北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

太極拳 セカンドタームはじまりはじまり~!

2013-08-25 18:49:47 | 北京暮らし おけいこ

先週から再び始まりました、太極拳レッスン。

このまま続けるべきかうじうじ悩んだ日々を経て(詳しくは→ この日のブログ)、先生に褒められたことに気を良くして(詳しくは → この日のブログ)、ころっと申し込んでしまった新たな10回コース。

 

 

 

気分も新たに頑張りましょう~と参加した1回目。

 

・・・ですが。

 

 

 

 

こてんぱんに、ダメ出しくらっちゃいました。 まいったね、こりゃ

 

 

 

老師: 「太極拳は1つの力が切れ目なくず~っと続いているようでなければならないのだぁ~」

 

私: 「そうっすね」

 

老師: 「んが、あなたの場合、1つの力ではなく・・・」

 

私: 「1つではなく??」

 

 

 

 

老師: 「無数の力がバラッバラ!!!」

 

 

 

・・・・・うげ。

 

 

 

その言葉に続いて、老師。

いきなりロボットみたいな動きを始めたので、おいおい、なにふざけてんだよ、わっはっはと笑っていたら。

 

 

 

 

 

どうやら私の真似をしていたらしい。

 

 

 

つまり私の動きは緊張でガッチガチなんです・・・。

その点もうひとりの生徒、中国人の“ちゅんい~”は実に動きが美しい。 家できちっと自主練してくる彼女からはいい刺激をもらえます。

 

 

 

その後も老師は、太極拳の理論、動きひとつひとつの目的、意味をこんこんと語ってくださったのだけど。

 

 

 

 

すんません。 覚えきれまへん。

 

 

 

というわけで。

 

 

 

 

買ってきました。

今の私に役に立ちそうな本、2冊。

 

 

 

 

1冊は、写真つきで動きを紹介。

それぞれに先生による「ここ、ポイントね!」みたいなコメントがついているのがgood。

 

 

 

もう一冊は。

 

 

 

 

ちゃ~んと足の位置、方向までついているのが嬉しい。

 

 

 

さらに私にとってこの本の一番のメリットは。

 

 

 

太極拳の動きの目的が記載されていること。

 

授業中、この動きは相手がこんな風に攻撃してきたときに、こんな感じで防御or攻撃するのだと説明を受け、それを意識して動くように言われているのだけど、忘れちゃうんですわ。人間だもの。

 

 

 

なのでこの本を読みながら練習すれば、ひとつひとつの動作を意識してできるようになるはず!!!

 

 

 

 

・・・・・と、気合入りすぎたらまた「緊張でガチガチ! 力が無数でバラッバラ!!!」と指摘されちゃうので、ほどほどに、ぼちぼち続けていきましょう。

 


太極拳の授業・・・の前に、中医!?

2013-08-07 21:12:41 | 北京暮らし おけいこ

先日のブログにも書きましたが、続けようか迷っていた太極拳。

 

今日がとりあえず1タームの最後の授業。

 

 

 

・・・なんだけど、どうも朝から胃の具合がよくない。

そこで授業が始まる前、老師に

 

 

「胃の調子が良くないっス。 ちょっと吐き気もするっス」

 

 

 

と伝えたら、

 

 

 

老師 「ちょっとこちらへいらっしゃい」

 

 

 

と別室に呼ばれ、そして何故か。

 

 

 

 

鍼、うってました。 ナゼ?

 

 

そうなんです。

この太極拳クラスは中医の病院内で行われていて、太極拳老師は中医の先生でもあるのです。

 

 

 

・・・って、いやいや、いやいや。

私はただ、体調イマイチなことを伝えておこうと思っただけなのに、予想外のまさかの鍼治療!

 

 

 

右手、右足、そしてお腹に鍼をうってもらい、吐き気、ムカムカにつながる悪いものを下におろすという治療をした結果、脈もしっかりしてきて症状も軽くなりました! 

