先日から、春休みが始まっているらしく、親子連れをよくみかけます。
電車を待っている親子や、電車に乗ってくる親子、タイガースのおそろいの服の親子などなど、親子と言ってもいろいろな雰囲気の親子がいます。
そんななか、目につくのが「パパさん」たち。
今日の「パパさん」、普段子供の面倒などみていないんでしょうね。
抱っこの仕方がへた、電車の中でよけいなことして赤ちゃん(娘)を泣かせる。
赤ちゃんへの声かけも、おなか痛くなるくらいへたくそでした。
まあそれでもがんばっていたのでよしとしましょう。
気になったのは、5歳くらいの女の子を連れた親子。
パパは駅で待っている間、娘には目もくれず、ずっと靴を気にしていました。
その間、娘はお母さんとお話。
電車に乗っても、パパは携帯に集中していました。
娘がパパにからむこともなく、甘えることもなく、
まるで、パパの体はここにあるけれど、心はここにあらずというのを、家族全員が黙認しているかのようでした。
さみしいなぁ、と思いました。
お父さんが阪神ファンだから、たぶんおかあさんも、だから子供も~?
そういうのもOKなんですが、いいのかなぁ・・・もう夜10時なんだけど・・・5歳くらいの子に大きなリュック背負わせて帰る親子。
その子の「私座りたいんだけどなぁ」とちらちらこちらを見る顔が、ちょっとつらかったです。
「ごめんね~私もこれから40分奈良まで乗るんだわ~」とは言えず。
にしても、春休み。
パパさんが日ごろ遊んでやれないのを挽回しようとされているのだと思いますが、
不器用なその方法、「これで楽しいだろう」の自己満足なあやし方、ああ、へただなぁ、
でも、これでいっぱいいっぱいなんだろうなぁ、と、心痛みます。
電車で娘を無視してスマホをいじっていたパパさんの、ラインの相手が他のきれいなお姉さんでないことを祈ります。