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はるかのひとりごち。

のんびりと旅レポお届け中~。

炭鉱の島を訪ねて その4:JR最西端の駅

2006年11月01日 18時35分18秒 | たびろぐ九州。

ちょっと寄り道しましたが、長崎の旅レポを続けま~す

現地から携帯でも投稿しましたが、佐世保駅は日本最西端の駅。
ただ、端は端でも「JR」の最西端の駅なんです。
じゃあ、日本の鉄道の最西端の駅はどこかというと、
現在では、沖縄モノレールの「那覇空港」。
そして、沖縄モノレールが開業する前までは、
先日ご紹介した松浦鉄道の「たびら平戸口」が最西端の駅だったんですね。

思い起こせば、去年沖縄へ行ったときに
たまたま最西端の「那覇空港」、最南端の「赤嶺」の記念碑を見つけたのが始まりで、
それなら、最北端最東端の駅へも行っちゃおう!
と、友人のすずりんさんとともに壮大な企画の旅をやったのが、ちょうど1年前。
キャー!あれからもう1年経っちゃったのよね。歳取るのが早いわけだ(笑)。
そしてまたこの時期に、JRのとはいえ西の端にいるなんて。
不思議な縁を感じずにはいられませんでした。

というわけで、あと達成してないのは旧最西端と旧最南端(現JR最南端)のみ。
今回といい、先日の鹿児島といい、
どちらも近くまでは行ってるんだけどね。まだまだ先は長いか??


さて、そんな佐世保駅をそろそろ後にしようかというところで、
駅にある「佐世保情報観光センター」へ行ってみました。え?順番が逆??(笑)
すると、こんなイカしたヤツ(!)が迎えてくれましたよ~。
その名も「佐世保バーガーボーイ」!!
あの、アンパンマンの作者でおなじみ、やなせたかし先生が生んだキャラだそうです。

と、ここでひとつ思い出したわたしたち。
現在開催されている、「九州デスティネーション」キャンペーンのガイドブックに、
クーポン券が中とじでついてるんですが、
これとJRの切符をこちらへ持っていくと、もれなく佐世保バーガーマップと、
このバーガーボーイのピンバッチを抽選でプレゼント、
というお得情報が載っていたことを。
あー、だったら街中へ出る前に寄ればよかったー!と悔やんでも時すでに遅し(笑)。
ならば、ピンバッチ狙いで!というわけで、くじを引いてみたところ、


当たっちゃった♪

わたし、こういうのってあんまり当たらないほうなので、うれしかった~!
誰でも当たるのかもよ~、と同居人が続いて引いたんですけど、見事ハズレ…。
やっぱりそんなに甘くなかったみたいです(笑)。

さてさて、いよいよ滞在時間4時間のあっという間の佐世保を離れ、
今回の旅の宿、長崎へ向けて快速列車で出発!
そして途中、あえて早岐で普通列車に乗り換えます。
なぜ乗り換えたかというと、長崎本線の非電化区間の旧線を通りたかったから!
もちろん車両は、行きにお世話になった国鉄型の気動車
今回、空港から直接長崎へ向かわず、佐世保へとやってきたのは、
もちろん「佐世保バーガー」もお目当てではあったけど、
実はこの、旧線を通って長崎本線完乗するためなのでした~!


ちなみに、これが路線図。赤丸で囲ってあるのが旧線。というわけで無事完乗!

炭鉱の島を訪ねて その3:商店街の中の駅

2006年10月28日 23時55分16秒 | たびろぐ九州。

念願の佐世保バーガーを堪能し、白十字パーラーを後にしたわたしたち。
アーケードへ出て、ふと上を見上げると、こんな看板が目に入ってきました。

「佐世保中央駅」。

アーケードのすぐそばに、なんと駅があるのです。
国鉄松浦線から第三セクターへと転換された「松浦鉄道」の駅。
有田から北松浦半島をグルーッと佐世保までを結んでいる、単線の鉄道です。
この、有田-佐世保間って、JR佐世保線だとそう遠くない距離ですが、
こちらの松浦鉄道(通称「MR」)だとグルーッと回る分、
乗り応えのある路線で知られています。(路線図
佐世保バーガーとケーキでおなかもいっぱいのことだし、
いったいどんな駅なのか、ちょっと探検(笑)してみることにしました。


