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北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)

2024.1本帰国しました。

世界陸上・北京! ボルトが目の前を駆け抜けた!

2015-08-26 20:19:24 | 北京暮らし おでかけ編

8月23日。

 

 

いざ、鳥の巣へ!!!

 

そうです。

北京で開催中の世界陸上を見に行ってきました。

 

 

 

 

会場内は各国の選手を応援する人々の熱気が溢れ。

 

 

 

 

こんなに近くでトップアスリートの競技を見られることに、私も興奮を抑えられません!!!

 

 

 

 

あらゆる手を尽くした結果の青空。 

ほんまにここ、北京?

 

 

 

さて、私の席からは。

 

 

 

 

選手の緊張感が伝わってきて、こちらもドキドキ。

 

 

 

 

いっぽう、すぐ右手では砲丸投げの競技が行われていたので、競技を終えた選手がにこやかに手を振ってくれたり。

 

 

 

 

7種競技の選手たち。

 

 

 

仲いいな~。

出場選手全員でトラックをぐるり。 見ていて嬉しくなるような光景でした。

 

 

 

刻々と時は過ぎ、そして・・・。

 

 

 

 

 

いよいよその時がやってきました。

 

 

 

 

 

男子100メートル 決勝。

 

 

 

 

選手一人一人が画面に映し出されます。

 

 

 

 

 

ボルト。

 

 

 

 

めっちゃ おちゃめ。

 

 

 

 

中国の選手が決勝に残ったこともあり、会場はもう大興奮。

「加油! 加油!(がんばれの意)」の大喝采。

いや、これはほんまものすごい事なんですけどね。 でもね。

 

 

 

 

スタート前やのに あんたらうるさい。

 

 

 

 

と思っていたら注意を促すアナウンスが。

「スタート前はお静かに~」

 

もちろんアナウンスは中国語のみ。 一瞬でし~んと静まり返りました。

 

 

 

 

観客、総立ち。

私もカメラを構えつつ、目はボルトに釘づけ。

 

スタートまでのあの時間のドキドキと言ったら・・・。

 

 

 

 

そして。

 

 

 

 

 

 

ボルト、金メダル~!!!!!

 

 

 

 

 

もぅ、ほんま、鳥肌たちました。

 

 

フィニッシュの勢いそのままに私たちの前を駆け抜けたボルト。

その後トラックをゆっくりと周りはじめたのですが、再度近くまでやって来たときには。

 

 

 

 

お仲間とハグ!

 

 

 

で、そのままくるりと背を向けて。

 

 

 

 

 

えぇ~!!!!!

帰っちゃうの? もうちょっと近くまで来てほしかった~。

 

 

 

と思っていたら。

 

 

 

 

 

このポーズ!!!

 

サービス精神旺盛なボルト選手に感謝です。

 

 

 

 

 

陸上競技を会場で見るのは初めてだったのですが、いやぁ、実に楽しかった!!!

 

もともと野球などスポーツ観戦は大好きなのですが、改めてスポーツって楽しいな~と実感しました。

 

 

 

・・・にしてもどうしても気になるのは、この国の人々のマナー。

 

私の前のガキンチョは椅子の上に土足で立って跳ねまくり、めっちゃ迷惑。 

そしてこれまた中国あるある。 

 

 

なんでチケット通りの席に座らへんねん、あんたら!!!!!

 

 

一応チケットのチェックがあるのですが、そのエリアに入ってしまえばどこに座ってもええやろ?みたいな感覚。

現に私たちの座席にもすでに先客がいまして、その席私たちの場所なんやけどと伝えたところ。

 

 

・・・なんでやねん。

 

 

冬季オリンピック開催も決まったことだし観戦マナーはもちろんのこと、全体のマナーの向上をほんま、よろしく頼んます。


『川底下村』 中国にいるんだな~と実感した村さんぽ

2015-08-18 21:49:08 | 北京暮らし おでかけ編

『川底下村』おでかけレポ。後編です。

明・清時代の建築の散策、少々長いですがお付き合いくださいませ。

 

 

 

 

わずか70数軒の建物は、上の村と下の村に分かれています。

階段をてくてく、てくてく。

 

 

 

 

村の建築は昔のまま保存されていますが、多くがレストランなど観光客向けに開放されています。

 

 

 

さて。

500年以上の歴史をもつこの村なので、その時代時代の面影が今も残っておりまして。

 

 

 

 

 

ほぼ消えかけてるけど、何かのスローガン。

 

 

 

 

文革時代のスローガン。

 

 

 

 

こっ、これはっ!!!!!

 

 

 

 

・・・って、いやいや、スローガンなんてどうでもいいねん。 

私たちが気になったのは。

 

 

 

 

スローガンが書かれた壁にうっすらと残る壁画のようなもの。

昔はここに、色鮮やかな画が描かれていたのかも・・・。

 

 

 

 

昔この村は貧しく、蜂蜜の生産が主な産業だったとか。

今は観光が主な収入源。 この写真のように『客棧』、つまりお宿もけっこうありまして。

 

 

 

 

 

とあるお宿の案内。

こんなに色んな種類のお部屋があるんや・・・。

 

 

 

 

ところで。

この文字、『ご飯を炊く、かまど』などの意味がある漢字なのですが、もともとはこの文字が村の名前に使われていました。

 

 

 

 

とあるおうちの壁に描かれたイラスト。

文字の成り立ちがよくわかる~!

 

 

聞いた話によると、この村はもともと火、焼、熱、旺と関わりがあったらしく、中国古代の考え方である陰陽五行との釣り合いをとるために『寒』が必要だ・・・とのことから、この村人は『寒』と中国語読みが同じである『韓』と名乗るようになったのだとか。

 

 

 

 

なので。

 

 

 

 

 

村人の名字はみ~んな『韓』さんになった・・・らしい。

(歴史の流れで一部は韓さん以外の姓も出てきたようですが)

 

 

 

 

ちなみに先ほどの壁のイラストを描いたと思われるお宅では。

 

 

 

 

ちびっこがおやすみ中らしいので、お静かに~。

 

 

 

 

では、村をもう少し散策しましょう。

どの建物も長い歴史を感じさせる雰囲気。

 

 

 

 

入って大丈夫かな・・・?

