オサンポ walk - サンポ文学 第七話 The story of walking No.7

2022年04月09日 | 日記

花筏ははないかだと読むそうだ。この言葉を知ったのは、プレバトというテレビ番組の俳句コーナーであった。

水面一面に桜の花びらが散り浮いていてそれが筏のように見えるからとか。

なんて優雅な風景なのか。頭の中に浮かんだその優雅な風景は実際にはほとんど見たことはないが、近所には桜の木が多いので、花びらが散ったあとの水たまりで小さい花筏なら見たことがある。その名で呼べるなら、だが。

この言葉を知って以降は、水たまりに集まって浮かんでいる桜の花びらを見るたびに、「あ花筏だ」と思うようになった。

言葉一つを知っただけで、その風景が良いイメージの方へ変わる。水たまりに浮かんだ花びらは、最初はいいが、時間を経ると共に色褪せてゆき少しみすぼらしい感じにもなってしまったりする。

同じ道を数日後に通り、変化している様を見ることがある。

傷んでいる方へ進んでいると、なんとなく哀しいとか寂しい気持ちにもなってしまうが、花筏と呼んで眺めて楽しんでいたモノなのだと思うと、違う感慨が浮かんでくる。

それは今は筏の役割を無事に終えて、水の中に溶け込んでゆく様なのだ。そこで栄養となり他に滋養を与え、次の生命へと受け継がれてゆくものへと変わってゆく途中の出来事なのだ。

The story is about...

I'm describing about a word; Hanaikada that means.. Sakura(cheery blossom) petals make a raft that is floating on the water. Usually, we could see Hanakikada on a river or pond, I see it sometimes on a puddle in my neibourhood as there are many Sakura trees. I'm not sure if a Hanaikada is on the puddle, not a river nor pond, it can be still called as Hanakikada.

*not sure about my English...

💙💛

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