案内のとおりに細い路地へと進んでいくと、
お洒落な琺瑯看板で飾られた、ちょっとレトロなお店(居酒屋?)の奥に、
白っぽい建物が見えます。


その白っぽい建物が、まさしく「佐世保中央」駅の駅舎。
お世辞にも「中央」らしからぬ、ずいぶんと簡素な駅舎にビックリ!(笑)
いかにも地方の三セクといった感じの、こじんまりとしたかわいらしい駅舎なのです。


ホームへと上がってみました。
上がってみました、ということで、この辺りは高架なんですよ、松浦鉄道って。
国道を走ってると、道路の上を高架橋が横切ってるのが見れるんです。
本数少ないのでね、列車が通過してるところになかなか会えないですけど。
ということで、あのアーチ型に見える場所が、


ここ。

ちょうど「サン・クリニック」の辺りが線路なんですよ~!ビックリ!
列車が通過するとき、あそこにシルエットが映るんでしょうね~。
おそるべし、松浦鉄道(笑)。

あ、ポルトカステラの看板!!

この佐世保中央駅、旧国鉄松浦線の時代にはなく、
松浦鉄道になってから新設された駅なんですね。
そのせいか、お隣の中佐世保駅とはわずか200mしか離れてないので、
日本一駅間の距離が短い区間、としても知られているのです。
そういわれると、確かにちょっと取って付けたような駅だもんなぁ(失礼)。
せっかくなので、ひと駅だけど、ここから佐世保まで戻る?って話も出たけど、
今回はめずらしく、見るだけに止めておきました。
どうせ乗るなら、有田-佐世保間を通しで乗りたいしね(何時間かかるかな?)。
というわけで、次回(いつ?)までおあずけ~(笑)。


佐世保の街の散策を終えて、佐世保駅へと戻ってくると、
松浦鉄道のホームには、かわいらしい緑色のレトロな車両がいました。
1両編成の伊万里行き、その名も「レトロン号」。
けっこうたくさんのお客さんが乗り込んでましたよ~。
最近では、朝のラッシュ時に「通勤快速」を走らせたりと、
いろいろ工夫してがんばっているみたいです。
途中、有形文化財に指定された橋梁もあったりと、かなり魅力的な松浦鉄道。
行ってきたばかりなのに、次回佐世保行きが今から楽しみになりました(笑)。

炭鉱の島を訪ねて その2:佐世保名物

2006年10月27日 22時43分58秒 | たびろぐ九州。

JR佐世保駅から佐世保市営バスに乗り、
佐世保の中心街「四ヶ町(よんかちょう)アーケード」へやってきました。
ここでのお目当てはもちろん、

佐世保バーガー 

他にも、「ビーフシチュー」とか「入港ぜんざい」とかいろいろあれど、
佐世保へ行ったらこれを食べなきゃ始まらない、なんて勝手に決め付けて早ウン年。
といってもですね、実はまったくリサーチして行かなかったんです。
いや、名前くらいは頭に入ってたんだけど、地図とかなんにも持ってなかったの。
これで、佐世保バーガーのハシゴをしようとしてたんだから、無謀極まりないです(笑)。
きっと歩いてれば見つかるだろう、くらいに思ってたんですよ。
現に、バスの中から1軒見かけまして。帰りに寄るぞ、とロックオン。
さて、どこで食べよう?と見回していると、「佐世保バーガー」ののぼりを発見!
(↑ちいちゃく右はじに見えません?)


それがこちらの、「白十字パーラー」さん。
パーラー、ってくらいだから、甘いモノ屋さんなんですね。
ここの2階がレストラン(喫茶店?)になっていまして、
佐世保バーガーとか、長崎名物トルコライスなんかがいただけるようです。
早速2階へ。


とりあえず、メニューを見る必要もなく、こちらの佐世バーガーを注文。
これ、なんで「保」の字だけ赤いんでしょうか??(笑)


これから作りますので、少しお時間がかかります、
って言われたんですが、10分ほどで出てまいりました。佐世保バーガー♪
念願の初対面でございます。やーうれしい。
かなりの大きさのバンズに、100%ビーフハンバーグと目玉焼き、
トマト、ベーコン、レタスが挟まっております。
しっかりと手に持ち、デカイ口を開けてアツアツのバーガーをガブリ!

