
いったいどんなお味なのか、かなりドキドキです(笑)。


別行動していた同居人と駅前で合流し、
佐賀へ戻るために唐津線のホームへ行ってみると、そこにいたのは国鉄型の気動車♪
しかもこちらの車両、


バーバパパ号♪

いやーん!かわいい~!!
行きにチラッと見かけて、あっちに乗りたいなぁって思ってたのよね(笑)。
でも、なんでバーバパパなんだろう??と思ったら、はじっこに小さく、

「佐賀県はファミリーツーリズムを推進しています」

と書かれてました。なるほど。大家族だもんね、バーバファミリー(笑)。
バーバパパ号、といっても車内にキャラクターがいるわけでもなく、
いたって普通のキハ47の車内なのでした(^^;;


そんなバーバパパ号の車内で、早速「魚ロッケ」をいただいてみることに♪
ほんと、見た目は普通にお惣菜のコロッケといった感じ。
味や食感はいったいどんな風なのかな?とひと口パクリ!


なるほど、お魚のすり身にカレー味がついてるものだったのね~。
にんじんやたまねぎなんかも入ってるので、ピリ辛な中にほんのり甘みもあって、
ちょっと薄っぺらかったけど、いやぁ、これウマかったなぁ~♪
思いがけない収穫に、同居人もビックリしてました(笑)。
これ、帰ってきてから調べてみたら、伝統のある有名な唐津名物だったみたい。
知らずに旅先で名物にバッタリ出会えるのも、旅の醍醐味かもしれませんね~♪


そうこうしているうちに、山本駅を出た唐津線は、
運良く隣の線路を走ってきた「筑肥線」と併走~。
同じ方向へ走っていくのって、「複々線」みたいですごく不思議な気分。
そんな、行先の違う黄色い車両とは、あっという間にさよならとなりました。


そして、元来た線路を走ってきた唐津線は、終点佐賀駅に到着~!
少しずつ、寝台特急「なは」の出発時間が近付いてきました。
ここから始発の熊本駅へと向かったわたしたち。
でもその前に~、お約束のあの場所で腹ごしらえ♪
さすがに「魚ロッケ」だけじゃ足りなかったからね~

「その12」へつづく~♪