 

 

 

 

と、、ドキドキ足を踏み入れると。

 

 

 

 

 

これまた、時間が止まったような空間が。

 

 

 

 

 

私たちが静かに参観していると、この家の住人と思われるおばあちゃんが。

「裏にも見どころあるから見て行き~」

と教えてくれました。

 

 

 

細い階段を登ったそこに・・・。

 

 

 

 

 

これまた古い建築物。

そしてここに、例の猫洞があったのでした~! (詳しくは → この日のブログを)

 

 

 

 

こんな感じで、ひとつひとつお宅訪問しては、歴史ある雰囲気を堪能。

 

 

 

 

こちらは食堂。

メニューはあるけど、値段がないな・・・。

 

 

 

 

一方こちらはお宿。

 

 

 

 

二段ベッドだ。

(・・・っていうか、ベッドしかないな)

 

 

 

 

こちらに至っては、ピンクのしましまシーツと言い、壁のイラストと言い、ラブラブな2人だけが宿泊を許されそうな雰囲気。

 

 

 

 

細い道を更に進みますと。

 

 

 

 

関公廟。

ここからも村全体が見下ろせますし、メインの道路を挟んで向かい側を登った先からも。

 

 

 

 

村全体を見ることができました。

 

 

 

 

 

山に囲まれたほんとにほんとに小さな村。

 

観光化されているとは言え、細い路地を歩き古い建築物の前に立つとじわじわと不思議な気配に包まれ、あぁ~、今私は長い歴史を有する国にいるんだな~と感じたのでした。


『川底下村』 おそろいTシャツと、迫力の一線天と。

2015-08-16 21:40:11 | 北京暮らし おでかけ編

金曜日。

北京から車で2時間半ほどの所にある『川底下村』へ行ってきました。

 

市内から車で1時間もすると。

 

 

 

周囲は山。

鉄道が走ってる・・・。

 

 

 

もちろん、ここにも人々の営みがあるわけで。

 

 

 

小さな市場が。

 

それはいいとして、右端のおばちゃんのTシャツに目が釘付け。

美女の写真がど~んとプリントされているそのTシャツを、おばちゃん、どこでゲットした?

 

 

 

どうやらこの近辺には自動車教習所があるようですが、こんなド田舎で教習を受けたところで大丈夫か?

北京市内の交通は無法地帯だぞ!

 

 

 

 

とまあ、そんな車窓からの眺めを楽しみながら2時間半。

 

 

 

 

『川底下村』のチケット売り場に到着。 35元(680円程度)なり~。

 

 

 

 

そこから更に車で進むと、ようやく到着しました。

 

 

 

 

500年の歴史を有する川底下村。

ここからはてくてく、歩いて散策です。

 

 

 

 

正直言いますと、メインの道はすっかり観光地化されていて人気歌手の音楽が大音量で流れていたりしますが、建物自体は昔のまま。

70戸ほどの建物が並ぶ小さな村。

 

 

・・・を闊歩するのは。

 

 

 

 

おそろTシャツの不気味な集団!

 

 

 

 

なっ、何!?

この、おそろTシャツを着たみなさんはっ!!!!!

 

 

 

 

・・・って、観光客ですよね、もちろん。

 

 

 

途中のお土産屋さんとおぼしき店で売ってたTシャツ。

これをおそろで着用した団体さんでした。

 

 

 

・・・にしても中国の団体旅行者はおそろの帽子やらTシャツやらがお好きやな。

(団結感が生まれるやん!と友人は語っていたけど、団体ツアーにそこまで団結力を求めるか?)

 

 

 

 

 

そんな団結力あふれる皆さんを横目に、私たちはひたすら山の方へてくてく、てくてく。

 

 

 

 

小さい村なので、あっという間に村はずれへ。

ここまでは、少しでこぼこした道が続いたというのに、はずれに来た途端。

 

 

 

 

舗装されてますがな。

 

現代の文明に感謝しながら舗装道路を歩く私たちが向かう場所とは。

 

 

 

 

 

自然のままに生い茂る植物で、うっかり見落としそうになった案内板にある『一線天』というところ。

 

 

 

“落石注意”の案内も当然かと思われるごつごつした壁面を眺めつつ、てくてく約1km少々。

 

 

 

 

 

そのカーブを曲がった先にあるもの、それこそが・・・。

 

 

 

 

『一線天』

 

 

 

 

 

岩と岩の間から見える空が、まるで線のように見える。

・・・とのことから、誰が名付けた『一線天』。

 

このエリアに足を踏み入れた瞬間、ひやりとした空気を感じました。

気温、数度は一気に下がった感じ。

 

 

 

 

・・・と、この一線天の出口にはっ!!!

 

 

 

 

 

なっ、何、これ!?

 

 

 

 

 

聞いてないぞ! こんな、おどろおどろしいもんがあるって、聞いてへんぞ!!!!!

 

中をそっと覗くと中途半端に茂った雑草。 そしてどんより流れる空気・・・。

 

 

 

 

 

体感温度がさらに下がったことは否めない。

 

 

 

 

 

 

下がった体温を上げるべく。

 

 

 

 

 

もぐもぐタ~イム!!!

 

 

 

 

そして再び。

 

 

 

 

一線天を通り抜け、元来た道を戻ります。

 

 

 

 

 

なかなか迫力のあるスポット。

 

 

 

・・・なのですが。

 

 

 

 

・・・落書き?

 

としか思えない『一線天』の文字。

 

 

すごいのかそうでないのか、よくわからない郊外のスポットめぐりでありました。

次回は『川底下村』の詳細をお届けします。


明・清時代の建物が残る『川底下村』に住む人々は猫好きだったの巻

2015-08-14 20:36:19 | 北京暮らし おでかけ編

 

山に囲まれた小さな集落。

 

 

ここは・・・

 

 

ドコ?

 

 

 

 

ここは、『川底下村』。

500年以上の歴史がある、明・清の時代の建物がそのままの形で保存されているという村であります。

北京市内から90km、車で約2時間半。

 

 

 

ほんとに小さな村ですが、実に興味深いスポットでした。

 

 

 

 

このややこしい文字は?

この村と深いかかわりがある文字。 詳しくはまた後日。

 

 

 

 

この古い建物が並ぶエリアでひときわ私のハートをワシヅカミにしたのが、こちら。

 

 

 

 

 

その名も、『猫洞』。

猫が自由に行き来できるようにと、今で言うキャットドアのような可愛い入口が!

 

 

 

夫やっちゃん曰く

「昔の猫は小さかったんやな・・・。 にゃお(日本でお留守番中の猫)やったら無理なサイズや」

 

 

 

・・・確かに。

 

 

 

そんな、猫好きさんが暮らしていた川底下村で。

 

 

 

 

あっ!!!!!

 

猫さん、発見!!!