ウマい。

いやぁ、ウマかったなぁ。マッ○のハンバーガーとはやっぱり違う。
お肉もジューシーだし、同居人とふたり、無言で完食(笑)。
どうやらここの白十字パーラーさんは、佐世保バーガーに関しては後発のようで、
老舗の佐世保バーガーと比べると、若干ボリュームが少なめのようです。
でも、初佐世保バーガーとしては、十分楽しめましたよ~。
さあ、次はさっきロックオンした店だっ!ふー。(←鼻息)


と、ここでやめておけばいいのに、こちらの「105円ケーキ」に惹かれてついつい(笑)。
いわゆる「100円ケーキ」って、いかにもチープな感じがするもんだけど、
さすが甘いモノ屋さんだけあって、ここのは105円らしからぬ味。
種類も豊富で、なんだか得した気分になれました。ごちそうさま。


階下では、やはりこちらも佐世保名物のお菓子「ぽると」が売られておりました。
いったいどんなお菓子なのか気になっていたので、
「ポルトカステラ」とともに、おみやげとして購入~♪


こちらが南蛮菓子「ぽると」。クッキー生地に柚子風味のようかんが挟まってます。
クッキーにようかん??なんかすごい組み合わせのお菓子だなぁ~。
で、このクッキー、かたいのかと思いきや、やわらかいのです。
そして、挟まってるようかんも、あのよくある重たいようかんではなく、
餡子を気持ちかたくしたような不思議食感。和と洋の融合といったお菓子です。
もうひとつの「ポルトカステラ」も、卵たっぷりでおいしかった~。
大満足のおみやげでした♪



さて…、案の定、店を出た時点でかなり満腹…。
しまった~!佐世保バーガーのハシゴしようとしてたのに~!
まんまと罠にハマったわたしたち(笑)。お腹空くかな??

炭鉱の島を訪ねて その1:大村線の旅

2006年10月26日 23時05分29秒 | たびろぐ九州。

さて、帰ってきてから早いもので、もう1週間が経ってしまいました。
少しずつ、先日の長崎の旅の記録を書いていこうと思います。

今回の長崎の旅は、ANAの「いっしょにマイル割」を使って、
2泊3日で行ってきました。が、
実は、飛行機のチケットを予約したときに、ミスをしてしまいました。

なんと!行きも帰りも同じ日で予約しちゃったよ!キャー!


おいおい、これじゃ日帰りじゃん!!と、決済する前に気付いてよかったです。
気付かずに決済してたら…、
当然、いったん取ったチケットは往復キャンセルしなきゃいけないわ、
もう1回新たに取り直さなきゃいけないわ、
間違って使った10000マイルは戻ってこないわで、散々な目に合うところでした。
で、気付いたその時点で乗りたかった便は当然満席、
一時は長崎行きを諦めたんですが、
何日かしたら空きが出たのでね、無事に決行の運びとなりました。
いやいや、慌てるとロクなことがないですね。気をつけないと…。

で、羽田から、わたしは2度目、同居人にとっては初のSNAで長崎入り。
長崎空港から長崎県営バスに乗って、長崎駅方面ではなく、大村駅へと向かいます。
そういや長崎の公営バスって「県営」なんです。確か「県営」は日本でここだけ。
あ、「都営」ってのもありますけどね。なかなかめずらしい存在です。


空港からわずか15分ほどで、JR大村線、大村駅に到着。
木造の駅舎がとっても立派なこの駅は、国鉄以前からの歴史ある駅で、
現在の長崎本線のルートができる前は、こちらの大村線が本線として使われていました。
歴史を感じさせる駅舎は、大村線の沿線で多く見ることができます。


程なくして、ホームに滑り込んできた快速「シーサイドライナー」に乗り込みます。
もともとは筑豊で活躍していたこの快速型の気動車車両も、いまではここだけ。
貴重な存在ですね。

海沿いを走る大村線は、とっても眺めのいい路線。
そして、大村線といえば、あの「ハウステンボス」を通るのです。
ここ、水曜どうでしょう好きには、かなり気になる場所(笑)。
駅が近付くにつれ、ワクワクしてきます。


ああっ、見えてきました!!あの駅前の広場辺りでサイコロ振ったのね~♪
さあ、今回の目的地は、このハウステンボス!!

