Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

手をこまねく

2008-09-22 | 想い・雑感
積極的治療の選択肢がなくなってしまう
癌の末期
手をこまねいているしかない
それでは医療を行っていることにはならないので
もう診ない
…というのが以前の対応
 …いまでもそういう医療者はいるかも…

こまねいた手をほどき
その手を患者さんに差し伸べる
その時手には鋭すぎたり強すぎたりする
治療ツールを持つのではなく
患者さんの体全体を できれば心までも
守ってあげるような手段を持つ

それが緩和医療のイメージだろうか

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2 コメント

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ガン患者の家族 (habichan)
2008-09-23 21:32:52
友人の義母が子宮ガンで最近亡くなったのですが。

彼女から「義母が子宮がんで、完治は難しいらしい」という話を聞き
このブログを紹介しました。
医師の立場で、ガンやガン治療について
いろいろ書いてあるから、参考になればと。

先日、彼女に会ったら
とても参考になったそうです。
担当の先生から説明は受けていても、
良く理解できない事が、
こちらに書いてる事を読んだら
理解できたとか・・

残念ながら「緩和ケア」に移行する前に
ある抗がん剤が効かなくなって
急に様態が悪化して亡くなったそうです。


ブログの更新が面倒になっても
このブログ・・残しておいてくださいね!
返信する
今のところは (hanamegane)
2008-09-24 20:28:49
>habichan
励ましをありがとうございます
今のところはそれほど面倒とは思っていません
面倒になる頃は
医師であること あるいは生きること自体
が面倒になっているかもしれません

それにしても
あまりたいしたことは書いてないと思うのですが
それほど医者の言葉というのはわかりにくいものなのでしょうか
私自身も現場では書くのではなく語るわけですから
きっとわかりにくいことが多々あるのだろうと
思う次第です
返信する

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