その当日に書くのは、なんかおこがましい感じがするので、今年も次の日に。
あれから5年、早く感じる方も、遅く感じる方も、いろいろな感情をもって迎えられた方も、まだ、なんの感情さえも押しだすことができないで迎えられた方もいらっしゃるでしょう。
ここ数年で学んだことがあります。
起こる事象が悪いのではなく、それをどう受け止めるかという、自分の問題なのだということ。
俗に起こらないでほしいと、私も含め皆さんが思う、地震、病気、親族や友人の死、解雇や失業、試験の不合格、果ては石ころにつまづいて転んだ、などなど・・・起こったら嫌なことは、数えたらきりがありません。
ただ、起こってくれるなと思っても、かならずどこかで、誰かの身に起こっているのです。
なので、最近いつも思うのは、「もし起こっても、負の要因として受け取らないで、それが起こったことで、どういうふうに考えるべきなのだろう?」「どう乗り越えたらいいのだろう?」と、考えたらいいのかな、それができるかな、できたらいいなと思っています。
自分がホームにいる時は、電車が遅れたら腹が立つくせに、自分が乗り遅れそうな時は「やった、電車が遅れてる、間に合うぞ」って思うのです。
電車が遅れることは同じ事象なのですから、自分の受け取りかた次第なんですよね。
なにごとも、ただ、そういうことなのだと、そう思いたいと、(思うのが難しいからこそ)常日頃から考えるのです。
「自分がその立場で同じことが言えるのか?」と、非難の声が上がるかもしれませんが、
そういうときに、そうありたいと願うのは、今まで全くそうあれなかった自分がいますし、
今も、難しいなぁと思う自分がいるからこそ、そう思うのであって、
最初から達観できている人は、ブログでそんなこと、わざわざ書くはずもなく・・・だと思ってください。
嫌なことだったけど、それが明日の自分たちを、良き方向へ動かしてくれたと、思えるものなら思いたいものです。