…なわけがありません。車内から見るだけ。
もちろん、停車時間もないのでホームに降りることも厳しい状況(苦笑)。


あっという間にハウステンボスが遠ざかっていきます。さよなら~。
どうでしょう班は、それでも駅の外に出たのにね。そんな夢も叶わず(笑)。
でも…、実のところ、あんまり興味はないんだよね(^^;;
あ、駅前の様子は見てみたいんですけどね(どうでしょう好きとしてはね)。


早岐からJR佐世保線に入り、終点佐世保駅に到着。
ここ佐世保でのお目当ては、ずっと恋焦がれてたおいしいもの♪
ワクワクしながら、街へと繰り出します!

長崎から帰ってきました。

2006年10月20日 22時20分19秒 | たびろぐ九州。

昨夜遅くに、長崎から無事帰ってきました。
路面電車の走る街って、いいですよね。長崎は大好きな街のひとつです。
そんな、久々の長崎の旅の目的は、
以前からずっと見てみたかった「過去に栄えた島々」。
といってもね、
旅先から投稿したに関しては上陸したわけではなく、ただ見てきただけ。
でも、それでも十分に圧倒されてしまいました。
そのほかに、実際にこの目で見て、この足で歩いてきた島も含め、
間近で見られた感動と、現況に対する複雑な想いとのギャップで、
どうやってまとめていいのやら、混沌としている状況…。
ちょっとずつ頭の中を整理して、レポートしていきたいと思ってますので、
そのときは、どうか読んでやってくださいませ。

そしてもちろん、わたしの旅には欠かせない「ご当地ウマいもの」、
たくさん食べてきましたよ~(笑)。
長崎っておいしいもの王国だけに、目移りしちゃって大変(笑)。
あ、行きに立ち寄った佐世保のウマいものもご紹介していきますので、お楽しみに♪

と、その前に…。

旅に出る前にちょっと予告しておいた、
先日の2周年クイズの「旅のおみやげセット」の内容などを、
先にお届けしたいと思っております~。
長崎レポはその後にお送りしますので、もうちょっとお待ちくださいね。

内之浦へ行こう!その10:鹿屋のおみやげ

2006年10月11日 23時01分01秒 | たびろぐ九州。

鹿屋を離れる前に、例によって地元スーパー巡りを敢行(笑)。
いつも乾麺系のチェックが多いんですが、今回目に付いたのがこちらの生麺系。
その名も、

「スパゲティ式めん
し、式めん??

式、ってくらいだから、スパゲティ!と断言しにくいのでしょうか??
風、とかそういう意味合い??
まあ、なんにしてもこの不思議さに惹かれてカゴの中へ(笑)。
ちなみにこちら、「永峰製麺工業」さんという、地元鹿屋市の会社製。
なんかほら、こういう地元モノを見つけるとついついうれしくなっちゃうのですよ。


さすが生麺だけあってか、あまり日持ちがしなかったので、早速作ってみることに。
中身は給食のソフトめんみたいなのと、トマトルー。え?ルー?
そういや袋に謎の表記、「トマトルースープ付」って書いてあったけど、
ん?なんでスープなのだ??(笑)。
これ、所謂「粉ケチャップ」ってヤツでした。
粉、ってとこがまたチープな感じでいいじゃなぁい(笑)。


とりあえず、あり合わせの具入りで作ってみましたけど、
いやぁ、これがウマい!!まさにB級!!こういうの大好き!!(笑)
なんとも懐かしい味なのです。粉ケチャだからこそ成せる味かも。
ちなみに、こちら1袋50円!!そうなのよ、この安さにも惹かれたのよ(笑)。
満足度、かなり高かったですっ。


そして、同じ生麺系でもう1種類見つけたので買ってみました。
こちらの「チャオちゃんスパゲティ」は、お隣垂水市の会社製。
なぜかこちらは日持ちがするので、そのうち食べてみようと思ってます♪
(なんてやってると賞味期限切れそうだから、気をつけなくちゃ)

そんなわけで、内之浦レポはこれにておしまい。
次回の旅レポは、先日の日帰り旅をお送りしようと思います。
ほぼ飛行機乗りっぱなしで、あんまりネタはないけど(食べ物メイン?(笑))、
よろしかったら、またお付き合いくださいね~♪