 

 

 

 

まったりとお座りされたので、少し近づいて写真を撮ろうとしたら。

 

 

 

 

すっくと立ち去ってしまいました。泣ける・・。

 

 

 

 

 

 

が、またすぐそばで。

 

 

 

 

座り直し。

 

どうやら、近づきすぎはあかんかったらしい。

 

 

 

 

というわけで、次回はもう少し詳しい『川底下村』レポをお届けします。


やっぱり楽しい! 布市場!!!

2015-08-11 21:53:37 | 北京暮らし おでかけ編

お世話になっているハンコの先生のお宅でふと目にした布地があまりに可愛くて、一気に布市場熱が高まった今日この頃。

というわけで、先生が教えてくださったお店に行ってきました!

 

場所は地下鉄10号線 石榴庄駅と大紅門の間くらい。

 

 

正天興綿布市場

 

 

 

 

先生曰く

 

「まずは人体模型の店を目指せよ、さすればお目当ての店にたどり着けるであろう~」

 

とのことだったので、人体模型、ジンタイモケイ、じんたいもけい・・・と歩いていたら。

 

 

 

人体模型???

この店のことか?

 

 

後で聞くと、もう一軒わたしたちの目的地に近いところに人体模型屋があったそうなので、ここは違うジンタイモケイだったらしい。

 

 

 

 

 

さて。先生から「以前よりも広くなりました~」とお聞きしていた通り。

 

 

 

広いわ~。

通路を、車もバイクもすっ飛ばしおるわ~。

 

 

 

・・・って、ブッ飛ばすな。 危ないっちゅ~ねん。

 

 

 

先生にお店の場所を教えていただけたからよかったものの、私一人でかる~い気持ちでふらりと立ち寄っていたら、ほんと、見て回るだけで疲れそうな広さ。

 

 

 

 

それにしても、北京の布屋もすこ~しずつこじゃれて来てるなぁというのがこの日の感想。

 

 

 

 

あ、いや、この怪しいミッキー柄のことを言っているのではないのですが。

 

 

 

以前は「う~ん、残念!あとちょい!」という柄から、「誰が使うねん、これ」というものまで、残念柄に関しては選り取り見取りだったものです。

 

 

 

 

ま、相変わらず自分の普段の生活では使わないような布も並んでますし、

やる気あんのかないのかわからん店もちょこちょこ。

 

 

 

 

 

この蒸し暑いのに、もふもふ系を売る店も。

 

 

 

 

姐さん、怖いって・・・。

 

マネキンさん着用のものか不明だけど、20元(約400円)らしい。

 

 

 

 

・・・で、今回の収穫。

 

 

 

 

3種類の布を購入しました。

 

 

 

 

トリさん柄。 厚手の生地でバッグなどにも良さそう。

 

 

 

 

ハンコのようなこの感じが気に入ってイキオイで買ったけど、これも結構厚手の生地。

何に使おう???

 

 

 

 

で、このストライプは麻。

 

 

 

 

ワンピースを作りました。

ウエスト部分が紐で調節できるので。

 

 

 

 

ゆるゆる~に着てもOK。

 

 

 

購入後、家に帰って落ち着いて生地を見た時は。

 

なんか、甚平っぽい生地やな、お父さんのパジャマ的な仕上がりになったらどうしよう・・・と不安だったけど、なんとか普通の服に仕上がりました。

今回周れなかったお店もあるし、そろそろ秋冬用の布地も気になるので、まだまだ布市場熱は続きそうです。


天壇ガール、天壇公園で大いに歌う!?

2015-08-06 22:38:40 | 北京暮らし おでかけ編

先日の青空は、残念ながら一日だけでさくっと終了。

その後はまた、どんより、小汚い空気の日に逆戻り。 (どんだけ持久力ないねん)

 

 

ま、しゃ~ない。

気を取り直して、天壇公園へ行ったときのおはなしを。

 

 

 

いつもは南門から入るのですが、今日は西門からこんなルートで。

 

 

 

西門近くは初めて。

こんなバラ園があるんや・・・。

ほわんと香るバラのかほり。

 

 

 

 

ま、暑さでぐったりですが。

 

 

 

 

バラの色は既にくすんでしまっていたけど。

 

 

 

 

天壇公園を散歩するおばちゃん達のワンピースは実にビビッドだ。

 

 

 

 

遠くに見えるは天壇。

改めて、つかの間の素晴らしい晴天だったな~。(トオイメ)

 

 

 

 

公園内の“天壇”などいくつかの場所は別途入場料を払わないといけないけど、こういうスペースは私のように公園カードを持っていたらいつでも入場OK!

暑いからみなさん、日陰に集合。

 

 

 

 

手前のおばちゃんの態度のデカさと言ったら・・・。

そして中央のおじちゃん。 中途半端にシャツをまくり上げる“腹出しスタイル”は北京の夏の風物詩。

 

 

 

 

そして、あちこちで見かけるトランプグループ。

こっちの人、ほんまにトランプ好きやなぁ・・・。

 

 

 

と、その時! 

目の前を横切ったのは。

 

 

 

 

おっ、おじいちゃん!?

 

足にはローラースケート、手にはゴルフクラブのような形状の長い棒。

それで器用にボールを転がし、すいすいすい~っと去って行ったのでした。

 

 

 

 

すごいな。 じいちゃん。

 

 

 

 

皆さんが思い思いに過ごす楽しい天壇公園。

・・・のとある場所に。

 

 

 

 

人だかり。

そして、スピーカーから響く大音量の歌声。

 

 

 

その正体は。

 

 

 

 

彼女。

 

 

 

 

天壇【女尼】子

 

 

 

 

・・・って、誰?

 

 

 

世界遺産“天壇”の名を姓に持つ、その名も“天壇ガール”。

プロフィールを見ると、芸術系の学校で学び卒業後は声楽の先生となるも音楽ヘの思いが捨てきれず、故郷から北京へやって来た・・・らしい。

 

 

 

 

 

いやぁ、来るたび新しい発見がある天壇公園。

やっぱりパワースポットです。

 

 

 

 

北京には、天壇・地壇・月壇・日壇が南・北・西・東にあるのだけど、まさか・・・。

 

 

 

 

各公園にその名を姓に持つガールが存在するんとちゃうやろな?


大好きな天壇公園で二胡を!

2015-08-04 22:08:55 | 北京暮らし おでかけ編

ここ最近ず~~~~~っと、北京らしくないぐずぐずしたお天気、そしてイマイチな空気だったのですが、昨日。

さっと雨が降り強めの風も吹いたので。

 

 

 

久々の美しい夕暮れ。

そして。

 

 

 

 

虹!

