ありがた迷惑

　今朝は少し冷え込んだ。最近まではねのけていた掛け布団に今朝はくるまっていた。人を取り巻く状況は時々刻々変化する。その変化に伴って、必要、不必要も変化してくる。

　善意の人の行いが、人に善意ととられるかお節介ととられるかもまさにそこにある。

　誰かのために何かをしたり、言ったりするときには、自分の判断基準ではなく、相手が必要としているかどうかを吟味する必要がある。

　寒いときに布団を掛けてもらうのは大いに有り難いが、真夏にそれをされると大きな迷惑である。