内之浦へ行こう!その9:空港の足湯

2006年10月10日 23時59分50秒 | たびろぐ九州。

たくさんの思い出が詰まった内之浦を後にして、
鹿児島を離れる時間が近付いてきました。
鹿屋では、別れを惜しむかのように、あのとんかつ屋さんでメンチカツ定食を食べ、
空港行きのバスに乗りこんだわたしたち。

あ、空港-鹿屋間のバスには、2通りのルートがあるのです。
ひとつは、行きに乗った山側のルートを通る、所要時間の短い空港リムジン。
もうひとつは、錦江湾沿いを北上していく、所要時間の長い路線バス(途中までは特急)。
せっかく来たんだもん、行きと同じバスじゃつまんないよね~、ってことで、
あえて後者を選択。ただ、運転士さんに何度も確認されちゃいました。

「空港行くなら、この後のバスのが早いんだけど、ほんとにいいんだよね??」

時間のかかるほうを選んだ本当の理由は、
昭和62年3月に廃止になった、志布志-国分間を走っていた旧国鉄大隅線が、
錦江湾沿いを走っていたからなのです。
途中、車道に転用された橋や、草に覆われた橋台なんかを見ることができました。
そして、噴煙を上げる桜島も。迫力あったなぁ。こっちのルート選んでよかった。

鹿屋から2時間くらいかかったかな、やっと鹿児島空港に到着。
いよいよ鹿児島ともサヨナラです。
でもその前に、ここでどうしてもやりたかったことがひとつ。
それが、


足湯

そう、ここ鹿児島空港には足湯「おやっとさぁ」があるのです♪
最近、鉄道の駅前とかにも多いですよね。
鹿児島空港には縁があって、ここのところ何度も来てたのに、
朝早すぎてやってなかったり、帰りは違う空港から帰ったりとかで、
いままで一度も浸かったことがなかったんですよね。


今回は、なんとか営業時間内に間に合いました!!
案内所でタオルを買って、いざ!念願の足湯へ!!
もうね、打ち上げで冷え切っちゃったり、現地ではずっと運転しっぱなしとかで、
とにかく足が疲れちゃってたから、気持ちよかった~♪
現地から、太い足をさらしてしまいましたが(笑)、とにかく気持ちよかったのです。
あのときは、ほんと生き返ったって感じだったなぁ~。


これってどうやら桜島を模ってるみたいですね。
「飲泉湯」って書いてあったけど、飲んでる人はいなかったような。
熱めのお湯が、旅の疲れを癒してくれる空港の足湯、
時間がある方はぜひ!オススメですよ~♪

内之浦へ行こう!その8:ロケットだらけ

2006年10月09日 22時35分43秒 | たびろぐ九州。

内之浦レポ、もうちょっと続きま~す♪

そうそう、さすがに「ロケット打ち上げ基地」がある内之浦だけあって、
なんと、町のあちこちで「ロケット」を発見!!(笑)
まず目に付いたのがこれ↑。国道には、こんな看板が大きく掲げられてます。
え?内之浦って、黒潮のまちでもあるの???


旧内之浦町役場(現、内之浦総合支所)で見つけた、旧内之浦町町章。
さすが「銀河連邦ウチノウラ共和国(!)」だけあって、
微妙にロケットっぽく見えるのは、気のせい???(笑)
旧内之浦町は、2005年7月にお隣の高山町と合併し、「肝付町」となったので、
この町章もいつかは消えてしまうかもしれないと思い、記念撮影。
よく見ると「内」の字ですね、これ。


消防署では、ドラえもんたちが打ち上げを見て盛り上がっております(笑)。
おお、これってちゃんとM-Vロケットじゃない?さすが!!
しかし…、「火の用心」と言いつつ、これは返って危ないと思う(笑)。


国道に架かる「内之浦橋」の親柱にもロケット発見!!
この橋は、欄干にもロケットと衛星が描かれてました。かっこいい~♪



なんと!!かまぼこ屋さんの看板にまでもロケットがっ!!
かなりいい感じで火を噴いてます(笑)。



そしてそして、地元でもおなじみのお店「ニューロケット」さん!
なんて素敵なネーミングなんでしょう!!こういうの大好き~♪
ここの「名物メニュー」を親友にすすめられ、
えっがね食べたあと一旦宿へ戻り、夜になってまた内之浦へ向かったんですけど、
なんと、この日は昼にえっがねのみの営業だったらしく、
残念ながら夜は休業。うっそーー!!!
もうね、マジで泣きたくなりましたよ。
晩ごはんがコンビニ弁当になったのは言うまでもなく。
うー、どうしても食べたかった。「○○○○ランチ」(謎)。
店内もかなりいい雰囲気らしいのです。
うーん、これは真剣に内之浦リベンジかも??(笑)