 

 

 

 

これは、翌日の天気が期待できそうだ~!!!!!

 

 

 

で、今日。 すかっと美しい青空。

 

こんな貴重な青空の日。 じっとしてられまへんっ!!!

 

 

 

というわけで。

 

 

 

 

天壇公園にやってきました。

 

 

 

 

気温はそこそこ高いのですが、緑あふれる天壇公園内の心地よいこと。

 

 

 

 

 

意味なく通りたくなる、緑のアーチ。

 

 

 

 

この丸いフォルムが大好き。

天壇公園は、私の中で北京で一番のパワースポット。 

 

 

さて、公園内では。

 

 

 

 

 

ぴ~ひょろろ~。

笛を吹くおじちゃん。

 

隣りでゴミを片手に気持ちよさそうに熱唱しているおばちゃんは、どうやら全くの他人らしい。

イキナリ歌で参加!というのもアリなんか・・・。

 

 

 

 

こちらは、大音量で歌うノリノリの男性に合わせて踊るマダムたち。

 

 

 

 

こっちも、踊るマダム。

 

 

 

 

おっ!?

オリオンビールTシャツ着用のマダム、ノリノリです。

 

 

 

 

そんなにぎやかな天壇公園で、いよいよ私の野望を果たす時がやってきました。

大好きな天壇公園で二胡を練習したい!とず~っと思っていたのですが、遂に今日。 二胡片手にやって来ました。

 

 

 

・・・で、どこで弾こう?

 

 

 

 

こちらのスペースには二胡愛好者の皆さんが思い思いに演奏されていますが、この中に飛び込んで弾く勇気は・・・ 

 

 

 

ない。(チキンですから)

 

 

 

もしかしたら縄張りとかあって、

 

「おいおい、そこ、わしの場所や」

 

とかスゴまれても怖いし・・・。

(チキンですから)

 

 

 

 

というわけで、ハートがチキンな私は。

 

 

 

 

人の少ないところを見つけて、控えめな天壇二胡デビュー!

 

 

 

 

大好きな天壇公園で、大好きな二胡!

 

 

 

 

弾きながらじわじわと喜びが湧いてきて、にやにや、にやにや。 

世界遺産で二胡、楽しいなぁ。


『北海公園』の蓮 船に揺られて蓮(&カモ)を愛でる!

2015-07-17 20:31:48 | 北京暮らし おでかけ編

今年もこの季節がやってきました。

そうです。

 

 

 

蓮の花!

 

 

 

が見ごろであります。

さて、どこに行こう?

 

 

 

と友人にアドバイスをお願いしたところ、近場では“北海公園”でも蓮が見られるとのこと。

というわけで。

 

 

 

 

公園カード片手に昨日行ってきました。

 

南門から公園に一歩足を踏み入れると。

 

 

 

 

わぁ・・・・・。

 

 

 

 

ぎっしりと、蓮! そしてその向こうには北海公園のシンボルともいえる白い塔。

 

 

 

 

 

およよ? 

この公園にも蓮をめでる舟があるのですね。

 

 

 

・・・と、チケット売り場へ行ってみると、30分30元(約600円 円安だからね・・・)。

 

 

 

 

チョット 高イネ。

 

と思ったのだけど、せっかく来たのだから。

 

 

 

 

 

乗りましたとも。

 

 

人数が集まり次第、舟、出発。

船頭さんがゆ~っくり、ゆ~っくり漕いでくれて。

 

 

 

 

蓮のギリギリ近くまで。

 

 

 

 

濃いピンクの蓮の花が目の前に。

 

 

 

 

ほえ~。 美しい~。

そしてここの蓮の花、これまで見たのよりもサイズが大きいぞ~!

 

 

 

なんて蓮に夢中になっていてはいけません。

 

舟は蓮が集まるエリアにがっつり近づいているため。

 

 

 

 

蓮の葉が我々に攻撃を!!!!

 

 

 

 

しっかりした茎は十分にしなり、蓮に夢中のワタシめがけて。

 

 

 

 

びよよよよ~んっ!!!!!

 

 

 

 

いやいや、危ないって・・・。

 

 

 

 

 

素敵 ときどき スリリング。

そんな舟の旅もあっという間に後半に。

 

 

 

 

と、その時。

目の前を優雅に横切っていくのは。

 

 

 

 

 

カモ~!!!!!

 

 

猫を中心とした哺乳類は当然ですが、鳥類も好きな私。

蓮の池にカモなんて、いやいや、よだれもんのコラボです。

 

 

 

・・・それにしても、ここのカモ。

 

 

 

 

 

めっちゃみなぎっておる。

 

飛んだら最後、降りられへんのか?とこちらが不安になるほどぐいぐいと青空・・・ではなかった、曇天をエネルギッシュに旋回するカモ。

蓮といい、カモといい、やたら生命力あふれみなぎる姿を目にすると。

 

 

 

 

・・・この池になんか混ざってんのとちゃうか?

 

 

 

などと勘ぐってしまう心の黒い私なのでした。

 

 

 

 

 

この日は午後に行ったので、やはり咲いている蓮は午前より少ないようでしたが。

 

 

 

 

 

 

それでも、色も濃く生命力にあふれた蓮が密集している様にはやはり圧倒されました。

 

 

 

 

北門方面へ行くとこんな蓮を模したボートもあるようですが、私が気になったのはこれではなく、その向こうにちらりと見える黄色い集団。

 

 

 

 

 

がっ、ガーコさん!!!!!

これだけ並ぶと、圧巻!

 

 

 

北京は今ちょうど蓮が見ごろ。

これまで行ったことがある円明園や紫竹院でもきっと美しい蓮を堪能できるんだろうな~。

 

 

 

 

 

北海公園の蓮は、南門近くにぎゅっとコンパクトに集まっているので、他の公園に比べて規模は小さいのですが、

街中でこれだけの蓮を楽しむことができるという点でおススメです。


映画のセットに迷い込んだような・・・北京の胡同

2015-06-30 10:49:28 | 北京暮らし おでかけ編

すっかりテーマパーク化してしまった・・・、

 

 

 

面白味も何もない、『前門』ですが。

 

 

 

 

少し脇の道に入ると、なかなか面白い風景が広がるのだ・・・ということに、先日気づきました。

 

この道。

以前も通ったことがあるのですが、1年かそこらでなんだか雰囲気が変わっておりまして。

 

いざ、前門界隈の胡同散策、はじまり、はじまり~!

 

 

 

 

 

・・・っと、いきなりかっちゃん’S猫カウンター作動!