 

 

その時、老師がひとこと。

 

 

老師 「今日、立秋でしょ。 この日は下痢とかお腹の具合が悪くなりがちなんだよね」

 

 

 

へぇ~。そんなん関係あるんかいな。

 

 

 

老師 「タイミング、ばっちりやん!」

 

 

 

 

・・・・・そんなタイミングはいらない。

 

 

 

 

で、治療後。 ようやくレッスン開始。

 

実はこの1週間、私、結構マジメに太極拳に取り組んでみました。

これまで指摘されたことに気を付け、更に太極拳についてもちょこちょこ調べて自分なりに練習を重ねた成果が出たのか、なんとなんと、あのダメ出し大王の老師の口からお褒めの言葉が!

 

 

 

老師 「動きが変わった! ぐっと良くなった!」

 

 

 

ほんまに?  ほんまに~!?

 

 

 

う、うれしい・・・

 

 

 

そしてレッスンが終わると、今日で1ターム終了ということで。

 

 

 

証書、いただいちゃいました~。

 

 

どうするか迷っていたけど、せっかく褒めてもらっちゃったことですし、あと1ターム、レッスンを続けることに決めました。

2週間後からセカンドシーズン(?)、スタートです!


太極拳レッスンはこれからも続く・・・か?

2013-07-31 19:51:48 | 北京暮らし おけいこ

毎週水曜が近づくと、ワタシ、ちょっと緊張・・・。

 

というのは、水曜午前は。

 

 

ザ・太極拳レッスン!

 

 

中国人に囲まれて春から始めたこのレッスン。

ですが、気付いたら私ともう一人の中国人女性(名前は“ちゅんい~”)だけになってしまった、このレッスン。(詳しくは→ この日のブログ

 

 

 

思えば第一回から。

 

 

 

厳しかった老師。

 

だったのですが、生徒が2人になると厳しさも徐々に増し(ているような気がする)、

 

 

あかんっ!あかんっ!なっとら~ん!

 

 

のダメ出し攻撃を受ける私たち。

怒られるだけならいいんだけど、脱力したように呆れられる時はもう、しばらく立ち直れません・・・。

 

どうやら私は腰がやわやわ、脚から伝わる力をしっかりコントロールできていないのが一番の問題。

 

 

 

一方もう一人の生徒、つまり“ちゅんい~”は、なんだかんだ文句たれながらもかなり真面目!

復習はもちろん、予習もばっちり。

時に心の中で半べそかいてる私に。

 

 

「練習するよっ!!!」

と、カツを入れてくださいます。 うぇ~ん・・・

 

 

 

そんな太極拳レッスンも今日で9回目。残すところあと1回となりました。

が、10回で学ぶ内容は『陳氏太極拳32式』の恐らく一部分。 全部学ぶとなると引き続きレッスンを受けることになるわけです。

 

 

で、今日。 ちゅんい~が聞いてきました。

 

 

ちゅんい~ 「続けてレッスン受ける?」

私 「う~ん、まだ決めてない」

ちゅんい~ 「全部学ぶには続ける必要があるからね」

私 「・・・(そんなことわかっとるわい)」

ちゅんい~ 「なぁなぁ。一緒にやろうよ! 続けようよ」

私 「そら、私が続けへんかったら、ちゅんい~1人になっちゃうもんね」

ちゅんい~ 「えへへへへ~」

私 「・・・(笑とるで)」

 

 

 

さて、どうしましょう。

太極拳はすごく面白いし、文句垂れながらも真面目に練習するちゅんい~からは良い刺激を受けるし、さらに、中国の文化は中国語で学びたいという私の希望にこのレッスンはピッタリなんだけど。

なんだけど・・・。

 

 

もうちょっと、優しく教えてほしい・・・。

 

 

というのはアマアマですか?

 

 

 

それからそれから、先生とちゅんい~。

もんのすごい早口で中国語まくしたてられると、私、ついていけません・・・

 

 

とにかく来週までにどうするか決めなくちゃ。


二胡 ビブラートの世界へ!

2013-03-15 20:20:59 | 北京暮らし おけいこ

二胡に出会って9か月。 相変わらずはまっている毎日です。

 

 

 

時間が許されるならいつまでも弾いていたい・・・というくらい、自分でもびっくりのはまりっぷり。

 

 

 

さて、先日のレッスンでいきなり先生が。

 

「じゃ、ビブラートの練習しましょうか?」

 

 

 

うわっ! 