内之浦へ行こう!その7:えっがね食べたい

2006年10月05日 22時35分38秒 | たびろぐ九州。

打ち上げも大成功に終わり、やっと昼頃親友と合流。
当初、遅い朝ごはんでも、と言ってたんですが、
やっぱり、そうそう簡単には開放してもらえないよね。
寄せ書きなんかを済ませてきたそうですよ。いやぁ、グッジョブグッジョブ。
で、こっちは腹減っちゃって腹減っちゃって死にそうで、
なんかウマいもの喰わせろーーー!(笑)状態。
何が食べたい??と聞かれ、

「えっがね食べたい。」

で、連れてきてもらったのが、こちらの「くにみの里」さん。

で、「えっがね」って馴染みのない言葉なんですけど、
いったい何か?というと、こちら!!!↓



いせえび。

なんで「流れるプール」の真ん中に鎮座してるかはさておき(笑)、
あの辺りで「えっがね」といえば、伊勢海老!
内之浦の伊勢海老って、鹿児島ではダントツの漁獲量なんだそうですよ。
しかも、この時期にしか獲れないらしく、
9月中の期間限定で、えっがね定食が3500円で食べられるキャンペーンを、
町のイベントとして、ちょうどやってる最中だったんですね~♪
こちらは定食ではなく、お造りにしてもらったんですけど、
もうね、身がプリプリであまぁ~い!!いやぁ、内之浦来てよかった(単純)。


打ち上げの打ち上げ(笑)で供される酒の肴は、とっても素朴なものばかり。
でも、これがとにかくウマいのだ!侮ってはいけないのだ!!
タコの唐揚げはコリコリと歯応えバツグンで、噛めば噛むほど甘みが出てくるし、
この厚揚げは、その場で揚げてくださってるみたい。
お醤油を軽くたらしていただきます。おろししょうがが効いてウマウマ♪
シンプルだけど、クセになるのだ。思わず後で追加しちゃったもの。

打ち上げ前日の晩から完徹だった親友も、ビール呑んでいい気分~♪
同居人もつられて呑む。お抱え運転士(笑)のわたしだけは、麦茶で乾杯~♪


そしてそして、待ってました!!
1番上の写真の看板にもある、「そーめん流し」!!

あれ?関東だと「流しそうめん」って言いません??
他の地区はどうなのかな??
鹿児島では(というか九州?)では、「そーめん流し」なんだそうですよ。
で、これがとにかく楽しい!!!
そーめん流し初体験のわたし、この装置(笑)にスイッチが入った瞬間、
大ハシャギしちゃいましたよ~。
お水がピャ~ッと出てきて、グルグル回り始めるんだもの!!
まさしく、流れるプール状態。


早速そーめんを流し入れてみます。ユラユラと流れるそーめん。楽しい~♪
これを、箸で追うのではなく、真下にトンと箸を落として「止める」のです。
で、それを掴む。の繰り返し。やー、これ楽しい~♪
これを、九州特有のちょっと甘めのタレにつけていただきます。
冷たくておいちい~!これきっと、楽しいから余計にウマいのかもね(笑)。

のんびりとした空気が流れる場所で、のんびりとウマいものをいただく。
これ以上の贅沢はないよね。
でも、親友は長い間衛星のために、わたしたちは寒い中打ち上げを見るために、
ともにがんばったんだから(え?)、これくらい、いいよねっ??(笑)

内之浦へ行こう!その6:目の前の発射台

2006年10月03日 23時05分48秒 | たびろぐ九州。

せっかく内之浦まで来たんだからと、
打ち上げ直後の内之浦宇宙空間観測所へ行ってみましたよ!!