 

 

 

 

 粉もんを扱うお店のにゃんこらしく。

 

 

 

 

全身、粉まみれ!

 

 

 

しかも。

 

 

 

 

 

麺みたいなのを食べようとしてるけど、それ、美味しいん?

 

 

 

 

 

「・・・・・」

 

その表情からは、判断が難しい。

 

 

 

この古い通り。

“楊梅竹斜街”というなんとも風流な名前でして。

 

 

 

 

ん?

なんだか日本っぽい建物が・・・と見てみたら、その、見覚えのあるマークは!!!!!

 

 

 

 

北京で大人気 『鈴木食堂』!

 

前門あたりに新たな店舗ができたと名刺をいただいたけど、ここのことだったのですね。

調べてみると、1年ほど前にオープンした4号店、そして中にはSHOPも併設されているのだとか。

詳しくは → コチラ (中国語サイトです)

 

 

 

 

なんだか京の町屋のような・・・。

 

 

 

 

いっぽう、こちらは・・・?

レトロな建物はもちろん、『模範書局』ってナニモノ?

 

 

 

 

なにやら雰囲気ありそうな。

気になりつつも、この日は素通り。

 

 

 

 

以前はなかったお店がぽつん、ぽつんとできていて、もしかして今後ますます発展していくエリアなんかな?

(くれぐれも、南鑼鼓巷みたいな残念な発展だけは避けていただきたい)

 

 

 

 

まだまだゆる~い、人々の生活時間が流れる通り。

 

 

 

 

 

しかも、これまでよくお散歩している胡同とはまた建築スタイルが異なるような・・・。

 

どちらかというと平屋が多い胡同をこれまで歩いてきたのですが、こちらは。

 

 

 

 

レトロな2階建てもちらほら。

 

 

 

 

・・・と、何やらにぎやかな音が!

 

 

 

 

 

こっ、これは!

 

雀荘!?

 

 

 

路上で麻雀やってる人はよく見るけど、こんな屋内は珍しいかも。

 

 

 

 

 

楊梅竹斜街をまっすぐ進み、これまた可愛い名前の桜桃胡同をてくてく、そして、大柵欄西街を戻ります。

 

 

その、大柵欄西街。

まるで・・・。

 

 

 

 

映画のセットのような街並み。

 

 

 

 

 

飲食店と並んでお宿も。

 

 

 

 

さきほどの雀荘と言い、映画のセットに迷い込んだような胡同さんぽなのでした。


から~い四川料理、そして魅惑の『地下城』探しへ

2015-06-14 19:34:10 | 北京暮らし おでかけ編

ここ一週間。びっくりするほど素晴らしい青空が広がる北京。

昨日も・・。

 

 

合成ちゃうん?

 

 

 

青空をはめ込んだような北京の風景。

こんな日もあるんです。

 

 

 

こんな素敵青空の週末。 家にじっとしているなんてもったいない!

というわけで、おでかけ。 おでかけ。

 

運動のために夫やっちゃんは徒歩で。 へたれな私はバスで。 現地集合!

 

 

 

 

 

2階建てバスに乗ってみました。

 

 

 

北京にはいくつか2階建てバスの路線があって。

 

 

 

 

見晴らしもなかなか、よろし。

 

 

 

で、向かった先はと言いますと。

 

 

 

 

四川省の北京事務所。

先日から始めた『駐京弁めぐり』の部活動の一環・・・というか、もう2~3回来たことがあるのだけどやっぱりここは美味しいので。

 

 

 

 

 

週末に来たのは初めて。

13:00過ぎだけど、店内は結構な人でにぎわっております。

 

 

ではでは、もぐもぐタイム、はじまり~!

 

 

 

赤いの!

 

 

 

 

赤いの!!

 

 

 

 

赤いの!!!

 

 

 

麻婆豆腐、口水鶏、担担麺!

辛い中にも深みのある味。

(ただ、担担麺の味は普通だったかな?もう少しコクがほしいところ・・・)

 

 

 

もうすっかり暑い北京。

辛い四川料理に。

 

 

 

 

ちべたいビール!

グラスが普通のコップだけど気にしない。

 

 

 

 

辛いのばっかりだと口もおなかもびっくりなので、胡麻ソースたっぷりの油麦菜。

 

 

 

 

隣接する売店では、こちら。 麻婆豆腐の素を購入。 知人からの頼まれもの。

 

 

 

・・・とまあ、味に関しては文句なし美味しいのですが、サービス面は「やっぱり中国!」のダメダメっぷり。

 

 

 

 

 

消火器の上に積まれているメニュー。

こんな目と鼻の先にあるものすら、すぐに持ってこない。 何度も頼んでやっとの応対。

 

 

 

ま、もともとローカルの店にサービスは期待していないから、別にいいや。

 

 

 

 

さて。

おなかいっぱいになった私たちが向かった先は、今回のおでかけのメインスポット。

 

 

 

話は10年前にさかのぼります。

前回の滞在時、私はとある不思議な場所を観光したのでした。

それは・・・。

 

 

 

 

 

『北京地下城』

その日のブログは → コチラ

10年かけて造られたという、もうそれはそれはドデカイ防空壕。

 

 

 

 

 

 

この地下城。今も残ってるんやろか・・・。

 

と、西打磨厰胡同をてくてく、てくてく。

この胡同。 歩行者がやっと通れるくらいのスペースを残してガンガン路上工事中。

ほこりっぽい道を抜けて、徐々に近づいていきます。

地下城の住所は西打磨厰62号。

 

 

 

どきどき。 どきどき・・・。

 

 

 

 

・・・・・。

 

 

 

 

・・・・地下城、ナイネ。

西打磨厰62号、通り過ぎたネ。

 

 

 

 

 

そして、西打磨厰65号の場所には。

 

 

 

 

なにやら、政府系っぽい建物が。

 

 

 

 

 

スローガンらしきものがうっすら見えるし。

 

 

 

 

 

たぶん、ここが地下城だったところ・・・なのかなぁ。

 

残念ながら、北京地下城の看板は見当たらず。

それらしきものもなし。

 

 

 

もう、二度と目にすることができないのか、北京地下城・・・。

(地下城の詳しい内容を → コチラ で読むことができます)

 

 

 

ま、しゃ~ない。

帰りも2階建てバスに乗って、おうちに帰りましょ。

 

 

 

バスの窓からは。

 

 

 

 

北京駅!