うわわわっ! 

ほんまに!? 

 

 

教えてもらえるのはもう少し先かと思っていたビブラート。

憧れのビブラートの世界!

 

 

 

歌もそうだけど、ビブラートがかかるのとそうでないのとでは印象が全然違います。

いわば。

 

 

少年少女合唱団が美空ひばりになるようなものか。

 

 

 

 

・・・・・ん?

自分でもよくわからないので、この例えは忘れてください。

 

 

 

 

ビブラート。 中国語では『揉弦』。

家にある二胡教本をこれまでもふむふむと読んでいたものの、わかるはずもなく。

 

 

 

 

まずは簡単な曲『旅愁』(ふ~けゆくぅ~、あ~きのよぉ~ってやつ)にビブラートをかけて練習開始。

 

 

 

あぁ。

私も今日から憧れのビブラートワールドの住人に。

 

 

 

・・・と浮かれたのは一瞬でした。

私の音色はまるでそう。 あれです。

 

 

 

夜の蚊。

 

 

 

寝てる時にぷぅ~んって耳障りな、あれですね。

 

 

 

まずは、“蚊ビブラート”からの脱出が目標です。


ゆる~い薬膳料理教室

2012-12-26 16:51:10 | 北京暮らし おけいこ

12月から始めた薬膳料理教室。 これまで4回終了しました。

 

一番ヒットだったのは、“百合根と白きくらげのスープ”。 ほのかな甘み、つるんとした口当たり。

体調がすぐれない時にぴったりです。

 

 

 

もちろん残念空振り三振メニューもありまして。

 

 

 

豆腐を揚げてから使うスープは揚げる時の温度が低すぎたようで、脂っこいこってり仕上げになってあら残念。

ま、油の分量などは自分で調整できそうなので、問題なしですが。

 

 

 

薬膳料理というとかなり堅苦しいイメージを持っていたのですが、意外にも。

 

 

 

鶏精(鶏ガラスープのもと。日本のよりも濃厚な感じ)も使っちゃいます。 あらら?

 

 

ちなみにこの可愛いうささんのエプロン、着用者は先生です。まだ20代後半の、中医学の大学で学ぶ大学院生。

なので、中医学の知識はあってもお料理の腕はまだまだ・・・という、なんとも初々しい女の子なのであります。

(その道一筋!みたいな先生が登場するのかと思ってた)

 

 

 

ゆるゆる薬膳料理教室 ポイントその1: 先生のお料理の腕前はちょっぴり残念

 

 

 

一方、この授業の通訳を担当してくださっている中国語の先生は立派に主婦もしておられるので、お料理はベテランさん。率先して作業をしてくださいます。

なので、通訳の先生のおかげでこの教室が成り立っているといっても過言ではないのでした。

 

 

 

さて、なんと言ってもここは“薬膳料理教室”。

 

 

 

ごく一般的に使われる香辛料から、

 

 

 

問い:ワタシは誰でしょう

 

 

答え:バラです

 

 

 

普段のお料理には使わないような材料も登場するわけです。

ちなみにこのバラは。

 

 

こってり系の豚肉の上にトッピング。

 

 

 

・・・なのですが、

 

 

 

 

水で戻す時間が短すぎて、

 

 

 

草食べてる気分デシタ。

 

 

 

ゆるゆる薬膳料理教室 ポイントその2: 先生は時間配分が苦手

 

 

 

時間配分と言えば、こちら。

 

 

 

ヨクイニン。  ハトムギのことです。

これは3時間くらいじっくり水に浸しておかなければならないのだけど、この状態のまま先生はこの日のレシピ及びその効能、中医の知識などを説明し始め、そして最後に手順を説明する段になって一言。

 

 

「今日は時間が短いから、ヨクイニンの食感が悪くて美味しくないかもしれないネ」

 

 

 

・・・せめて説明の前に水に浸しておいたら多少はマシになったのでは?

