ハート(心)もバリアフリーに♪Happyになろうよ☆

住環境のバリアフリーだけでなく、心のバリアフリーもすすめばいいなと思います!願いはHappy☆Lifeなのです♪

受けねばならぬものは受けさせられる

2009-01-21 | ハッピーライフ♪
いつもありがとうございますはらっちです


受けねばならぬものは受けさせられる


お寺のご住職さんに聞いた話だそうです。

ある男が、知り合いの家に用事で行ったときのことです。
ちょうどそのとき夕飯時とあって
男は、そこの奥さんに、
「ご飯を食べていってください」と言われたのです。
「それでは遠慮なく」と、ちゃぶ台のところで座って待っていると、
奥さんが炊き立てのご飯をおひついっぱいに入れて持ってきました。
そして、おかずを取りに台所に立ったとき、
二歳の子供がとことことやってきて、
おひつをあけて、しゃもじでご飯をいじくって遊びはじめたのです。
「これこれ」と、しゃもじを取り上げようとしたそのとき、
子供がおひつにまたがって、おしっこをしてしまいました。
そして子供はそそくさとその場から逃げていってしまったのです。

そうとは知らず、子供がどいたそのあとのおひつの
男の茶碗にもってくれたのです。しかし男は、
“こんなしょんべんのかかったものを食わされてはたまらん!逃げねば!!”と、
「奥さん、ちょっと用を思い出しました。いやそれにお腹が痛くなってきて・・・なので、もう帰ります」
と言ってその家をあわてて飛んで出たのです。男は、
「やれやれ、えらいものを食わされるところだった!ちょいと気分直しに一杯引っかけて帰るか」と
それから、お酒を飲んでほろ酔い気分で自宅に戻りました。

すると、おいしそうなおむすびが我が家のちゃぶ台にあるではありませんか。
男は、
「ちょうど、おなかもすいたしなぁ~。あの家で飯も食わずに逃げて帰ってきたから、これは助かる」と、
そのおむすびをむしゃむしゃとほおばりました。
そしてペロっとたいらげて、奥さんにこう言いました。
「おまえ今日は気がきくなぁ。こんなところにおむすびなんぞ用意して」
と。すると奥さんは、
「あ~、そのおむすびね、さっき用事に行ってもらった先の奥さんがあんたにご飯をと用意したのに、なんだか食べずに帰ったから、申し訳ないのでこれをと、あんたが食べずに残して帰ってきたご飯を、おむすびにして持ってきてくれたのよ」と、言うではありませんか。
「ゲッ!!なんじゃと!!」
そうです、そのおむすびは避けたくてしかたがなくて、
受け入れたくなくて、
なにかとごまかして逃げて帰ってきたあのご飯だったのです!

ごまかして逃げていると、
逃げたものは必ずあなたを追いかけてくるというお話でした。



ごまかさないことや、正直になることで
受けずにすむ災難もあるのです。
ごまかし、嘘をつき、逃げると
それからさらに逃れられなくなるのです。


                               佳川奈未 「幸福感性」より


私も同じような体験をしたことがあります。なので「そう、そう、そうなんだよね~」と納得したお話でした。



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