 

四川料理食べて、ローカルな道をてくてく散歩し、北京駅を眺め・・・。

なんか、小旅行にでも出かけているような気分になった晴天の週末でした。

 

 

 

 

ちなみに北京地下城は、外国人にしか開放されていませんでした。

なので、知り合いの北京人に聞いても何のことやらさっぱり?という感じ。

 

ますますよくわからない、だからこそもう一度行ってみたくてたまらない、北京地下城なのでした。


水に沈む万里の長城 その名も“水長城”へ!

2015-06-05 20:27:41 | 北京暮らし おでかけ編

前から気になっていた場所の一つに、“水長城”という観光地がありまして・・・。

先日、北京に遊びに来てくれた両親と一緒に行ってきました。

 

 

朝9:00に北京市内を出発すると、早くも渋滞。 週末の北京ですから仕方ありません。

それでも高速→くねくね山道をトータル2時間ほど走ると。

 

 

 

黄花城水長城” 到着です!

 門の手前にあるチケット売り場で入場券を購入。 45元/人。

 

 

 

さて、ゲートを抜けて中に入ると。

 

 

 

 

 

なんか、猛烈な勢いで雄叫びをあげている集団が・・・。

 

 

 

 

どうやらどっかの銀行職員が遠足?社内イベント?で水長城に来ているようで、見ているとこれから『水風船ぼっこぼっこ大会』が行われる模様。

手で投げるのではなく、砲台(?)のようなものまでおかれて、いやいやちょっと、危ないやん。

 

 

 

 

・・・と思っていたら。

「これからここは危険ですから、別の場所に移動してください」

と誘導されてしまった。

 

 

 

 

・・・って、いやいや、ここ。

公共の観光地やろ?

なんでわざわざここで水風船ぼっこぼっこ大会を開催するねん。

 

 

 

 

そんなわちゃわちゃが繰り広げられたのは、黄色の円で囲んだこの場所。

私たちは西門への駐車場に車を停め、そこからつながる商店街が並ぶ道を抜け、西門にたどり着いたのでした。

 

 

 

 

さて。

水風船の危険から逃れて道を進むと。

 

 

 

 

おぉ~!  ダムだ!

 

 

そうです。

このダムを造ったがために、万里の長城は水に沈んでしまったというわけ。

 

 

 

 

では、このダムの内側を歩いていきましょう。

 

 

 

 

 

中途半端な水量の水が、ぽたぽたと・・・。

 

 

 

 

それを抜けると、今度はこの階段!

おそらく他にもルートはあるのでしょうがよくわからなかったので、私たちはこの心臓破りの階段を登りました。

 

 

 

 

 

ダムの上に到着~!

 

 

 

・・・って、そのダムの上。

 

 

 

 

なんか、人がいるんですけど・・・。

 

 

 

 

 

これは・・・。

こちらでよく出没する自由人か? それとも、なんかの訓練か? あるいは娯楽のひとつか?

 

 

 

 

気にせず進みましょう。

舗装された道をてくてく。

 

 

 

 

 

市内の空気は良くなかったけど、郊外は素晴らしい晴天。

登れはしないけど、長城の一部が見えてきました。

 

 

 

そして。

 

 

 

 

 

あっ!!!

水の向こうに見えるは、沈んだといわれる長城!?

 

 

 

 

 

そうです。 これが“水長城”。

周りにはいくつものボート。

 

 

 

こっちの人、ボート好きやもんな~。

市内でもよく乗ってるよな~。

 

 

 

なんて思っていたら、そばにいた父親が。

 

 

 

 

「ボートに乗りたい! ボートの上でおにぎり食べたい!!!」

 

 

 

駄々をこね・・・訴えたので。

 

 

 

 

私たちも乗ることに。

 

足こぎボート4人乗りは1時間50元。(デポジットとして50元別途支払い。 ボートから降りてチケットを提示したら50元は返却してくれます)

念のため「ボートで飲食可か?」と聞くとOKとのこと。

ただし。

 

 

「ゴミを水の中に捨てたらあかんで」

 

 

 

・・・捨てるかいっ!

 

 

 

 

 

さて。最初は、

「え~? ボート?? 別にいいやん」

と思っていたのですが。

 

 

 

 

 

ボート、最高!!!

 

 

 

 

水面には心地よい風が吹き、目の前には悠久の歴史を思わせる万里の長城。

そして、手には。

 

 

 

 

おにぎり!

 

 

 

いやぁ。素晴らしい!

提案してくれたお父さん、有難う!

 

 

 

 

 

水に沈んだ長城。

近くまでボートで行くことができます。

 

 

 

 

ゆったり、ゆったり・・・。

 

 

 

 

この先はまだまだ遊歩道が続き、長城を目にできるスポットが続くようです。

 

 

 

 

それでは、駐車場へ戻りましょう。

行きは西門から来たので、帰りはダムの上を歩いて東門へ。

 

 

 

ここに出てきたわけですが、駐車場。 若干離れておりました。

東門、西門とも駐車場は道をはさんでひと続きになっているのですが、東門側の駐車場の方が一段高い場所にありました。

(歩いて移動できる距離ではありますが・・・)

 

 

初めて行った水長城。

お天気が良かったこともあり、想像以上に素晴らしい観光地でした。

 

今は大半が中国人観光客だったけど、そのうち外国人観光客も増えていくのかな???

定番の長城は見たから他の観光地へ・・・とお考えの方にはおすすめです。


両親と北京観光 あっという間の楽しい4日間!

2015-06-01 19:11:07 | 北京暮らし おでかけ編

先週末から今日まで4日間。 両親が北京に遊びに来てくれました。

前回の滞在時は計3回来てくれたので、今回で4回目。

 

故宮とか万里の長城、明の十三陵、天壇公園などなど有名な観光地は既にチェック済なので、今回はどこを巡ろうか・・・と色々考えましたが、気温も高くなっている北京、のんびりゆったりスケジュールで気になるところだけ巡るというプランとなりました。

 

ざっくりまとめると、こんな感じ。

(ところどころ、以前撮った写真が混じっています)

 

 

5月29日(金) お昼すぎ 飛行機到着。

なぜか最初に向かった場所は。

 

 

 

女人街!?

 

私の母は、お花がだ~い好き!

どこかお花が見頃な公園でも・・・と思ったのですが、以前も行ったことのある女人街の花市場をまずチェックしておこう!と、空港から直接GO。

 

 

 

 

 

美しい色の芍薬を買ってもらいました。

 

 

 

 

 

すでにお部屋で待機していたバラとユリ。

 

 

 

 

そして芍薬と、お部屋の中は良いかほりでいっぱい!

