北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

そこまで造って、なぜアレを造らない?

2013-07-17 21:24:33 | 北京暮らし いろいろ

北京は夏です!

 

合成みたいな、ウソみたいな、もはやココでは何でもアリでしょ加工しまくりでしょみたいな青空ですが、正真正銘ホンモノです。

 

 

 

ここ最近、連続して“五道営胡同”をぶらぶらしています。

同じく胡同(古い街並み)にカフェやバー、雑貨屋さんが並ぶ“南鑼鼓巷”は、もはやすっかり観光地化され、週末となると・・・。

 

 

 

花火大会状態。

この中に飛び込む勇気は、私には、まだ ない。

 

 

 

一方“五道営”およびその付近はまだ、普通の生活を感じられる雰囲気が残っていて。

 

 

 

うぎゃ~! うんぎゃぁ~!

 

 

 

と、耳をつんざくような声に振り向くと。

 

 

 

鳥かごが並んでいたり。

 

 

 

 

洗濯物はぱんちゅに至るまで堂々と干されていて、

 

 

 

 

靴と中敷きなんて、もはやオブジェか? 芸術か??

 

 

 

そんな五道営胡同。

以前もブログで書きましたが。

 

 

 

 

やたら公衆トイレが多いのです。

トイレがない家庭も多いため、おそらく地域の人々が共同で使っているのでしょう。

 

 

 

 

さて。

とある十字路に来ました。

 

 

あれれ? ここには以前、雑貨屋さんがあったはずなのに、なぜか、どういうわけか。

 

 

 

 

新品のトイレが出来上がっていた。

 

 

 

特に欧米人観光客に人気のこの街並み。

そっか、トイレも新しく増やしたんだね。

 

 

 

・・・と、期待に胸を膨らませ(?)入ってみたところ。

 

 

 

・・・・・。

 

 

 

 

 

まさかの“ニーハオトイレ”。

 

出来たてほやほや、ぴっかぴか

でも扉はありません。

 

 

 

 

・・・って、なんでここまで綺麗なトイレを造っておきながら、あと一つ、肝心の “ドア” を造らないのか???

わからん。 

全くもって、訳わからん。

 

 

 

ローカルの人々が暮らすエリアだからこそ、人と人との触れ合いを大事にするニーハオトイレを敢えて造った・・・のかもしれないけど。

 

 

“にーはお!”は、できればトイレ以外でお願いしたいと思う私なのでした。