北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

円明園『蓮祭り』 連携の悪い船に揺られるの巻

2012-07-15 18:33:10 | 北京暮らし おでかけ編

さて、円明園 蓮祭りです。

 

円明園とは、清の時代の離宮でうんぬんかんぬん・・・。

 

 

もっと詳しく知りたい方は、ご自分で検索してください。

ちなみに、見どころすべて見られるチケットは、大人25元(300円ちょっと)です。 

 

 

で、この『蓮祭り』。 どこぞの解説によると

“中国国内規模最大、品種最多の蓮の花の祭典となっている。往年と比べ今年の円明園蓮まつりは規模も内容も創意上史上最高レベル、4つのカテゴリと12項目のイベントで観光客を楽しませてくれる。”

 

とあります。

が、往年を知らないので比較のしようがなく、とにかくただひたすら広い敷地いっぱいの蓮を楽しみました。

 

 

行く前にネットで調べたところ、船に乗って蓮をめでることができるらしいとの情報を見つけたので。

 

 

 

さっそくゲット。

1枚20元。 どれくらい乗るのかと聞くと、15分くらいだとか。

このチケットの写真のように、船頭さんがゆっくり漕いでくれる舟に乗り、蓮をのんびり楽しめるなんていいじゃないか・・・と思っていたら。

 

 

 

 

思いっきりエンジンふかして舟は進んでいた。

どういうこっちゃ?

 

 

 

それにしても、乗船待ちの行列が一向に進まない。(注:割り込みはなく、みんなちゃんと並んでます)

私の中ではディズニーシーの舟のように、次から次へと等間隔で舟がやって来るのかと思っていたのだけど、いやいや、ここは(変なミッキーがいるとはいえ)北京なのです。

かなり待ってようやく舟が見えた~!と思ったら。

 

 

 

3艘一気にドカドカやってきた。

 

連携、悪っ!!!

 

 

 

 

でもまあ、小舟にゆられて蓮を楽しめるのだから、それで十分。

(もともと連携の良さなど求めてはいません)

 

 

 

 

ピークの時期ならもっと蓮だらけなのかもしれないけど、それでもあちこちに美しい蓮を見ることができました。

 

 

しばらく狭いエリアを進むと、今度は。

 

 

 

一気にひろ~い湖が。

 

 

そこも(エンジンで)ガツガツ進み、

 

 

 

あの橋の下をくぐっていくのですね。

 

 

次はどんな蓮の風景が広がっているのかな?と思ったら。

 

 

 

何もない、なにやら汚れた水が広がるだけ。

そして、あっという間にせま~い船着き場に到着。

 

 

え!?

・・・・・ここでおしまい!?

15分の船旅って言ったくせに、せいぜい5分ちょっとしか乗ってへんぞ!!!!!

 

 

 

・・・と思ったら、この船着き場で別の船に乗り換えるとのこと。

どうやらもうちょっと大きめの船に乗って、更に遠くの船着き場まで移動するらしい。

 

 

で、勿論ここでも。

 

 

 

連携の悪さ、再び。

 

 

その乗り換えるという大き目の船が全然来ない。

狭い乗り換え場所には限られた人数しか上がれないので、当然。

 

 

 

あとから来た船が2~3艘、乗り換え場の手前で人を乗せたまま待つ羽目に。

(だから最初の場所には一気に3艘もどかどかやってきたのですね)

 

 

 

そんなこんなでようやく大き目の船、到着。

これに乗って対岸まで移動するのだけど。

 

 

 

 

後ろ半分、沈んでないか?

大丈夫なのか???

 

 

若干不安な気持ちを抱えながら私たちの船を待っていたら。

 

 

 

 

先ほどの船よりもチャイナチックな船が(やはり傾きながら)やってきた。

 

 

 

船の中はこんな感じ。

 

 

・・・なのはおいといて、私は帽子のおねえさんのアンニュイさから目が離せない。

みんな外の景色を楽しんでいるのに、お姉さんはひたすらアンニュイ。

 

 

 

・・・・・大丈夫か?

 

 

 

大き目の船は、ひろ~い池を(エンジンで)ガンガン進みます。

この池には貸ボートもあるようで。

 

 

 

その辺一帯、ボートだらけ。

 

 

・・・・・あれれ?

せっかくの船での蓮見物なのに、蓮の写真がほとんどないっ!

 

 

 

とってつけたように蓮の写真を。

 

 

 

こんな感じでいかがでしょう?

 

 

 

そんなわけで、船に乗ってるより待ち時間の方が長い円明園なのでした。

 

さて、船から下りて次に向かったのは、歴史を物語る遺跡・・・と、自由な中国人。

続きはまた今度。