 

 

 

 

 

 

この日の夜は北京ダック。

大董の東四十条店なのですが、味は良しとしてサービスは、う~~~~~む。

(詳しくはまた今度)

 

 

 

 

 

翌日、5月30日(土)。

黄花城水長城へ。

 

 

 

 

このダムのせいで水に沈んだという長城。

 

 

 

 

・・・を、ボートの上から眺めます。

 

 

 

 

お天気が良かったこともあり、楽しい時間を過ごすことができました。

 

 

 

 

夜は北海道料理 『和縁亭』で。

今回の滞在中、2回は和食でした。

 

 

 

 

 

 

食後はふらりと夜の三里屯。

夜に行くのは私もかなり久しぶり。

 

 

 

 

三里屯GODIVAのチョコフォンデュ。

 

 

 

 

チョコ好きの父親に喜んでもらえました(#^.^#)

 

 

 

 

5月31日(日)。 午前中に向かったのは。

 

 

 

 

藩家園の骨董市。

これはかなり前の写真ですが、この広さ。

 

 

 

 

屋根の下は結構暑いのですが、この日はまだ風があったのでマシでした。

 

 

この骨董市。

思いがけず両親、特に母親が大喜びしてくれまして、「1日中でもいられる!」と大興奮。

購入したものは・・・。

 

 

 

 

 

白菜!

陶器の白菜。 持つとやや重みも感じるものですが、なかなか可愛い。

実家のどこに飾るんやろ・・・?

 

 

他にもお友達へのお土産を購入。

 

 

 

 

 

 

こちらは父親のはんこ。

陶芸をやっているので、その時に使いたいのだとか。

 

 

 

藩家園を離れて市内の和食店で軽くお昼をとった後は、今度は亮馬橋の花市場で。

 

 

 

 

 

雑貨をゲット。

左は、俳句好きのおばあちゃんへのノート。

右のしおりは初めて見ました。刺繍がかわいい。

 

 

 

 

夕方は雑技を見に。

ハラハラドキドキ(途中失敗もするから、別の意味でさらにドキドキ)の演目の連続。

舞台のすぐそばで見ていた私たち。 思わず声をあげていたのか演目が終了した後、母親は・・・。

 

 

 

絶叫しすぎて、しばらく声を出せなくなってしまいました(^_^;)

 

 

 

 

その日の夜は、鼎泰豊で小籠包。

もう季節が終了していると思っていた蟹味噌の小籠包もあったので、存分にもぐもぐ。

紹興酒もぐびぐび。

 

 

そして本日。 両親は無事、日本に帰国しました。

 

 

楽しい時間を有難う!!!

また機会があれば北京に来てね。

(・・・って、そもそも私がいつまで北京にいるのやら?)


景山公園『牡丹節』 お花の気持ちに向き合えば・・・の巻

2015-05-22 20:24:49 | 北京暮らし おでかけ編

「景山公園で牡丹節というイベントがあるよ~!」

 

と、お友達が教えてくれたので、さっそく行ってみました。

 

まずは腹ごしらえ。

先日行ってすっかりお気に入りとなった、

 

 

 

 

彩珈琲

 

 

 

 

今回は。

 

 

 

 

ドリンクはアサイー&ザクロのソーダ。

 

 

 

・・・って、アサイー? なんやねん、それ?

聞いたことあるけど、ようわからん。

 

 

 

・・・な私でしたが、ハワイ旅も多くて詳しいお友達に説明してもらって、ぐびぐび、美味しくいただきました。

一緒にいただいたごはんは。

 

 

 

アボカドドリア。

いやぁ、チキンライスの上にどっさりアボカド! ほんま、日本の洋食屋さんみたい。

 

 

 

 

それではおなかも満足さんなので、バスで3駅の距離にある景山公園へGO!

 

 

 

 

牡丹節は5月末まで。

その間どうやらチケット代も10元とアップするようなので、これは、ちょっと期待していいかな???

満開の牡丹、期待していい???

 

 

 

 

・・・って、牡丹、どこ?

 

 

 

 

 

どうやら見頃、終わってたらしい・・・。

(じゃあ、入口でガンガンアピールしてたあの垂れ幕、外せよ)

 

 

 

 

・・・ですが、散策してみると。

 

 

 

 

ほわっほわ! 

重たそうな大きなお花!

 

 

 

 

いよいよ夏かな~という北京の気温なので、思わず「ごくろうさん」と声をかけたくなるようなぐったり牡丹のみなさんですが、

まだ一部のエリアでは綺麗に咲いていて嬉しくなりました。

 

 

それにしても、一緒に行ったお友達の撮るお花の写真はいつもその光景を可愛く切り取ってるな~と羨ましく見ていたのですが、そのお友達から素敵なアドバイスをいただきました~!

 

お友達がお花の先生から教えてもらったことらしいのですが、ざっくりまとめると、

“お花の気持ちに耳を傾け お花の気持ちに寄り添う”

ということでしょうか?

 

 

 

ハズカシナガラ。

アニマルの気持ちにはうざいほど寄り添っても、お花の気持ちには今まで向き合ったことがなかったな・・・。

 

 

 

 

そのアドバイスを受けて改めてお花を見ると。

 

 

 

 

「わたし、キレイやろ?」

 

 

 

 

「あんた、赤が過ぎるねん。 わたしみたいな清楚な白こそがええねん」

 

 

 

・・・と、花たちの俺が!私が!アピールが聞こえてきたのでした。

 

というのは嘘です。

 

牡丹(中には芍薬も)をどんなふうに可愛く綺麗に撮れるかな~?と、お花側の気持ちでカメラを構えることができました。

 

 

 

 

公園内には牡丹以外のお花も咲いていて、こちらは可愛いバラ。

 

 

 

 

・・・の下はもちろん、憩いの場。

 

 

 

 

 

それでは、せっかく景山公園に来たので、上まで登ってみましょう!

 

 

 

 

おぉ~! 故宮! 久しぶり~!

 

 

 

 

前回来たのは、雪が降った写真を撮るためだったから1年以上ぶりか・・・。

 

牡丹節、今回はちょっとタイミングを外してしまったので、来年は見頃を逃さず牡丹、牡丹、時々芍薬~!の光景をお届けしたいと思います。

 

 

 

 

ところで。

北京って、普通の道にも結構お花が咲いていまして。

 

 

 

家の前の通りは今、バラが見ごろ!