 

 

ゆるゆる薬膳料理教室 ポイントその3: 先生、時間配分を間違えて味に影響が出ても平気!

 

 

 

当然、多少歯ごたえのあるヨクイニンご飯が出来上がりました。

(それはそれで私はOKだったけど)

 

 

 

この教室では、使う材料それぞれの中医的効用も併せて教えてくれます。

 

 

 

たとえば白きくらげ。 肺を潤す働きのほか、コラーゲンたっぷりで美容にもよいとか・・・。

ふむふむ、なるほど・・・とメモしていると、先生が一言。

 

 

 

「あんまり白すぎるのは買わないように。 何か添加物を使って白くしてるかもしれないからネ」

 

 

 

・・・勘弁してくれ。

 

 

 

こんな風にとろっとろになるまで煮込むので、なんか入ってたらえらいこっちゃなわけです。

 

 

 

ゆるゆる薬膳料理教室 ポイントその4: 日本の常識では考えられない危険情報をゲットできる

 

 

 

さて、これまでは薬膳と言ってもわりと身近な食材を使ったお料理でしたが、4回目の今日は。

 

 

 

 

「ワタシ、単なるナスの炒め物ではなくってよ」

 

 

 

ナスの上にトッピングされているのは“甘草”という生薬。 

 

 

他にも、

 

 

二種類の生薬を浸しエキスを抽出した水を使用して作った、

 

 

 

五目粥。

ほのかに、これまで食べたことがない風味がふわ~っと残ります。

 

 

 

あ、ちなみに先ほどのナスの一品。見た目は炒め物だけど、本来のレシピは煮物になってました。

 

 

 

ゆるゆる薬膳料理教室 ポイントその5: 先生、レシピ勝手に変えちゃっても平気

 

 

 

ま、そんなわけで。

 

 

私が勝手にイメージしていた堅苦しい薬膳教室とはおよそかけ離れたゆる~い薬膳料理教室。

さんざん書いておきながら言うのもなんだけど、実はかなり楽しんでる私。

3月末までゆる~く参加する日々が続きます。


薬膳料理教室に参加!

2012-12-05 17:15:22 | 北京暮らし おけいこ

今日、以前から気になっていた薬膳料理教室に参加してきました。

自分たちで作るのかなと思ったら、今日は先生が作るのを見るだけ。

他にもいろいろ、ん??という点はあったのだけど、それらは今後改善してもらうとして、とりあえず通ってみようと思います。

 

 

 

さて、薬膳料理だけあって。

 

 

色々加えますな・・・。

普通の中華でも色々スパイス系は使うのだけど、これらを食べる意味、使うことによる効用などを説明してくれるのでふむふむという感じ。

 

 

 

 

お薬みたいな袋に入ってるし。

 

 

 

今日作った(というか、作ってもらった)のは、スペアリブを使った煮込みとおかゆ。

 

 

 

いいにおい~!

 

 

 

蓮の実が入ったおかゆも、とろとろに出来上がりました。

 

 

 

油も結構使ったし、見た目も濃い~んだけど、意外とあっさりでびっくり。

 

 

 

蓮の実、山芋、ヨクイニン・・・。 ほのかな苦みが薬膳っぽいな。

まずは材料買ってこなくてはっ。

 

 

 

ところで、この教室に通うには、私の家からは自転車が一番。

そろそろ自転車も封印か・・・と思っていた矢先の料理教室開講だったので、封印しかけた自転車に乗って出かけたんだけど、よりによってまた強い風が吹きやがって~!

 

 

 

あまりに強い向かい風で。

 

 

全く前に進めなくなったときは、自転車投げ飛ばしてやろうかと思いました。

 

が、風が強いということは、

 

 

 

空気が綺麗ということ。

キンキンに冷えた青空のもと、ぐいぐい自転車をこいでると。

 

 

何故か笑ってしまうのが不思議だ。

 

 

 

ちなみに。

 

 

 

いよいよ日中でも氷点下に突入の北京。

土曜日の気温は見るだけで恐ろしいのだけど、この週末はうひひひ~なお楽しみが・・・。

詳しくはまた明日。