実は打ち上げ後、いったん見学所から内之浦の街まで戻ったんですけどね、
親友から「見学できるぞ!」と呼び出しがかかり、射場に向けUターン。
どうでもいいけど、うちの同居人は車の運転をしないのでね(免許保持者なのに)、
ずっとあたしが運転士よ。疲れちゃうわよ。闘いのあとだというのに(笑)。


ほんとは初めから発射台のある「M台地」へ向かいたかったんだけど、
正門から入っちゃったので、まずはパラボラアンテナなぞを撮影。
なんだかよくわからないけど、とにかくデカかった!!


たぶん、このパラボラの位置が、いちばん高台だったと思うんですが、
眼下には「M台地」のロケット格納庫が見えました。そしてその先は海。
ここから打ち上げられたロケットは、この海の方向へと発射されました。
真上に飛ばすのではなく傾斜角をつけるのは、危険回避のためだとか。


一旦外に出て、こちらの「五運橋」から発射点の「M台地」へと向かいます。
この橋の名の由来は、M-V(=5)ロケットを運ぶための橋。
宇宙への道は、この橋から始まっていたのです。


いよいよ来ました!!ここが「M台地」!!
左がロケット格納庫、右がランチャ!!(興奮)
とにかく目の前で見ると、すごい迫力でしたよ~。
ああ、まさにここから遠い宇宙へ飛び立って行ったんだねぇ。
ロケットの固体燃料の匂いなのか、
焦げ臭い中にもちょっと甘めの、なんとも独特な匂いが辺りに漂っていました。


ランチャの土台には炎の跡がくっきりと残り、真っ黒に焦げていて、
発射の瞬間の凄まじさを物語っていました。
衛星を宇宙に送り込むために、あれだけの炎を噴きながら飛ぶんだからすごいよね。
わたしの親友は、ここの地下で仕事してたそうですが、
発射の瞬間の轟音はものすごかったとか。死ぬかと思ったそうですよ。うへー。


これ、わかる??発射台を囲う鉄製のフェンスが、発射の爆風で倒れてたんです!!
さわってみたけど、当たり前だけど硬いもの。そう簡単に折れ曲がるもんじゃない。
それだけ、ものすごい衝撃だったということです。ひぇ~っ!!


発射台のすぐそばの草木も、熱風で枯葉と化してました。
そうか、ちょっと甘い匂いは、この緑たちの匂いだったかもしれないな。
そういえば、ライブ中継を見てた方は気付いたかもしれないけど、
発射のほんとに直前、とんびみたいな鳥がロケットの周りを舞ったのね。
あの鳥、大丈夫だったんだろうか…。


最初ホンモノかと思っちゃったんですけど、M-V-1号機の模型。
ホンモノなわけないよね、飛んでっちゃったんだもんね(笑)。
いちばん最初に打ち上がったM-Vロケットの原寸です。

今回、残念ながら最後のM-Vロケットの打ち上げとなりましたが、
いちばんのネックは、やはりお金。1回の打ち上げに莫大な費用がかかるのだそう。
でも、日本の固体燃料ロケットは、世界でもトップクラスの技術だとか。
全然詳しくないわたしだけど、要は「ロケット」っていうのは、
「衛星」という大切なお客様を、目的の軌道まで乗せていく「乗り物」なんだよね。
衛星はとってもナイーブで、ちょっとの振動にも弱くて、
それを長年、関係者の方々が、少しでも乗りやすい乗り物にしようと、
これまでがんばって作り上げてきた傑作だと思うのです。
これから宇宙へ向かう衛星のためにも、別の形でもいいから、
ここまで築き上げた固体燃料ロケット技術の灯を、絶やさないでほしいと思いました。
だって、また見たいよ。内之浦からの打ち上げを。

そんなM-Vロケットの有終の美を、最高の形で飾れたことがうれしい。
「ひので」も順調に軌道を飛行していて、
なんとあれから、地球をもう100周以上してるそうですよ!
ほんとに大成功で終わってよかった。
関係者の方々、ほんとうにおつかれさまでした!
そして、内之浦でいっしょに打ち上げを見ていた方々もおつかれさまでした!

M-Vロケット7号機による第22号科学衛星(SOLAR-B)の実験結果について(pdf)



えー、またまた長くなってしまいました…(笑)。
内之浦レポの途中なんですが、ちょっと明日日帰りで出かけてきます!
出先からまたご報告入れようと思ってますので、よかったら見に来てくださいね~♪