 

 

 

 

「どやっ! ワタシ、綺麗やろ?」

 

 

 

 

「いやいや、私の方が・・・」

 

 

 

 

という、お花の声に耳を傾けて歩いています。


猫好きに贈る 猫とたわむれる法源寺

2015-04-20 20:16:05 | 北京暮らし おでかけ編

前回の続きです。

 

 

ライラック咲く法源寺~。

 

 

 

にカメラを向けていたその時。

 

 

 

 

 

・・・なんか、視線を感じる。

 

 

 

目線を移すと。

 

 

 

 

白サバさんが私を見てたっ!!!!!

 

 

 

 

お寺の撮影、一時中断!

一目散に、かつ驚かせないよう慎重に、白サバさんの元に駆け寄ると。

 

 

 

 

 

なんか、落ち着きないな。

 

 

 

・・・おトイレタイムでした。

 

それはそれは、すがすがしいおトイレタイムでした。

 

 

 

 

「砂、かけんとっ! 砂っ!」

 

 

 

一生懸命隠しておられますが、その一部始終を私はカメラに収めてしまいました。 ごめんにゃ。

 

 

 

 

 

「はぁ~、すっきり」

 

 

 

 

とのことなので、良かったです。

 

で、その、すっきりした白サバさんは。

 

 

 

 

「見回り、見回りっと・・・」

 

 

 

え・・・?

お寺の中も、フリーパス状態?

 

 

 

 

「・・・・・」

 

 

 

しばし中を見つめてから、白サバさんは静かに立ち去ったのでした。

 

 

 

 

 

わきまえていらっしゃる!!!!! えらいっ!

 

 

 

その後、しばらくして。

奥の方へと移動したところ。

 

 

 

 

 

さきほどの白サバさんと、そして、左の方にもう一にゃん!

 

 

 

カメラを構えたところ、なんと。

ずんずんずんっ!と近づいてきて。

 

 

 

 

 

「やっほ~! なにしてんの~?」

 

 

 

 

「儲かりまっか~?」

 

 

 

 

 

「ぼちぼちでん・・・」

 

 

 

 

 

ごつんっ!!!!!

 

 

 

この瞬間を、お友達が激写してくれていました。

 

 

 

 

とび三毛ちゃん。 カメラにど~ん!!!

 

  

 

 

 

まだまだ子猫ちゃんなのか。

 

 

 

 

葉っぱを揺らすと、すぐ猫パンチ!

 

 

 

 

すかっ・・・。

 

 

 

ま、思いっきり外してるんですけど。

 

 

 

 

もういっちょ!

 

 

 

 

 

すっかすか。

 

パンチのセンスはなさそうです。

 

 

 

 

「やれやれ・・・」

 

 

 

 

「まだまだ、お子ちゃまやな」

 

 

 

達観してる白サバさん。

 

 

 

 

 

お子ちゃまなとび三毛ちゃんは、その後もふわふわ舞う毛毛(まおまお 柳の綿毛)を夢中で追いかけていたのでした。

 

 

 

ライラックが見たくて訪れた法源寺ですが。

 

 

 

 

私の中では 法源寺=にゃんこ。

 

 

来年も、にゃんこ&ライラックを楽しみに・・・。


悠久の歴史、そしてライラックの香り漂う法源寺へ

2015-04-18 21:46:32 | 北京暮らし おでかけ編

先日。

 

 

“牛街(にうじえ)” 北京のイスラム街へ行ってきました。

 

 

 

目指すは。

 

 

 

 

 

法源寺。

イスラム街にありながら、仏教のお寺です。(入場料5元 8:30-16:00)

こちらのライラックが素晴らしいと、お友達に連れて行ってもらいました。

 

 

 

 

 

緑豊かな静かな空間。

聞くところによると、北京でいちばん歴史が長い仏教寺院なのだとか。

 

そして、日本史の教科書にも出てくる鑑真和尚もここで仏法を学んだのだとか。

 

 

 

・・・と、そんな歴史に浸る間もなく私たちを襲ったのは。

 

 

 

 

季節外れの雪!

 

 

 

・・・ではありません。

北京の春の風物詩。 柳絮(通称:毛毛“まおまお” 綿毛のついた柳の種子)であります。

 

 

 

 

 

もう、あっちこっち、“まおまお”の嵐!

 

 

 

 

 

奥まったところには、積雪のように白い“まおまお”。

 

 

 

 

 

緑の間にも、白い“まおまお”が・・・。

 

 

 

 

“まおまお”はひとまず置いといて。

この法源寺の見どころを。

 

 

 

 

 

ライラック。

 

 

 

 

 

 

白いのとか、薄い紫のとか・・・。

 

 

 

 

この日はあいにくの曇り空でした。

そして、ライラックのピークは、この日(4/15)はもうすでに過ぎていた感じですが。

 

 

 

 

 

ライラックに囲まれた空間。

あわ~く甘い香りに包まれて、なんとも心穏やかに。

 

 

 

 

 

満開のころなら、もっと素晴らしい、さらに強い香りに包まれたのかもしれません。

(来年にかけよう!)

 

 

 

ライラックのステキ法源寺はもちろんのこと。

 

 

 

 

狛犬ラバーとしては。

 

 

 

 

こんなワイルドな狛犬と同居しているのが、この・・・。

 

 

 

 

アホヅラ。

 

たまらん。

 

 

 

他にも。

 

 

 

 

 

魚としてはなかなかワイルドな風貌な方とか。

 

 

 

 

“コレは仏教ノ大事なモノだから、勝手に触っちゃダメ!”

・・・な、魚。

 

 

 

この、もろもろとしたウロコ!!!

触れたい気持ちをぐっと抑えて、お寺の奥へと進むと。

 

 

 

 

またまた、私好みのヒトなのか何なにかわからん輩が彫ってあって、実にあなどれないお寺なのでした。

 

 

 

 

そんな法源寺。

平日ということもあるのか、人もまばら。 静かな空間。

 

 

 

 

一番奥の空間には・・・。

 

 

 

読書中の男性?

 

 

 

 

しかも、絶妙に左右対称!

 

・・・読書環境としては最高やろな~。

(空気さえよければの話)

 

 

 

 

・・・と、ここまででもかなり良い感じのお寺なのですが、もっと素敵ポイントをこのお寺で見つけてしまいました。

 

 

 

 

ライラックもよし。

静かな仏教空間もよし。

 

 

そして・・・。

 

 

 

 

 

 

おや???

 

 

 

 

お寺ねこ  発見~!!!!!

 

 

 

 

そんな法源寺ねこについては、また今度。

 

 

“まおまお”の季節。

油断すると目や鼻や口に綿が飛んでくるので、お友達はスカーフで“まちこまき”状態でした。